中国(山陽山陰)の絶景ロード&自転車旅におすすめサイクリングスポットをご紹介!

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こんにちは。ノブです。

北海道に生まれ、今は東京で暮らす自分にとって中国地方はあまりに遠く、これからも縁の無いところだと思っていました。
しかし、ロードバイクを趣味にしてからはその認識が逆転。瀬戸内海をはじめとして魅力的なサイクリングスポットが目白押しであることを知り、日本一周自転車旅では訪れるのが楽しみな地域でした。
今回は鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県からおすすめの絶景サイクリングルートやスポット、立ち寄った観光名所をご紹介します。

目次

中国(山陽・山陰)地方の絶景・秘境サイクリングスポット

まずは、おすすめのサイクリングスポットです。こちらは比較的自転車から離れずにすむスポットを挙げています。

鳥取県 鳥取砂丘

鳥取砂丘は東西に16キロメートル、南北に2キロメートルあり、その面積は約550ヘクタールで、『観光できる日本最大の砂丘』です。日本一大きな砂丘は青森県の猿ヶ森砂丘ですが、そちらはその広い砂漠地帯を活かして防衛省の弾道試験場となっているため見学ができないという理由もあり、鳥取砂丘が観光地として有名になりました。
近くには直売所にレストラン、さらに展望台を備えたみはらしの丘という施設もあるので、そちらから砂丘の全体像を眺めてみるのもおすすめです。

自転車で入ることができないため本来なら観光スポットとして紹介するべきですが、ファットバイクで走るアクティビティがあることを知りましたので、こちらで紹介することにしました。もし知っていたら日本一周中に走ってみたかったな……。

http://www.trailon.jp/

島根県 宍道湖

宍道湖の周囲は約47km。全国で7番目に大きい湖で、日本百景にも選ばれた塩分を含む汽水湖です。
淡水魚と海水魚が共存し魚種が非常に豊富で、ヤマトシジミをはじめとして、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、ワカサギ、コイ、シラウオは、『宍道湖七珍(しんじこしっちん)』と呼ばれ、島根県の名物郷土料理にもなっています。

水鳥の渡来地でもあり、240種以上の鳥類が生息するといわれています。のんびりとサイクリングしながら宍道湖の畔に生息する生き物観察も楽しそうです。

この旅では宍道湖の南岸を走りましたが、島根県のおすすめサイクリングコースとして宍道湖北部から出雲大社へ走るルートが紹介されています。

https://www.kankou-shimane.com/cycling/

島根県浜田市 道の駅ゆうひパーク三隅から見る折居海岸

国道9号沿いにある道の駅ゆうひパーク三隅は、日本海の美しい海岸線とそこに並行する山陰本線の鉄道路線とが同時に眺められる絶景ポイント。宇宙人ジョーンズさんが登場する缶コーヒーCMにもワンカット採用されたこともあるそうです。

ここは夕日が綺麗なスポットなので、タイミングを合わせて訪れ、列車が走って行く姿を眺めてみるのも良さそうですね。

広島県・愛媛県 サイクリストの聖地『しまなみ海道』

広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ『しまなみ海道』は、瀬戸内海に浮かぶ島々をつないだ全長約60kmのサイクリングロードで、自転車乗りなら一度は訪れてみたいサイクリストの聖地です。
僕自身も『ろんぐらいだぁす!』の聖地巡礼ができることを旅の最大の楽しみにしていました。
島と島とをつなぐ橋を渡るのにも緩やかな斜度の専用道が設けられ、どの道も快適に走ることができ、グルメはどれも絶品。何度訪れても飽きない魅力が、しまなみ海道にはありました。毎年訪れてみたい場所の一つです。

しまなみ海道は走りやすいだけでなく、瀬戸内グルメも豊富。しかも、その多くにサイクルラックが設置され、サイクリングの休憩スポットとして立ち寄りやすい場所ばかりです。ついつい立ち寄りすぎて、たくさん走ったはずなのにお腹がいっぱい、なんてことにもなりそうです(笑)

広島県・愛媛県 とびしま海道

とびしま海道は、愛媛県今治市の岡村島から広島県呉市までの島々を橋で繋いだ海道で、しまなみ海道ほど初心者向けに整備されたルートではありませんが、車通りも少なく道路も綺麗で、瀬戸内の特有の島と海の風景を楽しめる素晴らしいサイクリングコースです。

