へやキャン△聖地巡礼スタンプラリーの旅2日目【富士山河口湖編】

自転車旅

こんにちは。ノブです。

11月3連休にスタンプラリー漬けな旅をしてきました。その一つが山梨県で行われている『へやキャン△デジタルスタンプラリー』です。

初日は身延町、南部町、下部温泉郷、市川三郷町の8ヵ所のスタンプポイントを巡り1日目が終了。

2日目は残り4ヵ所を巡ってコンプリートを目指します。

本日のルート

Garmin ForeAthlete 230J 走行データ

旅レポ・フォトギャラリー

朝はいつもの快活無料モーニング

おはようございます。連休最終日も相変わらずの快活に宿泊。午前6時からの無料モーニングで朝食です。

せっかくGOTOがあるのだからホテルに泊まれば良い気もしますが、予約の必要もなく時間に縛られない快活CLUBはやはり楽。それに使い慣れているので朝がルーチンワーク化できていて、もはや依存症な気がしてきます(笑)

今日のゆるキャン△スタンプラリーは富士山周辺を巡ります。準備していたらキャットアイのリアライトを固定するゴム紐が切れた。

クリップ式にもなってるから何とかなったけど、下駄の鼻緒が切れるみたいで嫌だなぁ。

あと、おバカな告白を一つ。この旅ではGoProを忘れました。以前から旅に出る度に本体をしょっちゅう忘れてしまうので、自分は動画撮影には向かない気がします(笑)

御坂みちヒルクライム

さて、気を取り直して、今日のゆるキャン△スタンプラリーポイントに向けて出発です。

目指すは富士山。まずは御坂みちを登ります。それでは今日も安全走行で行ってきます!

甲府方面から富士山に行くには、御坂みち以外に精進ブルーライン、若彦トンネルの県道719号線がありますが、どれも斜度のキツい区間があります。その分、御坂みちの旧道なら斜度も緩め。それに本日最初のスタンプポイントに選んだ富士山パノラマロープウェイの近くまで行けるので、この御坂ルートに選んでみました。

とはいえ、御坂みちに入る前から延々と登っていきます。斜度は緩くてまだ楽なのですが、ジワジワと足を削ってくる感じがします。

御坂みちに合流。車線は広めですが大型車が頻繁に通るので少し怖いですね。

ですが、旧道に入れば交通量は激減。残り6.5kmをのんびり登っていきます。

御坂みち旧道の頂上、御坂峠までやってきました。天下茶屋前からの富士山は雲もなく、めちゃくちゃ綺麗!今日の富士山ライドは大勝利の予感がします。

なでしこコース①富士山パノラマロープウェイ

御坂みちを下り、河口湖畔を進んで富士山パノラマロープウェイへとやってきました。

~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ
富士山の絶景と河口湖の眺望を楽しむロープウェイ「~河口湖~富士山パノラマロープウェイ」公式サイト。カチカチ山の物語の舞台となった山頂からは富士山の裾野からのパノラマビューが楽しめます。

スタンプはロープウェイ入り口すぐ横の車に貼り付けてありました。これで9つ目のスタンプゲットです。

フォロワーさんから混雑すると助言を受け、ここを今日の最初のスタンプポイントに選んでみましたが、この行列は……。午前9時半が営業開始でその20分後に到着して、すでにこの大混雑でした。へやキャン△本編ではロープウェイで上がっていたので、是非とも乗りたいのですが、さて、どうしよう。

