【ブルベ】2022BRM611日本橋300実走レポート

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

今回は2022BRM611日本橋300の実走レポートです。準備編はこちらをご覧ください。

走行データ

Ride With GPS

Garmin 走行データ

※最高ケイデンスがえらいことになってます。誤動作してますね(笑)

ブルベ走行レポート

スタート地点:新宿区立若葉東公園~84.3km地点:PC1 [ローソン 大月富浜店]

スタート地点は新宿区立若葉東公園。ここは迎賓館赤坂離宮のある正門の真ん前です。

残念ながら正門は工事中のため見られませんでしたが、赤坂離宮はイギリスのバッキンガム宮殿やフランスのヴェルサイユ宮殿を参考に建てられたものですので、この300km記念ブルベに相応しいスタート地点ですね。

スタート地点に到着したのが午前5時半過ぎ。このブルベは午前6時、6時半、7時、7時半でエントリーでき、午前6時スタートでエントリーしました。雨も降る予報だったので、早めのスタートで正解だったかもしれません。

通常の有人受付のスタートだともう少し早く到着しておくべきですが、ブリーフィングは参加案内状で代用とし、緊急時を除きカットされています。

そのため、出発15分くらい前に主催の方がやってきて、受付と車検を通して午前6時ちょうどにスタートしました。

東京都のど真ん中からスタートし、進路を西へと進めていきます。国立競技場前を通過し、首都高4号線の下を通る国道20号線(甲州街道)へ。

主要道だけあって道幅は広いですが、路駐もけっこう多いです。通行量が少なめな早朝のうちにさっさと抜けてしまいます。

その後、都道14号線(東八道路)を進んで行くのですが、自転車通行禁止のアンダーパスがありました。今回のルートは帰りにも自転車通行禁止のアンダーパスがあるので、回避ルートは頭の中に入れておかないといけないですね。

その後は、再び国道20号線へと戻っていきます。日野から八王子にかけては交通量も多くバスも通るので注意が必要ですが、西八王子の辺りまで来ると交通量はぐっと減っていきます。

高尾駅の少し前のコンビニで一度補給をし、最初の登りとなる大垂水峠へ向かって走って行きます。

大垂水峠は都内の初心者サイクリストが登れるくらいの難易度で、自分もロードバイクを始めた頃によく登りに行きました。ギアを軽くしてユルユル登ればあっという間です。大垂水峠を越えて神奈川県へと入っていきます。

このルートは基本的に国道20号を走りますが、藤野の辺りで一度桂川沿いの道へ逸れます。その途中、下りのカーブで脇道に入る箇所(Qシート:No26)があるのですが、分からず通り過ぎてしまいました。Garminのコースアウト警告と下から戻ってくるランドヌールがいなければ最後まで下っていたかもしれません。

この脇道から桂川沿いを走っている途中で山梨県上野原市に入ったようですが、県境の標識は特になく、再び国道20号線へと合流していきます。

しばらく国道20号線を走り、観光名所となっている猿橋の少し手前にあるローソンが最初のチェックポイントとなります。

出発から4時間20分ほどで到着となり、グロスも19.4km/hと順調な進み具合。貯金も1時間15分ほどできた状態です。


84.3km地点:PC1 [ローソン 大月富浜店]~108.7km地点:通過チェック1 [笹子隧道1074m]

次の目的地は笹子峠頂上の笹子隧道です。その前にひとつ寄り道をしていきます。スタートからちょうど100km地点にある笹一酒造です。

ここは老舗の酒屋さんで、創業は大正八年(1919年)。日本酒の試飲ができたりしますが、自転車で走行中ですので流石に飲めません。ですが、吟醸酒で使われる麹を使ったソフトクリームがいただけます。もちろんノンアル。口に含むと麹の香りがフワッと広がってとても美味しかったです。


笹一酒造を出発するとすぐに、笹子峠へ向かう旧道への案内が出ます。国道20号線もジワジワと登ってきましたが、20号線との分岐から約5.5kmのヒルクライムの始まりです。

