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へやキャン△聖地巡礼スタンプラリーの旅1日目【身延~南部~下部~市川三郷編】

自転車旅

こんにちは。ノブです。

11月3連休にスタンプラリー漬けな旅をしてきました。その一つが山梨県で行われている『へやキャン△デジタルスタンプラリー』です。

ショートアニメ『へやキャン△』で野クルメンバーが挑戦していた『梨っこスタンプラリー』を実際に巡ることの出来るイベントで、全12ヵ所を回ると先着4000名に『野クル缶バッチ』がプレゼントされます。

https://heyacamp.cvalue.jp/

ゆるキャン△2期の放送も迫り、自分の中でゆるキャン△熱がどんどん高まってきています。これは参加してみたい!と秋の深まる山梨県を、折り畳み自転車で聖地巡礼してきました。

本日のルート

Garmin ForeAthlete 230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

東京駅から中央線特急かいじで山梨県へ

3連休の初日は長野県小諸市でコモロケ2020へ参加し、JR佐久平駅から北陸新幹線で東京へと戻ってきました。

が、家には帰りません。その足で21時45分発の特急かいじに飛び乗って山梨県へと向かいました。

3連休直前に思い立った山梨県行きでしたが、遅い時間帯の列車のためか、かいじの指定席はすんなり取れました。

降り立ったのは、JR石和温泉駅です。このまま石和温泉のホテルに泊まれれば良いのですが、ホテルは予約していません。

そうなると、いつものアレです。快活CLUB。甲府市やその近隣に3店舗あり、そのうちの甲府上阿原店が防音個室のある店舗です。駅から3~4kmを走って到着。防音個室も問題なく確保しました。

一夜明けて、時刻は午前6時。快活の無料モーニングで朝食です。トーストとフライドポテトにソフトクリームとコーヒー。日本一周の時によく食べていた組み合わせです。

昨日は午前0時に到着し、洗濯とルートチェックを終わらせてから寝たので就寝は午前1時半過ぎでした。もう少し寝たい気持ちもありますが、支払いを済ませて今日の目的地へと向かう準備を始めます。

身延線で身延駅までローカル鉄道の旅

まずは、快活CLUBから南甲府駅へ。ここから身延線を使って身延駅まで輪行します。

身延線はSuicaの使えない1両編成のローカル線です。無人駅もあり、その場合は車両先頭にある料金箱(バスでよく見るやつ)に乗車券を入れることで改札口の代わりをするようでした。

1時間半ほど電車に揺られて身延駅へと向かいます。途中、なでしこ達が通学に使う甲斐常葉駅を窓から眺めたりと、ゆるキャン△気分を味わえました。

身延駅は駅員のいる大きな駅なので車内改札ではなく、改札で駅員さんに切符を渡して外へと出ます。これぞレトロ鉄道の旅って感じがして良いですね。

さっそく、輪行を解除して準備OK。折り畳み自転車は、輪行するのも解除するのも手間が掛からず便利です。さて、この身延駅から『へやキャン△デジタルスタンプラリー』のはじまりです。

恵那コース 身延山久遠寺

まずは身延山の久遠寺へと向かいます。身延駅からもほど近く、最初のスタンプポイントにちょうどいいと判断しました。

久遠寺には2019年の2月に訪れたことがあり、そのときは志摩りんビーノと交通安全ステッカーの御祈祷に立ち会うために自走してきました。

緩い坂道を進んで行くと門前町が現れます。看板犬なのかコーギーが番をしているお店がありました。この子、前に訪れた時も居たのかな?

久遠寺の三門に到着。久遠寺にはこの門から続く激階段を登るか、久遠寺まで続く激坂を登るかの2択。以前は激坂に撃沈したので、今回は折り畳み自転車だし、坂は無理。階段で行くことにしました。

自転車を停める場所を探して観光案内所の方らしき人に声をかけると、案内所の裏に停めておいて良いと返事をいただき、早速、自転車を移動させます。

そのついでにパンフレットも持っていきなと案内所に通された時に、見つけてしまいました。

ゆるキャン△のキャラクターパネルです。

これは写真に収めたい。時間のある時に写真を撮らせて貰えないか相談したところ、設営・撤去を手伝うなら今からでもOKとのことで、ゆるキャン△メンバーを立てかけていきます。

