こんにちは。ノブです。
北海道の馬産地巡りの旅に出かけ、今回は浦河町のイーストスタッドを訪問。現役種牡馬たちを見学してきました。
馬産地には守るべきマナーがあります。牧場見学や馬と接する場合の注意点はこちらにまとめていますので、まずはこちらを一読ください。
イーストスタッドの見学方法
イーストスタッドはどこにある?
イーストスタッドは、国道336号線から天馬街道へ約2kmほど進んだ先にあります。
『競走馬のふるさと案内所』で見学方法を確認!
イーストスタッドは現役種牡馬を繋養している牧場で、観光牧場ではありません。見学可能な時期や見学方法は『競走馬のふるさと案内所』に記載されています。注意事項も書かれていますので、訪問する前に必ず確認するようにしてください。
https://uma-furusato.com/search_farm/1360.html
入場時の注意事項
イーストスタッドには見学者専用の駐車場があり、自分はロードバイクで訪問したので、2輪車が駐輪しているスペースの端っこに置かせてもらいました。
受付スタッフさんがいるので、その場で待機。見学者であることの確認が取れると、まずは見学者向けの説明が行われます。
申込時に放牧地マップを受け取っていたので、そのマップを見つつ、注意事項を確認。特にスタッフさんから指摘があったのは、立ち入り禁止エリアについてでした。立ち入り禁止エリアは色分けされているのですが、うっかりショートカットとして使ってしまう人が多いのだとか。
その後、足元に消毒漕が設けられているので、靴裏を消毒して放牧エリアに入場しました。
入場してみると、放牧地の広さに驚きます。申込時に受け取った放牧地のマップには、どこにどの種牡馬がいるか記載があるので、それを頼りに見学をしていきます。
アドミラブル
咽鳴りが原因でデビュー戦大敗しますが、手術後から本領発揮。G2青葉賞を勝利し、日本ダービーはレイデオロの3着となります。ですが、菊花賞に向かう途中に脚部不安で長期休養。2年のブランクを経て復帰しますが、ゲート練習中に腸骨骨折で引退することとなりました。
産駒は2023年からデビューしており、これからの活躍に期待したいですね。
生年月日 | 2014年03月23日 |
戦績 | 5戦3勝 |
主な勝ち鞍 | 2017年青葉賞(G2) |
獲得賞金 | 1億2,407万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 賞賛すべき、立派な |
父 | ディープインパクト |
母 | スカーレット |
母父 | シンボリクリスエス |
インカンテーション
ダート路線で活躍し、2013年レパードSなど重賞を6勝。G1戦線でも2015年のフェブラリーS、2017年のかしわ記念では、どちらもコパノリッキーの2着と善戦しました。
8歳まで現役を続けますが、左前脚の繋靱帯炎により引退。2019年より種牡馬として第2の馬生を送っています。産駒は地方でルーンファクターなど重賞馬が出ており、中央での重賞初勝利も期待したいですね。
生年月日 | 2010年03月24日 |
戦績 | 36戦11勝 |
主な勝ち鞍 | 2013年レパードS(G3) |
獲得賞金 | 3億8,067万円(中央) 5,400万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 呪文、呪術。父名より連想 |
父 | シニスターミニスター |
母 | オリジナルスピン |
母父 | Machiavellian |
ヴァンゴッホ
アメリカ産馬ですが、調教先はアイルランド。アイルランドでデビューし、5戦目で初勝利。その後、ヨーロッパを転戦しつつ走り、フランスではクリテリヨムアンテルナシヨナル(G1)でG1初制覇。2020年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬に選出されました。
3歳は精彩を欠く走りが続き、アイルランドダービー8着を最後に引退。2022年7月22日からイーストスタッドで種牡馬入りすることとなりました。
ヴァンゴッホの父であるアメリカンファラオの産駒には、日本で活躍するカフェファラオやダノンファラオらがおり、彼の産駒もきっと日本の馬場は合うことでしょう。
生年月日 | 2018年02月11日 |
戦績 | 11戦2勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2020年Critérium International(仏G1) |
獲得賞金 | – |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | – |
父 | American Pharoah |
