こんにちは。ノブです。
ロードバイクを買ってからサイクリングにハマり、日本全国を旅してきました。そして、気付いたことがあります。どこもかしこもご飯が美味しい。自転車で走って腹ペコになった状態なら、その美味しさは無限大。空腹が最高のスパイスとはよく言ったものです。
以来、ご当地グルメや郷土料理など、その土地ならではの食べ物をいただくことが、旅の楽しみの一つとなりました。
今回は旅のまとめ記事。北海道グルメ編です。
道南の郷土料理・ご当地B級グルメ
函館市 ローカルコンビニ『ハセガワストア』のやきとり弁当

函館の名物グルメは数あれど、函館とその近郊にのみに展開するローカルコンビニ『ハセガワストア』の『やきとり弁当』は外せません。やきとりの名が付いていますが、豚串なのが北海道流。注文してから焼いてくれるので、芳ばしく熱々な豚肉を堪能でき、濃厚なタレがお弁当とは思えないクオリティでした。
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函館市 ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーとTHEフトッチョバーガー
チャイニーズチキンバーガー

函館のご当地ファストフード店のラッキーピエロは食べておかないと絶対に損。写真は一番人気のチャイニーズチキンバーガー、ラキポテ、烏龍茶が付いた『ダントツ人気ナンバー1セット』です。甘酸っぱいチキンとマヨネーズの効いてボリューム満点で、ポテトもホワイト&デミグラスソース絶品です。

THEフトッチョバーガー
そしてこちらは、ラブライブ!サンシャイン!!にも登場した巨大バーガー『THEフトッチョバーガー』。
野菜、目玉焼き、コロッケ、2枚のパティのとてつもないボリューム感ですよね。流石にかぶりつけないのでフォークとナイフで切り分けながら食べ進めていきますが、お腹を空かせておかないと完食は難しいでしょうね。

ちなみにこのTHEフトッチョバーガーは、出来上がるとベルの音とともに運ばれてきて、注目度もナンバーワン。完食証明書も貰えちゃいます。
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函館市 味処きくよ食堂本店の巴丼

函館の朝市は午前5時からお店が開きます。なので早朝移動多い自転車乗りの朝食にはもってこいです。開店直後に訪れた『きくよ食堂』では、3種類の海鮮を自由に組み合わせられる巴丼をいただきました。選んだのはウニとイクラとホタテ。新鮮な海の幸は北海道の代名詞。朝から至福の時でした。
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鹿部町 道の駅『しかべ間歇泉公園』の『たらこ御膳』

もし北海道南部の亀田半島を走る際は、道の駅『しかべ間歇泉公園』へ立ち寄って『たらこ御膳』を是非食べて欲しい。特産品のたらこがメインの御膳ですが、旬の魚の煮付けが絶品なのです。この日はアブラコの煮付け。注文してから煮るので時間がかかりますが、身はふわふわ。この御膳のために、またここに来たいくらい美味かったです。
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上ノ国町 道の駅『上ノ国もんじゅ』のてっくい天丼

北海道の東側、道の駅『上ノ国もんじゅ』で夕食にいただいたのは、てっくい天丼です。地元では活きの良いヒラメを『てっくい』と言うらしく、大ぶりの白身がふわふわでした。茄子や椎茸の天ぷらも野菜の旨味をしっかり閉じ込めていて美味しかった。付け合わせの心太も口の中をさっぱりとさせてくれますね。
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道央の郷土料理・ご当地B級グルメ
岩内町 ささや食堂のニシン蕎麦
北海道の日本海側には、かつてはニシン御殿場が建つほどニシン漁で栄えた歴史があります。それが北前船で運ばれ、京都の方にもニシン文化が根付いています。
そのニシンを美味しく食べる方法の一つが甘く煮付けたニシンを蕎麦に乗せたお蕎麦です。つゆにニシンの旨味が溶け込むと奥深い旨味となり、絶品です。

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積丹半島 お食事処『さわ』のウニ丼

積丹の名物と言えば、『積丹ブルー』と呼ばれるほど綺麗な海で採れるウニです。採れるのは6月から8月の間だけ。訪れたのが8月下旬とちょうど旬でしたので、食べないわけにはいきませんね。
神威岬から少し走ったところに海鮮を出すお店がいくつかあり、直感でお食事処『さわ』へ。いただいたウニ丼は器いっぱいにウニが敷き詰められ、その味は言わずもがな。ほっぺたが落ちそうなくらいの美味さでした。
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札幌市 スープカレー屋『RAMAI』のチキンスープカレー

今や押しも押されぬ札幌のご当地グルメとなったスープカレー。食べたことのある人も多いのではないでしょうか。『RAMAI』は札幌に暮していた頃からの行きつけのお店でスープの旨味と辛さのバランスが抜群。チキンもホロホロで野菜も甘みが引き出され、最後まで飽きずにペロリといただけてしまいます。
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新ひだか町 道の駅『みついし』のつぶ蕎麦

