こんにちは。ノブです。
「今年は『雪の回廊』が見たい!」と思ってGWに計画を立てていたら、コロナがまた悪さをしてきました。それにGW中は天気もあまり良くないようです。連休ぶっ通しで走ろうと思っていたのですが、流石に厳しそう。
なら、天気の良い時を狙って行けるところから。八幡平、蔵王など雪の回廊が見られる道はいくつかありますが、今回向かうのは渋峠です。今年は草津白根山の活動も落ち着いて、久しぶりに全線開通。群馬側から草津高原道路を登ることができるようです。
草津白根山が再び活動を強めるか不透明なので、この機を逃すと次に登れるのがいつになるか分かりません。そう考えて、渋峠開通日の雪の回廊を見るべく出発を決意したのでした。
本日のルート
Garmin Edge 1030 走行データ
旅レポ
まずは前日移動で高崎市まで
仕事を定時で終えて一度帰宅し、荷物を抱えてJR上野駅へ。高崎線に乗ってJR高崎駅まで輪行です。
渋峠は家から最短で200km弱なので、自走で行けなくもない距離なのですが、せっかくの景色をヘロヘロになって見たくはありません。輪行を活用し、のんびり旅することにしました。
22時過ぎに高崎駅に到着。端の車両に乗ったのですが、帰路に着く通勤客が多くてなかなか座れずに1時間近く立っていました。疲れた。
輪行を解除して、本日の宿へ移動。いつものように快活CLUBです。駅から2kmほどのところにある高崎高関店へと向かいました。
ロードバイクは駐輪場に停めてダブルロック。さらに100均のカバーを掛けておきます。これが日本一周から続くスタイル。詳しくはこちらから↓。
鍵付個室を確保。この空間が落ち着きます。衝立だけのブース席に比べて照明は自由に消せるし、隣の人のいびきも気にならないので、寝る目的には最高です。
紗希さんが走った自走ルートで渋峠に向けて出発!
翌日は午前6時前に起床。ぐっすりと眠ることができました。始発を使った日帰りで渋峠を目指すこともできますが、電車の中って寝にくいので、こうして前泊する方がコンディションを整えやすいですよね。
そして、いつも通りに快活CLUBの無料モーニングで朝食です。食べ放題なのでここでしっかりとカロリーと水分を摂取しておきます。
会計を済ませたら準備を整え、午前7時前に出発。
まずは草津温泉を目指します。渋峠へのアクセスでオーソドックスなのは、長野原草津口から草津温泉ですが、そのルートは過去に走ったことがあります。
なので、まずは渋川市へと向かい、そこから『ろんぐらいだぁす!』で紗希さんが走った自走ルート(中之条町→暮坂峠→六合→292旧道→草津)を走ることにしました。噴火活動の影響で実行できずにいたルートなので楽しみです。
国道353号線を中之条町に向けて進んでいると、お饅頭の幟があって立ち寄りました。『岩井洞 渋川本店』は、秘伝のどぶろくを使った酒まんじゅうのお店のようです。
こしあんと味噌餡があり、味噌餡を購入。生地はふっくらもちっとしていて、甘味の中に味噌の風味が香り、塩味が程よく美味しかった。
中之条町の中心部へとやって来ると、暮坂峠の案内が表示されるようになりました。さて、どんな峠道か楽しみです。
暮坂峠ヒルクライム!
町を抜けて県道55号線へ入り、しばらくすると再び暮坂峠の案内が出ていました。ここから10kmほどの登りのようです。
暮坂峠へ向かう県道55号線ですが、序盤は斜度も緩く登っているという感じはあまりありません。標高のお陰なのか、桜でしょうか? あちらこちらで色鮮やかに咲き誇っています。この時期ならではですね。
暮坂峠をヒルクライム中に午前10時を過ぎました。渋峠の開通直後は恐らく激混みでしょうから、焦る必要もありません。景色を愛でつつ、のんびりと登っていきます。
日も登って気温が高くなってきました。出がけは寒くて冬用のジャケットを着込んでいたのですが、半袖ジャージと長袖インナーで十分な気温です。
徐々に斜度も少し上がって本格的な登りになりました。体感的には5~8%くらいでしょうか。かなりグネグネとした道です。でも、車はほとんど通らないので登りやすいです。
景観の良いところは少なめですが、頂上付近は開けていて良い景色でした。
暮坂峠の頂上へ。ここが定番の撮影スポットでしょうね。近くに峠のカフェもあったので、ゆっくり休むこともできそうでした。
ここからはしばらくダウンヒル。これは鯨でしょうか。不思議なオブジェが気になって一枚撮りました。『中之条 山の上庭園』という施設で、季節ごとの花が見られたり、カフェやギャラリーがあるみたいです。
お昼は道の駅六合で二八蕎麦
ダウンヒルを終えて、中之条町の六合(くに)という地区にある道の駅とやってきました。
時刻は午前11時。もう少し先に進めば草津温泉がありますが、平日とは言え人が多いと思われるので、密を避けるためにもここで早めのお昼にしてしまいます。
注文したのは、お店の看板メニューの二八蕎麦。そして、季節の天ぷらです。短めの蕎麦でコシがあり、天ぷらは特にフキノトウの苦味が良い味を出していました。美味かった。
思っていた以上にボリューム感があり、お腹も膨れて再出発!
ですが、記事のボリューム的にはここらが限界。なぜなら、渋峠は写真を撮り過ぎてえらい量になってしまいました(笑)
なので記事をここ分割して、後半からは渋峠ヒルクライム編です。
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