母 | Imagine |
母父 | Sadler’s Wells |
エイシンヒカリ
体質の弱さからデビューは3歳からですが、逃げを武器に無傷の5連勝を飾ります。4歳の時に香港遠征し、香港カップで初のG1制覇をしました。
5歳で欧州遠征。悪天候のイスパーン賞(仏G1)を8馬身差で圧勝。2016年のワールド・ベスト・ホースレース・ランキングで5位(日本馬の中では1位)を獲得しました。
2017年から種牡馬入り。産駒は2020年からデビューし、地方で重賞馬が出ています。中央での重賞馬誕生が待ち望まれる一頭です。
生年月日 | 2011年05月03日 |
戦績 | 15戦10勝(うちG1を2勝) |
主な勝ち鞍 | 2015年香港カップ(G1) |
獲得賞金 | 1億9,731万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
名前の由来 | 冠名+超特急の名称より |
父 | ディープインパクト |
母 | キャタリナ |
母父 | Storm Cat |
オーヴァルエース
3戦3勝の無敗でダート界を引っ張る存在として期待されていましたが、故障により無敗のまま引退。2021年から種牡馬入りすることとなりました。
彼の父は米G1馬のヘニーヒューズ。その産駒には、日本で活躍するアジアエクスプレスやモーニンなどG1馬が出ています。その後継種牡馬として、オーヴァルエースにも期待が掛かっています。
生年月日 | 2016年04月07日 |
戦績 | 3戦3勝 |
主な勝ち鞍 | 2019年ヒヤシンスS |
獲得賞金 | 3,651万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 競技場のエース |
父 | ヘニーヒューズ |
母 | アブラシオ |
母父 | グラスワンダー |
キタノコマンドール
名付け親はビートたけし氏。セレクトセールでは高額で取引され将来を期待されましたが、日本ダービー後に右前脚浅屈腱炎を発症。長期休養中に再発したことから、4戦2勝で現役を引退することになりました。
父ディープインパクトで母父がキングカメハメハという良血です。ディープインパクト産駒の後継種牡馬は数多くいますが、差別化できるかは産駒の活躍次第。頑張ってほしいところです。
生年月日 | 2015年02月12日 |
戦績 | 4戦2勝 |
主な勝ち鞍 | 2018年すみれS(OP) |
獲得賞金 | 3,719万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 命名者の名前とフランスの芸術文化勲章の最高位の名称より |
父 | ディープインパクト |
母 | ベネンシアドール |
母父 | キングカメハメハ |
キングオブコージ
2~3歳は勝てない競馬が続きましたが、4歳になり鞍上が横山典弘騎手に乗り替わると覚醒し、3連勝。2020年の目黒記念(G2)で重賞初制覇をします。
その後、右第1趾節種子骨々折を発症し1年の休養を余儀なくされますが、復帰後、2022年のAJCC(G2)に勝利。2022年いっぱいで競走生活にピリオドを打ち、種牡馬入りすることとなりました。
父ロードカナロアは短距離路線で活躍しましたが、キングオブコージは中長距離と別路線で活躍しました。母父にGalileoがいる血統故なのか、その結果は産駒が証明してくれることでしょう。
生年月日 | 2016年03月26日 |
戦績 | 22戦6勝 |
主な勝ち鞍 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) |
獲得賞金 | 2億50万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | ナンバーワン+人名より |
父 | ロードカナロア |
母 | ファイノメナ |
母父 | Galileo |
グァンチャーレ
2015年のシンザン記念(G3)の勝ち馬です。なかなか勝ちきれないレースが続きましたが、連対率は高く、2着は9回を数えました。G1には届きませんでしたが、210万円で落札されて2億8千円以上を稼ぐのですから、親孝行な競走生活ではないでしょうか。
2020年から種牡馬入り。スクリーンヒーローの後継種牡馬として、産駒が活躍してくれることを願っています。
生年月日 | 2012年02月27日 |
戦績 | 42戦5勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 15年シンザン記念(G3) |
獲得賞金 | 2億8,235万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
