こんにちは。ノブです。
北海道日高地方の馬産地を巡る自転車旅に出かけてきました。今回は新ひだか町の桜の名所『二十間道路』にあるレックススタッドを2022年に続いて訪問。現役種牡馬を見学をしてきました。
馬産地には守るべきマナーがあります。牧場見学や馬と接する場合の注意点はこちらにまとめていますので、まずはこちらを一読ください。
レックススタッドの見学方法
レックススタッドはどこにある?
レックススタッドは新ひだか町の内陸部に位置し、海沿いから約7kmほど進んだ小高い丘の上にあります。牧場案内所のある桜舞馬公園の真向かいです。
『競走馬のふるさと案内所』で見学方法を確認!
レックススタッドは現役種牡馬を繋養している牧場で、観光牧場ではありません。見学可能な時期や見学方法は『競走馬のふるさと案内所』に記載されています。注意事項も書かれていますので、訪問する前に必ず確認するようにしてください。
https://uma-furusato.com/search_farm/1512.html
見学の事前受け付けのため二十間道路牧場案内所へ
見学受付は二十間道路にある牧場案内所となっているため、桜舞馬公園へと向かいます。
牧場案内所では、受付書類に氏名などに加えて見学したい馬の名前(※指定した馬だけ見学できる訳ではなく、好きな馬のアンケートのようなもの)を記載します。
受付が終わると、レックススタッドの厩舎配置図が貰えます。注意事項も書かれていますので必ず目を通すようにしましょう。
待っている間は、桜舞馬公園内を見学していきます。ここには往年の名馬たちの墓碑があり、お墓参りができるようになっています。
時間になったら自主的に、道路の向かい側にあるレックススタッドの敷地内へ歩いて入ります。牧場見学の時間は1時間です。
入ってすぐに牧場見学の注意事項について書かれた看板があります。牧場独自のお願いもあるので必ず確認していくようにしましょう。
ヴァンセンヌ
G1を2勝した母フラワーパーク初の重賞勝利馬で、2015年の東京新聞杯(G3)の勝ち馬です。同年には安田記念に挑戦し、モーリスの着差なしの2着と僅差で涙を呑みました。さらなる飛躍が期待されましたが、度重なる屈腱炎に泣かされ、引退することとなりました。
ディープインパクトの後継種牡馬が多数いる中、ヴァンセンヌが種牡馬になれたのは、母フラワーパークが短距離路線で活躍したことや、母父ニホンピロウイナーの存在が大きかったようです。
産駒も活躍していて、イロゴトシが2023年の中山グランドジャンプを制しています。
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生年月日 | 2009年4月11日 |
戦績 | 16戦6勝 |
主な勝ち鞍 | 2015年東京新聞杯(G3) |
獲得賞金 | 1億6,094万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 花の展示会で知られるパリ郊外の森名 |
父 | ディープインパクト |
母 | フラワーパーク |
母父 | ニホンピロウイナー |
エイシンフラッシュ
G1を2勝したエイシンフラッシュにとって最も観客の記憶に残るレースとなったのは、天覧競馬となった2012年の天皇賞秋でしょう。勝利後、鞍上のクリストフ・ルメール騎手が下馬し、最敬礼を見せたシーンは日本人の胸を打つものがありました。
種牡馬としては、G1馬のヴェラアズールを輩出していますが、さらなる産駒の活躍を期待したいところです。
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生年月日 | 2007年3月27日 |
戦績 | 27戦6勝(うちGⅠ2勝) ※うち海外2戦0勝 |
主な勝ち鞍 | 2010年日本ダービー(G1) |
獲得賞金 | 7億5,607万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+閃光 |
父 | キングズベスト |
母 | ムーンレディ |
母父 | プラティニ |
エピカリス
2016年の北海道3歳優駿(※現在の北海道2歳優駿)の優勝馬で、デビューから4連勝で海外遠征し、UAEダービーでは2着と惜敗。さらに米クラシック三冠レースの一枠を狙っていましたが直前の怪我で断念。以降は勝ちきれない競馬が続き、2019年をもって現役を引退。種牡馬として第二の馬生を送る事になりました。
産駒は走り出したばかりですが、地方重賞の鎌倉記念を制したサントノーレが出ており、今後の産駒の活躍が期待されます。
生年月日 | 2014年3月22日 |
戦績 | 12戦4勝 |
主な勝ち鞍 | 2016年北海道2歳優駿(G3) |
獲得賞金 | 4,561万円 (中央) 2,255万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | ギリシャ語で「魅力的な」 |
