こんにちは。ノブです。
秋から冬、そして春にかけて、その時期は日があるうちは暖かいですが、傾けば一気に気温が下がります。そうなると掻いた汗は急速に冷え、体温が奪われてしまうこともしばしばです。そのため、汗冷えしないよう対策が欠かせません。
今回は汗冷え対策として評判の高い、ミレーのインナーウェア『ドライナミック メッシュ』をレビューしていきます。
ミレー ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
出典:MILLET公式サイト
購入動機
ミレーは、登山やクライミング、それにスキーなどのウインタースポーツに対し、ウェアやバックパックなどのアウトドア用品を展開しているフランスの老舗メーカーです。
そのミレーのインナーが、Twitter上のサイクリストの間で汗冷え対策に有効と話題になっていたので、以前から気になっていました。
これまでは、防寒用のインナー+ウィンタージャケットの2枚をベースに冬のサイクリングをしていましたが、汗冷えに悩まされる時もありました。それにこのインナーは最近始めた登山でも効果が期待できます。使い回しができるならと、購入してみることにしました。
外観レビュー
購入したのは、ミレーのドライナミックの中でもショートスリーブと呼ばれる半袖タイプです。サイズ表を確認し、S/Mサイズを選びました。
他にタンクトップタイプのノースリーブクルー、長袖タイプのスリーブクルーがあります。
その中でショートスリーブを選んだのは、汗の掻きやすい脇の下まで効果が得られれば良いという判断からです。
実際にドライナミック メッシュを手に取ってみたところ、編み目は大きく、肌が透けるほどです。実際に着てみると、見事なくらい透け透け。着用した写真は掲載を控えることにします。
使ってみた感想
検証に利用したのは、600kmブルベのBRM1120東京600浜名湖鰻、300kmブルベのBRM1211東京300いってこい霞ヶ浦一周、そして御岳山と大山を縦走した日帰り登山です。
汗冷え対策としてはGood!
11月~12月のブルベ、そして12月の日帰り登山では、寒いときは気温は一桁台になりました。その中で、このミレーのドライナミックを着て汗冷えを感じたことはありませんでした。空気の層が出来るためか、ただウェアを着るよりも暖かい気がします。
それに、運動後にインナーを脱いでも、肌のべたつきはあまりありません。ドライナミック メッシュが汗を排出し、外側のインナーに吸わせている効果ではないかと感じています。
その効果のほどは『YAMA HACK』にて分かりやすく検証されていますので、気になる方はご覧になってみてください。
着心地は微妙……
大きな編み目のためかゴワゴワした感触で、肌着としては着心地はあまり良い方ではないです。着ていると次第にゴワゴワ感は気にならなくなりますが、サイクルパンツのゴム紐で圧迫された腰回りには、編み目の跡がくっきりと出ていました。
肌の弱い人には向かない?
実は、その編み目の跡が厄介で、600kmブルベの後半では、インナーの編み目とその跡の付いた肌が擦れ、じわじわと痒みが出てきていました。
横着して仮眠前のシャワー以外ずっと着用したままだったことも影響したのでしょう。ゴール後は腰の辺りがむず痒くて、すぐに脱ぎたい衝動でいっぱいでした。
そして後日。洗濯しようと生地の状態を確認していたところ、『ご使用上のご注意点』という内容のタグを目にしました。
内容は以下の通りです。
血行障害のある方は使用しないでください。
気分が悪くなったり、痛みやかゆみ、かぶれ、発疹、発赤など以上が認められた場合は直ちに使用を中止して、医師にご相談ください。
他のメーカーにも同様の記載があるのかと、モンベル、おたふく手袋、パールイズミ、ユニクロのインナーを見てみましたが、洗濯など扱いについての注意のみで、このような注意事項はありませんでした。
今のところ、600kmブルベ以降は着用しても、跡は残るものの痒みは出ていません。
何かが肌に合わなかった可能性はありますが、その時の体調もありますし、憶測のみが膨らみ答えは出なさそうです。
まとめ
汗冷え対策としては有効で、サイクリングや登山で幅広く使っています。肌触りのゴワゴワ感にはだいぶ慣れたものの、今もちょっと苦手です。
そして、これは個人差があるので一概には言えませんが、長時間(丸一日以上)着用に不向きという可能性は捨てきれません。どちらかと言うと肌は強くない方なので、あまり長い時間は着ないようにして、睡眠時は脱いで肌を休ませるなど対策を考えながら運用していこうと思っています。
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