こんにちは。ノブです。
日本一周自転車旅63日目。九州を北上することを決めて2日間は快晴の中を走って来れています。
今日はその3日目。昨日は熊本県入りできませんでしたが、今日こそ熊本県入りです。
本日のルート
Relive ‘日本一周自転車旅63日目’
Garmin Forethlete230J 走行データ
旅レポ・フォトギャラリー
高野山レク公園キャンプ場から出発
鳥の囀りが聞こえ、午前5時少し前に目が覚めました。外を見てみると空が淡く白んでいます。綺麗だな。
今日の朝食は残しておいたチャボの有精卵の目玉焼き。そして菓子パンと珈琲です。料理が一品加わるだけでキャンプご飯って感じがしますね。
テントを撤収し、午前7時過ぎに出発です。今日の目的地は天草。
成せば鳴る! 日本一大きなの鈴の箱崎八幡神社
出発して国道3号線を目指していたところ、ローソンの駐車場に不思議なオブジェを発見しました。日本一の鈴? 200m先にあるようなので行ってみたくなりました。
その日本一の鈴があるのが、箱崎八幡神社です。駐車場の隅に自転車を停めて境内へ向かおうとすると、鶴の巨大なオブジェがお出迎えしてくれました。出水市は鶴の渡来地。もの凄いプッシュの仕方です。
大きさは、高さ4m、直径3.4m、重さ5トン。間近で見るとかなりの迫力です。
境内に入っても気になる物が目白押し。境内に入って左手にいるのは鶴を抱いた聖徳太子でしょうか。どうやら武内宿禰という長命開運の神様のようです。
その下には撫で亀がいました。頭を撫でると健康で幸せになれるそう。もちろん、撫でました。
境内右手にはもう一つ巨大な鈴が鎮座しています。高さ7.5m、幅10mと、先ほどの大鈴よりも一回り大きいのだそう。
本殿横に稲荷神社がありました。幾重にも続く鳥居ってどことなく神秘的ですね。
熊本県入りしエコパーク水俣へ
水俣市へ入ってすぐのところで『道の駅みなまた』がありました。なにか補給ができないかなと思い、いつも通りに立ち寄ります。
広い。ここはエコパーク水俣と言って、巨大な公園。かつて水俣病が発生した原因である水銀の混ざった汚泥を埋め立てて作られた場所でした。
午前9時。ちょうど水俣病の資料館が開館。これも何かの縁と資料館へ伺うことにしました。
資料館は入場無料。ただし写真撮影に制限がありました。接写は禁止。さらにSNSでの投稿も禁止。館内はリニューアルされたようで清潔感のある雰囲気。ですが、展示内容は生々しい。昔、教科書で見たこと、そして知らなかったり忘れてしまっていた事実。差別の実情。特に国との訴訟で掲げられた『怨』の字が書かれた怨旗は衝撃的でしたね。こうした悲劇は二度と繰り返してはいけないと深く思う展示内容でした。
エコパーク水俣に薔薇園があるためか、薔薇にちなんだスイーツがありました。購入したのは、バラのチーズブッセです。
ケーキ生地にクリームを挟んだ軽い食感のスイーツです。何個でも食べられそう。
道の駅『たのうら』定休日に泣く……
海沿いルートかと思いきや山中を通ることが多く、アップダウンの連続です。それにしても今日は風が強い。
そして、トンネルもいくつか通ります。あまり広いトンネルではないので走行には注意ですね。
さらに走っていると、トンネル内凸凹注意の案内がありました。それはちょっと勘弁してほしい。
ここが問題の佐敷トンネル。1.5kmもあるのか。そんなトンネルが凸凹とは……。走ってみるとそこまで酷くはなかったです。ただ道が狭く路肩は水で濡れていて、大型車に追い抜かれる時が一番神経を使いました。
エコパーク水俣から1時間20分。道の駅『たのうら』に到着です。
午前11時半とお昼も近かったので、何かお腹に入れておけるものがないかと期待していたのですが、残念ながら休館日。ここ最近、休館日にぶつかることが多い気がします。
仕方ないから自販機で飲み物を探していると、ご当地っぽい大阿蘇牛乳を見つけました。久しぶりに牛乳飲んだら美味いなあ。これもご当地グルメの一つでしょう。
また、TwitterのDMでフォロワーさんから天草方面の立ち寄りスポットを教えていただきました。行き当たりばったりの旅なのでとても有り難かったです。
道の駅不知火で貝汁定食
道の駅『たのうら』を早々に後にし、天草方面へ。正午を回った頃に八代市に入りました。
八代市からは海沿いの県道338号線を走ります。橋を渡り、遠くに見えているのが宇土半島。天草へはこの宇土半島を走って、その先端に架かる橋を渡る必要があるようです。
宇土半島へ向かう国道266号線が見えてきました。道の駅も4kmと近い。早くお昼にしたい。
宇土半島に入ってすぐのところは干潟が続いていました。もしかすると、道の駅では干潟に住む魚介類の料理が食べられるかもと期待を膨らませました。