父 | ゴールドアリュール |
母 | スターペスミツコ |
母父 | カーネギー |
オメガパフューム
2019年のNARグランプリダートグレード競走特別賞馬、2022年のNARグランプリ特別表彰馬で、帝王賞や東京大賞典を制覇。特に東京大賞典は2018年から四連覇を達成し、唯一無二の記録を打ち立てました。
種牡馬入りは2023年からなので産駒の活躍はまだ先。米国G1馬スウェプトオーヴァーボードの後継種牡馬として、オメガパフュームには頑張って貰いたいです。
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生年月日 | 2015年04月06日 |
戦績 | 26戦11勝(うちG1を5勝) |
主な勝ち鞍 | 2018年~2021年東京大賞典(G1) |
獲得賞金 | 2億1,082万円 (中央) 5億4,125万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
名前の由来 | 冠名+香水。母名より連想 |
父 | スウェプトオーヴァーボード |
母 | オメガフレグランス |
母父 | ゴールドアリュール |
ゴールドドリーム
2017年のフェブラリーステークス、チャンピオンズカップを勝利し、同一年に両レースを制した史上3頭目という活躍から、その年の最優秀ダートホースに選出。その後も好成績を維持し、晩年の7歳には海外遠征も経験。
GⅠ級のレースには19度出走し、優勝4回、2着5回、3着2回と安定した走りを見せ、2020年をもって引退。種牡馬となった初年度は成績や血統を評価され満口となりました。産駒がどのような活躍を見せるのか楽しみですね。
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生年月日 | 2013年4月19日 |
戦績 | 27戦9勝(うちGⅠ4勝) |
主な勝ち鞍 | 2017年フェブラリーS(G1) |
獲得賞金 | 4億5,702万円 (中央) 2億5,062万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 金の夢 |
父 | ゴールドアリュール |
母 | モンヴェール |
母父 | フレンチデピュティ |
シルポート
G1勝利こそ無いものの、個性的な逃げでレースを盛り上げた記憶に残る名馬です。2011年の天皇賞秋では1,000mを56.5秒、2012年の安田記念では半マイルを44.9秒で逃げるといった驚異的なペースでレースを沸かせました。
最後は骨膜炎により現役を退きましたが、それまでの出走回数は54回に上り、怪我のしにくい馬体であったことも彼の才能の一つだったのかもしれません。
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生年月日 | 2005年3月24日 |
戦績 | 54戦10勝 |
主な勝ち鞍 | 2011、12年読売マイラーズC(G2) |
獲得賞金 | 3億9,732万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 中国・上海にあるゴルフコース名より |
父 | ホワイトマズル |
母 | スペランツァ |
母父 | サンデーサイレンス |
スクリーンヒーロー
ウオッカやダイワスカーレットらと同世代のグラスワンダー初年度産駒です。クラシックは怪我などにより棒に振ったものの、翌年のジャパンカップではG1初挑戦で初制覇。
種牡馬として非常に優秀で、初年度のモーリス、ゴールドアクターを皮切りに毎年コンスタントに重賞馬を輩出しています。2022年も産駒のウインマリリンが香港ヴァーズでG1勝利を飾りました。
そんなスクリーンヒーローですが、2023年10月10日で種牡馬を引退。現在は社台ファームで余生を送っています。
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生年月日 | 2004年4月18日 |
戦績 | 23戦5勝(うちGⅠ1勝) |
主な勝ち鞍 | 2008年ジャパンC(G1) |
獲得賞金 | 5億340万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 銀幕のヒーロー |
父 | グラスワンダー |
母 | ランニングヒロイン |
母父 | サンデーサイレンス |
ストラクター
2022年8月16日から種牡馬としてスタッドインしたストラクターは、米国のG1馬です。彼の父パレスマリスは米国G1を2勝しており、その産駒が日本で種牡馬をするのは初めてのこと。
とは言え、パレスマリスの半弟には日本で走るアイアンバローズとジャスティンパレスがおり、日本の馬場に適応できる可能性は十分にあることから、新たな種牡馬として期待されています。
