こんにちは。ノブです。
室内トレーニングを劇的に変えたのが、Zwiftをはじめとしたオンライントレーニングゲームとそれに対応するスマートトレーナー。新型コロナウイルスの影響でステイホームが提唱され、導入したサイクリストも多いのではないでしょうか。
今回は、我が家のZwift環境のご紹介と、トレーニング中の汗やお尻の痛み対策、それに長く続けるための気分転換の方法をご紹介したいと思います。
我が家のZwift環境のご紹介
スマートトレーナー
スマートトレーナーはWahoo KICKRを使用しています。
Wahoo製品は『Zwift Certified』というZwiftがテストを実施して動作を保証しているため、受け渡すデータに誤差がないという大きなアドバンテージを持っているのが特徴です。
さらに、Wahoo KICKRをCLIMBと連動させることにより、斜度の変化を再現し、バーチャルライドをより楽しくさせてくれる仕組みが備わっています。
パソコン
Zwiftを動作させているパソコンは、ThinkPadのX280。Intel第8世代のCore-i7を積んだ機体です。綺麗なグラフィックを表示するならハイスペックパソコンがあると良いですが、Zwiftを動かすだけならあまりスペックは必要ありません。Intel第8世代のCore-i7でもHD画質が表示できる、これで十分と思っています。
スマートフォン
そして、スマートトレーナーとパソコンとのデータ連携のため、スマートフォンはiPhoneXS Maxを利用しています。スマホとスマートトレーナーだけでもZwiftを楽しむことができますが、画面が大きい方が没入感があります。
ただ、USBのAnt+やパソコン内臓Bluetoothだと通信が途切れることがあったため、比較的安定しているZwift Companionアプリを使用したBluetooth接続を使用するようにしています。また、ログイン中のZwifterとチャットする用途でもZwift Companionアプリを利用すると便利です。
補給食
Zwiftには信号ストップがありませんから、ペダルを回している限りずっと進み続けることができます。その分、カロリーも消費するわけですから、ドリンクや補給食は必須。ハンガーノックになる前に手早く補給するために、写真のようにストッカーを用意しています。
サーキュレーター
例え冬であっても、1時間、2時間とローラー台で自転車を漕いでいると暑くて汗だく。そのためにサーキュレーターは必須です。自分は静音性の高い無印良品のサーキュレーターを使用しています。トレーニングで使うなら、体の熱を下げるための風力と静音性の2つを兼ね備えた製品を選ぶのが良いと思います。
滴る汗の対策は?
室内トレーニングで厄介なのは、温暖な室内環境、それに風がないことで汗を掻きやすいことだと思います。汗対策をしっかりしておいた方が快適に室内トレーニングを行うことができるようになりますよ。
額から落ちる汗はインナーキャップで止める
負荷の高いトレーニングや長時間乗る場合、頭から汗が伝ってきます。まずはその出所で吸収してしまうのが一番効果的。インナーキャップは比較的安価に購入でき、複数枚あっても保管するのに場所を取りません。それに夏場は外を走る時にも使えて重宝しています。
アゴから滴る汗はローラー台 汗防止カバーで
これも定番物ですが、ローラー台専用の汗防止カバーがあるとフレームに汗が付着することが少なくなります。縦長のスポーツタオルでも代用できますが、専用カバーの方が固定しやすく便利です。自分はGORIXの汗防止カバーを利用しています。
手汗はスポーツタオルに吸わせる
室内トレーニングでは手にびっしょり汗を掻きます。普段なら汗はバーテープが吸ってくれるわけですが、室内トレーニングで汗を吸わせてバーテープの交換頻度を上げるのはもったいない。
なので、自分は小さめのスポーツタオルをハンドルの上に置いて汗拭き替わりに使っています。タオルは洗えば繰り返し使えますのでとても便利です。
お尻の痛み対策は?