5人揃ったところで写真撮影。係の方から久遠寺が入るアングルを教えてもらったのが、この1枚です。

そそくさとパネルを片付けて、係の方にお礼を言って三門を潜り抜け、境内へと向かいます。

それにしても、久遠寺の階段はキツい。傾斜は急だし、石階段なのでゴツゴツしてバランスが悪いし、すべて登り終える頃には息が上がっていました。

それでも久しぶりに久遠寺を訪れることができました。格式の高さを思わせる雰囲気に身が引き締まりますね。

そして、へやキャン△(第6話)で登場したスポットも回収。

そして、肝心のスタンプですが、久遠寺裏手の身延山ロープウェイ乗り場にありました。最初、どこにあるか分からなくて、売店の方に教えて貰いました。

QRコードを読み取って、これでひとつ目ゲット。QRコードはスタンプラリーのサイトからも読み取れますが、スマホのカメラアプリで読み取った方が素早く読み込めるようです。

このままロープウェイに乗ることもできますが、以前登ったことがあるので今回はパス。次のスタンプポイントを目指していきます。

武州屋でゆるキャン△グッズ購入

門前町の坂を下って、その途中の武州屋に立ち寄りました。椎茸と湯葉が名物なお店ですが、ゆるキャン△と身延町の架け橋として尽力し、ゆるキャン△グッズも多数取り扱っているファンにはよく知られたお店です。

干し椎茸 身延湯葉の専門店 武州屋
国産・無農薬・原木栽培の【干し椎茸】 こだわり【身延湯葉】の専門店です。国産・無農薬にこだわったお米や黒きくらげ、昆布など、自然食品を宅配します☆

ここで購入したのは、へやキャン△ラバーストラップと交通安全祈願ステッカー。交通安全ステッカーは2019年にも購入していて、そのときは日本一周看板に貼り付け、道中の安全を守ってくれました。

ちなみにステッカーは転売防止のため、購入者の名前と電話番号を控える措置が取られています。転売ヤーから買ったってご利益なんてないでしょうし、買ってはいけませんよ。

千明ルート①道の駅なんぶ

久遠寺を後にして、ここからは国道52号線を南下。南部町を目指します。

約10kmほど相又川沿いに走って緩い登りとダウンヒルの先に辿り着いたのは、へやキャン△(第9話)で登場した道の駅なんぶです。

道の駅には立派な武将の像がありました。南部光行公。源氏の流れを継ぐ平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての武将で、この辺りを治めていた南部氏の始祖なのだそうです。

ここのスタンプポイントは道の駅なんぶの売店コーナー入って右手隅にありました。スタンプ2つ目ゲットです!

アニメ版志摩リン役の東山奈央さんとドラマ版犬山あおい役の箭内夢菜さんのサインもありました。

へやキャン△本編では、ここでマグロ丼を食べる恵那が登場して、山梨県のマグロ消費量について語られるシーンがあります。それに倣ってマグロ丼でも食べようかと思っていましたが、この栗推し。気になる。

マグロなら他でも食べられるはずと、補給を『絞りたてモンブラン』に切り替えです。ふわふわな栗モンブランの中には、なんぶ茶のもっちりとした葛練りとクリームが入っていてとても美味しかったです。ただ、端から見たら麺類に見えちゃいますね(笑)

道の駅の近くでは、こんな感じでお茶畑が広がっている所もありました。なんぶ茶美味しかったです。

へやキャン△(第9話)で登場したメニュー部分もしっかりと写真に収めてきました。

千明コース②南部の火祭り会場

続いて訪れたのは、道の駅からほど近い南部の火祭り会場です。へやキャン△(第6話)で登場した富士川の河川敷に向かったら何もなくて途方に暮れてました(笑)

スタンプラリーのサイトで調べてみると、南部の火祭り会場のスタンプは川向かいの南部町役場南部分庁舎前とのこと。早速、南部橋から富士川を渡ってしまいます。ちなみにこの南部橋は、なでしこが内船駅まで折り畳み自転車(DahonのBoardwalk)で通う通学路だったりします。