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生年月日 | 2017年2月4日 |
戦績 | 日本:0戦0勝 米国:4戦3勝 |
主な勝ち鞍 | 米国:BCジュヴェナイルターフ(G1) |
獲得賞金 | 不明 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 不明 |
父 | Palace Malice |
母 | Miss Always Ready |
母父 | More Then Ready |
スマートファルコン
地方を転戦してG2、G3級重賞レースを勝つ姿から「ドサ回り」と揶揄されることもあったスマートファルコンですが、武豊騎手とコンビを組んで覚醒。先行から逃げに走りを変え、2010年のJBCクラシックでG1級を初勝利すると、東京大賞典ではダート2000mの日本レコードを記録する圧巻の勝利。
その後も勝ち続けてG1級を6勝し、他馬を寄せ付けぬ姿から『砂のサイレンススズカ』と称されるまでになりました。2010年にはNARグランプリダートグレード競走特別賞も受賞。生涯で勝ち取った重賞19勝は、2021年にカツゲキキトキトに抜かれるまで平地重賞最多勝利記録でした。
種牡馬としては、東海ステークス(G2)を制したオーヴェルニュなど、ダートの活躍馬を数多く輩出しています。
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いい欠伸。
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生年月日 | 2005年4月4日 |
戦績 | 34戦23勝(うちGⅠ6勝) |
主な勝ち鞍 | 2010年JBCクラシック(G1) |
獲得賞金 | 6,048万円 (中央) 9億3,025万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 冠名+隼 |
父 | ゴールドアリュール |
母 | ケイシュウハーブ |
母父 | ミシシッピアン |
タニノフランケル
重賞勝利こそないものの、父は14戦14勝(うちG1を10勝)した英国馬のフランケル。母は牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制するなどG1を7勝したウオッカという超良血馬です。
ウオッカは7頭の子を残しましたが、日本にいるウオッカの子はタニノフランケルのみ。2022年から種牡馬としての馬生を歩んでおり、産駒の活躍が期待される一頭です。
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生年月日 | 2015年2月9日 |
戦績 | 26戦4勝 |
主な勝ち鞍 | 2018年大原S(1600万下) |
獲得賞金 | 9,279万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+父名 |
父 | Frankel |
母 | ウオッカ |
母父 | タニノギムレット |
トーセンラー
皐月賞前に宮城県のトレセンで東日本大震災に遭いましたが、オルフェーヴルらとクラシックを競い、皆勤しています。京都競馬場を得意とし、主な勝ち鞍である2013年のマイルCSは、武豊騎手のG1制覇100勝目というメモリアルでした。
種牡馬としては、レックススタッドとブリーダーズ・スタリオン・ステーションをシャトル繋養されていましたが、2023年10月30日でレックススタッドを退厩。エスティファームに移動しています。
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生年月日 | 2008年04月21日 |
戦績 | 25戦4勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2013年マイルCS(G1) |
獲得賞金 | 4億6,097万円(中央) |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+エジプト神話の太陽神 |
父 | ディープインパクト |
母 | プリンセスオリビア |
母父 | Lycius |
ノヴェリスト
欧州四カ国でG1を勝利し、伊のジョッキークラブ大賞、英のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、仏のサンクルー大賞典、独のバーデン大賞を勝っています。
欧州の中長距離路線で活躍した名馬で、日本には2014年に輸入され種牡馬として第二の馬生を送っています。
産駒はアルゼンチン共和国杯(G2)を制したブレークアップなど、コンスタントに産駒を輩出しています。
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生年月日 | 2009年3月10日 |
