こんにちは。ノブです。
冬のサイクリングを快適に走るためには防寒対策が大切な要素になってきます。今回は、シマノの秋冬用グローブ『ウインドブレークサーマルリフレクティブグローブ』をレビューしていきます。
ウインドブレークサーマルリフレクティブグローブ
出典:シマノ公式サイト
購入動機
主力にしているモンベルの冬用グローブは防寒性能も高く十分満足していましたが、カラーバリエーションは黒ばかりでした。
そこで、もう少し視認性の高い冬用グローブが欲しいと思っていたところ、ネットでシマノの冬用グローブを発見。セールで安くなっていたため、物は試しと買ってみることにしました。
外観レビュー
セール品として売られていただけあって、2019年モデルのグローブのようです。4種類あるカラーリングのうち、購入したのは視認性を重視してネオンイエロー。サイズ表を確認し、Sサイズを購入しました。
手の甲側は防風素材。手首の面ファスナーで隙間風を防いでくれそうです。
小指の側面に反射材が付いています。
続いて手のひら部分です。パッドは手の平下部の母指球部と小指球部にそれぞれあり、指関節近くの四指基底部にはありません。パッドを指で押すと少し弾力を感じる程度で、一般的なサイクリング向けの厚さに思えます。
少し気になったのは、タグに表示されていた対応温度帯について。0~5℃までのところに赤線が引いてあります。公式サイトは5~10℃でしたが……。
使ってみた感想
付け心地、パッド性能
200km~400kmまでのブルベで実際に使ってみました。グリップ性能も悪くなく、シフトチェンジにも違和感はありません。手首の面ファスナーも取付けしやすく、コンビニ等で脱着する際も楽でした。
また、400kmでも手が痺れるなどの症状も出ずに完走できています。パッドも十分に使えるレベルでした。
タッチパッドの感度
タッチパネルは問題なく操作可能でした。操作性は可も無く不可も無くといった感じでタップやスライドは容易に行えます。フリック入力も比較的容易にできますし、キーボード入力のような細かな操作も、ゆっくりとやればミスは少なかったです。
もちろん脱いだ方が圧倒的に楽にできますが、フルフィンガーグローブの中では比較的操作し易かった印象です。
夜の視認性
視認性の違いを比較するため、手持ちの黒いグローブと並べてみました。部屋を薄暗くすると黒いグローブはまったく見えなくなりましたが、黄色の方は視認することができました。ライトを当てたときも黄色の方が目立ちますし、安全性を考えればこの色を買って正解だったように思います。
寒さ対応度
12月のブルベでも使用していますが、タグにあった0~5℃対応は明らかに誤りでした。やはり公式の5~10℃が正しいです。ブルベ中はインナーグローブをせずにどこまで使えるか試していましたが、日中に掻いた汗で見事に汗冷えし、0℃まで冷え込んだ夜間は地獄を見ました。
末端冷え性な自分では、日中の暖かい時でないと5℃でも寒いと感じます。オーバーナイトする前提の運用なら尚更で、替えのインナーグローブもしくはグローブ自体を濡れていないものに交換しないとキツいですね。
まとめ
初のシマノ製グローブで、セールで売られていたので大したことないのでは?と疑っていましたが、想像よりも良かった印象です。ただ、真冬に使うのは厳しいですね。汗冷えしたときの寒さは尋常ではなかったですし、ブルベのような長時間使う場合は、替えのグローブがあった方が賢明だと思います。
ですが、指定された気温の範囲内でインナーグローブと組み合わせて運用するのであれば、十分に使えるグローブでした。これからもちょくちょく活躍してもらおうかなと思っています。
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