こんにちは。ノブです。
北海道日高地方の馬産地を巡る自転車旅に出かけてきました。今回は2022年4月にリニューアルオープンした新冠町の新冠温泉ホテルヒルズに宿泊してきました。
新冠温泉ホテルヒルズ
新冠温泉は太平洋を一望できる高台に位置し、公衆浴場とホテルがあわさった複合施設です。1998年に開業し、以来営業を続けてきましたが温泉施設老朽化のため一時休業。「夕陽と音楽を堪能する眺望リゾート」として2022年4月にリニューアルオープンしました。
館内は向かって左が新冠温泉、右手にホテルがある構造で、内部は行き来できるようになっています。
館内:ウェルカムドリンクとレコードコーナー
ここのウエルカムドリンクは少し変わっていて、昆布だし。鍋で温められた日高昆布の出汁をとろろ昆布や岩のりなどのトッピングを加えていただくことができます。シンプルだけど奥深い味わいでトッピングを変えて3杯くらいお代わりしていました。
また、地元の名産ピーマンの炭火焼きやマシュマロ焼も無料で楽しめます。
また、珈琲やドリンク、お菓子も無料でいただくことができます。
その側にはレコードコーナーもあり、視聴することができるようになっていました。
窓際には名馬のぬいぐるみがありました。こういったグッズが当たり前のように置いてあるのが馬産地っぽいですね。
また、宿泊練の廊下には、旧JR日高線や新冠開拓の歴史についてパネル展示がされています。
名馬についてのパネルもありました。トウカイテイオーやナリタブライアンは新冠町で生まれた名馬ですね。
BBQもできる中庭には『NIIKAPPU』のモニュメントが置かれたフォトスポットがあります。自転車を入れられない場所なのでサイクリスト的にはちょっと残念ですが、良い景色です。
駐輪:自転車は持ち込める?
自転車は室内に持ち込めず、外にあるラックに駐輪します。ホテルエントランスすぐ側の見えにくいところなのですが、人の行き来が少なからずあるので、2重ロックしておきました。
部屋:オーソドックスなシングルルーム
今回泊まったのはシングルルーム。部屋としてはオーソドックスな作りです。
洗面所はトイレと一緒。大浴場の温泉があるので、浴室は付いていませんでした。
その代わりに館内着が付いていました。着替えてそのまま温泉に入ることができます。
入浴:新冠温泉レ・コードの湯
そして、一番の楽しみが温泉です。公衆浴場なので以前も浸かりにきたのですが、アルカリ性の泉質で肌に吸いつくような滑らかさがあり、何度でも入りたいと思えるくらい気持ちいいです。
温泉は内風呂と露天があり、露天風呂では夕焼けに染まる太平洋を眺めながらのんびり疲れを癒やせました。
レコードの湯ということで、レコードに関する展示もありました。
洗濯:コインランドリーなし
温泉施設なのですが、コインランドリーはないようです。一番近いところを尋ねてみたところ、道の駅の近くにあるコインランドリーとのことでした。丘の上にあるホテルなので、下って登るのはちょっと手間です。
夕食:新冠温泉の食事処『茶屋ゆうぐれ』
今回は1泊朝食付きの基本のプランにしたので、夕食は付いてなく、代わりに新冠温泉の食事処『茶屋ゆうぐれ』で食事にしました。
注文したのは地元のブランド豚クラウンポークのビッグとんかつ定食。豚の旨味がしっかりしていて、これでも十分に美味しかったですが、料理のクオリティはホテルのレストランの方が高いようです。なので、次に泊まるなら2食付きにしてホテルの方で食べたいですね。
朝食:日高を満喫する朝食バイキング
翌日。朝食はホテル内のレストランでいただけます。美味しいと評判だったので、温泉と同じくらい楽しみにしていました。
バイキング形式で種類も豊富。地元産の食材を使った料理のクオリティはどれも高く、食材本来の旨味を活かした味付けで、かなり美味しいです。
ご飯の2杯目はお茶漬けで。十数種類あるトッピングの中から自由に組み合わせられ、掛けるのはもちろん日高昆布だし。胃袋が許せばもう一杯食べたかったです。
最後はデザート。ホロシリ牛乳を使ったプリンも絶品でした。人気なのですぐになくなってしまいます。
新冠町の石山牧場が生産するホロシリ牛乳が飲めました。新冠町の別の宿でもいただきましたが、低温殺菌された成分無調整の牛乳は濃厚でとても美味しいです。
まとめ
日高地方に温泉の湧いている宿泊施設はそこまで多くないので、旅の疲れをゆっくりと癒やせます。周辺の宿泊施設に比べて料金設定がちょっと高めですが、朝食バイキングはクオリティが高く、本当に美味しかったです。
気になるのはコインランドリーがないことでしょうか。温泉施設だから設置されていると思い込んでいただけに残念でした。歩いて行ける範囲になかった点もちょっとマイナスかなと思います。
ここは公衆浴場としても利用できますし、サイクルラックもあります。新冠を訪れたなら、ぜひ一度一日の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。
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