戦績 | 日本:0戦0勝 海外:11戦9勝(うちGⅠ4勝) |
主な勝ち鞍 | 2013年サンクルー大賞(G1) |
獲得賞金 | 1,177,788ポンド |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | ドイツ語で「小説家」 |
父 | Monsun |
母 | Night Lagoon |
母父 | Lagunas |
ノヴェリストは現在、Yogiboヴェルサイユリゾートファームに移動して、種牡馬を続けています。
マカヒキ
サトノダイヤモンドらとクラシックを競い、日本ダービーを制覇。凱旋門賞を目指して海外遠征も行い、ニエル賞(G2)を制しています。
その後、なかなか勝てない中も現役を続け、8歳のときに京都大賞典(G2)を勝利。ニエル賞以来、5年1ヶ月ぶりの勝利は競馬ファンを湧かせました。
9歳になっても走り続けましたが、2022年10月25日に引退が発表。一転して種牡馬となりました。同期の種牡馬たちは既に多くの産駒を輩出していますが、遅咲きの種牡馬として、産駒の活躍を期待したいです。
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あまり顔を出さないため、馬房の前は一目見ようと人だかりができていました。
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この時も顔を出したのは、ほんの僅かな時間でした。
生年月日 | 2013年01月28日 |
戦績 | 28戦6勝(うちGⅠを1勝) |
主な勝ち鞍 | 2016年日本ダービー(G1) |
獲得賞金 | 6億3,007万円(中央) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | ハワイの収穫祭 |
父 | ディープインパクト |
母 | ウィキウィキ |
母父 | フレンチデピュティ |
ミッキーグローリー
競走馬時代は550kg超の大型馬で、力強い切れ味の末脚を武器に重賞を2勝しました。マイラーとしてG1勝利まであと一歩まで迫りますが、脚部不安に泣かされることが多く、長期休養を挟みながらの競走生活となり、最後は屈腱炎により引退することとなりました。
産駒が走り出すのはこれからで、彼の大きな馬体とその能力が、後世にどう引き継がれるか楽しみですね。
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生年月日 | 2013年4月3日 |
戦績 | 13戦7勝 |
主な勝ち鞍 | 2018年京成杯オータムハンデキャップ(G3) |
獲得賞金 | 1億4,981万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+名誉 |
父 | ディープインパクト |
母 | メリッサ |
母父 | ホワイトマズル |
ハクサンムーン
G1を3勝したアドマイヤムーンの初年度産駒で、短距離路線で頭角を現した一頭です。ハクサンムーンは個性派ホースとして人気があり、それが旋回癖。しかも、本馬場入場の際に騎手が跨がると、左回りにぐるぐる旋回するという、他には見られない珍しい癖がありました。嘘か誠か、回れば回るほど調子が良かったとか。
2020年に産駒がデビュー。重賞馬はまだ出ていませんが、彼の持つスピードを受け継ぐ代表産駒が現れるのを期待したいところです。
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生年月日 | 2009年2月14日 |
戦績 | 29戦7勝 |
主な勝ち鞍 | 2013年セントウルS(G2) |
獲得賞金 | 3億7,010万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 石川県の山名+父名の一部 |
父 | アドマイヤムーン |
母 | チリエージェ |
母父 | サクラバクシンオー |
パクスアメリカーナ
マイル路線を戦っていたパクスアメリカーナですが、2019年のマイラーズカップ後に左前脚の骨折が判明します。2年4カ月に渡る長期休養を経て復帰しますが、全盛期の走りはできずに2022年の9月23日をもって引退。種牡馬として第二の馬生を歩むこととなりました。
生年月日 | 2015年2月10日 |
戦績 | 10戦4勝 |
主な勝ち鞍 | 2019年京都金杯(G3) |
獲得賞金 | 1億1,280万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
名前の由来 | アメリカによる平和 |
父 | クロフネ |
母 | グローバルピース |
母父 | サンデーサイレンス |
ビーチパトロール
G1を3勝した米国馬です。アメリカ競馬はダートが主体ですが、一貫して芝戦線で実績を残し、2018年で引退。2019年から日本で種牡馬として第二の馬生を送っています。