御手洗保存地区など道中には風光明媚な観光地もあり、景色も良くグルメも美味しいおすすめのルート。しまなみ海道を走り慣れてしまったら、他の海道にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

広島県竹原市 うさぎの島こと大久野島

竹原市の忠海港から船で約15分。周囲約4km。歩いても簡単に回れてしまう小島は国立公園に指定され、約900羽もの野生のうさぎが生息している『うさぎの島』として有名な場所です。
島には商店などはなく、休暇村のホテルとキャンプ場があるのみ。ですが、もっふもふのウサギと戯れられるだけで行く価値はあります。

かつて日本陸軍の毒ガス工場があったことから『地図から消された島』と呼ばれていました。戦争の遺構としての側面も持ち合わせていますので、島内全域に生息するうさぎを愛でつつ、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

広島県竹原市 チャレンジ朝日山ヒルクライム

竹原市の西部に位置する朝日山の標高は454m。頂上の展望台からは北に広島空港が、南には市街地をはじめ瀬戸内の島々が見渡せる景勝地です。

標高は高くなく距離もそれほどありませんが、道中には体感で17%前後の激坂も待ち構えています。日本一周中にチャレンジしましたが前輪が浮くほどキツく、思わず荷物を投げ出して登ったほど。ヒルクライムする際は万全の心づもりで望んでください。

広島県呉市~江田島市 かきしま海道

呉市の西側に位置する江田島市は、瀬戸内海の島々で構成され、その沿岸は『かきしま海道』と呼ばれるサイクリングコースとして紹介されています。
かきしま海道の起点は呉市中心部のJR呉駅。そこから音戸大橋、倉橋島、能美島を経由し、江田島市の切串港まで続く約70kmのコースです。

https://etajima-kankou.jimdo.com/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%89%E3%82%A2/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97/

ルート上の江田島は戦艦榛名終焉の地でもあり、他にも海軍兵学校など歴史的な見どころも多く、呉市からのアクセスも良いので、走るだけでなく休憩がてらじっくりと歴史を学びたい海道です。

山口県 山口秋吉台自転車道

山口秋吉台自転車道は、山口市宮島を起点として終点の秋芳洞の入り口までの約30kmの道のりを繋ぐ自転車歩行者専用道路。
ルート上に登りがいくつかあるものの、かなり緩やかで初心者向き。のどかな景色を楽しみながら安全にサイクリングできますので、秋吉台まで向かうなら是非走ってみて欲しいルートです。

山口県 日本三大カルストの秋吉台

日本三大カルストのひとつ秋吉台。ここの景色も素晴らしく、沢山の人に走りに行って欲しいと思える場所です。白い岩肌の点在するカルスト台地は、一瞬、日本にいることを忘れさせてくれるくらいに異国の景色が広がっています。
上で述べたとおり、山口市からのルートは斜度が緩くて走りやすく、同じカルスト台地の四国カルストに比べて難易度は低め。ヒルクライムが苦手な方でもすんなり登れて絶景が拝めると思います。

山口県下関市 角島大橋

山口県の角島大橋を訪れたのは7月上旬。沖縄ライドを終えて飛行機輪行で福岡に戻り、これまで見てきたエメラルドグリーンの海に別れを告げたばかりの頃です。これからは日本海の荒波を見ることになるのかと少し喪失感があったのですが、この景色を見たときは、「まるで沖縄のようだ」と感動しました。晴れていればより鮮やかな景色が拝める絶景スポットですので、もう一度訪れて、今度はその先の角島をぐるっと一周してみたいです。

山口県 みもすそ川公園 壇ノ浦古戦場跡

山口県下関市から福岡県北九州市を繋ぐ関門トンネル人道。下関側のすぐ近くには、源氏と平家の最後の戦いとなった壇ノ浦合戦の跡を残す、みもすそ川公園があります。

攘夷戦争や下関戦争で使用された長州砲の複製も再現されており、下関が歴史的な要所であったことを窺い知ることができますし、その迫力から思わず写真を撮りたくなるスポットです。人道トンネルを通る前に立ち寄ってみてください。

山口県・福岡県 関門トンネル人道

関門トンネル人道は、関門海峡を繋ぐ全長780メートルの歩行者用海底トンネルです。国道2号線の関門トンネルは自転車通行不可のため、我々サイクリストはこちらの人道を自転車を押して歩く必要があります。歩行者無料ですが自転車・原付は20円を入り口で支払いますので、小銭の準備をしておくことをおすすめします。
入口にはエレベーターが設けられていて地下トンネルが続いており、ゆるやかなスロープ状のトンネルの中ほどには、福岡県と山口県の県境があるので、そこで是非記念撮影していきましょう。