名前の由来 | 豚のほほ肉の塩漬け |
父 | スクリーンヒーロー |
母 | チュウオーサーヤ |
母父 | ディアブロ |
サブノジュニア
大井所属馬で地方をメインに活躍しました。大井競馬場で開催された2020年のJBCスプリントでは、鞍上の矢野貴之騎手とともにJpn1を初制覇。その年のNARグランプリ年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬、TCK大賞に輝いています。
2021年いっぱいで競走生活を引退し、翌年から種牡馬として第2の馬生を送っています。サウスヴィグラスの後継種牡馬として、産駒の活躍が期待されますね。
生年月日 | 2014年03月15日 |
戦績 | 44戦12勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2020年JBCスプリント(G1) |
獲得賞金 | 1億7,562万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+年下の |
父 | サウスヴィグラス |
母 | サブノイナズマ |
母父 | カコイーシーズ |
サングラス
重賞勝利はならなかったものの、2歳から9歳まで大きな怪我もなく、芝とダートで合計59戦を走り抜きました。
父スタチューオブリバティは英仏のG1を3勝した名馬。2021年から種牡馬として第2の馬生を送るサングラスには、後継種牡馬として重要な役割が任されています。
生年月日 | 2011年04月26日 |
戦績 | 59戦6勝 |
主な勝ち鞍 | 2019バレンタインS年 |
獲得賞金 | 1億2,359万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
名前の由来 | 太陽の芝 |
父 | スタチューオブリバティ |
母 | ノッティングギャル |
母父 | ダンスインザダーク |
サンライズソア
逃げや先行を武器にダート路線で活躍し、名古屋大賞典(Jpn3)、平安ステークス(G3)と重賞を2勝。2021年をもって現役を引退し、種牡馬となりました。
産駒のデビューはこれからですが、父シンボリクリスエス、母父スペシャルウィークと良血ですし、活躍を願っています。
生年月日 | 2014年03月09日 |
戦績 | 24戦5勝 |
主な勝ち鞍 | 2018年平安S(G3) |
獲得賞金 | 1億8,336万円(中央) 3,675万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 青鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+急上昇 |
父 | シンボリクリスエス |
母 | アメーリア |
母父 | スペシャルウィーク |
スマートオーディン
若くして頭角を現し、東京スポーツ2歳S(G3)を勝利するなど活躍しますが、屈腱炎で長期休養。復帰後に阪急杯(G3)を勝利し、現役中に重賞を4勝しました。
2021年に引退し、ダノンシャンティの後継種牡馬としてスタッドイン。マイル中距離路線で活躍する産駒が生まれることを期待したいです。
生年月日 | 2013年02月20日 |
戦績 | 23戦5勝 |
主な勝ち鞍 | 2016年京都新聞杯(G2) |
獲得賞金 | 1億8,711万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+北欧神話の主神 |
父 | ダノンシャンティ |
母 | レディアップステージ |
母父 | Alzao |
ダノンレジェンド
アメリカで生まれた外国産馬でダート路線で活躍し、2015年・2015年の黒船賞を連覇。なかなかG1に手が届かないレースが続きましたが、ラストランとなったJBCスプリントでは、他馬を3馬身突き放して逃げ切り、初のG1制覇となりました。
2017年から種牡馬としての馬生を送っており、産駒は地方で多く活躍。重賞馬も輩出しています。
生年月日 | 2010年02月24日 |
戦績 | 30戦14勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2016年JBCスプリント(G1) |
獲得賞金 | 1億352万円(中央) 2億6,396万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+新たな伝説を作り出すことを願って |
父 | Macho Uno |
母 | マイグッドネス |
母父 | Storm Cat |
ダンカーク
