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【ブルベ】2023BRM1112東京300朝霧高原【実走レポート】

ブルベレポート

2023シーズン2本目のブルベはBRM1112東京300朝霧高原に参加。今回は走行レポートです。

走行データ

Ride With GPS

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Garmin 走行データ

ブルベ走行レポート

0km:スタート~49.4km:通過チェック1

午前3時過ぎに起床して準備を整え、午前4時頃に家を出発。分散スタート地点の一つ『ファミリーマート 目黒柿の木坂店』までの約10kmをゆっくりと自走し、事前受付のスタート時間の10分前の午前4時50分に到着しました。


コンビニでレシートを取得し、打刻時間は午前4時56分。そこから数百メートル先の駒沢オリンピック公園へ。ここが正式なスタート地点。ここから約300kmのブルベが始まります。

まずは、市街地を抜ける平坦区間です。駒沢通りを信号峠と格闘しつつ二子玉まで出て、多摩川を渡って神奈川県川崎市へ。商店街を抜けるとJR南武線の踏切を渡ります。午前5時台だと本数もまだ少なく、踏切に捕まることなく通過できました。

その後、町田市、相模原市を通過。多少、信号峠に悩まされましたが、渋滞もなくスムーズに走れています。

相模川を渡ると登りが徐々に現れ、登坂の途中で国道419号線に合流。登り終えたら、揚げパンでお馴染みのオギノパン本社の横を通り過ぎ、しばらく走ると最初の通過チェックポイントが見えてきます。

49.4 km地点の通過チェック1『セブンイレブン津久井青山店』に到着したのは、午前7時45分頃。道志みちの手前にあるためか、車やバイクでごった返していて、トイレが非常に混んでいました。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移

明け方の放射冷却でかなり冷え込みましたが、真冬装備だったので影響はなし。相模川を渡った36km辺りから山岳コースらしいアップダウンがメインになってきます。

49.4km:通過チェック1~135.9km :通過チェック2

トイレ休憩と簡単な補給を終えて出発すると、すぐに道志みちの入口となる青山交差点に差し掛かります。ここから約38kmはアップダウンの連続と山伏峠に向かうヒルクライムが待っています。

アップダウンをこなしながら山梨県へ。一般サイクリストにガンガン抜かされていきますが、マイペースで登っていくのが疲れないための定石ですね。

この県境からは道志七里と呼ばれるアップダウンが待っています。神奈川県側に比べて登りの多くなる区間です。

道志七里の後半に『道の駅どうし』があります。山伏峠に向かうヒルクライムの直前にあるため、休憩にもってこいの場所ですね。

ここでは茄子味噌の入ったパイで補給。茄子味噌の塩気の塩梅もよくパイ生地もサクサクでした。


その後は山伏峠に向けてヒルクライム。最初は緩い斜面ですが、徐々に勾配がキツくなってきます。直登する場面もあり、コースプロフィール以上にキツく感じます。

山伏峠が道志七里の終点。ここを登り終えたら山中湖に向けてのダウンヒルが待っています。富士山が眼前に見え、テンションの上がる道のりです。

道志みちを下り終えて県道729号線に入った直後、湖畔沿いに渋滞が発生していました。1kmほど緩々進んでいくと警察車両と交通整理する警察官の姿が見えました。

どうやら交通事故のようです。事故現場を通り過ぎる時には救急車も到着しており、破損した事故車両も道路脇にありました。ブルベもまだ序盤。交通事故には十分に注意しようと気持ちが引き締まります。

その後、富士吉田市の中心部まで緩やかな下り基調。富士山を中心にして反時計回りに国道413号線・139号線を進んでいきます。

道の駅富士吉田から富士急行線富士山駅近くの上宿交差点までは道幅が狭く渋滞していましたが、そこを通り過ぎると車線が増えて走りやすくなります。ですが、道路が荒れている箇所も多く、走行には注意が必要です。

