【旅153日目】八幡平アスピーテラインヒルクライム!

日本一周旅行記

こんにちは。ノブです。

日本一周自転車旅153日目は南下せずに寄り道ライド。八幡平アスピーテラインを絶景ヒルクライムです。

本日のルート

Relive ‘日本一周自転車旅153日目’

Garmin Forethlete230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

快活CLUB 盛岡上堂店を出発

いつもは午前5時前後に目が覚めるのですが、グッスリ眠れて午前6時前に目が覚めました。まずは朝食の無料のモーニング。

今日の盛岡は晴れ時々曇り。明日は雨の予報です。この晴れ間を活かし、これから八幡平アスピーテラインに行ってきたいと思います。

準備を終えて午前7時前に出発。絶景ヒルクライムを楽しんで来たいと思います。

八幡平アスピーテラインの入り口へ

まずは国道4号線を北上。来た道を戻ります。ほんの少しですが、緩く登りです。

さらに国道282号線を八幡平市へ。岩手山も雲一つなく綺麗です。

山岳ライドになるとコンビニがない場所を走ることが多く、国道沿いにコンビニがいくつかあったので補給食を調達しておきます。

八幡平市の道の駅『にしね』。まだ朝も早いから帰りに寄ろう。

八幡平へ向かう分岐点。ここを左折します。

掠んでしまって読みにくいですが、八幡平の頂上『見返峠』までの案内が書かれています。基本的に案内板に沿っていけば良いようです。

岩手山と稲穂。とても綺麗な組み合わせ。絵になりますね。

案内板を辿りつつ走り、頂上まで残り24km地点。『コンビニエンスストアたかはた』がありました。ここがラストコンビニかな。

ドリンクを補給。ビタミンやクエン酸などを意識的に取るようにしています。あと、外にトイレもありましたが、かなり汚いです。

八幡平の頂上へは樹海ラインとアスピーテラインの2ルートがあるようですね。今回はアスピーテラインへ。

松尾八幡平ビジターセンター 物産館あすぴーて

アスピーテラインへ入る直前にビジターセンターがありました。物産館もあるようですし、ちょっと寄っていきます。

まずはビジターセンターへ。

八幡平の頂上付近にある鏡沼。5月から6月の限られた期間に見られる絶景です。今回は見られませんが、いつか見てみたい。

物産館では地元の特産物でいっぱい。桃が美味しそうだったので購入しました。先ほどのコンビニで休憩しましたが、ここで補給していくのも良いですね。トイレも綺麗だし。

八幡平アスピーテラインヒルクライム!

