こんにちは。ノブです。
長い長い尾道滞在の末、ようやく快晴の空がやってきました。。ついに5月2日(木)の今日、しまなみ海道へと出発します。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅22日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
旅レポ・フォトギャラリー
さらば快活CLUB福山松永店!
尾道滞在四日目の朝。ようやく太陽が現れてくれました。これでしまなみ海道を走ることができる! これまでならモーニングを食べながらゆっくりと準備するのですが、そんな悠長なことはしてられません。はっさく大福です。因島にあるはっさく屋は人気のお店。午前8時から開店しているので、まずはそこを訪れて大福をいただきたいと思います。
尾道の渡し船で向島へ
尾道駅前まで向かい、向島へ渡るため、渡し船に乗ります。渡し船はいくつかあるのですが、この駅前が一番印象的です。
料金は110円。お金は乗船後に船員のおっちゃんに手渡しです。今日はGWとあって沢山の自転車が乗船します。ローディの方が話しかけてきて、お水をいただきました。ボトルは片方が空っぽだったのでありがたくいただきます。
しまなみ海道ライドスタート!
さあ、走り出しましょう。と思いましたが、ここは何の変哲もないごく普通の道のように見えます。
ちょっと分かりにくいですが、青いラインが引かれています。そして、今治の文字も。この青いラインが今治まで続いているのです。
最初の目的地、はっさく屋は因島にあります。まずは因島大橋を渡ってしまいましょう。
因島大橋に限らず、島と島とをつなぐ橋には、自動車用と歩行者・二輪車用のルートが分かれています。案内板の表記に従って進んでいきます。
で、デカいなぁ。『ろんぐらいだぁす!』を見て知っているとは言え、ここまで登るのか。
因島大橋を渡って因島へ
写真を撮りながらですが、5分ほどで橋脚近くまで登ることができました。
この標識、『ろんぐらいだぁす!』で見たなぁ。これを見ると因島大橋へやって来たって感じがする。
自動車が走っている真下を自転車で通過する道。しまなみ海道を象徴するシーンの一つにようやく巡り会えました。
はっさく屋のはっさく大福♪
因島到着。はっさく屋はこの近く。ちょうど午前8時となりました。
ちょっと行きすぎて戻る羽目になってしまいましたが、はっさく屋の看板を発見。
開店して5分も経っていないのに、並んでいる……。おい、マジか。
ゆっくりと列が進んでいき、店の前へ。数には限りがあり、お一人様5個までとのこと。これ、昼頃に来ていたら売り切れていたんじゃないでしょうか。
列が店内へと入って、入り口付近に沢山のサイン色紙が飾られていました。三宅先生とさやパカさんこと東城さんのサインを発見!
店内に空気入れが置いてある。これも、しまなみ海道って感じがします。
カウンター前までやって来られた。かれこれ40分以上並んでいます。
そして、ようやくのはっさく大福です。これが今日の朝ご飯。はっさく大福3つと苺大福。
因島大橋を眺めつつ、店内でいただきます。一口食べるとお餅の中から餡子と瑞々しいはっさくが現れ、絶妙なお味。これなら何個でも食べられそう。苺大福も絶品でした。
自転車神社こと大山神社へ参拝
はっさく大福でしっかりと補給をし、しまなみ海道ライドを再開です。
曲がる箇所には必ず、こうして今治の文字があるので迷いません。
外周コースがあるようですが、今回は順路。生口橋方面へと向かいます。
橋を過ぎた辺りで歩行者・二輪車用の入り口を発見。でも、ここを通り過ぎて行きたい場所があります。
境内へは斜度14%の激坂を登らなければなりませんが、距離はとても短いので問題なし。
境内にサイクルラックがあるので、そこに立て掛け、参拝です。まずは手前にある自転車神社へ。
社務所前には、おしぼりとお水のサービスがありました。おしぼり凍っていて夏場なら最高に気持ちいいでしょうね。
中へ入り、自転車お守りを探します。ろんぐらいだぁす!の限定1000個のお守りを発見しました! これは買わねば!
