こんにちは。ノブです。
大容量のサドルバッグで走ると気になる横揺れ。ダンシングすると尚更です。ロングライド中の防振対策には、サドル用のボトルケージホルダーが使えることがあります。それが、WOHO The X-Touring アンチスウェイ サドルバッグ スタビライザーです。ワールドサイクルさんのブログで紹介されていましたので、実際にやってみることにしました。
WOHO The X-Touring アンチスウェイ サドルバッグ スタビライザー
外観
まずはパッケージの状態です。
スタビライザーとそれを挟むプレート、スタビライザー固定用とボトルケージ固定用の2種類のボルトが付属しています。
注目すべきは幅です。この13cmの幅があることで、サドルバッグを挟むことができるのです。
実際に取り付けてみた
簡単ながら取説がありました。スタビライザーとそれを挟むプレートを付属のボルトで止めるようです。ナットの描写がありますが、ナットは付属していません……。でも、左下の取り付け方ならできそうです。スタンダードって書いてあるし。
なんと、プレートの形が取説とは異なっていました。この説明書、役に立たないじゃん。付属品といい、不安になってきました。
取り付けイメージは……。うーん、こんな感じでしょうか?
実際に付けてみます。まずはプレートを通します。
続いて、スタビライザーをボルトで止めていきます。
ナットがないのでボルトの先が裸のまま。意外としっかり固定されているのですが、走行中の振動でどうなるかは要検証です。
R250の防水サドルバッグも取り付けてみました。それほど目立ちませんね。この状態でもボトルケージを追加で取り付けできるのもいい感じです。
先ほども述べましたが、取り付け方が正しいか不明なため、走行中の振動でどうなるかは要検証です。検証出来次第、追記したいと思います。
このアイテムを使って走ったロングライド・旅レポ
7月3連休に2泊3日の自転車旅に出かけ、実際に使ってみました。
使ってみた感想
走行中の体感は?
7月3連休に2泊3日の自転車旅では、日光いろは坂と金精峠、それに赤城山の麓をヒルクライムしました。登りでダンシングしてもサドルバッグの横揺れを感じることはありませんし、下りではカーブで車体を倒すときサドルバッグの重さで予想より角度が付くことがありますが、若干引っ張られるような感覚はあるものの、スタビライザーが支えてくれるおかげで危険と思うほどのことはなく、ダウンヒルも快適でした。
また、旅の後半は荷物を適当に詰め込んだせいで、サドルバッグのお尻が垂れ下がるような状態で走っており、その状態で短めの坂ですが敢えてダンシングをしてみたりもしました。そうしたサドルバッグが不安定になりそうな状態でも横揺れを感じることはなく、横揺れの対策に導入した効果を実感することができました。
走行後の状態を検証
走行後、取り外してみると、スタビライザーとプレートが擦れ、塗装が剥げています。これはある程度の予想はしていました。また、取説と違う形状のプレートの影響でスタビライザーが外れることを懸念してましたが、431kmのロングライドでもプレートは緩むことはなく、杞憂だったようです。
スタビライザーの側面を見てみたところ、内側にも擦れたあとが。なぜ?
理由はこれです。サドルバッグのサイドが擦れていたようです。
サドルバッグの両サイドに擦れた痕が残っています。サドルバッグの保護にスタビライザーの側面にゴム系素材のテープを巻くなど、対策が必要ですね。
気になってサドルを見てみると、やはりレールに傷があり塗装が剥げています。こちらも同様に保護が必要みたいです。
以上でレビューは終了です。
ミノウラから新発売のスタビライザーもおすすめ
今年、ミノウラからもスタビライザーが発売されました。WOHOのスタビライザーよりも一回り大きく、こちらもおすすめですよ。
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