産駒は2022年度から走り始めており、これからの活躍が期待される一頭です。
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生年月日 | 2013年2月7日 |
戦績 | 日本:0戦0勝 米国:19戦5勝(うちGⅠ3勝) |
主な勝ち鞍 | 2016年セクレタリアトステークス(G1) |
獲得賞金 | $2,532,945 |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 不明 |
父 | Lemon Drop Kid |
母 | Bashful Bertie |
母父 | Quiet American |
ブルドッグボス
2017年にJRAから地方へ転厩して活躍し、4歳以上最優秀牡馬と最優秀短距離馬に選出。2019年にはJBCスプリントを制して、4歳以上最優秀牡馬と最優秀短距離馬に加え、NARグランプリ年度代表馬に選出されました。
翌年に中央へ再転入。フェブラリーステークス(G1)に挑みますが大敗し、再び地方へ再転入。中央⇒地方⇒中央⇒地方と渡り歩いた競走生活でした。
レックススタッドには2021年からスタッドイン。産駒は2024年から走り出すので、これからに期待ですね。
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生年月日 | 2012年4月20日 |
戦績 | 45戦14勝(うちGⅠ1勝) |
主な勝ち鞍 | 19年JBCスプリント(G1) |
獲得賞金 | 1億6,480万円 (中央) 2億4,218万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 犬の品種名+ボス |
父 | ダイワメジャー |
母 | リファールカンヌ |
母父 | デインヒル |
レッドファルクス
先に紹介したオメガパフュームと同じスウェプトオーヴァーボードの産駒で、2017年には史上3頭目となるスプリンターズS連覇を達成し、JRA賞最優秀短距離馬に選出されました。
2018年に引退して翌年から社台スタリオンステーションで種牡馬となり、2023年からレックススタッドへ移動しました。産駒は2022年からデビューしており重賞馬はまだ出ていませんが、彼の剛脚が受け継がれた名馬が誕生するのを楽しみにしています。
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生年月日 | 2011年04月12日 |
戦績 | 45戦14勝(うちGⅠを2勝) |
主な勝ち鞍 | 16年スプリンターズS(G1) |
獲得賞金 | 4億6,924万円(中央) |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
名前の由来 | 冠名+ラテン語で「鎌」の意味を持つ両手剣 |
父 | スウェプトオーヴァーボード |
母 | ベルモット |
母父 | サンデーサイレンス |
ロゴタイプ
2012年の朝日杯フューチュリティステークスを制しJRA賞最優秀2歳牡馬に選出。クラシックではレコードで皐月賞、古馬になってからは安田記念で勝利し、G1を3勝。
2018年から社台スタリオンステーションで種牡馬となり、2023年からレックススタッドへ移動しました。産駒は地方重賞馬のミトノオーが出ており、オメガギネスも期待大。今後の産駒の活躍が楽しみです。
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生年月日 | 2010年03月10日 |
戦績 | 30戦6勝(うちGⅠを3勝) |
主な勝ち鞍 | 2016年安田記念(G1) |
獲得賞金 | 5億8,301万円(中央) |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 文字を組み合わせて個性的な書体に図案化したもの |
父 | ローエングリン |
母 | ステレオタイプ |
母父 | サンデーサイレンス |
見学を終えて
種牡馬を見られる貴重な機会でありながら、受付を一元化したりと見学のしやすい仕組みを整えてくれています。
去年は放牧地見学もありましたが、今年は厩舎見学のみとなっていました。そのため、マカヒキら人気馬の馬房の前に人が集まりますが、みんなマナーを守って静かに顔出しを待っていました。
レックスさんには新たにタイトルホルダーら新種牡馬が入厩していますし、2024年もたくさんの見学者が訪れることでしょう。見学が今後も開催されるよう引き続きマナーを守っていきたいですね。
馬との出会いは一期一会と考え、見学できることに感謝しつつ、その瞬間を大切にしたいなと思います。
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