東北の絶景ロード!自転車旅で走りたいサイクリングスポット&観光名所&震災遺構

旅のノウハウ・ガイド
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こんにちは、ノブです。

日本一周自転車旅では東北巡りも楽しみの一つでした。思い返せば、素晴らしい景色がたくさんあって良い所ばかり。

今回は東北の絶景・秘境サイクリングスポット&おすすめ観光名所、そして旅の道中に立ち寄った東日本大震災の遺構をご紹介します。

東北の絶景・秘境サイクリングスポット

青森県 本州最北端の地 大間崎

青森県の大間と言えばマグロが有名。その大間には本州最北端の大間崎があります。そこにはマグロモニュメントの碑があり、旅チャリやバイカーが訪れるツーリングスポットとして有名です。
近くにはマグロ料理を出すお店が並んでいますので、ここで昼食にするのもオススメです。

青森県 県道4号むつ恐山公園大畑線

下北半島の北部に位置する恐山は、霊場として有名な場所ですね。恐山菩提寺へと向かう県道4号線は、序盤に緩い上り坂が続き、後半から10%前後の斜度になる登りごたえのあるヒルクライムコースです。

山間部を走るため、ヒルクライム中の景色は単調になってしまいますが、緑豊かな場所を走るのは気持ちいいですし、秋頃なら紅葉も楽しめると思います。
そして登り終えた先には三途の川と大きな湖があり、まるでこの世とは思えない絶景が待っていますよ。

青森県 下北半島の風力発電所群

下北半島は風力発電の導入量が全国1位。今回走ったのは、陸奥湾から太平洋へ抜ける県道24号線です。小さなアップダウンがあるものの全体的に見れば平坦なルートで、六ケ所村に至るまでの周囲には風力発電施設が無数に点在していて、見ごたえのあるルートでした。

岩手県 八幡平アスピーテラインと焼走り熔岩流

岩手県にある茶臼岳の山腹を走る八幡平アスピーテライン。訪れた9月上旬は、まだ緑が映え紅葉ライドとはいきませんでしたが、頂上付近は森林限界となって綺麗な景色が拝めました。
また、冬期間の通行禁止が解除となる4月中旬は道路の両側に数mの『雪の回廊』が見られるので、時期を見計らってまた登りに行きたいです。

岩手山の麓を走る岩手山パノラマライン沿いには、噴火によって吹き出した熔岩が山肌で冷えて固まってできた焼走り熔岩流があり、国の特別天然記念物になっています。道中に案内板を見つけるまでその存在を知りませんでしたが、大自然の猛威を感じる景色が見られ、訪れて大正解でした。

岩手県・宮城県 三陸海岸南部のリアス海岸

青森県から宮城県に至る三陸海岸。とくに岩手県宮古市から南はリアス海岸と呼ばれる狭い湾や入り江が複雑に入り組んだ地形になっています。海岸線には無数の小島や断崖が並び、松林の風情ある景観を眺めながら走ることができます。

その入り組んだ地形のお陰で良質の漁場となっていて、三陸の海の幸は絶品ですよ。

宮城県・山形県 蔵王エコーライン

蔵王エコーラインを頂上までヒルクライムしたなら、御釜を拝まないのはもったいない。エメラルドグリーンの水を湛える御釜とその周辺の景色は素晴らしいの一言です。
御釜へは蔵王刈田リフトを使って数分ですぐ近くまで向かうことができます。ただ、道は整備されているものの舗装されているわけではないので、SPD-SLのような専用シューズだと歩きにくく、替えのシューズがあったほうがよいかもしれません。
そして、蔵王エコーラインも八幡平アスピーテラインと同様に春になると雪の回廊が見られます。雪の壁と青空の絶景を見るべくまた訪れてみたいと思える場所でした。

秋田県 男鹿半島の寒風山

なまはげで有名な男鹿半島には、寒風山と呼ばれる標高355mの山がそびえています。小さな山ですが、過去の噴火や海に近いことが要因なのか頂上付近は森林限界となっていて、まるで高原地帯のようでした。

360度パノラマなので、八郎潟の形もはっきりと見てとれます。どこを見ても絶景ばかり。また訪れたいお気に入りの場所になりました。

福島県 吾妻磐梯スカイライン(浄土平)

