【旅157日目】震災遺構・グルメ・仮面ライダー!陸前高田~気仙沼~石巻の南三陸ライド!

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こんにちは。ノブです。

日本一周自転車旅157日目は大船渡市を出発して宮城県入り。南三陸を南下していきます。

目次

本日のルート

Relive ‘日本一周自転車旅157日目’

Garmin Forethlete230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

湯処まつばらマンガサミットを出発

午前6時前に湯処まつばらマンガサミットを出てきました。どうやら朝食も付けられたらしいのですが、昨日のうちに受付に申告する必要があって食べられず。

国道に出てすぐに陸前高田市に入りました。下った先にコンビニがあるようなので、そこで朝食を調達したいと思います。

今日の目的地の仙台市まで160㎞。まあ、これくらいの距離ならたどり着けるでしょう。

まだ下っている途中ですが、津波の被災区間の表示がありました。ここから4㎞先までが津波に飲まれたという事実は衝撃的です。

下りきったところにファミリーマートがありました。ファミマの駐車場から壁のような巨大な防波堤が見えていました。

朝食はコンビニ飯。とにかくボリュームが欲しくて大盛りパスタです。

陸前高田市を巡る

朝食を終えて陸前高田を走っていきます。下っているときはスーパーを見かけたりしましたが、こちらは更地が大部分を占めていました。

震災遺構のマンションがポツンと立っていました。

高台には住宅があるようです。

何というか町という感じを受けません。理解していたつもりでしたが、実際に訪れると言葉がありませんでした。

旧道の駅高田松原/タピック45。かつての道の駅も震災遺構となっていました。

その隣には新しい道の駅。更地が印象に残る中、こうして少しずつですが着実に復興が進んでいるようです。

どうやらこの先から奇跡の一本松へ向かえるみたいですが、営業前のためか入れませんでした。

なので、道沿いから奇跡の一本松を見学。腐敗処理され復興のシンボルとなっているみたいですね。

震災遺構 旧:陸前高田市立気仙中学校も国道沿いにありました。

津波によって破壊された状況がそのまま残されています。これから先もこうした施設を見学しながらの旅になりそうです。

宮城県入りして気仙沼を巡る

陸前高田から登りを越えて気仙沼へ。宮城県入りしました。

宮城県でも震災復興工事は続いています。

高台から見下ろすリアス式海岸はやっぱりきれいです。

トンネルの中で渋滞に巻き込まれました。どうやら反対車線でトラックが故障して立ち往生していたようです。すでに警察が交通整理をしていて5分くらいで抜けられました。

トンネルを抜けてダウンヒルして気仙沼市に入りました。陸前高田からそれほど離れていませんが、違和感なく町という感じがします。

ただ、海沿いに近づくにつれて工事中の道が多くなってきました。

ダートな区間もあって走りにくい箇所も。

さらに更地が増えていきました。まだ海沿いは復興途中のようです。

たかはし製菓であんころ柿を補給

気仙沼市街地を抜けて走っていると、気になるお店を発見。

看板にあったあんころ柿と黒糖まんじゅうを購入。黒糖まんじゅうの程よい甘さで濃いお茶によく合いそうです。

あんころ柿は干し柿の中に白餡を詰め、表面を羊羹でコーティングした和菓子。干し柿のねっとりとした食感がたまりません。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 (旧気仙沼向洋高校)