新ひだか町の道の駅『みついし』では、つぶ料理を出す食事処『とうもろこしや』で『つぶ蕎麦』をいただきました。
『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』の舞台でもあり、牧場のある景色を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、海に面していて磯の幸や昆布も名産なのです。昆布の出汁が効いたツユも美味いし、つぶの身も大きくコリコリ。掘っ建て小屋のような外観で入るのにちょっと躊躇するかもしれませんが、味は抜群です。
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新冠町 『焼きとん ひだか』のレバカツ定食

新冠町を訪れた時、郊外に『焼きとん ひだか』を見つけて昼食にしました。
注文したのはレバカツ定食です。レバーの臭みはなく、鮮度も良いため噛み切る時の食感が心地いい。こんなに美味いレバーを食べたのは久しぶりでした。ここはどの料理も美味しそうでかなり迷いました。豚カツ定食も美味そうだった。是非また訪れてみたいお店ですね。
洞爺湖町 道の駅あぷた レークヒル・ファームの絶品ジェラート

洞爺湖畔の高台にあるレークヒル・ファームの直営店が道の駅あぷたにあります。ミルクとブルーベリーのジェラートをいただきました。ミルクの新鮮さはもちろんのこと、ブルーベリーはスッキリとした爽やかな酸味。とても美味しかったです。
洞爺湖町はホタテやウニの産地でもあるので、海鮮料理も絶品ですよ。気になる方は店舗情報を覗いてみてください。
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道北の郷土料理・ご当地B級グルメ
留萌市 漁師の店『富丸』のサーモンユッケ丼

日本海に面する留萌市では、漁師の店『富丸』でランチメニューのサーモンのユッケ丼をいただきました。漬けサーモンというのが珍しく、脂が程よく抜けて旨味が染み込み、ご飯との相性も抜群でした。
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天塩町 道の駅『てしお』のホッキカレー

道の駅『てしお』では、しばらく雨宿りを余儀なくされ、昼食に北寄貝カレーをいただきました。よくあるシーフードカレーを想像していたら、肉厚なホッキ貝に衣をまぶして揚げたカツカレーが出てきて驚きました。カツの中に貝の旨みが閉じ込められていて、これが噛み締める度に美味いのです。雨でなければここで食事することもなかったでしょうし、怪我の功名でした。
音威子府村 道の駅『おといねっぷ』ご当地蕎麦の『黒い蕎麦』

音威子府村の名物は黒い蕎麦です。色の理由は通常取り除かれる甘皮をそのまま挽く『挽きぐるみ』という製法のためで、蕎麦本来の風味を強く引き出せるのが特徴です。町内の数店で提供されていますが、有名なのは駅そば。ただ営業時間が短いので訪れたときには終了してしまい、今回は道の駅でいただくことにしました。
注文したのは月見そば。太めの麵が蕎麦の風味を感じさせ、濃いめのツユにも負けません。とても美味しかったです。
美深町 道の駅『びふか びふか温泉』のチョウザメ丼

北海道北部の内陸に位置する美深町。チョウザメの養殖に力を入れている珍しい町で、道の駅『びふか』近くにある『びふか温泉』のレストランでチョウザメ料理をいただくことができました。
注文したのはチョウザメ天丼。淡水魚特有の匂いもなく、淡白であっさり。白身魚の天ぷらとして美味しく頂けました。
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名寄市 味処『鳥長』名寄名物『煮込みジンギスカン』

北海道の名物ジンギスカン。焼き肉料理としてのジンギスカンはすでに有名ですが、名寄市には半世紀前から家庭料理として親しまれてきた煮込みジンギスカンがあります。
醤油ベースの甘く濃いめの鍋にラム肉、ニラ、人参、シメジが煮込まれ、キムチも入って甘味の後に辛味もやってきます。これがご飯によく合い、めちゃくちゃ美味しかったです。また食べたいなぁ。
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中富良野町 『とみたメロンハウス』の赤肉メロンソフトクリーム

ファーム富田に隣接する『とみたメロンハウス』では名産のメロンやソフトクリームを楽しむことができます。写真は半切りメロンに赤肉メロンソフトクリームをトッピングした贅沢なスイーツです。
メロンがもう少し熟れてくれたら文句なし。でも、ソフトクリームもメロンの風味が豊かで、これはかなり美味いですよ。
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中富良野町 ポプラファームの『サンタのヒゲ』

『とみたメロンハウス』のすぐ近くにあるポプラファームでも、メロンを使った名物スイーツがいただけます。
それが、メロンの上に特製ソフトクリームが乗っているサンタのヒゲ。 メロンはちょっと固めでしたが、ソフトクリームの甘さと相まって美味しかったです。
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道東の郷土料理・ご当地B級グルメ
興部町 冨田ファーム直売所『ミルクの夢』のソフトクリーム
こちらは中富良野の富田ファームとは別経営。冨田ファーム直売所『ミルクの夢』は、国道234号線沿いにぽつんとあるので、うっかり通り過ぎてしまいそうになりますが、ここは是非立ち寄ってほしい。富田ファームの人気商品は数々の賞や認定を取得したチーズですが、ソフトクリームも絶品です。ミルク感、コク、滑らかな口当たり。そのどれもが、他のソフトクリームとは違いをはっきりと感じるくらいのクオリティです。
恐らく、ここのソフトクリームが自転車旅で回った中で一番美味しかったかもしれません。

