【レビュー】R250 防水スクエアバックパック ライト ブラック

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こんにちは。ノブです。

少し距離のあるサイクリングに出かけるなら、荷物は分散させるのが定石。その中でも自転車から離れる機会が多い場合に便利なのが、リュックです。

今回は、ワールドサイクルのオリジナルブランドであるR250から防水スクエアバックパック ライト ブラックをレビューしていきます。

ちなみに、このバックパックは、今年2月に行われたワールドサイクルさん主催のフォトコンテストで大賞を受賞し、その景品としていただいたものです。


景品は1つのはずですが、オマケで付けてくれたのが、このバックパック。ワールドサイクルさん太っ腹すぎます。

目次

R250 防水スクエアバックパック ライト ブラック

スペック
  • どんなシーンにもマッチする、軽量バックパック。今風な逆三角形型。中身が少なくても上部の形が崩れにくい新デザイン。広い開口部で荷物の出し入れもストレスフリー。
  • 縫製部分は裏側からシーリングテープを貼ってあり、また止水ジッパーを採用しているため、少々の雨なら大丈夫。本体も撥水加工済み。
  • ショルダベルトは肩にやさしいパット入り。なで肩でもずり落ちにくいチェストベルトが付属。
  • 左側のサイドポケットには、財布などが収納可能。右側のポケットはメインの荷室につながっているため、ちょっとの荷物の出し入れなら上側にメインファスナーを開けなくてもアクセスできます。
  • 丸めて収納するとコンパクトになるので、出張の時のサブバッグとしても便利です。
  • R250のバックパックパッドとの組み合わせがおすすめです。
  • R250のロゴとサイドのギアのマークは再帰反射プリントなので、車やオートバイのライトに反射して存在をアピールします。
  • 本体/ポケット素材共通:ポリエステルタスロン、ポリエステル100% 裏面PUコーティング
  • 重量(カタログ値):287g
  • サイズ:縦42cm×横20cm×厚29cm 丸めると輪行袋くらいのサイズになります。
  • 容量:15L

出典ワールドサイクル公式サイト

外観レビュー

それでは外観レビューから。まずは正面。逆三角形の形状で、R250のロゴと右下のギアのデザインは反射材です。荷物を出し入れ部分は止水ジッパーになっています。バックパックのジッパーって上にアーチを描く形が多いですが、これは横から水平に開くようです。

横から。側面には縦のジッパーが確認できました。

ちなみに縦のジッパーは側面の左右両方に付いていて、左側面のジッパーを開くとメイン荷物入れへのアクセスが可能。そして右側面のジッパーを開くと中は敷居が設けられていて、小物入れになっています。

こちらは背面。ずり落ち防止はチェストストラップの一か所のみでウエストにはありません。

リュック紐の裏側はメッシュになっていました。

背中に当たる部分には、クッションやメッシュ加工はされていません。そのため、バックパックパッドの取り付けがオススメされています。

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内部のメイン物入れを見てみます。敷居で分けられることなく、大きな物入が1つあるのみ。とてもシンプルな構造です。開口部がとても広く作られているので奥まで見やすくなっています。

柔らかい素材のため、折り畳むこともできます。太めの輪ゴムやベルクロを用意して巻いておけば、サドルバッグなどに収納して必要な時に積載量を増やすことができますね。

重さ

吊り下げ式で計ってみたところ0.24kg(約240g)と表示。公称で287gとあったので測定ミスかと思い、折り畳んで別のはかりで確認しましたが、こちらも238.4g。

どうやら公称よりも50g近く軽いようです。背中に背負うものなので軽いことに越したことはありませんが、製品がブラッシュアップされ、軽量化されているということなのかもしれません。

反射材の見え方

部屋を暗くしてフラッシュを焚いて撮影してみました。ロゴと右下のギアのデザインが白く光っているのが分かります。

使ってみた感想

防水性は少々の雨程度

止水ジッパーを採用し、生地は撥水加工されています。ですが、このバックパックは縫製で、縫い目は裏側からシーリングテープで保護されています。そのため、公式にも「多少の雨は大丈夫」という表現に留まり、防水等級はないようです。

そこで、どこまで耐えられるか、雨の日に外を走ってがっつり濡らしてみました。外にいた時間は約1時間ほどで、走り終わりに中を確認してみたところ、少し湿っているような感じでした。

もしかすると、外で開けたときに雨水が侵入したり、手に付いた水分が付着した可能性もあるので、浴室で改めて確認します。1分間シャワーに当てて2~3分放置。これを3回繰り返しました。

※シャワーは弱く当てても水量が多いので、分散することで雨に見立てていますが、根拠はありません。

その後、中を開いてみると、内側に水滴が付いているのが確認できました。そして、底の方にも僅かに水が溜まっています。やはり、「少々の雨なら大丈夫」程度の防水性のため、強めの雨を受け続けると浸透してしまう可能性があるようです。

1泊2日を想定した荷物が入る

1泊2日を想定した荷物を用意しました。ファーストエイドキット、半袖のシャツとパンツ、インナー、靴下、レインウェア、輪行袋、充電器、タオルなどのバス用品です。

すべて入れてみると、ちょうどぴったり。このバックパックだけでも短い期間の旅なら十分にこなせますね。

底が水平なので、荷物が安定

底が水平に作られているので、中で荷物が安定するのではと想像。物は試しとケーキを購入してバックパックの底に置き、折りたたみ自転車で20kmほど走ってみました。アップライトな態勢で平坦基調という走行条件ですが、モンブランも型崩れせずに持って帰ることができました。

サイクリングはもちろんですが、コンパクトの折りたためる利点を活かして、マイバッグの代わりとしても使えそうです。とはいえ、底の部分は20×13cm前後なので、スーパーのお惣菜コーナーの大きめの容器は途中で引っかかってしまいます。ドリンクなど重い荷物を運ぶのに使うのがよさそうです。

ジャージのポケットが使える!

このバックパックはチェストストラップがなく、さらに底に向かうにつれて細くなる形状をしているので、背中に手を伸ばしやすく、ジャージの両サイドのポケットをそのまま使うことができます。

バックパックを背負うとジャージのポケットにアクセスしにくいことが多いため、ジャージのポケットが犠牲にならず有り難かったです。

まとめ

15Lと使い勝手の良いサイズ感で、入り口も広く使いやすさが考慮されています。

ただ、防水バックパックと銘打ってますが、効果は同ブランドの防水サドルバッグに比べると確実に劣るので、公式に指摘しているように「少々の雨」に対応しているだけなので、あまり過信しない方が良いです。

それと、夜間の視認性は少し疑問が残りました。個人的に背中は明るい色で目立つようにしたいのですが、このバックパックは黒い生地が多く使われているため、少し目立ちにくいように感じます。

反射材を多用、またはクリップ式のリアライトを取り付けられるようになっていたりすると、なお安全な気がしました。

以上のようにレビューしてきましたが、シックな黒でどんな服装にも合わせやすく、通勤通学、ちょっとした買い物や本格的なサイクリングと幅広く使えるバックパックですので、気になる方はチェックしてみてください。

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