そのお守りを売っている下の棚にろんぐらいだぁす!関連の書籍がならんでいました。
雛子さん発見! これではっさく屋の亜美ちゃんに続いてサイン色紙を2つゲットです。
そして、直接お会いできませんでしたが、コチラがこの神社の宮司さん。自転車好きが一目で分かる(笑)
そして、宮司さんとそのご家族のロードバイクが社務所内に飾られていました。
ハンドルに取り付けられてるっていいですね。これでまた一つ旅のお供が増えました。
生口橋から生口島へ
生口橋は因島大橋とは違い、橋の上を渡るようです。どうやら因島大橋が特別で、これからの橋はすべてこのタイプです。
各所に料金所が設置されていますが、自転車は無料。そのまま通過してしまいます。
ドルチェ瀬戸田本店へ
のんびりと10分弱走って次の目的地『ドルチェ瀬戸田本店』です。
さて、何を食べようか。やはり瀬戸内海に来たからには柑橘類ですね。
店内の奥の方で三宅先生のサイン色紙を発見しました。このライド3枚目は紗希さんです。
ポプラで例のグレーチングを撮る
これが三宅先生が滑ったグレーチングでしょうか。こんなの撮ってありがたがるのは、『ろんぐらいだぁす!』ファンだけ(笑)
住之江旅館
そして、亜美ちゃん達が宿泊した住之江旅館。ポプラからすぐのところにあります。良い雰囲気の旅館です。
ダメ元で空きがないか聞いてみようと玄関に入ると、『ろんぐらいだぁす!』のポスターとともにサイン色紙を発見しました。
これで4枚目。ちなみに部屋は満室。まあ、分かっていたことです。GW後にまた訪れて泊まってみたいと思います。
多々羅大橋から大三島へ
住之江旅館を後にして、ライド再開。海岸線沿いを走って行きます。
と、その前の駐車場で無料の補給ポイントがありました。どうやら地元の方がレモンの蜂蜜漬けやみかんを振る舞ってくれている様子。これがとても美味しく皮も食べられる。サイクリストのためにありがとうございます。
補給を終えて多々羅大橋へ。ここも勾配の緩い坂を登っていきます。
橋を渡って下りに差しかかると、その下にキャンプ場が見えてきました。時間帯が夕方だったら、ここに泊まるのも良さそうです。
サイクリストの聖地に到着!
橋を渡った先は、道の駅『道の駅 多々羅しまなみ公園』です。さすがGW。大混雑しています。ちょうどお昼時にやってきてしまったので、売店には列ができていました。補給は難しそうだ。
ここにあるのが、サイクリストの聖地記念碑。しっかりと記念撮影しました。
大山祗神社へ寄り道
ここからは今治順路を外れてちょっと寄り道。『ろんぐらいだぁす!』ので亜美ちゃん達が走ったとされているルートラボで公開されているルートに従い、大山祗神社へと向かってみたいと思います。
大山祗神社へ向かう道は1kmくらいの緩めの坂でした。こちらに人があまり多くないのは、この坂を越えなくてはいけないからでしょうね。
道の駅『しまなみの駅 御島』へ到着。先の多々羅しまなみ公園は激混みだったので、こちらならゆっくり補給もできそう。
駐輪場の近くに柑橘系ジュースの露天があり、「甘いのと、苦いのと、酸っぱいの、どれがいい?」と聞かれ、酸っぱいのを選びました。その正体は瀬戸内のレモンを搾ったジュースです。レモン果汁なので酸っぱいですが、体に効きそう。その後、お店の人から炭酸や水を入れて揉めば美味しいと聞き、ボトルの水を足して飲んでみるとレモン水が! ちょうどよい濃度で爽やか。いくらでも飲めそう。
その後、お守りを購入。ヘルメットに取り付けられるタイプのものです。
これを手の触れなさそうなところに取り付けておきます。この旅で寺社仏閣を巡る機会が多くなりましたが、旅の安全を祈願するあまり、どうにも信心深くなりそうです。
参拝を終えて道の駅へ戻る最中、猪のフランクフルトの露天を発見。どうやらこの界隈は猪が名物のようです。時刻は14時。色々と食事処がありましたが、どれもGW効果でこの時間帯でも列ができています。
手っ取り早く食べられそうなので、フランクフルトを注文。しっかりと肉の旨味がしますが、獣臭さはありません。こんなに美味しいなら他の猪料理も食べてみたいですね。
大三島橋を渡り伯方島 さらに大島大橋を渡って大島へ
亀老山は大渋滞
最後の島、大島へとやってきました。時刻は15時半。最後にどこか寄り道をしてもよさそう。Twitterでカレイ展望台と亀老山展望台の見晴らしが良いとのアドバイスを受けていたので、どちらか登りたい。どうやら亀老山は夕方の絶景スポットらしく、今回は亀老山へ向かいたいと思います。
最後の大島は意外とアップダウンのある道が多い。今治順路の過程の中で宮窪峠を登りました。レンタサイクルの初心者さんはキツいだろうな。
800mほど道なりに進んで展望台への入り口へ。ここから約3kmのヒルクライムです。登ってみると序盤が結構キツい。荷物放り出したくなるタイプの斜度です。恐らく10%は超えているでしょうね。
序盤を越えれば8%前後くらいの坂が続きます。あとはひたすら我慢比べです。
まだ1kmほどしか登っていませんが、景色が綺麗。これなら展望台で絶景が拝めそう。
が、残り1km弱で、渋滞。こんな狭い道で渋滞ですか!? 路肩も狭いからおいそれと抜くこともできない。押して歩くと相棒めちゃくちゃ重いんですよ。なんだこれ。登山ですかね……。
亀老山ではいっこうに進まず、しびれを切らして下ることにしました。旅のゴールである来島海峡展望館が18時で閉まってしまうので、それまでには辿り着きたい。しまなみ海道はもう一度通るし、その時に登ればいい。
ここも『ろんぐらいだぁす!』の聖地だったりします。雨天ライドの後、レッグウォーマーの件を話していたのがここ。
亀老山での不満をサイダーで飲み干します。生姜が利いていて爽やか。ようやく落ち着いた。
なかなかの絶景が。サイクリストの方々が立ち止まって景色を眺めていました。
今までの橋で一番長いんじゃないだろうか。時刻は17時20分。ちょっと時間が……。
来島海峡展望館でろんぐらいだぁす!巡礼ライドゴール!
