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【ブルベ】2024BRM323大洗200(AJたまがわ)実走レポート

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こんにちは。ノブです。

今回はAJたまがわさんの200kmブルベに参加してきました。

このブルベはコミックグロウルで連載中の自転車漫画『ろんぐらいだぁすとーりーず!』担当編集のいしこうさんが主催され、作中にも登場するコースです。

走行データ

※サイコンの操作ミスでナビが効かなくなり、途中で再読み込みさせました。そのため、ルートデータが分割されています。

前日移動

毎年のことながら、大洗200に参加するためには前泊が必要。仕事終わりに品川発の特急ひたちに乗って水戸を目指します。

品川から水戸までは特急で約1時間半の距離です。JR水戸駅に到着したら、徒歩3分のところにあるコミックバスター水戸駅前店へと向かいました。

ここは鍵付き個室があり、かつ空室率も高いので仮眠にはもってこい。ですが、部屋の大きさは身長169cmでギリギリ足が伸ばせるくらいですので、人によっては窮屈かもしれません。

5時間ほど睡眠を取り、滞在時間は7時間弱。料金は2400円でした。去年も同じ7時間弱の滞在時間で2000円だったので、少し値上がりしていました。

ちなみに、ドリンクコーナーもあり飲食物は外から持ち込みOK。それに別料金ですがコインランドリーとシャワーもあって、設備も充実しています。

ブルベ走行レポート

スタート地点:大洗公園県立駐車場

午前5時前に起床してコミックバスターを出発。コンビニに寄って朝食を取り、大洗海岸公園へ到着したのが午前6時25分頃でした。

スタート受付を済ませてブルベカードをいただきます。今回のブルベカードは、なんと! 雛子さんが描かれた『ろんぐらいだぁすとーりーず!仕様』でした。この特別感にテンションが上がりますね。

今回もTNKさん、Nakcyさん、水野夢絵さん、などかずさん、ひであさん等々、SNSやサイクルイベントで知り合った方とも、ここで再会することができました。

ブリーフィングでは、先日の交通事故で亡くなったサイクリストへの黙祷が捧げられ、その後、いしこうさんやスタッフの方からコース概要と注意事項を聞き、ウェーブ毎に車検をしていきます。

出走時間になったら各自のタイミングでスタートしていきます。自分はウェーブ2での出走だったので、後方出発。追い抜かされる前提な小径車にとってはのんびり走れるので有り難いです。

大洗海岸公園を出発し、まずは大洗マリンタワー方面へと進んで行きます。大洗を象徴する大洗磯前神社、大洗マリンタワー、そして大洗駅前を横切って行きます。

その後、すぐに水戸市へと入り、水戸市の中心部を掠めるように北西へと進み、水戸バイパスと交差する辺りは交通量も少し多くなりました。

ブリーフィングでも注意のあった通り過ぎ注意な下りの左折ポイント。ここを過ぎれば、交通量は格段に減り、走りやすくなります。

30.7km地点:Control1 セイコーマート常北上入野店

Control1のセイコーマート常北上入野店へは、午前8時55分頃に到着。去年より10分ちょっと遅れてしまいました。


今年は車体を軽量化したはずですが、その恩恵に全く与れていません。むしろ去年よりもスピードが出ず、キツい気がします。なぜ……。

とりあえず、ホットシェフのおにぎりで補給。この塩サバ握りが1番のお気に入りです。2番目はベーコンおかかですね。

PCのトイレは毎度混むので食事をしたらすぐに行動。次は約47km先のコントロール2ファミリーマート 宇都宮下平出町店です。まずは栃木県に向けて緩やかに登っていきます。

寄り道その1:物産センター 山桜

10kmほど走って一度休憩を挟みます。コントロール1のセイコマではトイレを使わなかったので、城里町の『物産センター 山桜』を利用しました。

過去2回、この物産センターの前を通り過ぎていたので、これまで気になっていました。この辺りはお茶が名産で、茨城三大銘茶のひとつの産地なのだそうです。道中には茶畑が広がっていました。

そこで、売店で販売していた”やぶきた茶”のソフトクリームを補給。寒い中食べましたが、ほんのりお茶の風味が効いていて、美味しかったです。

再び緩やかに登り、茨城県と栃木県の県境に到着。ここからはしばらくダウンヒルです。去年はこの辺りでも桜がちらほら咲いていたのですが、今年は開花が遅れているようで、残念ながら花見ライドとはなりませんでした。