吾妻磐梯スカイラインを登った先にある浄土平は、森林限界を越えた荒涼とした山岳地帯が続き、まるでヨーロッパのような日本とは思えない絶景が広がっています。我妻山の火山活動により交通規制される時期もありましたが、今は落ち着いており、浄土平レストハウス内にあるレストランの営業も再開しているようです。
福島市内からも近く、輪行で来られる比較的に訪れやすい絶景ヒルクライムスポットです。

浄土平まで来たのなら、吾妻小富士へのトレッキングをオススメします。10分ほどで登れ、浄土平の絶景を余すことなく堪能することができますよ。

東北の田園風景

東北はお米の一大生産地の一つ。その収穫量の割合は全体の四分の一にも相当します。広く平らな水はけのよい土地があり、水が綺麗で豊富にあることが稲作に必要な条件ですが、そんな水も空気も綺麗な場所がサイクリングに適さないはずがありません。

田植えの風景に夏の青々と茂る稲、たわわに実って頭を垂れる黄金の稲穂の姿と三シーズンの楽しみ方があり、絶景スポットやグルメなどと合わせて、東北の田園風景を楽しんではいかがでしょうか。

東北で訪れたいおすすめ観光スポット

青森県むつ市 恐山菩提寺

恐山はカルデラ湖となっていて、強酸性(pH3.2~3.6)のエメラルドグリーンの水を湛える湖が広がっています。
その湖畔に建てられた菩提寺は、比叡山・高野山とともに日本三大霊山として数えられており、地獄巡りが有名です。恐山という名前の響きや霊場として有名であることから、心霊スポットのようなイメージが先入観としてありますが、行ってみると抱いていたような恐ろしさはなく、静かで美しく心が洗われるような場所でした。

青森県青森市 ねぶた祭

青森ねぶた祭は、仙台の七夕祭り、秋田竿燈(かんとう)祭りと並んで東北の三大祭に数えられ、毎年200万人以上を動員する一大イベント。巨大な山車が練り歩き、思っていた以上に激しく動きます。さらに『ハネト』と呼ばれる踊り手がお囃子の音に合わせ飛び跳ねる姿も必見です。

青森県弘前市 ねぷた祭

弘前ねぷた祭りは、青森夏の三大祭りの一つ。弘前ねぷたで特徴的なのが、前面が三国志や水滸伝などの勇壮華麗な武者が描かれ、背面には優美な女性などが描かれる扇ねぷたです。青森ねぶたに比べ落ち着いた雰囲気のお祭りですが、『弘前さくらまつり』の公式応援キャラクター『桜ミク』とコラボして、桜ミクねぷたが練り歩いたりと趣向を凝らした演出も面白かったです。

青森県三沢市 青森県立三沢航空科学館

青森県立三沢市にある航空と科学の博物館で、屋外には実物のF-16やT-2のブルーインパルス仕様などを展示されています。館内は有料ですが、屋外は三沢市が管理している公園なので見学無料。一部機体はコックピットに座ったり機内に入ることができますので、外を見るだけでも楽しめます。

訪れたタイミングがよく、航空ショーが開催されていました。ブルーインパルスの雄姿は必見です。

岩手県岩泉町 龍泉洞

龍泉洞は、透き通った水をたたえる地底湖が見どころの日本三大鍾乳洞の一つです。地底湖はライトアップされ、水深が100m近くあるにもかかわらず、その奥まで見通すことができ、とても神秘的です。また、洞窟内には天然記念物に指定されたコウモリが生息していて、時折、飛び交う姿が見られたりしますよ。

宮城県石巻市 石ノ森萬画館

石ノ森萬画館は、仮面ライダーやサイボーグ009などで知られる石ノ森章太郎先生のマンガミュージアムです。石ノ森先生は北部にある登米市の出身ですが、少年時代から石巻によく訪れており、石巻市民有志による「マンガで町おこし」のオファーを受けてこのミュージアムが開館することになったのだそうです。
館内には貴重な原画はもちろん作品の世界に浸れる展示が満載。常時6000冊の漫画ライブラリーがあったりと、石ノ森ワールドを満喫できます。

秋田県男鹿半島 はまはげ館

なまはげと言えば秋田というイメージがあるくらいに有名な伝統文化ですね。そしてそのなまはげは、秋田県北西部にある男鹿半島発祥の伝統文化です。
なまはげ館は、なまはげの発祥の歴史や伝統文化を映像や展示で伝えてくれる男鹿市の観光スポットで、なまはげに扮して写真撮影出来るコーナーもあって面白いですよ。
ちなみになまはげ館へは、なまはげライン(男鹿中央広域農道)から少し逸れたところにありますが、残り1kmくらいで10%近い斜度が現れるので、ご注意を。