中国(山陽・山陰)地方のおすすめ観光名所

続いて、おすすめ観光名所。こちらは自転車を離れてじっくりと観光するスポットです。

鳥取県 名探偵コナンの里 北栄町

名探偵コナンの作者、青山剛昌先生の出身地である北栄町は『コナンの里』構想で町おこしを行っています。そのため、コナンにまつわるキャラクター像が置かれたスポットが至る所にあり、聖地となっています。

‎町には‎米花商店街が再現されていたり、青山剛昌ふるさと館では青山剛昌の幼少期から年代別の作品が展示されていて、ファンならたまらないスポットばかり。ファンならこの北栄町で一日中楽しめると思います。

島根県松江市 松江城

島根県松江市のシンボルとして愛されている松江城は、山陰地方で天守が残っている唯一のお城で、約400年前に築城されました。
黒と白のコントラストが美しく、2015年に国宝にも指定された松江市の観光名所。宍道湖にも近くサイクリングでぐるっと湖を回る際の立ち寄りスポットの一つとしてもおすすめです。

島根県出雲市 神様の総本山 出雲大社

古事記にもその創建が記されている出雲大社は、神無月に神々が出雲に集まり神儀する神様たちの総本山です。主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。日本神話では、国づくりの大業を成した神様として記されています。出雲大社が縁結びの神社として有名なのも、国を作ったことで人と人との結びつきができたからなのだそうです。

境内には日本神話に登場する出雲の白兎像があったり、出雲大社の外に広がる門前町グルメなど、見どころも多く、参拝するだけでなく周囲をゆっくりと散策してみるのも面白いですよ。

島根県出雲市 古代出雲歴史博物館

現在の出雲大社の本殿は延享元年(1744年)に造営されたものですが、かつての本殿の高さは現在の4倍の約96mあったとされ、古代出雲歴史博物館では再現された模型を見ることができます。

また、近隣の遺跡で大量に出土した銅剣や銅鐸など圧倒される展示が多く、古代浪漫に浸れること間違いなしの場所でした。出雲大社のすぐ近くなので、参拝と合わせてこちらも是非訪れてみてください。おすすめです。

岡山県岡山市 和モダンなお城 岡山城

岡山市のランドマーク的な存在でもある岡山城。城主は宇喜多秀家。豊臣秀吉から我が子同然に可愛がられて大出世した大大名です。
昭和20年の空襲で焼失しましたが、昭和41年に再建されて今に至ります。白と黒の配色バランスが絶妙でモダンな雰囲気があり、個人的にお気に入りのお城となりました。

岡山県倉敷市 倉敷美観地区

松山藩の玄関港であった倉敷は、江戸時代には幕府の天領として大いに栄えました。その当時の様子を今に残すのが倉敷美観地区です。

自転車を停める場所がないのが難点ですが、風情のある倉敷川とレトロな町並みが楽しめますし、町家や白壁の蔵をリノベーションしたお店では、グルメやカジュアルな雑貨も取り揃えていて、見ていて飽きません。

https://www.kurashiki-tabi.jp/

広島県呉市 重要伝統的建造物群保存地区 御手洗

瀬戸内海の大崎下島にある御手洗地区は、江戸時代に『風待ち、潮待ちの港町』として栄え、平成6年に国から重要伝統的建造物群保存地区として選定された、かつての古き良き日本の街並みが今に残った場所です。

清涼飲料水オランジーナのCMに登場したり、アニメたまゆらの舞台にもなったレトロな街並みでは、雑貨やグルメなども楽しむことができ、瀬戸内海のゆったりとした時間を過ごせる空間が広がっていますよ。

広島県尾道市 猫の細道と千光寺山頂

尾道市はサイクリストの聖地しまなみ海道の玄関口として有名ですが、尾道の街並みもとても素敵です。尾道ロープウェイ付近の入り組んだ住宅街に伸びる小道は『猫の細道』と呼ばれ、千光寺頂上まで続いているのですが、宮沢賢治の小説から飛び出してきたのようなノスタルジックな雰囲気がたまらないエリアです。

