こんにちは。ノブです。
今回はレビュー記事。モンベルのロードバイク・クロスバイク用のサイクルヘルメットの使用感についてまとめています。
商品の概要
出典:モンベル公式サイト
購入動機
これまでLAZER GENESIS AFを長い間使ってきましたが、うっかり家の中で破損させてしまいました。
ですが、既に3年半も使っており、そろそろ買い換え時。これも良い機会と新規購入を決意します。
さて、久しぶりにサイクルヘルメットを購入するわけですが、ヘルメットに求めるものが3つあります。
まずは何より、安全基準を満たしていること、さらに日本人にフィットするフォルムであること、そして軽いことです。
ただ、軽量化されたヘルメットはフラグシップモデルが多く、ヘルメットの中では高額品にあたります。二の足を踏むレベルで高い……。
そんな中、モンベルのヘルメットが目に留まりました。EUの安全規格EN1078を取得し、S/Mサイズで200gと軽量です。他のメーカーのフラグシップモデルよりも格段に安いコストパフォーマンスも気になりました。
JCF公認ヘルメットではないためレースでは使えませんが、主要目的がサイクリングな自分には問題はなさそうです。ヘルメットの購入は急務だったので、モンベルで購入することにしました。
外観レビュー
購入したのはS/Mサイズのホワイト。カラーバリエーションが6種と豊富でしたが、薄暗い場所で視認されやすそうな明るい色を優先的に選ぶようにしています。それに夏場に涼しく見えるというのも、選択理由のひとつかもしれません。
側面から。モンベルロゴがありました。
背面。
続いて、ヘルメットの裏側を見ていきます。
インナーパットは取外し可能で、取扱説明書によると、購入店またはモンベルの窓口に連絡すれば、パットの交換は可能とのことでした。
ヘルメットの裏側にはサイズと安全規格EN1078の記載、製造年などが表示されています。
背面のダイヤルアジャスター。アジャスターの位置は頭のサイズに合わせ上下3段階に動かせて、ダイヤルを回すことでフィット感を調整できます。
モンベルはクライミングなどのアウトドアスポーツ用のヘルメットも作っていて、この機構は共通な部品のようです。
顎紐も他のアウトドアスポーツ用ヘルメットと共通部品で構成されています。
サイクルヘルメットのバックルは顎の中央に来るメーカーがほとんどですが、モンベルは右寄りにありました。代わりに顎の当たる部分は肌触りの良いパッドが巻かれています。
使ってみた感想
頭が軽く感じる!
S/Mサイズで199.4g。公称200gとほぼ変わりなし。ヘルメットは軽いものを優先して選ぶようにしているので、この軽さはありがたいかぎりです。
というのも、1000km以上の長距離を走る際、頭に重いものを載せていると、首周りが徐々に疲れてくると感じていて、軽さにこだわるのは、首の疲労を軽減を目的としています。
これまで使ってきたLAZER GENESIS AFも200g前後で、これでPBPなど1000km以上のブルベを走り、首の疲れはありません。
モンベルのヘルメットでは、まだ300kmブルベを走ったくらいですが、同様の結果を期待しています。
フィット感の調整も容易!
アジャスターによる締め付けの調整や顎紐の長さも変更しやすく、フィット感は自分の好みに合わせられます。
バックルの脱着も容易で、冬用の手袋でも問題なく行うことができました。
キノコ感が少なめなフォルム!
日本人の頭に合わせて設計されているので、キノコ感が少なくスマートな形状です。
キノコにならない形状は大満足ですが、光沢のある塗装故か、若干のチープさを感じます。見た目にこだわる人は、実物を見て購入した方が良いかもしれません。
まとめ
安全基準を満たし、日本人にフィットするフォルムで、そして軽量。自分がサイクルヘルメットに求める要素が全て詰まっていました。
しかも、コストパフォーマンスも良く、若干チープな見た目さえ気にならなければ、今後もモンベルで良いかもと思えるくらいです。
もちろん、他のメーカーのヘルメットには、耐衝撃性の高いものや、より冷却性能を高めたもの、デザイン性の高いモデルなど、数多くのヘルメットがラインナップされています。
目的に合わせて選ぶのがベスト。その一つにモンベルのヘルメットも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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