気仙沼には震災遺構として旧気仙沼向洋高校があり、見学していくことにしました。

ここはただ外から見るだけでなく、施設として整備されて中も見学できるようです。

入館チケットを購入してまずは13分ほどの地震当時の映像を鑑賞します。

その後、1階から校内を見学していきます。

津波によって学校の中が滅茶苦茶に。

3階に上がって見たものは、津波によって運ばれてきた車です。津波がどれだけの高さだったのかを実感します。

さらに4階へ。

4階が津波の到達地点です。

冷凍工場がぶつかるという非現実的な状況に理解が追いつきません。

屋上からは写真と比較しつつの見学。

内部から見た冷凍工場の衝突跡を外からも見学。自分の今いる場所が津波に呑まれているということも恐ろしい。

この折り重なった車も衝撃的です。

最後はかつての校舎の様子を映した写真の展示です。

この後、被災者の方のその後を映したドキュメンタリーを見ました。ドキュメンタリーは胸に迫るものがあります。

ちなみに、すぐ側のスペースでは翌日開催のツール・ド・東北のエイドが設営中でした。

道の駅『大谷海岸』で気仙沼ホルモン丼

伝承館を出発してすぐのところに道の駅『大谷海岸』がありました。

気仙沼はフカヒレが名産でフカヒレソフトクリームがありましたが、でも食事処のメニューを見て気が変わりました。

気仙沼B級グルメ『気仙沼ホルモン』の丼で補給です。

コリコリのホルモンがどっさりの丼は、付けダレがご飯にも染みてガッツリ系で美味い!

震災遺構ブライダルパレス高野会館

明日はツール・ド・東北。そう言えば食事処のおばちゃんや伝承館のスタッフの方から「ツール・ド・東北は明日だよ」と言われました。ツール・ド・東北、地元に浸透していますね。いつか出たいな。

さらに南下して南三陸町へ。この辺りも工事が続いている場所でした。

その中に震災遺構がありました。ブライダルパレス高野会館です。

施設の3階まで津波が襲ったようです。非現実的な高さですが、これが現実なんですよね。

その先の南三陸ホテル観洋の駐車場がツール・ド・東北のエイドステーションになっていました。どんな補給ができるのでしょうか。楽しそうです。

道の駅 上品の郷で金華サバの漬け丼

約100km走って石巻市の道の駅『上品の郷』へ。

石巻のブランド鯖『金華サバ』の漬け丼をいただきました。三陸沖は親潮と黒潮が出合う潮目で脂の乗った鯖が育つ漁場です。

口の中に広がる脂の旨味を堪能できました。脂がトロトロで美味かった。

石ノ森萬画館へ

石巻市の中心部へと足を運びます。石巻市も大きな被害を受けた町です。しかし、復興状況はかなり良好なのかこれまでで1番、町の機能が復元されているように思えました。

石巻市は石ノ森章太郎の出身地。石ノ森萬画館があるのなら是非見たい。明日はツール・ド・東北ということもあって駐輪場はロードバイクでいっぱいでした。

入り口には仮面ライダードライブのトライドロンが展示されています。

そして、石ノ森章太郎先生が生み出したキャラクターの数々。

仮面ライダーの銅像もありました。ここはフォトスポットになっているようです。

展示室は2階にあり、スロープを登っていきます。

そこには全石ノ森章太郎作品のレリーフ。

すべて載せると大変なことになってしまうのでその一部だけ。

ここから先はチケットが必要な展示スペースです。写真撮影はOKですが、映像関係は動画撮影NGとのこと。

最初は代表作とも言えるサイボーグ009。

続いて、仮面ライダーです。子供の頃に見ていたヒーロー。流石にテンション上がりますね。

マスクが展示されている。ヤバい。格好いい。

世代的にはブラックやRX。ヤバい。語彙力が失われていく。

もちろん、平成ライダーのマスクも展示されています。

展示の最後はシージェッター海斗という石巻市のご当地ヒーロー。

図書館もあって石ノ森章太郎作品を自由に読むことができるようです。

ツール・ド・東北が迫っているためか、弱虫ペダルの展示も同時開催されていました。こちらは撮影禁止。原画の数々に見入ってしまいました。

今日は快活CLUB 古川店

寄り道をし過ぎて、夕暮れになってしまいました。仙台市まで約50km。このまま向かうと夜になってしまう。少し北上することになりますが大崎市の快活CLUBが近いので、そちらに向かいたいと思います。北上するので南風を追い風にできるので早く着けそうってのもありました。

夕日と稲穂と電柱。絵になります。ってそんなのんびりしてられない。早く走らないと。

今日は快活CLUB古川店に着いた頃には真っ暗になってしまいました。

フラット席も確保。この店舗には防音個室もありましたが、休日と言うこともあって満室でした。

ここは無料シャワーとコインランドリーがある。実は仙台市内には無料シャワーやコインランドリーのある店舗がないというのも、こちらにした理由でもあります。

シャワーを浴びて一息ついて、ようやく一息ついて、道の駅で買ったずんだ餅が食べられます。ずんだの風味がいいですね。

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