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ゆめしま海道サイクリング!名所Uターンブルーラインに行ってみた!【瀬戸内自転車旅3日目後編】

自転車旅

こんにちは。ノブです。

3月の3連休に瀬戸内を巡る自転車旅をしてきました。久しぶりに道草しまくりの自由気ままな旅です。

今回は旅の最終日となる3日目。前編では今治市から『しまなみ海道』を因島まで走ってきました。後編では、『ゆめしま海道』をサイクリングです。

本日のルート

Garmin Edge1030J 走行データ

旅レポ

因島の土生港(長崎桟橋)へ

大山神社から因島を南下。数キロ走ったところにある土生港へとやってきました。土生港は桟橋が2ヵ所あって、どちらも『ゆめしま海道』へ渡れますが、便数が多いのは『長崎桟橋』の方です。

ここで、往復のチケットを購入。ゆめしま海道側にも港が複数あるので色々なルート選択ができますが、今回は同じ場所に戻るという選択をしました。

一つ注意なのは、瀬戸内クルーズパスが使えないこと。運営している会社が違うのでダメなのだとか。


ちょうどフェリーも来ていたので、すぐに乗り込みます。

生名島から、ゆめしま海道サイクリング!

生口島の立石港に到着。フェリーの乗船時間は約3分。目と鼻の先ほどの距離ですね。

早速、ブルーラインを辿って『ゆめしま海道』をサイクリングに出かけましょう。まずはブルーラインにも書かれている生名橋を目指します。

海沿いに島を南下するように進んで行きます。

役場の窓一面にYUMESHIMAの文字が。どこかにモニュメントのようなものがあるといいなぁ。

岩城島への分岐が現れました。今回、ゆめしま海道を走ろうと思った理由のひとつに開通したての岩城橋があるのですが、ゆめしま海道を訪れたこと自体が初めてなので、岩城橋はメインディッシュに取っておきます。

そのまま生名島の海沿いを進んで、生名橋が見えてきました。

生名橋へのアプローチはとても緩やかなスロープとなっていて、自転車にも優しい作りですね。

生名橋には広めの歩道も設置されていました。交通量の少ない道路ではありますが、自転車や歩行者が安心して渡れるようになっています。

探していたモニュメントが生名橋を渡った先の佐島にありました。ちょうど休憩所のような場所があり、そこでの一枚です。これは分かりやすく『ゆめしま海道』を走っている記念になりますね。

佐島からは、弓削大橋を渡って弓削島へと渡ります。

弓削島1周サイクリング!

弓削島へと到着しました。ここからブルーラインに沿って、弓削島を時計回りに走って行きます。

まずは島の西側の弓削港へとやってきました。ここが島の中心部ですね。デイリーヤマザキにAコープ。それに食事処もいくつかあるようで、お昼時で賑わっていました。


『上島町ゆげ海の駅舎 ふらっと (Yuge Sea Station)』は、ヨットマンやサイクリスト、観光旅行客などが気軽にふらっと立ち寄れる憩いスペース。トイレの他にシャワーやランドリーもあるそうです。


弓削港、そして少し進んだ先にある上弓削港を過ぎると、食事ができそうなところもなくなりました。補給は弓削港辺りで済ませておいた方が良さそうです。

島の北側に差しかかったところで、ブルーラインが折り返しを指示してきました。どうやら、弓削島の『ゆめしま海道』はここまでのようです。

だいたい、この辺りでしょうか。

そのまま折り返すのは勿体ないので、先に進むと島一周コースのブルーラインがありました。

少し進んだところで徐々に勾配が上がり、住宅もなくなって林道の雰囲気です。

ん? 浩宮徳仁親王殿下って、天皇陛下ですよね。どうやら、学習院大学時代に瀬戸内の水運の研究をされていたそうです。

弓削島の東側へとやってきました。砂浜もあった西側に比べこちらは海抜が高めの岩場のようで、アップダウンはあるものの、見晴らしはとても良いです。

しばらく1本道の林道を進み、島の南部に差しかかるところで、ポツポツと住宅が見えてきました。

住宅地に入ったのですが、ブルーラインが見当たりません。仕方ないので、とりあえず比較的大きめな道を進んで行きます。

弓削大橋との分岐点へとやってきました。後半はブルーラインが見当たらずに道を間違えたりしましたが、とりあえず、ここで島一周です。

佐島 Uターンブルーライン

弓削大橋を渡って佐島へ戻ってきました。行きでは通過しただけですが、この島には行かねばならぬ場所があります。なので、寄り道。

アップダウンのある細い林道を進み、やってきたのがUターンブルーラインです。瀬戸内のサイクリングで欠かせない道しるべのブルーラインが、なぜかここだけUターンしているという謎の名所。

このUターン場で得られるのは、徒労と言う名の達成感。これを作った人はサイクリストの習性をよく理解していると言わざるを得ません。こんな場所なのに、サイクリストと2回もすれ違いました。

ここには静かなビーチが広がっています。波音に癒やされるひとときです。


開通したばかりの岩城橋へ!