そこは歴戦の観光地です。整理券が配られて行列が整理された結果、10分〜20分くらいで乗れるとのことだったので、待つことにしました。

ここは昔話カチカチ山の元になった場所らしいのですが、実はへやキャン△を見るまで河口湖が舞台とは知りませんでした。

ロープウェイの頭にはウサギとタヌキのオブジェが付いています。へやキャン△(第5話)でもその姿が描かれていますね。

運良く端っこに位置取ることができたので、絶景を堪能しながら上へと向かいます。河口湖がとても綺麗です。

ロープウェイで頂上へとやって来ました。うぉお、富士山絶景だ! 隣の松が良い味出してくれました。

頂上は展望台となっていて、茶屋とお土産屋、それに小さな神社と三ツ峠へ向かうハイキングコースの入り口がありました。

へやキャン△(第5話)でも登場したカチカチ山のタヌキとウサギもいました。タヌキ火ぃ付けられてるのにめっちゃ嬉しそうや。

早速、たぬき茶屋へと向かいます。ここも、へやキャン△(第5話)の登場スポットです。

券売機で発券して店内へ。たぬき団子がカウンター横で焼かれて(温められて?)いました。この藁に串を挿して焼くスタイルは、身延山のくしきり団子によく似ています。

たぬき団子と抹茶で補給。抹茶にしてみましたが、へやキャン△(第5話)で登場したのは抹茶ミルクだったのかも。でも、この絶景で食べられるなら勝ちや〜カチカチ♪

そう言えば、この茶屋の上からの景色も聖地巡礼スポットでした。帰路のロープウェイに行列が出来ていたのを見て急いでしまったのが、ちょっと勿体なかったです。

富士山周辺はリゼロともコラボしていたんですね。ここにはレムとラムがいました。

河口湖大橋

ロープウェイに乗って下山して、次は河口湖大橋を渡っていきます。ここもへやキャン△(第3話)の聖地巡礼スポットですね。

なでしこコース②大石公園

10個目のスタンプは、河口湖畔にある大石公園の『ブルーベリーの里』入り口にありました。

ここにある富士山オブジェが、へやキャン△(第3話)の聖地巡礼スポットです。

ここでは、なでしこ達が写真のお礼にみかんを貰うシーンがありますが、みかんは持っていないので何か他の物で……、期間限定シャインマスカットソフトクリームを購入。スッキリとした味わいと風味で美味しかったです。

そのまま河口湖畔沿いを走り、短い登りを終えて西湖へ。

観光客の多かった河口湖と比べて西湖は静かです。キャンプ場もあってデイキャンプしている姿も見られました。ここで、のんびりとソロキャンしてみたいな。

なでしこコース③鳴沢氷穴

そのまま西湖を沿うように伸びる県道710号線から国道139号線へと出て、次のポイントの鳴沢氷穴へとやってきました。

鳴沢氷穴 | 富士山の洞窟 天然記念物 富岳風穴・鳴沢氷穴 | 富士山・河口湖 洞窟 観光スポット
富士山の洞窟天然記念物富岳風穴・鳴沢氷穴【公式】ウェブサイト

肝心のスタンプは、鳴沢氷穴の見学コース内にありました。てっきり売店にあると思って探してみたのですが見つからず、店員さんに聞いて判明。この時期は氷柱はないらしいのですが、もともと、見学コース内の聖地巡礼スポットも巡る予定でしたので問題なしです。

チケットを購入して見学出発。スタンプはコースのスタート地点のすぐにありました。しかし、ここで問題が発生。携帯の電波が弱くて「イベントエリア外」と何度も出てきます。5分くらい粘ってどうにかスタンプをゲット。コンプできないかと思った……。

この氷穴入り口も聖地巡礼スポットです。もうちょっと近くから撮ればよかったかな。

見学コースは場所によってとても狭く、しゃがんで進むような場所もありました。その最奥にあったのは地獄穴。どうやら江ノ島の方まで続いているらしいです。

地獄へ連れて行かれず無事に帰って来られました。ロッジの入り口付近も聖地巡礼スポットですね。

ちなみに、ここもリゼロとコラボしているようです。エミリアなのは、なんとなく納得。

なでしこコース④富士山世界遺産センター

鳴沢氷穴からは国道139号線のダウンヒル。すんなり河口湖方面へ戻って、最後は富士山世界遺産センターです。

富士山世界遺産センター
山梨県立富士山世界遺産センターの公式サイトです。富士山の世界遺産としての価値を国内外に分かりやすく伝え、保全活動や調査研究の拠点であり観光振興にも寄与する施設です。

ここは、へやキャン△(第2話)の舞台。本編の始まりはこのモニュメントからでした。

まずは南館へ。スタンプポイントは北館のようですが、順路に従い南館の見学から開始です。こうしたオリジナルのポップがあると、ゆるキャン△が愛されている感じが伝わってきて嬉しくなりますね。

見学コースの起点となる鳥居を潜って2階へと向かいます。ここもへやキャン△の聖地スポット。作中で最初のスタンプが押された場所です。

この七色に変化する和紙で作られた富士山(富嶽三六〇)も、へやキャン△に登場していて印象的でした。

色が変わっていく様子は動画で撮ってみました。なかなかに幻想的です。

2階から1階に降りて富士山を真下から見上げると、こちらも鮮やか。これも映像なので一定時間毎に切り替わります。

勘で撮ってみたのですが、アニメの位置とはちょっとズレてました。

南館から北館へと移動します。どうやら、なでしこ達が登った階段は閉鎖されているようです。でも、展望デッキには北館から行けるみたいです。

スタンプポイントは北館を入って右手奥。これで12カ所コンプリートです!

早速、北館の受付にコンプリートしたことを確認してもらい、コンプリートの景品の野クル缶バッジをゲット!

