道志みちを越え富士五湖から下部温泉へ【2019年2月自転車旅1日目】

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こんにちは。ノブです。

2019年もすでに2月が終わろうとしています。月日が経つのは早いですね。
去年の11月末に自転車旅に出かけて以来、寒さもあって旅に出ていなかったのですが、今年初の泊りがけ自転車旅に出発します。
旅の舞台は去年も自転車で走った山梨県身延町です。

https://tourdekimamani.com/201811_day1_sequel_gotenba_minobu/

なぜまたも身延町かというと、2月23日(土)に身延山久遠寺にて『志摩リンのビーノと一緒に交通安全祈願』というイベントが開催され、普段は入れない身延山久遠寺境内に、バイクと自転車を入れてご祈祷ができるとの情報をTwitterで入手したからです。

『ろんぐらいだぁす!』のファンではありますが、『ゆるキャン△』も大好きなのです。これからも自転車旅に相棒のロードバイクと出かけたいと思っていた僕にとっては、こんな貴重な機会は逃せません。早速イベントチケットを入手し、今回の旅が決まったのでした。

目次

本日のルート

Relive ‘富士五湖ライド 2月自転車旅1日目’

Garmin Edge 1030 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

旅の準備

宿泊地での着替え1着と散策用に折りたたみの靴。バッテリーなどのガジェット類、寒さ対策に携帯できるウィンドブレーカーといった必要最低限の荷物に限定しました。ポイントは100均で買っておいた洗剤と消炎鎮痛薬のバンテリン。洗剤は1袋あれば2泊くらい十分に保ちますし、バンテリンは後半現れるだろう筋肉痛への対策です。

所持品のいくつかをピックアップしておきます。ご興味がありましたらご一読ください。

https://tourdekimamani.com/impression_r250_saddlebag_large/

https://tourdekimamani.com/impression_folding_shoes/

https://tourdekimamani.com/impression_18650battery_charger/

https://tourdekimamani.com/impression_anker_powerport_speed4/

上記の写真には入れていませんが、お土産を入れる用にドイターのグラビティピッチ12も背負っていきます。

https://tourdekimamani.com/impression_deuter_gravitypitch12/

また、ツールケースは別途携帯しています。

https://tourdekimamani.com/impression_toolcase_r250/

東京都大田区から多摩サイ経由で道志みちへ

午前6時に出発し、池上通りを走ってガス橋から多摩川サイクリングロードを遡上します。

多摩川原橋までサイクリングロードを走り、そこから鶴川街道へ。この先は尾根幹と呼ばれるアップダウンのある道が続きますが、なるべく足を残したくて少し迂回するルートを走りました。

さらに町田街道、津久井街道を抜けていきます。

午前9時前に津久井湖に到着。想定よりも時間がかかった。街道は通勤の車でところどころで渋滞していて、その脇をソロソロと進んでおりました。

道志みちへ入る直前、崖崩れで通行止めの看板が! 去年の旅で山中湖から道志みちを使った際に崖崩れで大きく迂回した経験があります。まさか通行止めになってしまっているとは思いもよらず。

道志みちの状況は改善していると思い込んでいて、事前に調べるのを怠っていました。旅ベタですね。
どうしようかと立ち止まり、国道20号へ出ようかと悩んでいると、地元の方から「迂回路があって山中湖へ抜けられますよ」とのアドバイスをいただき、このまま道志みちを進むことを決意。
地元の方には本当に感謝です。花粉症で鼻をずびずびしながら受け答えしたので、さぞ不信だったことでしょう(笑)

道志みちヒルクライム

午前9時15分。道志みちへ続くT字路を右折します。

道志みちは相模原青山交差点から山中湖までの続く国道413号線の総称。最高地点の山伏峠までは39kmのアップダウンが続いています。「みち」なんて平仮名で書いて柔らかくしているくせに、キツいんです。