富士急ハイランドの辺りから緩やかな登り基調。西湖、精進湖、本栖湖の近くを通り過ぎて富士山の西側へ出ると、静岡県富士宮市に入ります。

県境からは下り基調。135.9 km地点の通過チェック2『道の駅 朝霧高原』には12時20分頃に到着しました。


ここでもレシートが証跡となるので何か購入が必要です。

ちょうどお昼時なので、まずはレストランへ。どうやら券売機で購入するためレシートは貰えないようです。ですがお昼はここで食べると決めていたので発券し、番号札をもらって席で待ちます。

混み合っていて待つこと15分。番号が呼ばれてヨーグル豚の豚丼を受け取ります。牛丼の豚丼版のような感じで甘辛いタレがベース。ですが、豚肉はタレで長時間煮込まず、提供前に火を通しているようです。そのおかげで肉が硬くならず、豚肉本来の味わいがあります。ネギもシャキシャキでした。なめこの味噌汁も美味しかったです。

昼食の後はレシートを取得するべく物産コーナーへ。去年、ふもとっぱらにソロキャンプに来た時にも立ち寄った道の駅なので、持ち帰れそうな品は把握しています。その中でヨーグル豚のソーセージとパストラミを購入。サドルバッグの隙間に滑り込ませておきました。

ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移

序盤はアップダウンですが、神奈川・山梨県境となる66km地点以降は登りが多くなるのがグラフからも見て取れます。90km地点は山伏峠です。

また、気温は序盤に3℃を記録していますが、木々による日陰が多かったことによる影響かも知れません。

135.9km:通過チェック2~199.5km:通過チェック3

道の駅朝霧高原から先も、南へと向かうダウンヒルです。国道139号線から県道75号線へと移り、交通量のぐっと減ったダウンヒルへ。そのまま下っていると、富士ミルクランドの案内を発見して立ち止まりました。

道の駅からは10kmくらいしか走っておらず、お腹は満腹状態。ですが、美味しそうなソフトクリームが販売されているのを見つけてしまったので、味わっていかないわけにはいきません。


そしてこれが富士ミルクランドのソフトクリーム。手に持った時の軽さから、圧倒的な水分量の少なさが分かります。口に含んでみると、まるで生クリームをホイップして冷蔵したようなフワッとした舌触り。それでいてクドくなく、これまで食べたソフトクリームとは違う新食感で美味しかったです。

ミルクランドからもしばらく下りが続き、県道72号線からは南東に向かいます。小さなアップダウンをこなしながらの下り基調となりました。

その後、国道419号線へと合流。ここからは富士山の南側を裾野市との町境となる『富士こどもの国』まで緩やかに登っていきます。

裾野市に入ってのダウンヒルは、富士の裾野。御殿場市との町境が自衛隊の演習場となっていて、秋は一面がススキで覆われる不思議な景色が見られます。

御殿場市街地に向けてしばらく走っていると、車の動きがノロノロとし出しました。本日2件目の交通事故現場に遭遇です。ここでも事故車両とスリップ痕が生々しく残っており、最後まで安全走行を心掛けようと気が引き締まりました。

御殿場市街地に入ってもダウンヒルは続きます。ですが、交通量が多く道も狭いので、信号峠に引っかかってしまい、あまり貯金を稼ぐことのできない区間が続きました。

しばらく我慢しつつ市街地を抜けると小山町へと入ります。緩やかなダウンヒルを進みつつ、富士山とはお別れです。

199.5 km地点の通過チェック3『セブンイレブン駿東小山店』には16時02分頃に到着。ここはサイクルラックがあるコンビニでした。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移

下り基調→アップダウン→登り基調→下り基調という流れで構成されてることがグラフからも分かります。

気を付けたいのは、平均速度が13.8km/hとなった190km区間。JR御殿場駅前付近なのですが、そこに至る下りは渋滞していて、全く貯金が稼げませんでした。

199.5km:通過チェック3~264.2km:通過チェック4

セブンイレブン出発後もしばらくダウンヒルが続いていきます。一度国道246号線に合流しますが、すぐに側道へ。

側道は車通りの少ない良い迂回路です。

さらに進んでいくと再び国道246号線と交差することになります。この宮地交差点が曲者で、変則的な十字路になっています。直進したいのですが、左折車とのタイミングを見計らっての通行になるので、非常に神経を使う交差点でした。

