こんにちは。ノブです。
暦は2021年ですが、ブルベは11月から2022年シーズンが開幕しました。さっそく11月13日(土)にシーズン1本目となるBRM1113東京400ぐるっと首都圏に参加し、無事に完走。
続いて参加したのも、同じランドヌール東京主催のBRM1120東京600浜名湖鰻です。その名の通り、浜名湖へ鰻を食べに行こうという趣旨のブルベで、今年もN2BRM形式で開催され、11月13日(土)午前6時~11月27日(土)午前6時までに任意に出発ができるようになっていました。
それでは、まずは出走前の準備から始めたいと思います。
2022BRM1120東京600浜名湖鰻の概要
- 日時:2021年11月20日(土)
- スタート基準時刻:11月13日 6:00 〜 11月27日 6:00 の間で各自任意で選択
- スタート地:武蔵中原(キューシート参照)
- ゴール地:武蔵中原(キューシート参照)
- ゴール受付:リモートブルべカードより認定申請のこと
- 距離:600km
- 制限時間:40時間
コース概要
浜名湖ウナギを目指し、中原街道、熱海、鷹巣トンネル、三島、御前崎を経由、浜名湖で折返す、行って来いの往復平坦基調コース。難易度は高くないですが寒暖の変化に対応が必要でしょう。それと風か?仮眠はホテルかベンチか…?獲得標高(参考)2,300m。
出典:ランドヌール東京
ランドヌ東京独自ルールについて
各地で独自ルールを設けているブルベですが、ランドヌ東京にも独自ルールがあります。詳しくはこちらから。
2020年度のルールから大きく変わった点が1つあり、N2BRMで出走する際、事前の申告が必要となりました。
完走計画
難所は熱海越え!
この600kmブルベは全体を見れば平坦ですが、行きと帰りに熱海の山越え(県道20号・県道11号線)があります。
往路の登り(県道20号線側)は斜度がキツいところが多く、緩む区間があまりありません。ですが車通りは少なく距離は短いので、無理せず登れば大丈夫そうです。

逆に復路(県道11号線側)は距離が長いですが斜度が緩むところも多く、登り易い印象です。ただ、頂上は伊豆スカイラインや箱根に抜けるルートでもあるため、交通量は比較的多いですし、500km近く走っての山越えとなるので脚に負担が掛かります。復路では、この登りに備えて脚を残しておくようなペース配分を考えておいた方がよさそうです。

懸念は雨、そして風を味方に付ければ高速巡航可能!
今回のルートの大半を占める静岡県の天候を見ていくと、予定していた11月3週目は21日(日)が雨予報となっていました。


詳細な情報を探してみると、どうやら18時頃から降り始めるようで、深夜に出発にしてしまえば降る前にギリギリゴールできるかもしれません。

ギリギリとはいえ、寒い時期に雨の中を走ると体力と精神の両面でダメージが出るので、なるべくなら走りたくはありません。
それでは、N2BRMの利点を活かして翌週に延期してみるのはどうでしょうか。11月4週目は土日共に晴れ。ですが、浜名湖周辺は風速8m/sの向かい風になっていました。しかも3週目よりも3~4℃気温が低くなっているので、体感的にはさらに寒く感じそうです。

雨を我慢して11月の3週目に走るか、それとも向かい風と寒さを我慢して11月の4週目も走るか、とても悩みました。
休憩ポイントについて
600kmブルベですので仮眠は避けて通れません。宿については候補を3つほど考えました。
一つは300km地点である湖西市にあるルートイン浜名湖です。ルートからも近く、折り返しのちょうど切りの良いタイミングなので、ここは候補ですね。

2つ目は320㎞地点にある快活CLUB浜松都盛店です。ここもルートからそう離れていないので、立ち寄るには最適な気がします。予約も不要ですし、個人的に一番の候補です。

ちなみに深夜の鍵付き個室は人気があり空きがない可能性があります。その場合は通常ブースのフルフラットシートで仮眠します。鍵付き個室は利用3日前から予約を取っておくことができるので、それを上手く活用(※予約条件は6時間以上の利用)するのも良さそうです。
3つ目は御前崎市にある、くれたけイン御前崎です。過去に浜名湖鰻に参加した人のブログを読んだところ、ここを利用していました。360km地点にあり、しかもコース上にあるので、今回もこのホテルを選ぶ参加者は多いのではないかと思っています。

グルメはもちろん鰻!
このブルベのテーマにもなっている浜名湖の鰻。ぜひとも食べておきたいところです。調べてみると、浜名湖周辺の美味しいお店がわんさかと出てきます。ですが、そのお店のほとんどが18時~20時に営業を終了してしまうようです。
折り返し地点となる鷲津駅近くに23時までやっている居酒屋『浜名湖食彩わらしべ』があり、そこで鰻は食べられるようですが、せっかくならもっと早くに到着し、専門店で食べたいという気持ちになります。

そこで、浜名湖周辺のルート上で鰻が食べられるお店をピックアップしてみました。この準備編を書いているのがブルベ後なのですが、どうせなら営業情報は走る前に調べておけばよかったなと思います。
蒲焼き つるや:18時半まで営業
魚あら:20時まで営業
はませい:21時まで営業

浜名湖食彩わらしべ:23時まで営業

※上記4店舗の営業時間は2021年11月27日時点のものです。
出走事前申告
このブルベは、11月13日(土)午前6時~11月27日(土)午前6時までに任意に出発できますが、事前に出走日時を申告する必要があります。
11月2週目は別のブルベに参加しているため候補からは外しました。あとは11月3週目と4週目のどちらにするかですが、今回のブルベのテーマである鰻は絶対に食べたい。絶対に、です。
となると、4週目の向かい風8m/s予報は致命的。多少雨に降られても11月3週目に走った方がよいはずです。しかも、11月20日(土)の浜名湖は珍しく微風。しかも追い風基調です。午前3時に出発してグロス20km/hで走ることができれば、15時間後の18時には浜名湖に到着できます。鰻を食べるならこれしかありません!
と言うわけで、11月20日(土)の午前3時で事前申告を出しました。
今回の装備について
これらの事前調査を踏まえ、装備を選定していきます。
自転車に取り付ける基本装備は200~600kmでほとんど変わらず、前シーズンと同様の装備にしました。
衣類については、太平洋沿いは比較的暖かいとは言え、冬装備は必要です。インナーはモンベルのウインドテクトインナーウェア。それに往路ではモンベルの下にミレーのインナーも重ね着して、早朝の汗冷えに対策するようにしました。また、日中に着用する春秋用フルフィンガーグローブと夜に着用する真冬用のフルフィンガーグローブの2種持っていきます。
装備リストのテンプレートは東京⇔大阪キャノンボール研究からダウンロードしました。ばるさんの書く記事は分かりやすくまとめられていて、いつも参考にさせていただいています。
以上が準備編。次回から走行レポートに入りたいと思います。
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