こんにちは。ノブです。
2020年9月の4連休。久しぶりに自転車旅に出ました。スタート地点は北海道の稚内市。北海道を縦断するような形で苫小牧市まで走り、フェリーで八戸市へと向かう『びわっこ自転車旅旅行記』サイン色紙回収の旅です。
その1日目は、東京から稚内まで飛行機輪行。稚内市から宗谷岬を目指し、その後、オホーツク海沿いを南下して、浜頓別町まで走ります。
本日のルート
Garmin Edge1030 走行データ

旅レポ
羽田空港から新千歳空港へ
朝は4時前に起床。飛行機輪行するため、京急線で羽田空港へ。6時45分発の早朝便の予約を取りましたが、この時間の電車内でも大きな荷物を持つ旅行客が多い。みんな旅に出るのを我慢していたんでしょうね。

今回の移動では羽田ー新千歳をスカイマークで、新千歳ー稚内をANAを利用します。意図的に分けたというよりも、チケットの空きがそれしかなかったのです。まずはスカイマーク。自動チェックイン機で航空券を発券してから、自転車を預けにいきます。

この旅では輪行袋はOS−500ではなく、電車などで使うオーストリッチのL−100を利用しました。リアディレイラー周辺をガードするように対策はしましたが、それ自体は外してはいません。国内線は丁寧に扱ってくれるはずという信頼の半面、ネット上ではトラブルの報告もちらほらあるので、やはり不安もありますね。

そうそう、手荷物検査で一つ失敗しました。CO2ボンベの事を伝え漏れたせいで、後から呼び出されて保安員を交えて確認することに。パンク修理用接着剤はNGなのは覚えていましたが、CO2ボンベは実際に見せて保安員に預かり可能な容量なのか確認してもらわなくていけません。
ちょっと焦りましたが、無事に確認は済んで飛行機も定刻通りに離陸。しばし空の旅です。

Skyマークは初めて乗りましたが、機内サービスがキットカットでした。

新千歳空港から稚内空港へ
定刻通り8時20噴に新千歳空港に到着。約1年ぶりの北海道です。生まれも育ちも道産子ですが、やはりテンションが上がる。

早速、次の便の搭乗手続きをしてしまいます。次はANA。事前にCO2ボンベがあることを伝え、保安員に来てもらい荷物のチェック。こちらはつつがなく終えることができました。

自転車も預けて身軽になったし、次の便まで2時間ほどがあるので、空港内に滞在。これでも羽田ー稚内の直行便より1時間近く早く着くんですよ。

お、スープスタンドだ。帰省する時はよくここで珈琲を飲んでいました。でも、今は珈琲より食事がしたい。


北海道産豆乳のクラムチャウダーで朝食です。貝と野菜の旨味が効いていて美味しかった。ゴロッと入ったインカの目覚めもホクホクでした。

朝食を終えても時間はたっぷり。新千歳空港内の雪ミクスカイタウンにも立ち寄りました。

キャラクターショップの他に小さなミュージアムがあり、等身大の雪ミクに出会えます。初音ミクは北海道の顔の一つですね。


空港内を散策して時間になったので、保安検査場へ向かいます。さあ、稚内だ!と思いきや、SPDシューズの金具が金属探知ゲートに引っかかりました。羽田では問題なく通過できたのに、所変わればですね。

そして、飛行機へ。どうやらプロペラ機のようです。初めてだ。機内も中央に通路があり左右に2席づつ。こぢんまりとした作りの機体でした。


飛行中はプロペラ音が聞こえてきます。機内提供はお茶かお水が選べ、お水にしたところ富山県黒部の水でした。

これは宗谷丘陵かな。今日のライドではこの丘の上を走りたいと思っています。天気も良さそうだ。

11時20分。定刻通りに稚内空港へ到着しました。自転車が届けられるまでしばらく待機。ベルトコンベアの中央に鎮座するのは出汁之介(だしのすけ)。元々はゴマフアザラシで、昆布を食べ過ぎたせいで体の一部が昆布になったご当地ゆるキャラらしいです。

自転車も受け取り、輪行を解除していきます。どうやらディレイラーも無事な様子です。今回の飛行機輪行の過程については、別途まとめ記事を書きたいと思います。

自転車組立中に一つやらかしました。ツールボトルのチャックを破損させてしまった。日本一周の時にも使っていたもので、走行中に落としたり前輪で擦ってしまったりとボロボロだったので、ついにその時が来たかといった感じ。でも、今日じゃなくてもいいよね……。

ペンチもないので今は直せない。それに直したところでまた外れそう。開いたケースを輪ゴムで縛り、持っていた袋を被せて応急処置をして、ボトルケージに装着。

よし、準備完了です!さあ、北海道の絶景を堪能するぞ!

ですが、ここでうっかりにも気付きました。GoProがありません。この晴れ舞台にお家でお留守番させしまいました。恐らく充電させっぱなし。台座だけってのは虚しいですね。初日から小さなトラブルやミスが多い。旅下手だなぁ……。

稚内市でびわっこ自転車旅旅行記サイン色紙をゲット!
GoProがないのは仕方ない。気を取り直して。いい天気!さあ、北海道を旅するぞ!

この道だ。このなにもない感じ。THE北海道です。まずは10km先の稚内市へ向かいたいと思います。でも、向かい風がキツい。20km/h前後しか出ない……。

しばらく風と格闘して稚内市内へ。用事はここ。クラーク書店です。ここにびわっこ自転車旅行記北海道東北編を記念して贈呈されたサイン色紙があり、今回の旅の目的であるサイン色紙の旅のスタート地点になります。ちなみにゴールは八戸市の伊吉書院 類家店です。

お店の人にお伺いして写真を撮らせていただきました。

今回の旅の目的であるサイン色紙です。8月の夏期休暇に訪れるつもりが新型コロナの影響でここまで伸びてしまいました。でも、来られてよかった。

ただ写真を撮るだけだと忍びないのでお店の売り上げにも貢献。お店の方曰く、売り上げ良好のようです。

最初の用事も済んだので、宗谷方面へ方向転換。ちょうど北防波堤ドームがすぐそばだったので、ちょこっと立ち寄りました。北海道遺産となっている大型防波堤で、旅人の野営地としても有名な場所です。

そして、稚内駅にも立ち寄りました。日本一周でも訪れた場所です。懐かしいな。

稚内駅はサイクルステーションになっていて、裏の管理事務所にお願いすると自転車用のフロアポンプを貸してもらえます。普段は7bar入れているところを飛行機輪行のために6barまで下げていたので、ちょい足しです。

お昼はうろこ市で北海道の贅沢な海鮮丼!
宗谷岬へ向かう前にお昼が食べたい。食事処を探して彷徨き、うろこ市に立ち寄りました。

北海道に来たなら海鮮ですよね。ムラサキウニの入ったうろこ市丼を注文。

どれも新鮮。特にムラサキウニは風味がやはり北海道クオリティ。美味かったです。

お腹も満腹になったところで、宗谷岬へと向かいます。時刻は14時ちょっと前。ゆっくりし過ぎた。このままだと、宗谷岬の次に向かうエヌサカ線の景色が真っ暗になってしまう。

旅1日目の前編はここまで。後編は宗谷丘陵とエヌサカ線ライドです。北海道の絶景が待っています。
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