猫の細道を登った先にあるのが千光寺。尾道港を一望できる大宝山の中腹にある真言宗系の寺院です。ここでは線香やろうそくを購入してお供えして参拝するのが一般的なようでした。

千光寺には石鎚山へ登る修行道があり、そこから見下ろす尾道の景色も絶景です。他にも鼓岩、千光寺の名前の由来になった玉の岩など見どころも多く、観光スポットとしておすすめの場所でした。

広島県竹原市 たけはら町並み保存地区(重要伝統的建造物群保存地区)

竹原市には、たけはら町並み保存地区と呼ばれる重要伝統的建造物群保存地区があり、とびしま海道の御手洗保存地区に似た、古き良き日本を思い出させるほっと心温まる町並みが今も守られています。

この保存地区はアニメたまゆらのメイン舞台となっていて、本編では竹原の風景がとても精巧に再現されています。その中でも憧憬の道と呼ばれる約5,000本の竹灯篭の灯りで保存地区をライトアップしたお祭りが幻想的でした。日本一周中は見ることができませんでしたが、機会を見つけて参加してみたいと思っています。

https://www.takeharakankou.jp/spot/4305

https://www.takeharakankou.jp/event/9842

広島県呉市 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

海軍の鎮守府が置かれた明治以降、国防の重要な拠点として発展した呉市。戦艦大和を建造した海軍工廠もこの呉にありました。その軍港としての歴史と戦後の巨大タンカー造船に至る科学技術までを大和ミュージアムで学ぶことができます。

館内に入ると、展示の目玉となっている戦艦大和の10分の1スケール模型が圧倒的で一気に引き込まれます。そこから順路を辿ることで太平洋戦争前、戦中、戦後の過程を展示物や音声、映像を通して知ることができるようになっています。ただ、情報量が多くて一度だけはそのすべてを理解するのは難しく、さらに理解を深めるべくまた訪れてみたい場所になりました。

広島県呉市 海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)

大和ミュージアムのすぐ側には海上自衛隊呉史料館があり、こちらでは戦後の海上自衛隊の歩みや機雷の脅威と掃海艇の活躍といったことを学ぶことができます。

展示の目玉は実際に海上自衛隊で就役していたゆうしお型潜水艦の『あきしお』の野外展示。その外観だけではなく、内部を実際に見学することもできます。入場は無料ですので大和ミュージアムと合わせて見学したい施設です。

広島県呉市 潜水艦が見えるアレイからすこじま公園

アレイからすこじま公園は、海上自衛隊の敷地のすぐ横に位置するため、海上自衛隊の潜水艦や護衛艦を間近で見ることができます。ここまで近くに見られるのは、国内で唯一ここだけ。

公園と道路を挟んだところにある港町珈琲店。テラスからならアレイからすこじま公園を見下ろすことができますので、是非立ち寄ってみてください。ちなみにここの海軍カレーは美味しくておすすめです。

広島県広島市 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島

プロ野球セリーグの広島カープの球場として有名なMAZDA Zoom-Zoom スタジアム。日本一周中に近くを通りかかったので立ち寄ってみたところ、この日もカープファンが開場を今かと列を作って並んでいてその熱量を感じることができました。
サッカーや野球に限らず、こうしたスタジアムはその巨大さ故に、小さな自転車との対比が映えて良いですね。

広島県広島市 原爆ドーム

広島市のシンボル的な存在となっている原爆ドーム。正式名称は広島平和記念碑です。
1945年8月6日8時15分に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝えるこの場所には、修学旅行生や国内外からの観光客がたくさん詰めかけて、真剣な表情で見入っているのが印象的でした。

広島県広島市 原爆記念館

原爆記念館は原爆ドームと合わせて、関東関西圏で育った方なら学生時代に一度は訪れた場所ではないでしょうか。北海道出身だった自分は広島を訪れる機会がなく、この日本一周で初めて訪れました。

訪れたのは2019年5月15日。先月末にリニューアルオープンしたばかりでした。過去の展示を知らない身ですが、展示の一つ一つに説得力があり、見終わると心の奥がチリチリと焼け付くような思いが残りました。

広島県宮島 日本三景の厳島神社

日本三景のひとつ安芸の宮島には、宮島口桟橋からフェリーに乗って約10分ほどの船旅です。島の周囲は約30km。1番の見どころは平成8年に世界遺産に登録された厳島神社。日本で唯一潮の満ち引きのある場所に建っている神社で、満潮時の方が水面の浮かぶような景色で綺麗ですが、干潮時には歩いて大鳥居の下まで行けるなど、訪れる時期により見せる姿が変わるのも面白いですね。