無事、庁舎前でスタンプポイントを発見。

栄昇堂の身延まんじゅう

南部町からは県道10号線を北上していきます。アップダウンのある道で、特に身延駅直前の坂は斜度もキツくて峠と呼んでも良いかもしれませんね。

ほどよく汗を掻いて、身延駅前まで戻ってきました。駅前に来たなら、やはり栄昇堂へ立ち寄らない訳にはいきません。

名物の身延まんじゅうを購入。お茶は店内で無料でいただけます。その場で食べるなら、作中でも登場した富士川沿いのベンチが定番ですね。やっぱり日本人なら、まんじゅうとお茶ズラ~。

りんコース 下部温泉郷

身延駅を後にして、富士川沿いを引き続き北上。次のスタンプポイントである下部温泉郷を目指します。写真は本栖みちに差しかかるT字路の手前ですが、ここからの景色が好きで、訪れると高確率で立ち止まって写真を撮ってしまいます。

本栖みちを少し進めば下部温泉郷に到着です。

下部温泉のスタンプポイントに行く前に和菓子処ニュー梅月へと立ち寄りました。

へやキャン△(第8話)に登場した『かくし最中』購入。他にも和菓子処ニュー梅月前の登場スポットを回収していきます。

下部温泉郷のスタンプは、花月から少し進んだメロディーブリッジを渡った先の『黄金の足湯』前にありました。

ここもへやキャン△(第8話)の登場したスポット。犬子のホラが炸裂した場所ですね。

昼食は、下部温泉の丸一食堂で取ることにしました。以前、下部温泉郷に宿泊した際に夕飯に行こうと楽しみにしていたら、臨時休業で食べられなかったお店です。今日こそはリベンジと思っていたら、ものすごい行列。

リベンジしたかったので、待ちました。その甲斐あって食べられたのが、この馬鹿(うまか)丼です。馬肉と鹿肉を長ねぎが甘辛く煮込まれていて美味かった。

ちなみに、なぜ山梨県で馬肉が食べられるようになったのかをちょっと調べてみました。山梨といえば富士山。昔から信仰登山が盛んで、登山者の荷揚げ用に馬が数多く飼われていた歴史から馬肉文化が根付いたのだとか。

酒の川本とセルバ身延店にちょこっと立ち寄り

本栖みちを下って52号線に合流。富士川沿いを甲府方面へと向かいます。その前にちょこっと寄り道。犬子と千明のバイト先として登場したセルバ身延店と酒の川本です。

酒の川本は地元の有志によるファンサービスの一環なので営業しているわけではありませんが、セルバ身延店はちゃんとしたスーパーとして営業しています。

セルバ身延店はアニメイトと称されるほどゆるキャン△グッズが豊富で、ドラマ版のなでしこ役の大原優乃さんと志摩リン役の福原遥さんの2名のサインもありました。

市川三郷の日本一の巨大はんこ

次のポイントの市川三郷町へと向かいます。道中、「市川三郷町がへやキャン△の舞台に選ばれたのは何でだろう」と考えていましたが、道中に四尾連湖への案内板があったことで解決しました。思えば四尾連湖には未だ行けていません。キャンプ道具積んで150kmの自走がネックですが、機会を見つけて必ず行きたいと思います。

走っている時に見つけた日本一の巨大はんこ。どうやら、ゆるキャン△グッズにもこの判子が登場しているものがあるみたいですね。ちなみに、この判子は身延線の甲斐岩間駅近くにあります。

市川三郷町の市街地に入ると、不思議な建物があったので思わず足を止めました。

柿ですね。干し柿を作っているようです。小さな頃は、ぐにゃぐにゃした食感の食べ物(レーズンとか)が苦手だったのですが、年を取るにつれて好きになってきました。美味しい干し柿になれよ。

