こんにちは。ノブです。
日本一周自転車旅131日目は旭川市を出発して再び日本海側へと戻ります。海沿いかぁ。風が強いんだろうなぁ。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅131日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
旅レポ・フォトギャラリー
快活CLUB 旭川永山店を出発
快活CLUBの無料のモーニング。青森県で利用して以来の登場です。久しぶりだけど、北海道でも変わらないクオリティです。
今日の天気は良さそう。でも、その後がね。オホーツク海側は雨天ライドかな。
その先を不安がっても仕方ない。準備を整え午前7時過ぎに出発です。旭川市内は曇り空で風が冷たい。本州の暑さを考えれば贅沢な悩みですが、少し寒いくらいです。
日本海側に抜けるには、留萌に出るのが1番良さそう。まずは国道12号線を走って深川市を目指します。
国道を通ってすんなりと深川へ出られるものと思っていたら、トンネルは自転車走行禁止となっていました。指示に従い、迂回路へと移動します。
道も思っていたよりも悪くない。誰ひとりとしてすれ違わないので自転車道貸し切り状態です。
専用道だった道は国道の歩道と兼用に。そのまま神居古潭まで下っていきます。
神居古潭へ
約20km走り神居古潭へ。神居古潭はかつて船が交通手段だった頃、流れが複雑で激流となるこの場所を無事に通り抜けるために神に祈りを捧げる必要があったそうです。
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これが神居古潭。左右に鋭い岩がいくつもあり、それが複雑な流れを作り出しているようです。
今日は穏やかですが、それでも流れが渦巻いているのが見えました。
反対側はさらに緩やかな流れ。橋を渡った先にかつて旭川の発展を支え、今は廃線となった神居古潭駅がありSLが展示されています。近くまで行ったのに撮り忘れた……。
留萌へ向けてライド
本州だとなかなかお目にかかれない真っ直ぐな直線の道。留萌までは緩やかな下り基調が続きます。
ちょうどお昼時、この先は日本海沿いを走って行くのでしっかりと補給したい。『漁師の店 富丸』を訪れました。
油ダレの漬けサーモンは身も厚く程よい脂で酢飯によく合います。ご飯も多めでお腹いっぱいになりました。
オロロンラインへ
昼食をしっかりと食べコンビニでドリンクも補給。稚内の表示も出て、最北端が近づいていることを実感しますね。
海沿いに出た途端から向かい風。『びわっこ自転車旅行記滋賀→北海道編』を読んでいたので、こうなることは分かっていましたよ。
午前中は30km/h近く出ていた速度も20km/hを行ったり来たり。
似たような景色が続いている中、鈍足で進むのは辛い。サイクリングで最も嫌いなのは向かい風かもしれない。
小平町はニシン漁で栄えた町。漁師町の道の駅らしい大漁旗がエントランスにずらっと並んでいて壮観です。
直売所のすぐ近くに北海道のニシン漁の歴史を学ぶ展示もあり、工夫が凝らされています。
休憩スペースもニシン御殿風。畳の部屋は落ち着きますね。何か補給したかったのですが食堂はお休み。海沿いは風が強く疲れますね。足を休めたらライド再開します。
すぐ側に国指定重要文化財『旧花田家番屋』が建っており、当時の栄華を知ることができる場所でした。
役所前なのですが、熊のオブジェがありました。三毛別羆事件という悲惨な事件があったのが苫前。その教訓のためでしょうか。
さらに走っていると大きな鳥のオブジェがありました。ペンギンじゃないですよ。オロロン鳥というウミガラスです。鳴き声が「おろろーん」と聞こえることから地元でそう呼ばれるようになったそうです。
そして、オロロンラインの名物が強風。今日は海沿いに出てからずっと向かい風です。
16時頃に初山別村へと入りました。時間的にそろそろ宿を決めておかないと厳しい。この先に道の駅があり、そこに無料のキャンプ場があります。今日はそこで一泊したいと思います。
道の脇にはススキが揺れています。北海道は盆を過ぎれば秋めいてきます。早く北海道を回りきらないとどんどん寒くなっていくなぁ。
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