宮島はグルメも豊富。お土産として有名なもみじ饅頭も今風のアレンジを加え多種多様です。是非、立ち寄って食べてみてください。

山口県岩国市 日本三名橋の錦帯橋

岩国市を流れる錦川に架かる日本三名橋の一つ錦帯橋は、五連の反り橋が特徴的な橋で国の名勝に指定されています。
この錦帯橋はその橋を支える伝統工法による木組みが見どころで、その上を渡るのももちろん良いですが、下からその精密な技術の成果を見上げても楽しめる観光スポットです。

錦帯橋を渡った先には食事処がいくつかあり、その中でむさしというお店では膨大な種類のソフトクリームが販売されていて、テレビ番組にも取り上げられた珍百景。その種類に驚きますが、味が想像できないものも多く、食べるならバクチ覚悟でチャレンジしてみてください。

むさしの隣には小次郎という、こちらもソフトクリームの種類が豊富なお店があります。2店舗合わせるともう何だか分からないくらいの種類になってしまいどれを食べてよいか迷ってしまいますね。

山口県美祢市 明治維新発祥の地 金麗社奇兵隊本陣跡

金麗社は山口県の美祢市を通る県道28号線沿いにあり、そこはかつて奇兵隊らが本陣を置き、高杉晋作や山縣有朋、伊藤博文が作戦会議をした明治維新発祥の地と言われています。
ここに立ち寄ったのは偶然でしたが、境内には記念碑や奇兵隊献納石灯籠など当時を偲ぶ品々がありますので、幕末の歴史に興味のある方はサイクリングがてら立ち寄って幕末の風に当たってみてはいかがでしょうか。

山口県美祢市 秋芳洞

秋吉台と同じくらいにオススメしたいのが、その近くにある日本最大級の大きさを誇る鍾乳洞の秋芳洞です。鍾乳洞といえば薄暗く湿っていて、かつ狭い、というイメージでしたが、ここは天井が非常に高い大洞窟。鍾乳洞のイメージが一気に変わるスケール感があり、夏に来ればその涼しさに癒されること間違いありません。

山口県長門市 元乃隅稲成神社

元乃隅稲成神社は、目の前に広がる日本海とずらりと並ぶ朱色の鳥居が生み出す神秘的な風景が特徴的で、2015年には、CNNが発表した『日本で最も美しい場所31』のひとつに選出されたこともある、絶景スポットです。

ただ、そこに至る道は斜度10%近い坂を登らねばならず、海沿いにあるために一度大きく下ります。同じ道を引き返すことになるので、向かう際は心しておいてください。

山口県萩市 明倫学舎

明治維新ゆかりの人物を数多く輩出する山口県の萩市。その歴史を今に伝える展示施設となっている萩・明倫学舎は、1935年に建てられた旧明倫小学校の木造校舎で、2014年3月まで実際に明倫小学校の校舎として使われていました。

ここには、かつて吉田松陰が教鞭をとり、高杉晋作、井上馨らが学んだ萩藩校の『明倫館』がありました。今も敷地内には南門や有備館などの当時の施設が残されています。

山口県下関市 耳なし芳一の舞台 赤間神宮

壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀る赤間神宮。その建物の形はおとぎ話に出てくる竜宮城のようです。
近くに関門トンネル人道があるのでサイクリストはそちらが目的になりがちですが、境内には怪談話しで有名な耳なし芳一の舞台となった『芳一堂』や平家一門の墓である『七盛塚』など見どころも多い場所なので、もし時間があればじっくりと見てはいかがでしょうか。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • すごーい。
    ノブさん日本一周の名シーンが詰まっている地域ですね。
    パニアバッグを打ち捨てて登った朝日山はアツかった!
    住之江旅館のみかんとか、もりあがりました。
    一つ一つ列挙したらきりが無いくらいです。
    私の初しまなみはブルベで、夜間に通り過ぎて終了だったので、改めて旅したいです。

    • 中国地方は良い思い出ばかりです。
      それにしても、パニアバッグを放置して登ったのは後にも先にも朝日山だけでしたので、よっぽどだったんでしょうね。
      しまなみ海道は本当に最高でした。是非、次は快晴の瀬戸内を走ってくださいね(^^)

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