あおいコース①駄菓子くるみや

ほどなくして次のスタンプポイントにやってきました。駄菓子くるみやです。残念ながら本日はお休みでした。

へやキャン△(第11話)で登場した店内を覗いてみたかったのですが、仕方ありません。次へ向かいます。

あおいコース②市川三郷中央公園

続いては、へやキャン△(第11話)に登場した市川三郷中央公園。スタンプポイントは町庁舎入り口にありました。

訪れてみると、よくある小さな公園です。ネタに困った千明の苦肉の策ですが、「他にもっとあっただろ(笑)」と思わず突っ込みたくなります。

あおいコース③市川三郷青洲公園

こちらも公園がスタンプポイントとなっていますが町庁舎にはなく、青洲公園内にありました。

こちらも、へやキャン△(第11話)から。

市川三郷のポイントはそれぞれ近いから固め打ちができますね。

市川三郷 歌舞伎文化公園

これで今日訪れたかった場所は、みたまの湯を残すだけです。そう舵を切って進んで行くと、突如、お城が見えてきて立ち寄りました。

上野城跡。こんなところに城があったのかと思うよりも、この城のある公園の名前が『歌舞伎文化公園』というのが気になりました。

その疑問はすぐに解決します。なるほど、歌舞伎の名家である市川家の市川とは、ここ市川三郷町が由来だったんですね。

残念ながら資料館は16時で閉館。訪れた時間が少し早ければ資料館を見学できたかと思うとちょっと勿体ない。また次の機会に訪れてみたいと思います。

ふと、へやキャン△で歌舞伎文化公園を『梨っこスタンプラリー』のポイントに選ばなかったのは何でだろう、と思いました。みたまの湯からも近いし良いと思うのですが……。大人の事情でもあったのでしょうか。

あおいコース④みはらしの丘 みたまの湯

今日のラストは、絶景が見られると有名な、みたまの湯です。

山梨の日帰り温泉 みたまの湯  天然温泉の絶景露天風呂で人気
山梨の日帰り温泉みたまの湯。自然に囲まれた絶景の天然温泉が大人気で、夜景100選にも認定。農産物直売所では採れたての地元の食材が充実。そのほかボディケア、お食事処、お土産コーナーなど、一日お楽しみいただけます。

ラックもあったので、サイクリストも立ち寄りやすいですね。できるなら、ここでライドを終わりにして”フロ・デ・リタイア”したいところですが、宿泊施設が隣接していないのがちょっと勿体ない気がします。

スタンプポイントは入り口です。これで今日訪れたかった8ヵ所すべて回ることができました。

せっかく立ち寄ったのだから、温泉に浸かります。写真は駐車場から撮影。展望露天風呂から見下ろす甲府の街は、夜景100選に選ばれる絶景に相応しく、つい長湯してしまいたくなる素晴らしさでした。ただ、この写真だとその素晴らしさが伝え切れていません。是非とも実際に訪れて温泉と夜景を堪能してみてください。

長湯してポカポカ状態だったので、熱を冷まさない状態で外を走ると湯冷めしてしまいます。なので、ここで夕食とすることにしました。注文したのは、みたま御膳です。

馬刺し、鳥モツ煮、人参御飯の甲州名物+蕎麦が食べられ、ボリューム満点。どれも美味しかったですが、特に鳥モツ煮は甘辛いタレがとても好みでした。

快活CLUB 甲府上阿原店へ

今日の出発地点の快活CLUB 甲府上阿原店に戻ってきました。約85 kmを走行。折り畳み自転車では最長距離です。

安定の防音個室。輪行状態の折り畳み自転車も余裕で入れられるし、何より個室は落ち着きます。

今日で12カ所のうち8カ所クリア。なでしこコースを明日クリアすれば、コンプリートです。

1日目はこれで終了。明日は、なでしこコースを巡りに富士山周辺へと向かいたいと思います。

自転車旅
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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コメント

  1. ブルベに憧れる人 より:

    ウトウトして、揺れる電車のリズムに心地よい眠りに誘われ…、そして東京駅まで帰って来たら、てっきり自分は「眠気覚ましにご自宅までサイクリングするのかな?」程度に考えていました!
    それがまぁ。なんとまぁ…、タイトルを拝見しただけで「うわ!そうなの!?」って思わされるとは…お見それしました。ノブさんさすがだわ。
    あと、もう一点お伝えしたいのが写真の質感についてです。身延駅のお写真。朝の陽光に照らされる電車が、まるでアニメの一幕のようです!光の柔らかさがそうさせるのか、はたまたノブさんの腕前なのか、分かりませんが、ゆるキャン△をちょっとずつ見始めた程度の自分ですら、その原作再現度の高さに感動しました。
    きっと、同じような構図は劇中にないのかもしれませんが、素敵な写真です。ありがとうございました。

    • ノブノブ より:

      せっかくの連休だったので、目一杯楽しもうと山梨まで行ってしまいました。
      こうして行き先を自由に決められるのも旅の醍醐味のひとつな気がします。
      iPhoneでさっと撮っただけですが、改めてみるとローカル線の風情を感じる良い雰囲気ですね。
      ご感想をいただけたお陰で気づけました。ありがとうございます(^^)

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