こんにちは。ノブです。
2021年シーズンのブルベも新型コロナウイルスの影響で延期が続き、6月末時点で出走できたのは200kmの1本だけ。SRに向けてシーズン前半のうちにもう1本くらい走っておきたいところです。
そこで、東京の緊急事態宣言が開けたこともあり、予てよりエントリーしていたAJ北海道主催のブルベに参加を決意しました。
距離は600km。300km、400kmを終えてからのはずが、いきなりの長距離ライド。まあ、仕方ありませんね。
今回は、BRM703北海道600km宗谷岬ライドの準備編となります。
BRM703北海道600km宗谷岬 概要
出典:AJ北海道
AJ北海道独自ルールについて
各地で独自ルールを設けているブルベですが、AJ北海道では、新型コロナウイルスの対策として、接触検知アプリ、マスクの他に、除菌用品の携帯が求められています。詳しくはこちらから。
http://sappwind.sakura.ne.jp/brevets.html#regu01
完走計画
実は平坦が課題
この宗谷ブルベは前半300kmが海沿いのド平坦、後半が起伏のある内陸を走行します。
後半の内陸がネックのように思えますが、気にしているのは前半の海沿いです。特に留萌から稚内まで続くオロロンラインに宗谷岬までを加えた約200kmは、日本一周中に走ったときも北風が強く、速度が上げにくい印象があります。
ここで足を使いすぎないようにしないといけませんが、どうやら向かい風のようです。特に宗谷岬は爆風の模様。さて、どうなるやら。
北海道600ほぼ追い風無し! pic.twitter.com/Kk7UVYnXbm
— なる (@naruyan81) July 1, 2021
仮眠について
これが初参加となる宗谷ブルベ。以前は「仮眠休憩所」が設営されていたようですが、今回は新型コロナの影響で設営されないようです。
そこで仮眠場所の候補となるのが、稚内市、豊富町、羽幌町です。その中で、稚内を今回の仮眠場所にしました。最大の都市であり、宗谷岬を折り返すと300km地点と切りも良いというのがその理由です。
予約したのは、ルートからあまり離れない稚内グランドホテルです。午前0時チェックインを伝えてあり、午前7時にスタートするため、制限時間は17時間、平均18.5km/hが必要となります。
普段この速度で走るためには、信号や峠を考慮に入れて漕がないといけないのですが、ここは北海道。信号のないド平坦な道が続きます。過去の完走記録を見るに、かなり早くゴールできるという報告もあり、向かい風があってもこのグロスはキープできると考えました。
補給・トイレ対応
北海道の特徴として、町との間が非常に長いことが挙げられます。そのため、コンビニが極端に少なく、24時間営業のお店がない区間がいくつもあります。
Qシートには補給ポイントの他に公衆トイレの場所が書かれてありますので、トイレは「まだ大丈夫」などと思わずに、機会があったらとりあえず立ち寄る位の心構えの方がよさそうです。
その際、PC以外に立ち寄るなら、美味しいグルメが食べられ、かつトイレも広く綺麗な道の駅が適当な感じがします。
気温・天候
7月と言えど、最北端の気温は侮れません。宗谷岬の到着は夜間になるため10℃前半と寒く、さらに翌日に走る内陸は、昼間は20℃後半にもなり、この寒暖差も注意しなければなりません。
AJ北海道の中の人が試走したところ、夜はかなり冷え込むとの報告を上げていましたので、装備は寒さに対応したものが良いようです。
荷物
事前の調査結果を踏まえ、装備を選定していきます。装備の詳細はPDFにまとめました。
バック類は3つ。R250の防水サドルバッグ スモール グレー、R250のフロントポーチ、ろんぐらいだぁすとーりーず!のバックパックです。
ウェアは夏用。ですが、インナーはウインドブレーク付きの冬用です。さらにレインジャケットをウインドブレーカー代わりにして、腹巻きで防寒対策をします。写真に入れ忘れましたが、フルフィンガーのグローブも荷物に含めています。
シューズはSPDシューズXC5。アイウェアはOAKLEYの度付き調光レンズです。
宿泊用。写真に短パン入れ忘れました。
モバイルバッテリーとUSBの電源アダプター、それと電池とケーブル類です。
ツールケースはR250のスリムロングタイプ。工具類はパンク修理と機材のガタつきが調整できる程度。ディレイラーハンガーは飛行機輪行に備えたお守りです。チェーンとワイヤーは換えたばかりなので、多分大丈夫なはず。
補給食。カロリーよりもビタミンミネラルを補うものが多めです。カロリーについてはPCに寄ったときにゼリー飲料を購入して携帯する予定です。あと、痙り対策に芍薬甘草湯を携帯しました。
チャック付きポリ袋もいくつか用意。ブルベ中に雨は降らない予報ですが、ブルベカードを保護したりと何かと重宝します。
虫除けに「おにやんま君」とハッカ油、動物除けにカウベルを用意してみました。効果があるか微妙ですが、面白そうなので持っていきます。
まとめ
前半の風と夜間の寒ささえどうにかなれば完走は固そうです。装備は新しい物はほとんどなく、使い慣れたもので揃えました。
風はともかく天候には恵まれそうなので、北海道の大自然を満喫していきたいと思います。
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