ダウンヒルを下りきり、国道123号線を宇都宮市方面に進んでいると、ついに、パラパラと雨が降り出しました。

予報ではしばらく降るはずなので、すぐに歩道に移動してレインウェアを着込みます。ただ、シューズカバーを荷物に入れ忘れてきたようでどこにも見当たりません。でも、そこまで降ることはないだろうと、靴はそのまま走ることにしました。

しかし、走り出して数分で天候が悪化。雨が雪へと変わっていきました。

ベタ雪なので積もることはありませんが、速度が出ている状態では顔に当たると痛い。特にアイウェアの隙間から目に直接当たって、それが辛かったです。

寄り道その2:道の駅 サシバの里いちかい おやじのハンバーグ LFいちかい

その道中、『道の駅サシバの里いちかい』に立ち寄り、ご当地グルメを補給。一つ目は、とちおとめ。直売所で350円とリーズナブルに買えました。

そして、道の駅にあるレストラン『おやじのハンバーグ』では、栃の木黒牛を使った肉吸いを注文。熱々の肉吸いで冷えた体が温まりました。


道の駅で休憩している間に雪の勢いもだいぶ収まって、再び雨になっています。ただ、水滴のせいかサイコンが誤動作したようで、ナビの指示が表示されなくなってしまっていました。

こんなときに……と落胆しますが、過去2回走ったルートです。Qシートのみでも走れそうですが、道を間違えて引き返すのも面倒です。ここまでの走行データを保存して、再度ルートデータを読込み直しました。

無事にナビは復旧。進行方向を指示してくれるようになりました。

77.4km地点:Control2 ファミリーマート 宇都宮下平出町店

引き続きの雨の中、ファミリーマート 宇都宮下平出町店に到着したのが12時15分頃。道中2回の寄り道は変わらないのに、去年より35分遅れでの到着です。タイヤの転がり抵抗が高く、本当に進まない。

道の駅でご飯を食べて空腹感はないので、コンビニでの休憩はせず、ドリンクを飲んだらすぐに出発しました。

ここからは再び茨城県を目指すため北東へと進路を取ります。道中、国道4号線と上野東京ラインの線路を渡りますが、国道4号線の信号待ちが少し長いと感じるくらいで、田園風景の広がる道で交通量が少なく気持ちのよい区間です。

ただ、雨は降ったり弱まったりを繰り返していて、まだまだ止む気配はありません。

86.3km地点:Control3 鬼怒グリーンパーク白沢

86km地点の鬼怒グリーンパーク白沢までは、一つ前のファミマからほんの9kmほど。ここはフォトチェックポイントとなっていて自転車と表札を証跡にしました。こういう時、自転車にスタンドがあるのは便利ですね。


鬼怒グリーンパーク白沢を出発し、鬼怒川を渡って少し進むと、広域農道の八溝グリーンラインに入ります。最初は田畑の広がる農道という雰囲気ですが、徐々に丘を越えるアップダウンのある道に変わっていきます。

八溝グリーンラインは約20㎞ほどあり、走っている間に雨が上がっていきました。コントロール4手前では、太陽の光も差し込んでくるようになりました。

周辺の田畑からは湯気が立ち上ってきていています。湿った土から登る水蒸気が空気中で冷やされる『地霧』という現象で、朝方によく見かけますが、なんだか幻想的な景色でした。

113.6km地点:Control4 ローソン 那珂川馬頭店

113.6km地点のControl4 ローソン那珂川馬頭店に到着する頃には、青空が見えるほどに天候は回復してくれました。

しかし、時刻は14時30分と、ここから陽が傾いていくことになります。肌寒い風も吹いていたことから、レインウェアは防寒具代わりに着込み続けることにしました。

ちなみに去年より45分遅れての到着。けっこう頑張って踏んでいるのですが、巡航速度が一向に上がりません。


軽めの補給を終えて、次のコントロールである常陸大子駅を目指していきます。

馬頭から大子町へは明神峠の頂上とした山越え。斜度の非常に緩い峠で、Birdyでも難なく登りきることができました。

茨城県へと入ると登りはひと段落です。ここからはゴールの大洗へ向かう下り基調となり、ボーナス区間です。貯金を稼ぎやすくなります。

134.8km地点:Control5 常陸大子駅

大子町の中心部までやってきて再びフォトチェック。常陸大子駅前にあるSLとなっていますので、自転車と一緒に記念撮影です。


コントロールからすぐ近くに道の『駅奥久慈だいご』があるので、トイレ休憩を兼ねて立ち寄ります。

奥久慈といえば軍鶏料理。レストランで軍鶏料理が食べられるのですが、遅い時間になってしまったため、全て売り切れでした。

そこで、別の奥久慈名物にターゲットを変更。奥久慈林檎のアップルパイを購入し、外のデッキスペースで食べることにしました。

アップルパイを食べていると、鮎の塩焼きが目に留まりました。塩気も欲しかったので、鮎を一尾購入。漁は6月からなので時期ではないですが、塩気が効いていて美味しかったです。

