【ブルベ】BRM703北海道600km宗谷岬【前日移動編】

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

2021年7月3日に開催されたAJ北海道主催のブルベ、BRM0703北海道600宗谷岬に参加してきました。これが今シーズン2本目のブルベとなります。

今回はライドレポートの前日移動編です。東京から開催地の北海道滝川市を目指しました。

ブルベ前日編

仕事を終えて羽田空港へ

ブルベ開催日の前日となる7月3日(金)は、午前中だけ在宅勤務。定時で仕事を終えたら、そこからは有給休暇です。

今回の遠征では、金曜を午後半休、月曜を全休で有休取得しました。初の遠征ブルベであり、東京~北海道間の往復と40時間制限の長距離ブルベであることを考慮し、余裕を持ったスケジュールを組んでいます。

昨日のうちに準備を終えた荷物を背負って外へ出ると、梅雨前線が活発に雨を降らせていました。傘は持ちたくないので、レインウェアを着込んで最寄駅へと急ぎます。

家を出てから30分足らずで羽田空港に到着しました。この立地の良さがあるからこそ、今の場所に住んでいるようなものです。

予約したのは13:50発のAIRDOとANAの共同運行便です。出発の1時間前に空港に到着しているので、余裕をもってチェックインできます。早速AIRDOの受付カウンターでチェックインを……、ん、んんん!?

欠航!?乗るはずの13:50発の便が欠航しています。メールをチェックしてみるとかなり前に連絡が入っており、新型コロナの影響で減便となったそうです。完全に見落としていました。

とりあえず、AIRDOの受付カウンターへ向かいます。事情を説明すると振り替えをしてくれるとのこと。次の便で一番早かったANA15:00発へと振り替えてもらいました。

その後、ANAの受付カウンターへと移動し、自転車を預けます。保安検査員が荷物の検査をして、袋を開けてツールケースのCO2ボンベをチェックして検査終了。ゴムのりなど可燃性のものは一切入れていなかったので、検査も迅速でした。

ちなみにブルベ中のDNFに備えて一般的な輪行袋を使っています。国内線でしか試していませんが、以外となんとかなるものです。積極的にオススメはできませんが、リンクだけ貼っておきます。

前泊する滝川のホテルにも遅れる旨の連絡を入れてひと段落。しかし、1時間以上も時間が余ってしまいました。

そこで空港ラウンジへと足を運びました。ラウンジを無料で使用できるクレジットカードを持っているのですが、これまで使う機会がほとんどありませんでした。

飲み物も一部無料。席もゆったりとして座り心地が良く、まったりと時間が流れていきます。

ラウンジでしばらく時間を潰してから保安検査を受け、搭乗口へ。定刻通りに飛んでくれるようで、順番を待って乗り込みます。予定が少し狂ってしまいましたが、飛行機に乗ってさえしまえばこっちのものです。

しばし、空の旅を楽しみます。振り替えたことで窓側席ではなくなってしまったのが、ちょっと残念でした。

新千歳空港から滝川へ

1時間半の空の旅を終え、新千歳空港に無事に着陸。手荷物受取所でロードバイクを引き渡してもらったら、その足でJR千歳線へ乗り換えて、札幌駅を目指します。

札幌駅からは、改札を出ずに函館本線の特急カムイに乗り換えて滝川駅へと向かいました。

ここでちょっとしたトラブルが。新千歳からICカードを利用したのですが、どうやらICカードの北限はかなり手前の岩見沢駅までのようです。

車掌さんから列車内で特急券と乗車券を購入して、ICカードは使える圏内で取り消ししてもらえるよう券を発行してもらいました。

新千歳空港からは券売機で発券して乗車した方がいいですね。新千歳駅の発券機前に輪行袋を持った方がいたのを見かけていましたが、こうした意味があったんだな、と今更ながら思いました。

ちょこちょこトラブルはありましたが、無事に滝川駅に到着しました。予定より1時間遅れ。ですが、余裕のある移動計画を立てていたので、このくらいの遅れは織り込み済みです。

駅前で輪行を解除して、変速とタイヤの空気圧チェックを目的に駅周辺を少し走行します。変速が何枚か変わりにくくなっていたので、その場で調整。あとは何も問題なさそうです。

その後、今日のお宿へと向かいました。予約したのは駅から徒歩7~8分のところにあるホテル三浦華園です。市内にはいくつか宿泊施設がありますが、遅い時間帯のチェックインを考えると、ここかホテルスエヒロが有力な候補でしょうね。


三浦華園は客室へのロードバイクの持ち込みもOK。エレベーターは車体を対角線状に持ち込めばギリギリ入りました。2台載せるなら、前輪を持ち上げた状態にしないと厳しいですね。

明日に向け、前面にサイコン、サドルバッグにおにぎりリフレクターなどを取り付けておきます。それにしても、今回のバッグの後ろは賑やかだなぁ(笑)

夕飯は松尾ジンギスカン

夕飯は松尾ジンギスカン本店へ。ホテルのレストランも惹かれましたが、やはり漬けダレのジンギスカン発祥の地で、本場の味を楽しみたい。ブルベは遅い時間のゴールになる可能性もあるので、食べるなら今しかないと考えました。

ラム150gにご飯セットを注文。ビールはブルベ前なので控えました。

野菜を鍋の周囲に敷き詰め、タレを回しかけて煮込みます。ラム肉は柔らかく、味が付いているのでそのまま食べられます。しなっと熱の通った野菜も味が染み込んでいてご飯によく合いました。

ジンギスカンは子供の頃から焼き肉代わりに食べていましたが、東京に出てからは食べる機会も減りました。久しぶりに食べる羊肉は少し懐かしい味がしました。

追加で羊テールスープを注文しました。羊テールって珍しい。ホロッと解けるような食感で、肉の旨味の溶け込んだスープも美味しかったです。

過去の宗谷ブルベでは前夜祭があったようですが、コロナの影響で今回はありません。この一人飯で前夜祭代わりです。

あとは帰りにセイコーマートに寄って朝食を調達。今日は早々に就寝して明日に備えます。

関連記事

装備関係はこちらにまとめています。

ブルベレポート
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
この記事をシェアする
この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
Birdy Standard Disc
 
ヘッダー画像のキャラクターは『びわっこ自転車旅行記』の大塚志郎先生に描いていただきました。
 
フォローはこちらから▼

このブログをフォローする
ツール・ド・気ままに

コメント