秋田県秋田市 秋田竿燈まつり

青森ねぶた祭、仙台の七夕祭りと並んで東北の三大祭に数えられるのが、秋田市で開かれている秋田竿燈まつりです。長い竹竿にたくさんの提灯を吊り下げた『竿燈』を、『差し手』と呼ばれる腕自慢が持ち上げ練り歩きます。竿燈の差し方には、腕だけではなく腰や額で支えるパフォーマンスもあり、熟練者が巨大な竿燈を巧みに操る姿に圧倒されてしまいます。

秋田県にかほ市 白瀬南極探検隊記念館

白瀬南極探検隊記念館は、にかほ市金浦出身の白瀬矗ら南極探検家の姿を今に伝える展示施設です。館内には明治末期の南極探検に使用された品々や南極観測の歴史を学ぶことができ、南極の氷も展示されています。

実際にこの施設が登場したわけではありませんが、2018年1月から3月まで放送されたTVアニメ『宇宙よりも遠い場所』に登場するキャラクターのパネルが展示されていたりと、アニメの聖地のようになっていました。

秋田県大館市 秋田犬の里

飼い主を待ち続けた忠犬ハチ公で有名な秋田犬。秋田県の大館市には、かつての渋谷駅を模した大館市の観光交流施設『秋田犬の里』があります。

館内には秋田犬の歴史を学ぶコーナーがあり、貴重な秋田犬を生で見ることのできる貴重な場所でした。

山形県米沢市 上杉神社

戦国武将、上杉謙信を祀る上杉神社が山形県米沢市にあります。境内には、上杉氏ゆかりの文化財を収蔵する稽照殿があり、近くに米沢市上杉博物館があったりと戦国時代の歴史に触れられる場所になっていました。

東日本大震災遺構・復興に向けて

岩手県宮古市 震災伝承施設『たろう観光ホテル』

震災伝承施設『たろう観光ホテル』は、東日本大震災により6階建ての建物の4階まで浸水した姿のまま残された震災遺構です。1、2階は完全に破壊され、津波のすさまじい脅威が伝わってくる場所でした。

宮城県 陸前高田市 高田松原津波復興祈念公園

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県の陸前高田市には、震災の経験と教訓を後世に伝える伝承館や道の駅を複合した施設として高田松原津波復興祈念公園が整備されています。

日本一周当時の高田松原津波復興祈念公園は、まだ整備段階で中に入ることはできませんでしたが、陸前高田市の復興の象徴として有名な奇跡の一本松もその近くにあり、見学ルートも用意されているようです。

また、近くには震災遺構の旧:陸前高田市立気仙中学校もあり、当時の様子を窺い知ることができます。

宮城県 気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館

宮城県の気仙沼市も東日本大震災で甚大な被害を被った地域で、東日本大震災遺構・伝承館は気仙沼市の震災による津波の影響をそのままの形で保存した施設です。館内では映像と保存された施設内を各階見て回ることができ、当時の津波の恐ろしさを如実に感じさせてくれる場所でした。

宮城県 南三陸町 震災遺構ブライダルパレス高野会館

震災遺構ブライダルパレス高野会館は、南三陸町の海沿いを走っていると目に止まる大きな建物で、震災当時、そこには330人近くの人が避難して難を逃れた結婚式場です。津波の到達した高さが記されており、津波がどこまで上がってきたかを感じとることができます。
これまでの震災遺構の多くが県や国主導による施設でしたが、高野会館は民間による震災遺構という点がこれまでと異なります。震災を風化させないための取り組みも行われており、今は語り部バスと呼ばれる特別便が運行されているようです。

東北の太平洋岸沿いに見られる巨大防潮提

東日本大震災以降、三陸海岸を含めた太平洋岸沿いでは、大津波に備えた巨大な堤防が各所で建設中です。

震災以前なら考えられないような巨大さ故に景観について議論が出るのも頷けますが、その土地に住む人々の生活を守るのは最優先。防災意識の高さに触れることで、自身の災害への備えは大丈夫か?と考えを巡らせてみるのも良いかもしれません。

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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに2017年春からロードバイクを始めたキャンプとサブカル好きなサイクリスト。
ロードバイク(KhodaaBloom FARNA 700-105)をメインにひとり旅。絶景とグルメのロングライド旅行記にブルべ挑戦記。旅行やサイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連書籍のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
2019年日本一周完走。次の目標はブルベの最高峰PBPです!
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