こんにちは。ノブです。
上の写真は、僕がロードバイクに装備しているライトを電池の種類別に並べたものです。右からCR2032、単四電池、単三電池、そして18650型リチウムイオン電池です。
今回は18650型リチウムイオン電池に関わるお話です。
18650型リチウムイオン電池とは
18650型リチウムイオン電池とは、リチウムイオン電池を円筒型にした電池のことで、種類としては携帯端末などで普及しているものと同じで、繰り返し充電して使うことができます。僕がこの18650型リチウムイオン電池を利用し始めたのは、初めて買ったハンドライトに付属していたのが18650型リチウムイオン電池で、そこから興味を持ちました。
調べてみると、通常の電池より高い3.7V(アルカリ:1.5V)の電圧が利用でき、使っていないときの放電が少ないというメリットがある一方、過充電しすぎると故障しやすく、まれに発火する(安物モバイルバッテリーが発火する事故がニュースになっているのと同じ原因)というデメリットがあるそうです。
バッテリの容量も2000mAhや2600mAh、3600mAhと様々で、見た目だけでは容量は判断しにくいですが、容量の大きなものを選んだ方が長時間ライトを点灯させることができます。またデメリットで示したとおり、安全を考慮し保護回路付きであることを確認する必要があります。
そんな18650型リチウムイオン電池を使用したハンドライトの最大の欠点が、バッテリ切れを起こすと使い物にならなくなる点です。コンビニはもちろん、家電量販店ですら取り扱っているのが稀な電池です。僕は専用の充電器を持ってはいるのですが、コンセントに差すタイプで自転車旅には向かないため、もっと手軽に18650型リチウムイオン電池を充電できるUSB接続型の急速充電器、かつモバイルバッテリーにもなる面白い製品を見つけましたので、レビューしたいと思います。
購入先は、揺れないハンドライトホルダーでお世話になっているBLACKWOLFです。
18650型リチウムイオン電池急速充電器 BLACKWOLF Li-2300D
スペック
【商品名】バッテリーチャージャー&モバイルバッテリーLi-2300D(2本用)
【サイズ】 (W)103.5×(D)50×(H)35mm
【重 量】 66g
【製 品】 Battery Charger Li-2300D
【モデル名】 Li-2300D
【機 能】 2本用、過充電防止機能
【ランプ】 充電サインランプ(赤/緑)
赤(充電中)、緑(満充電)
【付 属】 マイクロUSBケーブル
【原産地】 韓国
※保護回路付きのバッテリーをお使いください。
【入 力】 DC5.0V 2A(マイクロUSB)
【出 力】 DC4.2V 1A*2
出典:販売サイトより
インプレ・フォトギャラリー
こちらがバッテリーチャージャー兼モバイルバッテリーのLi-2300Dです。本体とUSBケーブルにUSBケーブルを変換して使うACアダプタが付属しています。
ケースを外すと本体は、18650型リチウムイオン電池が2本充電できるようになっています。
付属のUSBケーブルとACアダプタで充電してみます。3つあるLEDが点滅して充電中であることを知らせてくれ、満タンだと3つ常時点灯します。過充電防止機能があるので、満タンになったら自動的に機器が停止して充電が終了するようになっています。
ケースを付けておけば埃の侵入防止もできますし、スタイリッシュで充電器であることを忘れさせてくれますね。
使ってみた感想
モバイルバッテリー→リチウムイオン電池充電器へ充電
ここからがこの製品の真骨頂です。モバイルバッテリーを持っていれば、リチウムイオン電池を充電可能です。その場合はマイクロUSBコネクタを利用します。
これで、リチウムイオン電池の充電が走行中でも可能になり、緊急時に重宝しそうです。
リチウムイオン電池充電器→スマートフォンへ充電
逆にリチウムイオン電池をモバイルバッテリー化することも可能です。その場合は、充電用のマイクロUSBコネクタとは反対側にある給電用のUSBコネクタを利用します。
スマートフォンの充電もこの通り。3600mAhが2本で7200mAhの大容量モバイルバッテリーの出来上がりです。一人二役してくれるのもありがたいですね。余談ですが、充電に使用したLightningケーブルは自前のもので製品には付属していませんので、あしからず。
荷物がまた一つ増えてしまいますが、66gと軽いため自転車旅にも問題なく持っていけそうです。今後、使ってみての感想をアップしていく予定です。
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