【金時山】乙女口登山ルートから富士山を望み山頂へ!【箱根外輪山縦走前編】

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こんにちは。ノブです。

今回は久しぶりの登山レポート。箱根山カルデラの外輪山にある金時山と明神ヶ岳を縦走してきました。

訪れたのは2月末。気温も上がりだいぶ春めいてきましたが、思いのほか冬を感じた登山となりました。

目次

お山の紹介

金時山

神奈川県箱根町と足利市、そして静岡県小川町の境に位置し、標高は1,212m。箱根山カルデラの外輪にあり、山頂からの眺望は絶景のひと言。また、金時山の由来が金太郎こと坂田金時から来ているので金太郎伝説の残る山でもあります。

明神ヶ岳

南足柄市と箱根町の境にある標高1,169mの箱根外輪山の一つです。山頂からは大涌谷はもちろん、富士山、丹沢山地、相模湾などを望むことができます。その名前は旅人の安全を祈願し山頂に明神を祭ったことに由来し、箱根越えが難所であったことを今に残しています。

本日のルート

金時山にアクセスするルートはいくつかありますが、今回はJR小田原駅から登山バスで近くのバス停まで向かい、乙女口の登山口から金時山へ登ります。さらに尾根を歩いて明神ヶ岳まで縦走し、宮城野へ下るルートを選択しました。

また、宮城野からは登山バスが出ていて小田原駅に戻るのに便利なのですが、近くに強羅駅があるので、帰りは登山鉄道を使ってみたいと思います。

予定コース

JR小田原駅→(登山バス)→仙石→(徒歩)→乙女口[登山口]→乙女峠→長尾山→金時山→矢倉沢峠→明神ヶ岳→宮城野[登山口]→(徒歩)→強羅駅→(登山鉄道)→JR小田原駅

登山ログ

装備

日帰りでの登山のため、軽装です。ベースレイヤーはファイントラック、さらにインナーとしてパールイズミの15℃対応アンダーウェア、その上に冬用のサイクルジャケットを着用することにしました。

また持ち物についてですが、移動距離に比べ持参する行動食は少なめにしました。コンビニでおにぎり等を調達するのと、金時山山頂にある茶屋での食事を目的としているためです。

その他にファーストエイドキット、防寒対策のモンベルのプラズマ1000ダウンジャケット、今や欠かせないZAMSTの膝サポーター、下山後に温泉に入りたいのでタオル類を持っていきます。そして、行動ログはGarminのスマートウォッチを使い記録します。

登山レポート前編

小田原駅から登山バスで仙石へ

自宅から電車を乗り継いで、小田原駅に到着したのが午前6時55分。バスロータリーの4番乗り場から桃源台行きの箱根登山バスが出ているので、これに乗って仙石バス停まで向かいます。

今回向かう登山口である乙女口のすぐ側にもバス停はあるのですが、そこにバスで向かうには待ち時間が長かったので、2kmぐらいなら歩いた方が早いと判断しました。

仙石バス停まではバスで50分ほど。そこから国道138号線を20分ほど御殿場方面に歩いて乙女口の登山口に到着です。

乙女口~乙女峠

序盤は樹林帯の中を歩いて行きます。道は整備され、案内板も出ているので迷いません。どうやら金時山までは85分の道のりのようです。

20分ほど歩き、辺りの木々が少なくなってくると斜度が上がり、葛折りが繰り返される岩のゴツゴツとした道となりました。少し前に関東でも雪が降った影響か、所々で残雪がありました。

登り始めて25分ほどで乙女峠へと到着しました。富士山が見られる眺望の良いルートであることから選んだのですが、天気も良く最高の富士山が拝めました。

乙女峠にはベンチもあり、ゆっくり休憩することもできるようです。

乙女峠~長尾山~金時山

乙女峠から歩き出して10分ちょっとで長尾山へ到着。広場のように開けていますが、木々が周囲にあるので眺望は良くはありませんでした。

長尾山からは尾根伝いに歩いて行きます。しばらく下って、そこから金時山へと登るようです。こちらは日が当たっていなかったのか、雪が結構残っていました。

しかも、場所によってはアイスバーンになっているところもあったので、慎重に歩かなければなりません。下りで凍った道を歩くのはかなり怖かったです。

しばらく歩いて行くと、大涌谷方面の視界が開けてきます。大涌谷の右に見えるのは芦ノ湖ですね。こちらも眺望は抜群です。

ですが、こちらは日差しの当たっているヵ所は泥濘んでいて、日陰は凍っていました。これがまた歩きにくい。

乙女峠から歩くこと50分。金時山の山頂が見えてきました。あと少しです。

金時山到着!

乙女口から登ること1時間半。金時山の山頂に到着しました。金太郎にちなんだマサカリが山頂標識となっていました。

左側から黒っぽい煙が上っていますが、どうやら麓では野焼きが行われているようです。

山頂にはトイレもあり、とても綺麗です。

金太郎茶屋でしめじ汁とまさカリーうどん!

今日の楽しみの一つである金太郎茶屋で食事にしましょう。

まずは、しめじ汁。情報では丼サイズのなめこ汁が有名なはずですが、今日はありませんでした。時期があるのかもしれません。でも、しめじ汁もキノコの出汁が効いて美味い。

そして、まさカリーうどんもいただきました。具の入っていないシンプルなカレーうどんで、辛さは控えめなもののスパイシーです。追加でガラムマサラを振りかけると辛みも増して、体がポカポカになりました。

茶屋のおばちゃんにお菓子をいただきました。行動食として大事に食べます。

食事を終えて外に出ると、野焼きの煙で富士山が見えなくなってしまいました……。まあ、野焼きを山の上から見る機会も滅多にないですし、しばらくすれば煙も消えるでしょう。

前編はここまで。後編では明神ヶ岳へ向けて縦走します。

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