アメリカの競走馬で、セレクトセールで370万ドル(約3億8千万円)で落札された良血馬です。残念ながらG1には届かず、5戦2勝で引退することとなりました。
アメリカで種牡馬となると、初年度産駒からG1馬が誕生。2014年から日本に導入され、産駒には2021年のJBC2歳優駿(G3)を勝利したアイスジャイアントが出ています。
生年月日 | 2006年01月23日 |
戦績 | 5戦2勝 |
主な勝ち鞍 | – |
獲得賞金 | $487,272 |
性別 | 牡 |
毛色 | 芦毛 |
名前の由来 | – |
父 | Unbridled’s Song |
母 | Secret Status |
母父 | A.P.Indy |
ノボバカラ
ダート路線で10歳まで現役を続け、2016年のかきつばた記念など重賞を4勝。中央地方を合わせて62戦を走り、10勝しました。
2022年をもって現役を引退。現在はここで種牡馬として第2の馬生を送っています。母は引退馬協会に所属するノボキッスということもあり、血統表に名を残す産駒の誕生を期待しています。
生年月日 | 2012年04月08日 |
戦績 | 62戦10勝 |
主な勝ち鞍 | 2020年さきたま杯(G2) |
獲得賞金 | 1億9,103万円(中央) 9,826万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 冠名+ゼロ(伊) |
父 | アドマイヤオーラ |
母 | ノボキッス |
母父 | フレンチデピュティ |
マジェスティックウォリアー
アメリカの競走馬で、2007年の米ホープフルステークス(G1)の勝ち馬です。
2年の競走生活の後に引退。まずはアメリカで種牡馬となり、G1を4勝したプリンセスオブシルマーを輩出しました。日本導入は2016年からで、日本でも重賞馬を多数誕生し、マイルCS南部杯(jpn1)を連覇したベストウォーリアが出ています。
生年月日 | 2005年4月9日 |
戦績 | 7戦2勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2007年ホープフルS(米G1) |
獲得賞金 | $239,229 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | – |
父 | A.P.Indy |
母 | Dream Supreme |
母父 | Seeking the Gold |
マスターフェンサー
日本産馬としてケンタッキーダービーに初出走をしたのが、このマスターフェンサーです。その2019年のレースでは不良馬場の中を6着と健闘しました。
連覇を目指した2022年の白山大賞典(Jpn3)の後に左前脚の骨折が判明。そのレースを最後に引退します。ジャスタウェイの後継種牡馬として、産駒の活躍を期待しています。
生年月日 | 2016年02月21日 |
戦績 | 21戦8勝 |
主な勝ち鞍 | 2020年名古屋グランプリ(G2) |
獲得賞金 | 8,066万円(中央) 1億430万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 剣豪 |
父 | ジャスタウェイ |
母 | セクシーザムライ |
母父 | Deputy Minister |
ハッピースプリント
2013年の全日本2歳優駿(Jpn1)の勝ち馬です。同年のNARグランプリ年度代表馬、NAR2歳最優秀牡馬に選ばれています。
2014年は羽田盃、東京ダービーを制し、ジャパンダートダービーはハナ差の2着。南関東牡馬クラシック三冠にあと一歩のところまで迫り、NAR3歳最優秀牡馬に選出。翌年も浦和記念(Jpn2)を勝利するなど2015年NAR年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬に選出されました。
9歳で現役を引退し、2021年から種牡馬として第2の馬生を送っています。
生年月日 | 2011年03月06日 |
戦績 | 36戦11勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2013年全日本2歳優駿(G1) |
獲得賞金 | 450万円(中央) 2億6,782万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 幸せ+全力疾走 |
父 | アッミラーレ |
母 | マーゴーン |
母父 | Dayjur |
ヒガシウィルウィン
2017年のジャパンダートダービー(Jpn1)の勝ち馬です。同年の東京ダービーも制しており、南関東牡馬クラシック三冠のうち二冠を達成。同年のNARグランプリ年度代表馬、3歳最優秀牡馬に選出されました。