さあ、八幡平アスピーテラインをヒルクライム開始です。ここから頂上まで約19km。1,000m弱の標高差を登っていきます。序盤が斜度キツい。

ビジターセンターが小さく見えます。右に見えているのは岩手山です。

所々でこうした雪対策のトンネル上のシェルターを走ります。日が入るので暗くはありませんが、風が抜けないので登っている間は汗だくです。

大沼辺りから斜度は緩やかになって走りやすくなりました。

綺麗な葛折りですね。

鉱山跡の案内がありましたが、左手に廃墟群があったことに気付かず。ちなみにこの先にシェルターがあります。直線の登りが続き汗だくで登りました。

ヒルクライム開始から7~8km地点に平坦な御在所步道駐車場があります。

トイレと自動販売機がありましたので、ここでドリンクを補充したり休憩できますね。

駐車場の少し先の脇から凄い勢いで湧き上がる白煙。どうやら地熱発電のようです。

標高も1,000mぐらいになると随分と涼しい。

独特の岩だったので撮ったら、源太岩という名前が付いた岩でした。空が随分と近くなり、風が強くなってきた。

十和田八幡平国立公園へと入りました。写真を撮っている間にバスが通過していきました。

緑が濃いですね。やっぱり山岳ライドは気持ちが良い。

公園内は斜度も緩やか。下りもありアップダウンのある道になりました。

黒谷地と呼ばれる湿原だそうです。標高も1,400m。半袖だと結構寒い。

遠くに建造物が見えました。あと少し、というところで雲がかかっていました。

頂上まで残り1km。最後のひと踏ん張りです。

八幡平レストハウスで昼食

12時少し前に八幡平頂上に到着です。疲れた。頂上に着いたのでツイートしようとしましたが、どうやら電波が微弱。時々、電波を拾うのですがすぐに切れてしまいます。

レストハウスの前にサイクルラックがありました。お腹空いたし、電波を探すのを諦めて腹ごしらえをします。

レストハウスの中に食堂があるようなので向かいます。源太カレー。美味そうだ。

こちらが源太カレー。とろとろに煮込まれた牛すじが入り、ゆで卵が付いていました。

殻を割ってトッピング。ピリ辛のカレーも美味しかった。

食事の後は展望台へ。

食事をしていた間に雲が過ぎ去ってくれました。綺麗な青空が広がっています。この辺りは森林限界なのでしょうか。峠周辺だけ木々が少なくなっています。

岩手山もあんなに遠くに。

立ち枯れた木々。どことなく渋峠に似ている気もします。

三叉路の秋田へ下るアスピーテライン。こちらへも行ってみたいですが、盛岡市へと戻るには登ってきた道を引き返すか、樹海ラインを通る必要があります。

八幡平樹海ラインをダウンヒル

八幡平樹海ラインを通って盛岡市へと戻ります。

しばらくはダウンヒル。景色も良くて気持ちいい。

硫黄の匂いがします。温泉が湧き出ているようです。

すぐ側に温泉宿がありました。登ったらその日のうちに下ってしまいますが、こうした場所でゆっくり過ごすというのも良いですよね。

樹海ラインは斜度10%の標識が多く、こちらから登るのは大変そうです。

下りだけかと思っていたら、そうは問屋が卸さない。登りもしっかりありました。

でも、登りの距離も回数もそこまで多くはなく、基本的に下り基調。斜度がキツくてハンドルを握る手が痛いです。

岩手山パノラマラインを走る

樹海ラインを下って、直進すると盛岡市のようですが、岩手山パノラマラインという響きが魅力的。それに焼走り熔岩流というのも気になります。

岩手山パノラマラインを通って盛岡市を目指すことにしました。パノラマラインは岩手山の麓を走って行くようですね。

焼走り。気になる。

多少アップダウンがありますが、登りも下りも緩やかで走りやすい。

岩手山って見る位置で形が変化するんですね。この辺りだと綺麗な山の形です。

国の天然記念物『焼走り熔岩流』

道沿いに焼走り熔岩流の駐車場がありました。歩いてすぐに見られるようなので立ち寄ることに。1719年の岩手山の噴火で出来た国の天然記念物なのだそうです。

辺り一面が溶岩で覆われていました。これは凄い。

300年も経つのに草木が生えないなんて。

当時の噴火の規模を物語る不思議な風景。訪れてみて正解でした。

道の駅『にしね』でほうれん草ソフトクリーム

溶岩流を見学後は、盛岡市を目指します。ずっと下り基調なので走るのが楽です。

国道282号線に合流して道の駅『にしね』へ立ち寄りました。

レストランがありメニューも充実しています。ほうれん草が名産のため、ほうれん草ラーメンやカレーもありました。

でも時刻は15時と夕食には早くお腹もそれほど空いていません。ほうれん草ソフトクリームで補給することにしました。苦味はなく、ほうれん草の風味がほんのり口の中に広がります。美味しかった。

ゆっこ盛岡でひとっ風呂

約105km走って盛岡市内へ。スーパー銭湯の『ゆっこ盛岡』でひとっ風呂です。

コインランドリーもあったので汗を吸ったジャージを洗濯。

待っている時間を使って館内の食事処で夕食です。

食事を注文するとドリンクが無料になるようです。風呂上がりで咽が渇いていたので丁度いい。

とり天蕎麦とかき揚げ丼。かき揚げがサクサクで美味しかった。

快活CLUB 盛岡上堂店へ帰還

快活CLUB盛岡上堂店へ戻ってきました。今日のライドはこれで終了。

自転車もいつも通りにダブルロックとカバーで保護です。

フラット席も確保。明日は朝から雨の予報なので、このまま快活CLUBで休養します。

日本一周旅行記
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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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