こんにちは。ノブです。
寒くなってきましたね。冬のサイクリングでは、つま先や指先がとても冷たくなるので、防寒対策が欠かせません。
今回はR250から発売されているシューズの防寒対策グッズ、 シューズカバープラス をご紹介します。
R250 シューズカバープラス
購入動機
これまでは、春先や秋口はトゥーカバーで防寒し、さらに寒くなるとより厚手のシューズカバーで防寒対策を行ってきました。
ですが、シューズカバーはシューズ全体を覆ってしまうため、シューズの脱ぎ履きが不便です。それにBOAなど締めつけ調整の時も面倒だと常々感じていました。
冬のサイクリングで冷たくなるのは主に足先です。トゥーカバーだけで防寒できないかと試行錯誤してきましたが、やはり限界があります。その対策の一環としてR250のトゥーカバープラスを見つけて購入してみることにしました。
外観レビュー
まずは外観レビューから。商品としては見た目はいまいちですが、シューズカバーの防寒性能を補う用途であることを考えると潔いデザインです。
触ってみると柔らかく、簡単にシューズの形状に曲げることができました。
裏はこんな感じです。ゴムバンドは靴底に通してシューズと固定させます。
重さは1つ16.4gでした。
使ってみた感想
装着感
装着するシューズはシマノのSH-XC501でサイズは40です。まずはシューズカバープラスを履かせます。
さらにその上にトゥーカバーを履かせます。2枚のカバーで寒さ対策するので、見た目はふっくらとした印象になりますね。
トゥーカバーだと足首回り用のBOAが隠れないので、ライド中に調整も容易。この状態で防寒できていればベストです。
裏面を見てみます。シューズカバープラス自体はトゥーカバーに隠れてしまうので、踏んでボロボロになりにくそうです。それに シューズカバープラスは端の生地が厚手になっているので、その点でも耐久性はありそうだと感じました。
防寒性能
実際に使ってみたところ、トゥーカバー単体のときに比べて、つま先に感じる寒さが大きく緩和されます。以前はホッカイロを入れられるトゥーカバーを利用していましたが、つま先まで暖まらないのと、カイロの効果が切れると寒くなってしまいました。このトゥーカバープラスにはカイロのような効果はありませんが、常に一定の防寒効果を提供してくれます。
これまで11月の中旬~12月中旬に開催された三本のブルベで利用し、気温の低くなる夜間、そして早朝を走りましたが、足先に寒さを感じることはありませんでした。
BRM1113東京400ぐるっと首都圏
走行時の環境について最低気温のみ抜粋すると、ナイトライドで走行した千葉県の天気予報の最低気温は9℃。実走でGarminが記録した最低気温が1℃でした。
BRM1120東京600浜名湖鰻
ナイトライドとなる静岡県の天気予報の最低気温は10℃。実走でGarminが記録した最低気温が1℃でした。
BRM1211東京300いってこい霞ヶ浦
最低気温の予報はスタート時の神奈川県で5℃。 実走ではGarminが記録した最低気温が2℃でした。
ケイデンスセンサーとの干渉に注意
このシューズカバープラスを付けて走行している最中に、クランクの付近から、キュッ、キュッ、と何かが擦れる音がしていることに気付きました。それも片側だけです。その理由はケイデンスセンサーを取り付けていたゴム紐とシューズカバーがクランクを回す度に擦れていたためでした。
シューズカバープラスを使うことで、トゥーカバー単体の時よりも靴幅にボリュームが出てしまうようです。音が鳴るだけで走行に影響はありませんが、ゴム紐とトゥーカバーが消耗する原因になりそうです。走り出す前にケイデンスセンサーと干渉しないか確認しておいた方が良いかと思います。
まとめ
シューズカバーにボリュームが出てしまうことでケイデンスセンサーと干渉してしまうケースがあり得ますが、それさえ気を付ければ防寒性能は申し分ないと感じました。
今回、ブルベでテストをしてきましたが、長距離サイクリングでは外気に曝される時間が段違いに多くなります。そのような環境下ではホッカイロのような対策では付け焼き刃になってしまうので、常に一定の防寒効果を得られるシューズカバープラスは有効だったように思えます。
また、トゥーカバーに限らずシューズカバー利用時でも有効な防寒対策になりますので、冬のサイクリングでつま先が寒くて困っている方は、導入を検討してみても良いのではないでしょうか。
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