14時20分。道の駅不知火に到着。何はともあれ、お昼ご飯です。
これでもかと盛られたアサリ。旨味たっぷりで味噌汁だけでご飯が進みます。玉葱と小エビのかき揚げも茶碗蒸しも美味しかった。
藍のあまくさ村で日本一の天草四郎像
昼食を終えてライド再開。今日は西からは強い風が吹き付けてきます。いくつかアップダウンを越えることになりましたが、下りでスピードが全然出ません。
橋が見えてきました。宇土半島の先端まで到着。風速計があり見てみると秒速7m。道理できつかったわけです。
ここの目玉は日本一大きな天草四郎像。大仏のような大きさ。圧巻です。
物産館の方へ足を運ぶと何やら沖縄の民謡のような音楽が流れています。ここにも天草四郎像がありました。
売店で天草の天然塩のソフトクリームがあったので購入。塩のおかげか甘ったるくなくスッキリした甘みで美味しかった。
道の駅 有明 リップルランドでタコ観賞
藍のあまくさ村を出発してすぐに道の駅『上天草さんぱーる』がありました。立ち寄らずスルーしましたが、ここで補給しておけばよかったとちょっと後悔。
上天草市から天草市へはいくつもの橋を渡っていきます。天草五橋と呼ばれクルージングの観光ルートもあるようです。
橋の上から。島が点在しているところは瀬戸内海を思い出します。
ここに7cmの巨大なたこ焼きがあったのですが、食べられずショック。
ここには一つ名所があって、歩道橋を渡って岸辺の方へと向かいます。
それが、巨大なタコのモニュメント。こんな大きなタコがいたら驚きですが、それにしてもタコが食べたい。
夕飯は食事処『盛』で天草ちゃんぽん
今日は天草市街地にある漫画喫茶に宿泊する予定です。その前に腹ごしらえ。タコ料理がないかと伺ったのですが、今日は漁がなかったためタコが食べられず。
その代わりに注文したのが、日本三大ちゃんぽんの一つ天草ちゃんぽんです。太麺がもちもちで具沢山。野菜が取れてなかったので有り難い。これで550円と安いのも有り難い。
会計を終えて外に出ると空が綺麗に染まりマジックアワーでした。
天草市街地を結ぶ天草瀬戸大橋。ループ橋になっていて夕暮れとの合わさって良い雰囲気です。
今日は自遊空間 熊本天草店で一泊
橋を渡った先にある自遊空間熊本天草店で一泊です。流石にキャンプを2連泊しているので電源の確保が最優先。
自遊空間は入場が無人で処理する店舗がありますが、熊本天草店もそのようです。入場をタップして会員証をかざし、ブースを選択すればOK。けっこう簡単です。
100円カレーもありますね。100円ポテトもあるみたい。100g100円。お得?なのか。
さらに有料ですがシャワーとコインランドリーも設置されてています。一般的なコインランドリーよりも安いし探す手間もなくていい。洗濯物が溜まっていたので大助かりでした。
コメント
コメント一覧 (4件)
沖縄には飛行機輪行をされるそうですね。
ならば、断然リアディレーラーを外すことをお勧めします。
国産フレームでもディレイラーハンガーが曲がると、
お店に在庫は無くて取り寄せになる。しかも、沖縄で!
ディレイラーの取り外しや取り付けは、案外簡単でしたが、
チェーンのオイルまみれになる点が難点なのです。
外した後のオイル対策の養生と手のオイル落としが重要と思います。
それにうまく取り付けできなくて変速が変でも、固定ギア状態で
自転車屋までたどり着けばOKと思えば気が楽ですよ。
走行不能のリスクを減らすためにもリアディレイラーは外した方が良いですよね。
なるほど。養生とオイル落としですね。了解しました。
飛行機輪行を決意できたのも小さな離島に比べて那覇なら自転車屋があり、上手くできなくても何とかなると思えたからだったりします。
あまり不安がらずに良い機会と思ってチャレンジしてみますね!
うおおおおおお…距離伸ばしましたね。
作戦は把握しました。
コメント控えめにします。
この日射の中、この距離はさぞかしお体にこたえたと思います。
ごゆっくりお休みくださいませ。
とりあえず、距離にしろ、鈴にしろ、たこ焼きにしろ、なにかとビッグな区間であることは把握いたしましたww
貝汁定食すごいですね。
味噌汁が主役なのですね。
ご飯おかわりして、ねこまんまやりたいです。
ろんぐらいだぁす!10巻、いよいよAmazonで予約可能になりましたね。
巻末の小エピソード(裏話)が楽しみです。
西風がキツくてげんなりすることもありましたが、恐らくこの旅で2番目に長い距離を走ったと思います。
その疲れも貝汁定食にかなり回復させてもらいました。ねこまんまやりたかったです。
ろんぐらいだぁす名義のラスト巻。今から楽しみです!
本当なら特装版を手に入れたいところですが、まずは電子書籍で話の続きを読みたいと思います。