生名島へと戻り、続いて向かうは岩城島です。この島はつい最近まで船でなければ行けなかったのですが、この前日に岩城橋が開通。この橋の存在が、3連休に瀬戸内自転車旅を計画した理由のひとつでもあります。

岩城橋に至る道も、まだ出来たてホヤホヤ。それに『ゆめしま海道』幟の数が凄い。この橋をどれだけ待ち望んでいたかを現しているようです。

岩城橋は、しまなみ海道の多々羅大橋と同じ斜張橋のようです。橋に近づいてみて分かりましたが、思っていた以上に斜度があります。橋の中心部まではちょっとしたヒルクライムでした。


岩城島に到着。ここから島を時計回りに一周します。

岩城島はアップダウンもそれほどなく、比較的走りやすいです。ただ、16時を過ぎて訪れたのは失敗でした。しまなみ海道もそうなのですが、瀬戸内はお店が閉まる時間が早い。

岩城島にはフェリー乗り場が3ヵ所あるので、伯方島、生口島、因島へ抜けることも可能です。

あっという間に一周完了。曇り空な上にグルメも食べられずじまい。次に訪れる時はもっと早い時間に回ってグルメを楽しみたいと思います。

再び、生名島へ

岩城橋を渡って、生名島へと戻ってきました。島の北側を回って立石港を目指します。

穏やかな海沿いを走り、波間田キャンプ場前を通過。

北側もすぐに回りきり、立石港にもうすぐ到着です。

立石港に到着して、生名島も1周完了。フェリーが来ていたので、すぐに乗り込みました。

しまなみ海道から尾道へ

再び因島へと戻り、しまなみ海道を尾道方面へ向かっていきます。

因島大橋を渡る前に、一ヵ所寄り道です。営業時間は既に終了していますが、はっさく屋へ。『ろんぐらいだぁすとーりーず!』自販機の最後の1台を写真に収めにやってきました。


もう、思い残すことはありません。尾道へと向かいましょう。

因島大橋は、自動車道の真下に作られた自転車道を走っていきます。等間隔で並ぶ鉄骨って、なにか男心をくすぐるものがありますよね。格好いい。

向島へと渡ると陽は落ちナイトライドとなりました。ブルーラインに沿って進んでいき、尾道駅前行きの渡し船乗り場へとやってきました。

この渡し船は通学路にもなっているようで、学生さんが多く乗っていました。そのため、便数も多め。乗車後に料金を船頭さんに渡すシステムなので、事前に110円(大人100円+自転車10円)を用意しておきましょう。

乗船時間は、約5分。尾道駅前に到着。瀬戸内自転車旅もゴールです。

駅前の尾道ラーメンたに

これから尾道を離れて帰路に着くわけですが、その前にご当地グルメで腹ごしらえです。駅ビルにある『尾道ラーメンたに』で夕食にします。

瀬戸内自転車旅のラスト飯は、尾道ラーメンのスペシャルセット。尾道ラーメン+チャーハン+唐揚げが付いた大ボリュームなセットメニューです。

表面に浮く背脂のミンチがこってり感を演出し、脂のお陰でスープも冷めにくい。それにチャーハンと唐揚げも味付け濃いめで抜群に美味い。空腹で迎えた旅の〆としては最高のチョイスだったかもしれません。


岡山駅からサンライズ瀬戸で東京へ!

尾道から東京へ移動するなら、JR新尾道駅かJR福山駅で新幹線に乗るのが定番です。ですが、今回はJR尾道駅から輪行し、山陽本線を1時間半程掛けてJR岡山駅へ向かいます。

その理由は、こちら。サンライズ瀬戸です。この旅では事前に予約していた寝台特急を使って東京まで帰りたいと思います。

初の寝台輪行。シングルB寝台を予約しましたがギリギリですね。それに通路も狭いから入れるのに苦労しました。

この日は電車に揺られながら就寝。サンライズ瀬戸については写真もいっぱい撮ったので、寝台輪行を題材に記事にして改めて紹介したいと思います。

午前7時に東京駅へ到着。辺りには出勤途中のサラリーマンばかりです。ここから自宅のある大田区を目指し、そのまま自宅で就業時間を迎えました。こんな計画が立てられるのも、リモートワークが整備されたお陰かもしれません。

これにて、瀬戸内自転車旅は終了です。行き当たりばったり感のある旅でしたが、如何様も計画を変えられるのが旅の醍醐味でもあります。

久しぶりに自由気ままな旅に出られてリフレッシュになりました。瀬戸内には訪れていないサイクリングスポットがいっぱいありますので、機会を見てまた訪れたいなと思っています。

自転車旅
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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、馬、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'23年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

'22年よりNPO法人引退馬協会のFP会員として活動。引退馬支援とともに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
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