8歳となる2022年まで現役を続け、44戦15勝。地方重賞タイトルは11を数えています。
生年月日 | 2014年03月30日 |
戦績 | 44戦15勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2017年ジャパンダートダービー(G1) |
獲得賞金 | 2億2,933万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 関東生まれ+勝利 |
父 | サウスヴィグラス |
母 | プリモタイム |
母父 | ブライアンズタイム |
ホッコータルマエ
東京大賞典連覇、川崎記念3連覇などG1級を10勝したダート界の名馬です。2013年にNAR特別賞、翌2014年はJRA最優秀ダート馬を受賞。オーナーが苫小牧の名士という経緯から『とまこまい観光大使』にも任命されました。
2017年から種牡馬入りしたホッコータルマエですが、優駿スタリオンステーションとイーストスタッドと2年おきに移動するシャトル種牡馬として活動しています。産駒にはヒーローコールやレディバグなど重賞馬も出ており、ダートで活躍馬を多数輩出。G1馬誕生も期待したいですね。
生年月日 | 2009年5月26日 |
戦績 | 39戦17勝(うちGI10勝) |
主な勝ち鞍 | 2014年チャンピオンズC(G1) |
獲得賞金 | 3億5,105万円 (中央) 7億2,765万円 (地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 冠名+樽前山より |
父 | キングカメハメハ |
母 | マダムチェロキー |
母父 | Cherokee Run |
リッチーリッチー
父は5戦5勝(うちG1を2勝)の無敗のまま引退したアイルランド競走馬のテオフィロです。リッチーリッチーもアイルランド産馬ですが、日本で20戦し4勝を記録。彼自身は重賞を手にすることのないまま引退しましたが、その血統を次に繋げるべく、種牡馬として第2の馬生を送っています。
生年月日 | 2013年02月08日 |
戦績 | 20戦4勝 |
主な勝ち鞍 | 2017年緑風S(1600万以下) |
獲得賞金 | 1億582万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
名前の由来 | 映画名より |
父 | Teofilo |
母 | Nick’s Nikita |
母父 | Pivotal |
ルックスザットキル
アメリカ産馬で日本に輸入され、大井所属馬として活躍。スプリント路線で力を発揮し、地方重賞を3勝。「大井の貴公子」として人気を博しました。
父はワイルドキャットヘアは、フランクJフランシスメモリアルダッシュを制した米G1馬。快速馬としての能力を、次の世代に繋げて欲しいですね。
生年月日 | 2012年05月05日 |
戦績 | 23戦9勝 |
主な勝ち鞍 | 2015年優駿スプリント(地方重賞) |
獲得賞金 | 6,580万円(地方) |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 息を止めてしまう程のルックス |
父 | Wildcat Heir |
母 | Carol’s Amore |
母父 | Two Punch |
ロジャーバローズ
2019年の日本ダービーの勝ち馬です。ダービー後は凱旋門賞への挑戦が決定しましたが、調整中に右前浅屈腱炎の発症が判明。そのまま現役引退と種牡馬入りとなりました。
2020年より、アロースタッドとイーストスタッドを2年おきに行き来する国内シャトル移動をしながら第2の馬生を送っています。
生年月日 | 2016年01月24日 |
戦績 | 6戦3勝(うちG1を1勝) |
主な勝ち鞍 | 2019年日本ダービー(G1) |
獲得賞金 | 2億6,875万円 |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
名前の由来 | 人名より+冠名 |
父 | ディープインパクト |
母 | リトルブック |
母父 | Librettist |
見学を終えて
放牧エリアがとても広く、1頭1頭が過ごす放牧地が大きく取られ、馬たちはとてもリラックスして過ごしているように見えました。
多くの種牡馬が放牧されており、その広さの分、時間内にすべての種牡馬を見学するのは大変。時間が足りず、見学を諦めたお馬さんもいました。お目当てのお馬さんをじっくり見学するというのも良いかもしれません。
こうした見学の機会をいただけるのは本当にありがたいことです。これからも牧場見学が続いていくようマナーを守って見学していきたいですね。
コメント