斜度に緩急はあまりなく、5~6%で推移します。車もまったく通りません。葛折りが何度も続き、木々の中を気持ちよく登れるルートでした。

頂上は通過チェックポイントとなっている笹子隧道です。クラシカルで趣のあるデザインですね。登録有形文化財にも登録されているようです。

108.7km地点:通過チェック1 [笹子隧道1074m]~127.8km地点:通過チェック2 [7-11 笛吹御坂上黒駒店]

旧道をダウンヒルし、国道20号線に合流。そこからさらに下っていきます。

勝沼町の辺りで、これまで長く走ってきた国道20号線とお別れし、果樹園の広がる県道34号線(白井甲州線)へと入りました。

その矢先、大きめの雨粒がポツリポツリ。雨脚が強くなりそうな気配を感じたため、即座にレインウェアの上下を着込みます。

いつの間にか路面もビッショリ濡れて、ブレーキングを慎重にしつつ、13時5分頃に次の通過チェックポイントのセブンイレブンに到着しました。

その頃には雨も止んで蒸し暑く、ただの通り雨だったようです。


127.8km地点:通過チェック2 [7-11 笛吹御坂上黒駒店]~147.7km地点:通過チェック3 [滝戸山登山口1055m]

コンビニの補給も程々に再出発。ですが、すぐにルートから逸れ、向かった先はこちら。『Grape Shop cocolo』というカフェです。

ここは葡萄果樹園の敷地内にあり、美味しいパフェがいただけます。

注文したのは、限定のメロンパフェ。メロンがこれでもかとふんだんに使われていて、ボリューム満点。とても美味しかったです。

ただ、惜しむらくは、時季外れのために葡萄パフェが食べられなかったこと。HPをご覧になれば分かると思いますが、滅茶苦茶美味しそうなのです。次は是非とも実りの時期に訪れたいなと思います。


お腹は満足したので再出発。ですが、製作に時間の掛かるパフェはブルベには向かないですね。カフェの滞在時間は50分近くになっていて、グロスは15.4km/hとガッツリ削られてしまいました。

次に向かうのは、道志みち。そのためには河口湖の方へ抜けなければならず、県道308号線(鷲宿上曽根線)からの山越えとなります。

この鷲宿峠越えが、このルート一番の難所でしょう。県道308号線へ入る分岐から登りが始まり、その距離は約11.2kmで660mアップ。序盤に直登区間があり、その先はグネグネと林道を上っていくことになります。

直登区間を過ぎて林間コースに入ると斜度は比較的落ち着きました。ただ、落ち葉や落石が至る所にあり、気は抜けません。

何度かグレーチングに隙間があって冷や冷やしたのですが、グレーチング自体が落下している場所にも遭遇。流石にこれは放置できない(足が疲れ休みたい……)とグレーチングを元の位置に設置して再出発しました。

頂上は滝野山登山口のあるこの辺り。ここも通過チェックポイントとなっているので、写真を撮って先に進んで行きます。

147.7km地点:通過チェック3 [滝戸山登山口1055m]~193.5km地点:通過チェック4 [山伏峠1120m]

鷲宿峠を下っている最中から再び雨が降り出してきました。そして、下ったのも束の間、再び登りが始まります。次は首都圏ブルベ御用達の若彦トンネルに向けた登りです。

若彦トンネルを下り、河口湖、富士吉田市を通って、山中湖までやってきました。普段なら観光帰りの車が都心に向けて帰る頃なので、所々で渋滞ができているものですが、今日はすんなり。雨のため観光客は疎らな様子です。

そして、道志みちについに突中。しばらくコンビニのない区間に入るので事前に補給しておくことが望ましいですね。

ただ、道志みちに入る分岐にあるセブンイレブンは休憩に立ち寄りやすいですが、合宿なのか学生さんらでごった返していることが多く、レジ待ち時間も多めです。それにトイレがないので道路を挟んだ公衆トイレを利用することになる点も注意が必要です。

さて、道志みちですが、まずは山伏峠へ向けて登っていきます。ここは距離も斜度も緩く、あっという間に頂上へとやってくることができます。

そして、その頂上にあるバス停が通過チェックポイント。写真を撮ったら、ボーナスステージとなる長い長いダウンヒルの始まりです。

193.5km地点:通過チェック4 [山伏峠1120m]~251km地点:PC2 [7-11京王片倉店]