この缶バッチは、ここ富士山世界遺産センターとみたまの湯で貰えるようなので、ルート選びが重要になりますよ。

時刻は14時を少し過ぎたところ。思えばちゃんとした昼食を取っていません。北館に向かう時にカフェのメニューを確認していましたので、スタンプコンプリートを祝して遅めのお昼にしちゃいましょう。

注文したのはフジヤマ△セット。野クル3人が食べていた青いカレー、溶岩唐揚げ、逆さ富士ゼリーが味わえるセットメニューです。

青いルーとは奇抜ですが、確かにカレーの味がする。それにルーの上に乗っているピクルス?が良いアクセントになっています。溶岩唐揚げは見た目はアレですが、味は正統派唐揚げ。フライドポテトも付いているので、カレーに付けても美味しいです。

最初は富士五湖なのかと思いましたが、確かに逆さ富士のゼリーです。ゼリー自体が甘すぎないので山梨産のフルーツの風味もしっかりと味わえました。

ただ、ボリューム満点過ぎて満腹でした。食後は、ぽっこりと出たお腹を抱えて展望デッキへと向かいました。

富士山世界遺産センターの展望デッキに出てきてみたら、雲に隠れて富士山が見えない……。ここまで再現して無くても良かったのに(笑)

帰路 JR大月駅から輪行

これで聖地巡礼もスタンプラリーも終了。日が陰って寒くなってので、帰路につきましょう。

富士山世界遺産センターからの最寄りは富士急行線ですが、中央線の走る大月駅まで行った方が本数もあり便利そうです。大月までは下り基調なので、20kmほどダウンヒルをして大月駅までやって来ました。

大月駅で特急のチケットを購入。運良く10分後の特急列車で車両最後尾が空いている席が確保できました。

どうやら富士急行線からの直通臨時便らしく、乗り込んでみると最後尾の座席後ろに固定の棚が……。

ですが、折り畳み自転車であったことが幸いして、輪行袋を収納することができました。ロードバイクだと入らなくて、デッキに立ちっぱなしだったかもしれません。

このまま新宿駅まで行き、あとは山手線と京急線を乗り継いで自宅まで帰還。へやキャン△デジタルスタンプラリーおよび、3泊4日に渡るスタンプラリーの旅はこれにて本当に終了です。

スタンプラリーの旅を終えて

3泊4日の行程で、前半は長野県小諸市、後半は山梨県のスタンプラリーにそれぞれ参加してきました。集合して行うイベントに比べればイベント感は薄れてしまいますが、企画するのも難しいのが現実。この新しい生活スタイルが続く限り、こうした密を避けられる形が最適なのだと思います。

それにスタンプラリーはサイクリングの親和性がとても良いですね。今回、折り畳み自転車でスタンプポイントを回りましたが、ポイント間はそこまで離れていないですし、連休は道路や駐車場も混むので、小回りの利く自転車で訪れることで短時間で多くの場所を巡ることができました。

冬になって再び新型コロナが流行してきています。感染対策を徹底して密にならないよう注意しつつ、これからのイベントを楽しみたいと思います。

自転車旅
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
Birdy Standard Disc
 
ヘッダー画像のキャラクターは『びわっこ自転車旅行記』の大塚志郎先生に描いていただきました。
 
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ツール・ド・気ままに

コメント

  1. ブルベに憧れる人 より:

    小径車で100キロ走れるのですね…、それも1日で。自宅でひたすらエアロバイクを漕いでいる自分には、想像もつかないです。
    とにもかくにも、ご無事で何より。そして、楽しい旅のお裾分けを今回もありがとうございました!
    今、会社帰りの電車内で拝読していますが、こんなにお腹が空いていてもブルーカレーの見た目のインパクトに食欲が負けてしまいます笑
    ブルーハワイみたいな色合いが、脳に甘さを想起させるのかなぁ…?
    今年の冒険はこれで一段落、でしょうか。来年もブルベに冒険にサイクリングに、ノブさんの脚がどちらへ向かい、そして回転を始めるのか。今から楽しみです。

    • ノブノブ より:

      Birdyの乗り心地は、折り畳み自転車の中でもクロスバイクに近いので、意外と快適にですよ。
      青いカレーの色合いは自然界の食べ物にはないので、本能的に忌避してしまうのかもしれませんね。
      今回はお昼食べてなかったので食欲が勝り、すんなりと食べられました。

      今年はコロナの影響で出かける機会がぐっと減ってしまいました。それがとても残念です。
      日本一周をした身ではありますが、まだまだ行きたいところがたくさんあります。
      来年も感染症対策をしっかりとして、日本各地の絶景やグルメを追い求めたいと思います。
      最後までお読みいただきありがとうございました!