こんにちは。ノブです。
2023年も馬産地巡りの旅に出かけ、今回はノーザンホースパークへとやってきました。
ノーザンホースパークはどんなところ?
社台グループが母体となり、株式会社ノーザンホースパークが運営している馬のテーマパークです。ポニーショーや乗馬体験、元競走馬の見学といった馬とのふれあいが楽しめます。
また、園内にはパークゴルフやサイクリングなどのアクティビティ、地元食材を活かしたレストランもあり、子どもから大人まで楽しめる要素が豊富に揃っているのも見逃せません。
新千歳空港から車で15分の好立地にありますが、実は苫小牧市。ちょうど千歳市との境にあります。
見学の注意点
ご入園に際しての注意点が掲載されていますので、訪問前に確認しましょう。
馬や動物とのふれあいについて
ノーザンホースパークHP(https://www.northern-horsepark.jp/guide/admission/)
- 危険ですので馬の後ろには近づかないでください。また、パーク内では馬が優先となります。(パーク内徐行)
- 動物にはパークで販売しているエサ以外は与えないでください。
- 馬は感受性の強い動物です。噛む場合がありますのでご注意ください。馬にふれたいときは係員にお尋ねください。
- 馬の周辺でのセルフ撮影棒の使用はできません。ご使用の際は、まわりにいる方のご迷惑にならないように充分注意してください。
- 馬の近くで急に大きく動く、飛び上がる、大声や大きな音を出すなどの行為はたいへん危険ですので行わないようお願いいたします。
また、園内は広大なため、自転車やランドカーで移動することもできますが、馬優先の交通マナーを守ること、そして、進入禁止の場所もあるので注意が必要です。なお、見学の際は駐輪することになりますが、サイクルラックはありません。
見学可能な引退馬たち
多くの引退馬が暮らしていますが、すべてのお馬さんが常時見学可能ではありません。見学の可不可や注意事項は『競走馬のふるさと案内所』に詳しく書かれていますので、事前に確認するようにしましょう。
https://uma-furusato.com/search_farm/1372.html
ウインドインハーヘアを見学!
訪れたのは2023年の晩秋。厩舎を訪れるとそこに姿はなく、どうやらパドック2で放牧中のようでした。
ウインドインハーヘアは、無敗の三冠馬ディープインパクトのお母さんとして有名ですね。代表産駒にはフジテレビ賞スプリングS(G2)を制したブラックタイドもいます。ブラックタイドはキタサンブラックのお父さんです。
’23年時点で御年32歳。年が明ければ33歳です。高齢馬なので腰回りの窪み具合は年相応ですが、目力もあり若々しい顔立ちですね。
今日はぽかぽか陽気で、ウインドインハーヘアお婆ちゃんはウトウトでした。
ちょっと歩いて、立ち止まってウトウト。長生きしてね。
パーク内で暮らす引退名馬たち
ここには京都大賞典(G2)を勝ったラストインパクト、Jpn1を含むG1を9勝したヴァーミリアンなど、多くの名馬が暮らしています。同じ厩舎の隣同士な彼らは、仲良くグイッポしていました。
天皇賞(春)の勝ち馬のアドマイヤジュピタ。残念ながら11月28日に老衰のため虹の橋を渡ってしまいました。どうか安らかに。
ハッピーポニーショー!
お馬さんの見学ならポニーショーも外せません。 パラッツォ・ベガ ポニー館ではポニーショーが開催されています。
訪問した回ではセサミ君が登場。台乗りバランスや飛越など、小さな体を目いっぱい使ってパフォーマンスしていて可愛かったです。
ちなみに2階にはノーザンホースミュージアムがあり、馬について基本的な知識を学ぶことができます。
K’s ガーデンでランチとお土産
お昼はガーデンレストランへ。地元食材を使った食事がいただけます。洋食のメニューが多いですが、今回はお蕎麦にしてみました。椎茸がゴロッと入った温かいつけダレは出汁が効いていて最高に美味でした。
ご飯の後は同じ建物内にあるお土産屋『スーベニアショップ』へ。パンくんのぬいぐるみを買ってしまいました。
ディアド ブエナビスタのホースギャラリー
ここは社台グループが運営する施設なので、社台の歩みを展示したホースギャラリーがあります。いわば日本競馬の歴史そのもの。非常に見応えがあって面白いです。
ドゥラメンテ展も開催されていました。産駒が大活躍しているのを見る度に早逝してしまったのが惜しまれますね。
ディープインパクトゲートと馬見の丘へ
日本が誇る名馬ディープインパクトの名を冠した『ディープインパクトゲート』。新しく作られたスポットからは、放牧地を見渡すことができました。
近くには『馬見の丘』もあり、展望台からも放牧地を眺めることができました。
見渡す限りの放牧地。この緑の広がる景色に癒やされますね。
まとめ
馬のテーマパークだけあって、見どころがいっぱい。ひととおり見て回ると半日は過ごせてしまいます。今回は見学だけでしたが、乗馬や引き馬も楽しめますし、さらにサラブレッドガイドに参加すれば名馬と触れ合うこともできてしまいます。
年間パスポートを購入すれば、年に2回訪問するだけで元が取れるリーズナブルな点も素晴らしいです。また機会を見つけて癒やされに行きたいですね。
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