ストリートビューで見ると、より複雑さが分かるかと思います。


酒匂川沿いの緩やかな下り基調の片側1車線を進んでいくと小田原市へと入ります。富士見大橋の架かる県道717号線は片側2車線と道幅が広くなり、そこをしばらく進むとJR東海道本線の高架橋と国道1号線へと続く親木橋交差点が見えてきます。

国府津ICもある親木橋交差点の手前が渋滞発生区間で、ノロノロと進んで行きます。国道1号線に入ると渋滞は解消されたのですが、JR大磯駅前から国道134号線にはいって西湘バイパスと合流すると長い渋滞に巻き込まれました。

渋滞はトラスコ湘南大橋を渡った先の県道46号線との分岐点まで続き、距離にすると約4kmほどノロノロ走行で我慢の時間帯でした。

渋滞が解消されてからは江ノ島まで快適に進み、そこから湘南モノレール沿いに小さなアップダウンをこなしながら進んで行きます。本当に小さな登りばかりですが、この終盤に登ることはもう無いだろうと高を括っていたため、精神的にキツかったです。思えば、横浜の方は○○台と付く地名が多いんですよね……。

264.2 km地点の通過チェック4『ローソン大船四丁目店』には19時30分頃に到着。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移

国道1号線に入るまでは緩やかな下り基調。あとは平坦で、終盤の湘南モノレール沿いでアップダウンとなります。平均速度が13.1km/hとなっている230km区間が、国道1号線に入る親木橋交差点です。この交差点を曲がるのにとても苦労しました。

264.2km:通過チェック4~304.6km:ゴール

大船からは港南台の小さな登りを終えて京急線の上大岡駅前を通過。ビルが建ち並び、都市部へと入ってきた印象を受けるようになります。

そして、関内の歓楽街を横目に横浜元町へ。下の写真は万国橋からの景色で、横浜ランドマークタワーなど、横浜を象徴する施設が見渡せます。

ワールドポーターズの横を通り過ぎて国際大通りに合流すると、ランドヌール東京定番の帰路ルートへと入ります。

国道1号線をしばらく走り、鶴見橋を渡って住宅街を北上。さらにJR武蔵小杉駅付近のタワーマンション群を通り過ぎ、丸子橋を渡って東京都へと入りました。

等々力の住宅街を抜けて環八通りを通過。22時15分ちょっと前に304.6 km地点のGOAL『ローソン 駒沢オリンピック公園前店』に到着しました。すぐにレシートを取得して、打刻された時刻は22時15分。所要時間は17時間19分のブルベとなりました。

ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移

小さなアップダウンはあるものの、全体的に平坦な道のりです。通過チェック4出発時に十分な貯金があることは確認済みだったのと疲れもあったので、脚に疲労を溜めないよう軽いギアで走っていました。

まとめ

久しぶりの山岳ブルベで、登りや寒さ対策ばかり気にしていましたが、思いのほか渋滞に多く捕まった印象です。

山中湖と御殿場市の交通事故による渋滞に加え、富士吉田市の信号渋滞、御殿場市街地の信号渋滞、国道1号線に至る親木橋交差点の信号渋滞、大磯から先の国道139号線ノロノロ渋滞にはヤキモキしました。

渋滞は主に夕方から夜に掛けて集中していて、午前中は富士吉田市辺りのみ。そう考えると午前5時に出発したのは割と正解だったのかもしれません。

また、全体的に見れば定番のルートも多く安心して進むことができるのですが、唯一気になったのが、国道246号線と交差する宮地交差点です。あの変速十字路は、後続の左折車を意識して直進しなければならず、非常に神経を使いました。できれば、あの交差点を迂回するようなルートに再考してもらいたいところです。

ひとまず、これで600と300kmブルベを完走。あとは400と200を走りきって、早々にSRを決めてしまいたいと思います。

ブルベレポート
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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