ローラー台で漕いでいるときは、外で走るときに比べてアップライトな姿勢になりがちです。すると、必然的にお尻に荷重がかかるようになり、しばらく乗っているとお尻が痛くなることがしばしば。しっかり対策して快適にトレーニング時間を過ごしたいですよね。
レーパンで対応
サイクリング向けインナーパンツを何枚かストックして室内トレーニング時に履き替えるという対策が一つあります。
レーパンの効果は多くのサイクリストが実感していると思います。室内用なので特別高級な物は必要なく、特売激安なレーパンで十分だと思います。
サドルクッションカバーで対応
クッションカバーを被せればレーパン無しでも長い時間ローラーを漕いでいられます。
ただ、クッションカバーのサイズによっては太股と擦れてしまうことがあるので、ハーフパンツを履くなどパンツ一丁ではやらないようにしましょう(笑)
飽きずに続けるために
Zwiftがゲーム感覚でできるとは言え、トレーニングがマンネリになってしまうことも事実。
特にLSD(Long Slow Distance:ロング・スロー・ディスタンス)のような低強度で長時間なトレーニングだと、画面を見るのも飽きてきてしまうので、Zwift画面以外に目を向けるようにしています。
テレビ番組を見る
手っ取り早い解決策は、テレビ番組を視聴することですね。テレビ番組を流しておけば、音声と映像で気が紛れてきます。ただ、あまりに興味の無い番組ばかりだと逆に飽きてしまうこともしばしばですが……。
ネット配信を視聴する
近年はアニメやドラマ、映画のネット配信が普及して、いつでも自由に見たい作品を見たい時間に観ることができるようになっています。
今契約しているのは、Amazon Prime Video、Netflix、Dアニメの3つ。配信作品が被っていることも多いのですが、これで配信中のアニメ作品は網羅できるはず(笑)
ラジオを聞く
ラジオを聞くというのも解決策の一つです。ラジカセのような機器を持つことはめっきり無くなりましたので、最近だとスマホアプリのradikoが便利ですよね。
特にトレーニングの中でも高強度な練習では、映像を見ている余裕がないことも多く、「◯◯ワットを残り3分キープ!?さっきも3分じゃなかった!?」みたいな絶望している時に、音声のみで気分転換させてくれるラジオは意外と重宝します。
DVD・Blu-rayを視聴したりラジオCD(ドラマ)を聞く
DVDやBlu-rayでアニメや映画を流すというのも気分転換の一つです。アニメ作品だと特典としてオーディオコメンタリーといった音声メインのコンテンツが収録されていたりしますので、ラジオを聴くのと同じく音声メインで気分転換することができます。また、同様の理由でラジオ(ドラマ)CDも有効ですね。ただ、ディスクの入れ替えが発生してしまう点がちょっとネックになってしまいます。
まとめ
室内トレーニング環境は人ぞれぞれ。自分も試行錯誤しながら今の状態に至っていますので、個々のライフワークに合わせた快適な環境を作り上げてください!
そのための一案として、我が家の環境やトレーニング中の対策が役に立つと幸いです。
コメント
コメント一覧 (4件)
Zwiftってお金かかりそうですね💦
私はZwiftはやってませんが、高付加でもがくときはスピンバイクを使ってます。
公道でもがくと危ないですので。
昔はスプリンターで丸太みたいな脚だったので、ローラー台を壊してしまって、スポーツジムを愛用しております。
ジムのスピンバイクも1台壊しましたけど。
今は長距離屋で細いので、壊せないと思います。
室内は、床が汗で水たまりになったり、シューズが汗でズボズボになったり…くるぶしの上あたりにビニール巻いて傘を作ったら、シューズの水没防げないかな??汗が脚を伝ってシューズにたまるんですよね。
単純にトレーニングしたいなら、ジムのスピンバイクのトレーニングメニューで十分な気がしますが、Zwiftってやはり、ゲームに近いのでしょうか?
快適な環境を整えようとするとお金がどんどん飛んでいきますね。恐らくミドルグレードのロードバイク1台買えるくらいは投資している気がします(笑)
ローラー台を壊すとはものすごい脚力ですね💦
公道でそこまでの出力でもがくと流石に危険そうです。
自分は上半身ばかり汗でびしょびしょになってシューズの水没までは経験したことないですが、けっこう聞く話ですので、対策考えた方が良さそうですね。今パッと思いつくのは、ランナーが腕に付けるリストバンドを足首に付けてみるとか?でしょうか。
zwiftは世界中の人とグループライドしたりレースしたりとサイクリングのコミュニケーションツールのような役割があるように思いますので、トレーニングに集中したいって場合はジムの方がより良いと思います。
おおお、なるほど。
さすがノブさん、大変参考になりました。
リストバンド作戦、今度やってみます。
Zwiftとジムトレについての見解もありがとうございました。
あ、追加の感想ですが、「ラジオを聞く」は身に覚えがありました。
500W超1分キープとかやるとき、TOEICの問題をイヤホンで聞いていると、心なしか時間が早く進んでくれるように感じます。
リストバンド作戦、上手くいくといいですね(^^)
トレーニング中は時間を気にし出すのがマズいので、とにかく何か気を紛らわせるようにしています。TOEICもアリですね。