絶景夕日スポット亀老山展望公園ヒルクライム!【瀬戸内自転車旅2日目後編】

自転車旅

こんにちは。ノブです。

3月の3連休に瀬戸内を巡る自転車旅をしてきました。久しぶりに道草しまくりの自由気ままな旅です。

2日目前編では、呉市を出発して『とびしま海道』を走って岡村港へ。

そして、この後編では、『しまなみ海道』へと渡り、大三島から今治市を目指します。

旅レポ

しまなみ海道 大三島へ

とびしま海道の岡村港からフェリーで大三島の宗方港へ。瀬戸内はフェリー移動も含めて旅って感じがしますね。

とびしま海道のフェリー移動


大三島って『しまなみ海道』のどの辺りかと問われれば、道の駅に『サイクリストの聖地』のモニュメントのある島と言えば、分かりやすいでしょうか。

大三島の案内板

ここから伯方島の方へ向かうため、島の南側の外周コースを進んで行きます。港の周辺に少しきつめの坂がありますが、それを越えれば後は平坦です。

大三島外周コース

メインルートに比べてアップダウンはあるものの、外周ルートも比較的走りやすいですし、海沿いの景色はやはり格別ですね。

大三島の海沿いの景色

外周ルートを13kmほど走って、しまなみ海道のメインルートに合流。大三島橋を渡って、伯方島へ向かいます。

名所案内鼻栗瀬戸

伯方島で『道の駅伯方S・Cパーク マリンオアシスはかた』に立ち寄りましたが、既に本日の営業(10時~16時)は終了していました。

しまなみ海道の道の駅って、一般的な道の駅より営業時間が1~2時間早いんですよね。もう少しだけ営業時間を伸ばしてほしいなぁ。

道の駅伯方S・Cパーク マリンオアシスはか入り口

亀老山展望公園ヒルクライム

伯方島から大島へと渡り、ブルーラインに沿って走ってきたところで、亀老山展望公園の案内が出て来ました。

亀老山にある展望台は、しまなみ海道の中でも有数の夕日鑑賞スポットです。昔、夕日を見ようとGW中に訪れた時は、坂の途中で車が大渋滞していて登るのを諦めた経験があります。

亀老山展望公園への道路標識

GW後、改めて日中に訪れた時は車も少なく安全に登れましたので、道中の様子はこちらの記事をご覧ください。

頂上の展望台へは30分ほどのヒルクライムをし、頂上の駐車場脇にあるサイクルラックに自転車を置いて、展望台へと上がります。

この日は薄曇りではありましたが、太陽がぼんやりと滲むようになり、水面に来島海峡大橋の影や夕焼け色を淡く映し出す様は、どこか芸術的にも感じられました。

亀老山展望公園展望台からの夕焼け

東の空はまだ青みがかっています。この色彩の違いも360度見渡せる眺望の成せる技ですね。

亀老山展望公園からの景色

自転車と景色を写真に収めたいなら、展望台手前の坂にある展望デッキがオススメです。展望台へ自転車を担いで行けなくはないですが、休日は人が多いので邪魔になりそうですし。

亀老山展望公園とロードバイク

亀老山展望公園からメインルートに戻ってきたら、最後に来島海峡大橋を渡って、四国へと向かいます。

この来島海峡大橋は、3つの橋で構成され、第一大橋が960m、真ん中の第二大橋が1,515m、そして四国側の第三大橋が1,570mとなっており、総延長は約4kmもあります。走っても走っても渡り終える気配の無い不思議な体験をすることができますよ。

来島海峡大橋

今日のお宿は、喜助の湯!

四国へと入り、今治市の中心部へと向かいます。今日のお宿はこちら。喜助の湯です。

喜助の湯入り口

通常のサイクルラックもありますが、今回は宿泊するので、施錠式のサイクルラックを使います。このサイクルラックはフロントで申請すれば、無料で利用可能です。

喜助の湯の施錠式のサイクルラック

中は吊り下げ式のフックがあり、そこに前輪を引っかけ、あとは鍵を掛けて終了。

施錠式のサイクルラックの内部

部屋は個室ではなく、カプセルホテルのような方式で、上下に寝室があります。面白いのは、本棚が至る所にあり、漫画が読み放題なところ。日がな一日読みふけってしまいそうです。

喜助の湯のドミトリー

部屋は寝るスペースだけなので、持ち込む荷物は最小限にした方がよさそうですね。

喜助の湯ドミトリーのベッド

付属しているのは、部屋着とタオル類。あと、部屋着の交換券とドリンク1杯無料券が付いていました。部屋着の交換券は、岩盤浴などで部屋着を汗で濡らしてしまった時のため用らしいです。

利用ガイドがありました。どうやら、モーニングセット(500円)がいただけるようなので、明日頼んでみましょう。

喜助の湯の利用ガイド

早速、大浴場へ向かい、汗を流してすっきり。そして、夕飯は喜助の湯にある八兵衞でいただきたいと思います。

喜助の湯の食事処八兵衛

オーソドックスなメニューから今治ご当地グルメまで幅広く取りそろえています。

まず注文した”せんざんき”は鳥唐揚げのことで、油切れも良くカラッと揚がってビールや愛媛の蜜柑ハイボールのおつまみにぴったりです。

そして、今治に来たら食べたくなるのが、焼豚玉子飯。ここのは豚の角煮が卵の下にたっぷり。甘辛くてご飯によく合いました。

焼豚玉子飯

その後は、宿泊者のみが利用可能なプレミアムラウンジへ。

至る所に椅子やクッションがあり、人をダメにする(褒め言葉)環境が整っていました。漫画が多数あり、パソコンも設置されていてゲームなんかもできるようです。それに、珈琲は飲み放題でした。ちょっとしたネットカフェのようです。

眠気を誘うためにしばらく読書に没頭し、瀬戸内自転車旅2日目後編はこれにて就寝。次回は最終日の3日目。しまなみ海道を走ります。

自転車旅
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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