金時山~明神ヶ岳を縦走し宮城野の登山口へ【箱根外輪山縦走後編】

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こんにちは。ノブです。

登山レポート前編では箱根外輪山の一つ金時山に登りました。後編では明神ヶ岳を目指したいと思います。

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目次

登山レポート後編

金時山山頂~矢倉沢峠

金時山からは色々な登山ルートがありますが、次に目指すのは明神ヶ岳です。だいたい2時間くらい掛かるようですね。

大涌谷が正面に見えます。ここからは富士山を背に箱根外輪山を尾根伝いに歩いていきます。

10分ちょっと下って、最初の分岐が現れました。右に行けば桃太郎伝説ゆかりの地を巡る下山コースですが、今回はこのまま直進し、まずは矢倉沢峠を目指します。

稜線にぐねぐねと道ができているのが見えます。箱根竹と呼ばれる2~4mのイネ科の植物が生い茂っていて、そこに道ができているためです。

気温が上がってきたことで泥濘が至る所にあり、非常に歩きにくくなりました。下りの時は滑って転ばないか冷や冷やでした。

金時山から30分ほど歩いて、矢倉沢峠に到着です。うぐいす茶屋がこの峠にあるのですが、営業はしていませんでした。調べても営業しているのかどうか分からず仕舞い。やってる日はあるのでしょうか……。

矢倉沢峠~火打石岳

矢倉沢峠には分岐がありました。仙石原の方へ下ることもできるようですが、目指すは明神ヶ岳です。

分岐するポイントには必ず案内板が立っているので迷うことはなさそうです。それに必要な時間も一緒に表記されているのはとても有り難いですね。

稜線を少し登って振り返ってみると大絶景。右側の小高い山が金時山です。その左後ろに富士山があるはずですが、まだ野焼きの煙で見えないですね。

樹林帯の中へと入ると、道の狭いところもありました。しかも雪が積もっているので滑落の危険がありますから、慎重に進んで行きます。

金時山から1時間半ほど掛けて火打石岳に到着。どうやら山頂らしいのですが、稜線を歩いてきただけで登った感覚がほとんどなく、山と言われても……というちょっと拍子抜けする感じでした。

火打石岳~明神ヶ岳

火打石岳を出発して少し歩いて行くと、直進ルートが崩れているため迂回路ができていました。距離は短いですが、急登となっていて補助のロープもありました。

案内板を見つけ確認してみると、明神ヶ岳まで残り25分……40分に訂正されていますね。

先ほどの案内板から先は急登となっていました。

登った先に小さな広場があって、眺望が抜群。こちらは南足柄市方面でしょうか。

野焼きの煙もだいぶ薄らいで、富士山も顔を出してくれています。

あとはこの稜線を歩いて行くだけです。

終盤は低木の樹林帯です。足元はかなり酷く、泥濘ばかり。

視界がぽっかりと開けたところで、明神ヶ岳の山頂に到着です。金時山から歩いて2時間15分でした。

山頂からは大涌谷など箱根の山々と富士山も一度に見渡すことができます。

山頂にはベンチがあるだけでトイレ休憩はできません。歩きっぱなしだったので、しばらく休憩していきます。疲れているときは甘いものが最高に美味しいですね。

明神ヶ岳~明神ヶ岳登山口

山頂は風が強く、汗冷えしてきたので風を避けるため下山を開始します。早く温泉に浸かりたい。

少し下ったところで海が見えました。方角的に相模湾ですね。

30分ほど下って、明星ヶ岳との分岐路にやってきました。ここで宮城野への下山コースを選びます。

下山コースは土が乾いていて歩きやすく、スルスル降りることができました。

久しぶりにアスファルトの道路が見えました。国道138号線まであと20分です。

先ほどの案内板から10分で登山口に到着し、そこからは住宅地を進んで宮城野バス停まで下ってきました。宮城野は箱根登山バスが走っている国道138号線のすぐ側。帰りも登山バスを使えますし、少し歩けば箱根登山鉄道の強羅駅があります。

宮城野温泉会館でひとっ風呂

まずはお風呂。登山口から最も近かった宮城野温泉会館へと足を運びました。料金は650円。石けんはありますが、シャンプーはありませんでした。

内風呂と露天風呂があり、訪れた時間帯が良かったのか人は殆どおらず、露天風呂に至っては貸し切り状態でゆっくり体の疲れを癒やせました。

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