道志みちの途中にあるセブンイレブンに立ち寄りました。東京都大田区から約65km。ここまで無補給だったので、ごまペーストの入ったあんまんを補給。

体も休まったので、自転車旅を再開です。

道志みち迂回路

道志みちを神奈川県側からだいたい9km進んだ地点で迂回路の登場です。

しばらく下った後、道志みち方面と藤野方面への分岐があります。

さらにY字路があり、案内板が立っていますので、迷うことはありません。

ものの10分ほどで本線に復帰できました。

山梨県道志村へ

道志みちヒルクライムから1時間。山梨県道志村に入りました。

道志村からは『道志七里塚』と呼ばれる4キロごとの塚が立っていて、どれくらい進んだかの目印になります。二里と四里は立派な石碑なのですが、それ以外は見過ごされがち。

道志みちは東京オリンピックのサイクルロードレースのコースとなっていますね。選手たちが道志みちを駆け抜ける姿を見てみたいものです。

『道の駅どうし』まであと少し。遠くに富士山がちらっと顔を覗かせていました。

『道の駅どうし』で山伏峠に備えて小休止

セブンイレブンでの休憩から1時間半。『道の駅どうし』にやってきました。今日は平日とあって人が少ない。

『道の駅どうし』はサイクルラックも豊富にあるので、立ち寄りやすいスポットです。

山伏峠ヒルクライムに向け、おからドーナツを補給。ほんのり甘くもっちもちで美味しい。

山伏峠ヒルクライム

『道の駅どうし』でしっかり足を休めて、山伏峠へ挑戦です。

山伏峠の登りは、斜度が高くても10%とそこまでキツくはありません。ただ、カーブを曲がると延々と続く直線の坂を見るとげんなりしてしまいます。

曲がって直線。曲がって直線。

インナーローでえっちらおっちら登り、山伏峠の頂上である山伏トンネルへ。

トンネルを抜けた先が、山中湖村です。ここから山中湖までダウンヒル。ただ、あまり道幅がないので慎重に下ります。

いくつかワインディングを抜ければ直線の坂。ここからは気持ちよく下れる!

山中湖と富士山

道志みちを抜け、山中湖へやってきました。

湖畔にはサイクリングロードが併設されていますので、湖と富士山を眺めながらのんびり富士吉田方面へ。

富士の頂が見える快晴。今日を自転車旅に選んで正解でした。

昼食は『ふもとや』で名物富士吉田うどん

山中湖に別れを告げ、富士吉田市を目指します。ここに来たらやはり、うどんが食べたい。
ただ、のんびりし過ぎて、13時半。うどん屋さんは14時で閉まるところが多いので急がねば。

138号線沿いにあったお店を見つけ、迷わずそこに入ることに。『ふもとや』さんです。今回、初めて訪れましたが、ここのうどんはどんなお味でしょうか?

サイクルラックがあるのも好印象。

メニューは至ってシンプル。だが、これがいい。肉天うどんを大盛りで注文しました。

待っている間、セルフの大根のお漬物をぱくり。少し酸味が利いていて、疲れた体に染みいります。

そして、待望の富士吉田うどん。これまで3回、富士吉田でうどんを食べましたが、麺の硬さやお出汁の塩梅がちょうど良く、ここが一番好みかも。大変美味しかったです。

湖北ビューラインを走る

お腹も膨れ、気力も満タン。時刻は14時。せっかくなので富士五湖すべてを巡るべく、まずは河口湖を目指します。

河口湖の北側湖畔へ到着。山中湖に続き、2湖目。

次は西湖です。標識のとおりに進めば迷うことはありません。若干ですが登りもあります。

トンネルを抜ければ、西湖はもうすぐ。

西湖到着。河口湖からは30分程度です。

西湖を離れ、次は精進湖。その道中、野鳥の森公園で白く光る謎のオブジェを発見。西湖樹氷まつりが今月17日までやっていたようで、その名残でした。

しばらく進むと、国道139号線に突き当たります。右折して精進湖へ。ここでビューラインは終了です。

国道沿いに精進湖が見えましたので、立ち寄ります。

水が引いて思ったよりも小さい? 本来はもっと奥に湖が広がっているようです。ただ、雲も出て来てこのままだと本栖湖で富士山が見れないかもと思い、先を急ぐことにしました。