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ご当地ソフトクリームは北海道でも山ほど食べましたが、ここでは載せきれません。別記事にしてありますので、ご興味のある方はどうぞご覧になってください。
興部町 食事処『味の賀寿当』で興恵鍋焼きうどん

酪農が盛んな興部町でいただいたのは、旨味たっぷりのシチュー風ご当地グルメ『興恵鍋焼きうどん』。
ジャガイモ、パプリカ、コーン、ほうれん草、薄切牛肉、ソーセージと地元の食材がふんだんに使われ、少しとろみのあるスープはコクがあるのにさっぱりとして、胡椒を引いて食べるとスパイシーな辛さのおかげで体の芯まで温まりました。
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上湧別町 道の駅『かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』のゆうべつ牛のステーキ定食

サロマ湖近くにある湧別町を訪れた時にいただいたのは、地元ブランドのゆうべつ牛を使ったステーキ定食です。お肉の旨味を味わえる赤身で、さらにオホーツクの昆布焼塩をかけると旨味が倍増。ご飯が進みます。
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根室市 喫茶ニューモンブランでB級グルメ『エスカロップ』

根室のB級グルメ『エスカロップ』を食べるべく訪れた喫茶ニューモンブランは、まさに昭和の雰囲気を残す古き良き喫茶店。そしてご当地グルメ『エスカロップ』発祥の店です。
ピラフの上にデミグラスソースのかかった豚カツが乗ったボリュームたっぷりなワンプレート料理で、デミグラスソースの豚カツとバターの効いたしっとりピラフとの相性は抜群でした。
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根室市 納沙布岬 鈴木食堂の生サンマ丼

日本本土最東端の納沙布岬へ向かい、昼食にしようと立ち寄った鈴木食堂では、名物の生サンマ丼をいただきました。
サンマの水揚げ量日本一を誇る根室ですが、今年は秋刀魚が不漁で鈴木食堂でも生サンマを出せない日があるとか。ご飯の上いっぱいに広がったサンマは漬けになっているのでそのままいただけます。トロッとした脂が乗っていて絶品でした。
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根室市ローカルコンビニ『タイエー』のやきとり弁当

根室のローカルコンビニ『タイエー』。函館のハセガワストアから暖簾分けし、豚串のやきとり弁当を販売しているセイコーマートの系列店です。注文してから焼いてくれて味も5種類から選べます。オーソドックスなタレにしてイートインコーナーでいただきました。こちらのやきとり弁当も濃厚なタレが絡んで美味かったです。
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釧路市 レストラン泉屋総本店でB級グルメ『スパカツ』

釧路のB級グルメ『スパカツ』を食べようと、その発祥のお店であるレストラン泉屋総本店へ。
熱々の鉄板に乗せられたスパゲッティの上に豚カツとミートソース。ソースが鉄板の上で弾ける音は食欲をそそります。ミートソースの程よい酸味と甘み。スパゲッティのカリカリのところも美味しい。これを食べるためだけにまた釧路を訪れても良いくらい美味かったです。
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釧路市 カレーショップインデアンのハンバーグカレー

インデアンは帯広に本店を持つ地元で人気のカレーショップです。釧路にも支店があり、近くを訪れたときに食べに行ってみました。
3種類のルーが5段階の辛さで選べ、写真はインデアンルーのハンバーグカレーです。牛肉のゴロゴロ入ったルーはコクがあり濃厚。ハンバーグもふっくらしていてスプーンで簡単に切れる柔らかさ。これは通いたくなる美味さです。福神漬けだけではなく、甘酢生姜とシソの実の漬物も珍しかったですし、口直しにすっきり感があって良いですね。
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帯広競馬場 『きくちや』の十勝名物『豚丼』

帯広を訪れたなら名物の豚丼は外せない。市内には専門店がいくつもあり、今回は帯広競馬場を訪れた際に場外にあった専門店『きくちや』でいただきました。
濃いめの甘辛いタレが豚肉とご飯に染みて、ガッツリかき込みたくなるボリューム感があります。満腹になりました。
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番外編
セイコーマートのホットシェフ

北海道を訪れた自転車乗りは、セイコーマートの偉大さを思い知ることになるでしょう。バカでかい北海道では町と町との間隔が広く、さらに過疎地域ではコンビニ大手が出店していることは稀。そんな中でも営業しているセイコーマートは救いの神です。しかも出来たて温かなホットシェフのお弁当やお握りはどれも美味しく、北海道に来たなら一度食べてみてください。オススメです。



また菓子パンやドリンクもセイコーマートオリジナルがありますので、そちらも美味しいですよ。
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