17時35分。ゴール地点の来島海峡展望館へ。実はここに来る直前の分岐で下りを選択してしまいまして、途中で気付いて登る羽目になりました。しんどかった。
でも、こうして辿り着けたので、アニメ版ラストシーンの聖地を満喫させてもらいます。
亜美ちゃんがラストシーンで涙を流すベンチの前。あのシーンってアニメ2期が製作されたらどうするのかな、と個人的に気になっていたりします。
来島海峡展望館も覗いてみました。ここにサイン色紙があるかなと思いましたが、残念ながらありませんでした。葵ちゃんと弥生さんのサイン色紙ってどこかにあるのかな? だとすればどこだろう。
しまなみ温泉 喜助の湯でひとっ風呂!
しまなみ海道を終えた後は、日本一サイクリストに優しいと評判の喜助の湯へ。
中を見させてもらいましたが、スポーツバイクを引っかられる専用の仕組みがありました。しっかりと施錠もできるので安心してお風呂を楽しめますね。
館内にもロードバイクが展示されていました。それに店員さんのユニフォームはサイクルジャージ。お風呂も広くて気持ちがよかった。しまなみ海道を走ったらここで休息するのもいいですね。
本日はメディアボム愛媛今治店で宿泊
すっかり暗くなってしまいました。今治城のライトアップを眺めつつ、喜助の湯からほど近くの漫画喫茶を目指します。
ラーメンセットを注文したのですが、大当たり。まずラーメンのスープが美味しい。豚骨系だと思うのですが、旨味があり澄んでいて美味しい。焼豚も口に含むと炭火で炙った香りがします。セットのスタミナ丼も疲れた体にはちょうど良い濃さ。大満足でした。
フラット席が満室で、仕方なくソファ席へ。横になってみましたが、十分寝られそうです。それにしてもこの漫画喫茶、サイクリストが多すぎですね。店の前にはロードバイクが4~5台停まっていましたし、席に着くとシューズのBOAを調整する音だったり、Garminのピコピコ音が近くから聞こえてきます。コーヒーを入れている間にも、サイクリストが入ってきているのが見えたりと、どうやら24時間営業の漫画喫茶はここしかないため、詰めかけているようです。みんな考えることは同じですね。
コメント
コメント一覧 (4件)
お疲れさまでした。
ノブさんのおかげで、原作漫画とアニメのクオリティーの高さを再認識できました。
ありがとうございます。
また、この膨大な取材の量から、ノブさんの愛しか感じません。
幸せそうで何よりでございます。
はっさく大福、一人5個までということは、紗希さん食いは不可能なのですね。残念です。
ぽぷらの前のグレーチングは、日本一有名なグレーチングですね。
住之江旅館は残念でしたが、次の機会を狙っていらっしゃるということで、期待しております。
しまなみが自転車にやさしい環境であることが理解出来ました。
サイクリストもしまなみを大事にすべきだと感じました。
やっぱり、葵ちゃん成分ないんですね…了解いたしました。
新尾道駅に4日で着弾した紗希さん恐るべし。
ありがとうございます。
しまなみ海道はついつい写真を撮りすぎてしまいました。
GWとあって人も車も多く、はっさく大福に制限が出たり展望台に登れなかったりしましたが、全体を見れば走りやすく、楽しい一日でした。
所々でゴミが落ちているのを見ましたが、仰る通り、訪れる立場の人間が大事にしていかないといけないですね。現地の人にもできる限度がありますから。
復路では、ほかにろんぐらいだぁす !関連の色紙がないか探してみるつもりです。ツーリングガイド3に登場してまだ行っていないところにもしや、と淡い期待をしています。
ついにしまなみ海道ですね!
写真見ているだけでも楽しくなってきます^^
(もちろん、自分でも走りに行きたいですが…)
アニメで見たところばかりで、まさに聖地といった感じがします。
晴れるまで待った甲斐がありましたね!
待ちに待ったしまなみ海道でしたので、最高の気分でした。聖地はおおよそ回ることができたので大満足です^_^
四国一周後の復路では住之江旅館に泊まろうと思いますので、まだまだ、しまなみ海道街道の楽しみは尽きません。