本栖湖と富士山

本栖湖へ続くT字路を右折し、本栖みちへ入ります。目指すは浩庵キャンプ場。

しばらく道なりに走っていると、湖畔にテントがいくつも見られました。冬キャン、流行っているみたいですね。

15時45分、浩庵キャンプ場前の駐車場に到着。富士山の方は見事に晴れていて、ばっちりでした。

これまで2度、本栖湖を訪れていますが、そのどちらも富士の頂を拝むことができたのはラッキーです。

ゆるキャン△で有名になってしまった公衆トイレ。知らない人から見たらなぜトイレを写真に収めるのか疑問に思うんでしょうね。

浩庵のセントラルロッジは外壁改装中でした。

本栖湖まで走り、富士五湖すべてを巡ることができました。

今日の目的は達成したものの、実はまだ本日の宿を決めていません。身延町へ行くつもりだったので、本栖みちを下る途中にある下部温泉に泊まるのがよさそうです。温泉入りたいし。

昼間にスマホで楽天トラベルやじゃらんで数件空きがあることを確認していたのですが、この段階で検索してみたところ、なんと宿が1件もヒットしません。

でも案ずることなかれ。これもひとり旅ならあまり問題がないのです。今日は平日ですし16時前のため、ネットの募集が取り下げられただけと考えるのが妥当です。

ただ、これから予約すると夕食付きは望めないので、必然的に外食になります。さっそく下部温泉で宿泊費が安価で、かつ食事処が近くにある宿をGoogleマップで探し、1件目の『いずみ旅館』に電話して、すんなりと宿が確保できました。

本栖みちダウンヒル

さあ、温泉に入りに行くぞ! 下部温泉に向け、まずは中ノ倉トンネルを通過します。

トンネルを抜け、本栖みちを下っていきます。陽が落ちてきて、ダウンヒルは寒い!

下りてすぐに展望台があり、身延の山並みを望むことができます。

同じく展望台から。ここに屋根付きの休憩所があったと思われますが、原因は分かりませんが崩壊していました。

展望台を後にして、下っていきます。本栖みちの特徴は、こうした九十九折りがいくつもあること。下りはカーブを曲がるのが大変ですが、逆に登りごたえがありますよね。

ちなみに、去年の秋に本栖みちをヒルクライムしましたが、この時期は紅葉が綺麗で登るのが楽しいですよ。

https://tourdekimamani.com/201811_day2_prequel_yurucamp_motosu_hillclimb/

本栖みちは現在工事中で、この橋もそのひとつです。

さらに下ると大がかりな工事現場が見えてきました。

工事現場に中ノ倉バイパスの完成予想図がありました。将来、本栖みちは大きく変わってしまうようです。旧道との交差部分はどうなるのでしょうか? なるべく今のままの本栖みちであって欲しいところです。

さらに下って道が広くなるってくると、いくつかトンネルを通ることになります。以前登ったときの経験から知っていたので、尾灯は常に点けて走っていました。

本日のお宿は下部温泉

17時前に本栖みちの途中にある下部温泉に到着しました。

レトロでこじんまりとした感じの下部温泉駅。

そして、その下部温泉駅のすぐ近くが『いずみ旅館』です。さっそくチェックインを済ませます。ロードバイクは旅館内に停めさせてもらいました。小さな旅館ですので、台数が多いと対応できないと思いますのでご注意を。

通されたお部屋は落ち着いた和室です。すでに布団も敷いてありました。

畳に座ると、このまま寝てしまえそうなくらい居心地の良さを感じます。お尻に根が張りそう(笑)
荷物を放り出して、何はともあれ温泉へ。
浴槽は4~5人入ればいっぱい小さいものでしたが、源泉掛け流しのお湯に浸かると東京から走ってきた疲れが癒されていきます。温泉の魔力に思わずうたた寝してしまいそうでした。

夕飯は歩いて15秒くらいの近さにある鉄板料理の『藤川』へ。自転車で走って体を疲れさせ、さらに温泉にとっぷり浸かった後のビールが格別ですね。
この近所には『一丸食堂』と『中華レストラン 松林亭』があり、『一丸食堂』では馬鹿(うましか)丼なるジビエのどんぶりが味わえるので期待していたのですが、生憎の休みでした。

『藤川』では高級路線のステーキがメイン。ステーキはちょっと手が出せず、手頃な価格のハンバーグとガーリックライスを注文しました。

これで1日目は終了。
道志みちをヒルクライムし、富士吉田うどんを食べて富士五湖すべてを回ったりと、富士山周辺を堪能することができました。
明日は志摩リンビーノに会いに身延山へ。そして、相棒のKhodaaBloom Farna700-105と一緒に安全に旅ができるよう願ってきます。

https://tourdekimamani.com/201902_bycletrip_day2/

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