山中湖までは降っていた雨も、道志みちに入ってからはパラパラと降る程度。路面も乾いています。それに交通量もほとんどありません。いつもなら観光帰りの車が引っ切りなしに通るので拍子抜けした感じです。

雨の中を走るのは嫌で仕方ありませんが、思わぬ恩恵を受けた感じです。これで自分のペースで安全に下りつつ、グロスを稼ぐことができます。

そして、道志みちと言えば、2020年の東京オリンピックでロードレースの舞台となりました。下の写真のような案内板や記念碑が作られているので、あのときの熱気を思い出す良い機会となります。

道志みちを下り終えて津久井湖を抜け、都道173号線(北野街道)を進んだ先にあるセブンイレブンがラストPC。道志みちの登り初めは15.5km/hだったグロスも、ここでは16.7km/hまで回復してくれました。


251km地点:PC2 [7-11京王片倉店]~ゴール:ファミリーマート 西新橋二丁目店

残りは49km。東へとひたすらを進み、多摩川を渡って東京23区へと入ります。信号も多くなりグロスは上げられませんが、道志みちで十分に貯金を稼げたので焦る必要はありません。

そして、渋谷区へと入り、代官山、原宿を過ぎて表参道へとやってきました。

表参道をシャンゼリゼ通りに見立てたのは、少し傾斜がありオシャレなお店が建ち並んでいるからでしょうか。少し手前に代官山の旧山手通りを通ったのですが、旧山手通りもシャンゼリゼ通りっぽい気がします。どちらを写真に収めるべきか迷っていましたが、あの通りもオシャレですよね。

続いてエッフェル塔をイメージして東京タワーです。その真下を通過していきます。

最後は、日比谷通りにあるファミリーマートでフィニッシュ。疲れてヘロヘロですがレシートの取得は忘れないよう済ませます。


今回のブルベは有人のゴール受付があるので、コンビニから数十メートルのところにあるレンタル会議室の入るビルへと向かいました。

ゴール受付を済ませ、無事に300の百周年記念メダルもゲットです。所要時間は18時間28分でした。

走り終えて

まずはBRM300百周年記念ブルベが無事に開催されたことが何よりも嬉しいです。日本各地で同じ目的を持って走るという一体感は、完走したいと思う原動力となりました。

AR日本橋のスタッフさんが趣向を凝らしてくれたお陰で、ルート自体も100年前のコースを模した面白いコースでした。行きはヴェルサイユ宮殿(迎賓館)、帰りはシャンゼリゼ通り(表参道)とエッフェル塔(東京タワー)といった都心にも名所を用意し、終盤が消化試合にならない工夫が凝らされていたように思えます。

もちろん、全体の行程から言えば山岳がメイン。笹子峠、そして鷲宿峠、山伏峠の3つが標高1,000m越え。それに国道20号線のジワジワと削られるような登りも大変でした。それでも、道志みちのボーナスステージがあったので貯金を作ってゴールできましたが、中盤は根気さが強く求められていました。

それと、これは個人的なことですが、ホイールをWH-6800に履き替えて挑んだことが、実は苦労した点でした。普段使っているTOKEN C22AX Dhuezz Zenithもリムホイールなのですが、セラミックコーティングの効果で通常のリムよりブレーキの制動力が高く、雨の日でも比較的止まりやすいのです。その感覚で雨の中をWH-6800で走ったらブレーキの効きが顕著に出ていて驚いてしまいました。

なので、雨の中の下りはかなり神経を使いましたし、終盤疲労が溜まっていたのも、ブレーキに神経を尖らせていたからだと思います。ウェアだけでなく、車体に対しても雨を考慮して装備を選ぶべきと教訓になりました。やっぱりディスクブレーキ車は1台欲しいところですね。

ともあれ、無事に完走し記念メダルをゲットできたことです。延期された広島200、そして来年の400の記念ブルベやその先の600も完走して、メダルコンプリートを目指したと思います。

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この記事を書いた人
ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたサブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年からブルベに参加し、'20~'21年はSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!

キャンプ、登山、それに乗馬も少しずつ始めています。
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
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