補給を終えて再出発。久慈川沿いを緩やかに下っていきますが、まずは新しく作られた袋田バイパスを走ります。

バイパスは道が綺麗で走りやすい。ただ、袋田の滝からは遠くなってしまうので、観光目的の場合、寄り道しにくくなったのかもしれませんね。

161.8km地点:Control6 ファミリーマート常陸大宮上大賀店

国道118号線を延々と下り、久慈川が渓流から緩やかな中流域に変わる頃、ファミリーマート 常陸大宮上大賀店に到着しました。

レシートの打刻は17時23分。去年からは約20分遅れです。今回は道の駅のレストランを使わなかったので、その時間だけ短縮できたようです。

ここから先は常陸太田市の中心部を通るため一時的に交通量が多くなります。

そこを過ぎると交通量の少なめな県道を繋いでいき、ひたちなか市に入る頃には真っ暗になりました。

国営ひたち海浜公園前を通過。ロードバイクで走った1回目で写真を撮ったときは、まだ明るかったです。

那賀川に架かる海門橋を渡って大洗町へ。ゴールはすぐそこです。

ゴール:大洗公園県立駐車場

ゴールはスタートと同じ大洗海岸公園です。戻ってきたらまずはゴール受付を行います。

タイムは12時間27分で、去年より24分遅い結果となりました。800gも軽量化したので貯金がたくさん作れると思ったのですが……。

でも、DNFせず走ってこられたので、よしとしましょう。頑張ったな自分。

pringアプリで1000円送金しメダルも購入。そして、完走記念に三宅大志先生からミニサイン色紙をいただきました。

今年は私服の雛子さんですね。毎回デザインを変えていただけるのはすごく嬉しく、次の参加のモチベーションになります。ありがとうございます。大切にします!!

走り終えて

Birdyでも走り切れたとおり、とにかく平坦基調で斜度のキツいところはほとんどありません。

前回に比べて遅い到着となりましたが、おそらく原因はタイヤ。快適に走ろうと空気圧を規定ギリギリの5Barまで下げたのですが、転がり抵抗が上がり、粘り気のある漕ぎ心地になったためと推測しています。

そんな四苦八苦しながらの走行でしたが、後半が下り基調なので、前半の貯金が苦しくてもなんとかなるルート構成で完走もしやすいです。都市部発着ブルベに比べれば交通量は少なく、どこも非常に走りやすい印象です。

また、道の駅といった立ち寄りやすい休憩スポットが多いのも、ご当地グルメが大好きな自分としては高評価なポイントだったりします。

良いポイントばかりですが、なぜか毎年雨に見舞われます。しかも今回は雪まで降りました。

天気だけがいつも過酷。来年も開催されるなら次こそ快晴の中を走りたいですね。とても走りやすいブルベですので、ろんぐらいだぁすとーりーず!を見てブルベに興味を持った方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

番外編 大洗観光

完走した後は大洗に後泊。今回は大洗温泉とびた荘に宿泊しました。源泉掛け流しの温泉にさっそく浸かりにいき、冷えた体にめちゃくちゃ染み渡りました。

無料のドリンクコーナーがありましたし、コインランドリーは洗濯は無料(乾燥機は20分100円)とリーズナブルで有り難かったです。

その後は、活魚貝料理たけちゃんへ。近くのお店は営業が終了していたので、遅くまでやっているお店を見つけられて助かりました。

お刺身も美味しかったですし、あんこう料理も食べられて大満足でした。

素泊まりにしたので、翌日はチェックアウト後に早朝から営業しているカキ小屋で朝食にしました。美味しかったのですが、煮つけが冷めていたり、サーモンの刺身が半解凍状態だったりと、ちょっとガッカリな点もありました。

その後は、ブリアンでパンを買ったり、みつだんごを食べたりして、ガールズ&パンツァー聖地巡礼。大洗観光を楽しみました。

帰路は大洗駅から輪行です。大洗鹿島線は、開けた平地に作られた高架上を走るので景色がよく、機会があれば乗りたくなってしまいます。

大洗から輪行旅を楽しみ、無事に帰宅。大洗はいつ来てもよいところです。また来年も走りに来たいと思います。

以上、大洗200走行レポートでした。

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