【レビュー】モンベル ジオライン L.W.グローブ

グローブ

こんにちは。ノブです。

12月に入り、サイクリングするのも厳しい季節になってきました。特に手は、風が直接当たる事に加え、汗を掻くことで凍えるほど冷えてしまいます。いわゆる【汗冷え】という状態です。そんな汗冷え対策として有効なのがインナーグローブです。

今回は、モンベルのジオライン L.W.グローブをレビューしていきます。

モンベル ジオライン L.W.グローブ

スペック

縫い目がなく、ごろつき感のない快適な着用感と優れたフィット感を備えた薄手のグローブです。優れた吸水拡散性と制菌効果を備えた素材を使用。インナーグローブとしても使用できます。

【素材】ジオライン® [ポリエステル]
【平均重量】31g
【カラー】ブラック(BK)、ネイビー(NV)
【サイズ】S、M、L (男女兼用)
【生地厚】薄手
【機能】タッチパネル操作対応

出典モンベル公式サイトより

購入動機

元々、インナーグローブはファイントラックのパワーメッシュインナーグローブを持っていましたが、BRM1031東京600ぐるっと安曇野に向けた寒さ対策の一環として、予備のインナーグローブを調達することを思いつきました。ファイントラックをもう一つ買うのもアリですが、別のインナーグローブも試してみたくて、立ち寄ったモンベルで見つけて購入することにしました。

外観レビュー

まずは手の甲から。サイズはS、M、LがありSサイズを購入しましたが、それでも指先が5mmほど余りました。※手の大きさは手首から中指の先まで16.5cmです。

手のひら側です。そのまま手袋として使うことも出来ますが、滑り止めはないのでツルツルして物が掴みにくいのがちょっと難点です。

親指と人差し指にはスマホが操作できるタッチパネル対応になっていました。

実際に使ってみての感想

BRM1031東京600ぐるっと安曇野で投入。前半300はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブを着用し、後半300にモンベルのジオラインを着用してみました。

前後半どちらも、気温が下がった長野県内を走行し、インナーグローブの上には、モンベルのウインドストッパーサイクルグローブとオーバーグローブの3層で対策しています。

防寒性能について

塩尻の信州健康ランドを午前4時過ぎに出発し、気温はマイナス2度。伊那市まではダウンヒルが続きました。体感気温はマイナス2℃以下。指先まで凍える冷たさで、インナーグローブによる保温性はほとんど感じられませんでした。

日が昇り、気温が5℃くらいまで上昇すると指先の寒さも改善。アウターグローブが0℃対応でなかったことも要因として考えられますが、このインナーグローブの保温効果を得るには、防寒効果のあるグローブと併用した上で最低でも5℃前後の気温から利用するのが望ましいようです。

また、自転車通勤中にも使っていますが、都心を走る用途であれば十分に寒さを防いでくれる有り難い存在です。

汗冷えについて

ジオラインは優れた吸水拡散性を持つ素材で、600kmブルベでの使用中に汗冷えを感じたことはありませんでした。ただ、汗ばんだ時のサラサラ具合はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブに軍配が上がる印象です。

ハンドル操作への影響

ファイントラックのパワーメッシュインナーグローブに比べると厚手で、細身のアウターグローブだとぴっちりとしてしまいます。ですが、柔らかく伸び縮みする素材のため従来通りにハンドル操作ができ、変速やブレーキングに影響することはありませんでした。

タッチパネルの操作性

タッチパネルを操作することはできますが、正確にボタンを押せなかったりスムーズにスライドができなかったりすることが多々ありました。正確な操作は期待できませんので、おまけ程度に考えておいた方がよいです。

まとめ

悪くないが飛び抜けて良くもなく、インナーグローブとしての性能は一般的な範疇だと思います。逆にどんなグローブにでも合わせられそうな汎用性の高さはありますので、この時期のインナーグローブの候補に入れても良いのではないでしょうか。

グローブ
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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