こんにちは。ノブです。
今回はVCR横浜あおばのブルベに初参加。しかも1000kmの長距離ブルベです。
あおばと言えば、参加者が「あおば酷い」と口々にその苦労を嘆くことで有名な獲得標高の高さが名物となっています。完走できる自信はありませんが、練習にはなるはず。それでは準備編からスタートです。
2023BRM503あおば1000km酷の概要
- 日時: 2023年5月3日(水曜日)
- スタート時間: 9:00
- スタート場所: 東京都稲城市
- ゴール場所: 稲城市向陽台付近
- 距離: 1,000km
- 制限時間: 75時間
- スタート時、ゴールまでの荷物預かりを受付けます。(DNFした場合には宅配便で返送しますので、着払い伝票を付け、発送できる状態でお持ち下さい。)
- ゴール後、雑魚寝ですが仮眠スペースを用意します。
- PCは全て写真による通過チェック=TCです。スマホまたはデジカメをご用意ください。
- 通過チェックなのでクローズはありません。ゴール締め切り時間を目標に走行計画を立ててください。
コース概要
東京都稲城市スタート 未だに完走者がいないコースです。
稲城~宮ケ瀬~足柄峠~富士川~杖突峠~飯田峠~高山~富山~上越~長野~碓氷峠~山伏峠~稲城
出典:VCR横浜あおば
VCR横浜あおば独自ルールについて
各地で独自ルールを設けているブルベですが、VCR横浜あおばにも独自ルールがあります。詳しくはこちらから。
完走計画
前提条件:すべて通過チェック
まず、このブルベにはクローズ時間が設けられるPCは存在せず、すべて通過チェックのみ。そのため、要求されるグロスは全行程で13.3km/hとなっています。通常は600kmまでを15km/h、残り400kmは11.4km/hと要求グロスが変化するのですが、すべての時間を自由に使ってゴールを目指すことができるようになっています。
とは言え、PBPの完走率は600kmを40時間以内に走った人の方が高いという話を聞いていたので、このブルベでも600kmを40時間以内に走る計画にしたいと思います。
1日の行程について
RWGPSのルートが示す通り、想定される獲得標高は13,000mと山岳主体のブルベとなっています。
実際はトンネルなどの影響で多少は減るだろうと見込んでいますが、前回の600kmをDNFしている通り、登りも下りも遅い自分にとって鬼門なコースです。ですが、今年参加予定のPBPは獲得標高の高いブルベであるため、足を慣らす意味で参加しました。
では、その1000kmをどのように走るか。1日の行程を以下のように分割することにしました。また、この行程に合わせてルートデータも分割してGarmin Edgeに取り込みます。
出発時間 | 走行距離 | 累計距離 | 仮眠場所 | 到着予定時刻 | 到着時経過時間 | 滞在時間 | |
1日目 | 5/3(水)9:00 | 273.5km | 273.5km | 長野県茅野市 ちのステーションホテル | 5/4(木)0:00 | 15h | 3h |
2日目 | 5/4(木)3:00 | 342.5km | 616km | 富山県黒部市 ホテルアクア黒部 | 5/4(木)23:00 | 38h | 5h |
3日目 | 5/5(木)4:00 | 271.6km | 887.6km | 群馬県富岡市 快活CLUB富岡店 | 5/5(金)20:45 | 59.75h | 4h |
4日目 | 5/6(土)0:45 | 123km | 1010.6km | ゴール | 5/6(土)8:45 | 71.75h | – |

1日目:273.5km地点(東京都稲城市~長野県茅野市)
1日目は270km先の長野県茅野市を宿泊先にしました。通常なら走りきれる距離ですが、スタートが午前9時と遅く、さらにホテルのチェックインは午前0時なため、要求されるグロスは18.2km/hと山岳ブルベにしては高めの設定です。
序盤の足柄峠は斜度がキツいと聞いていますし、終盤にある国道20号線は富士見峠までは地味に登るので、グロスが稼ぎにくいのが難点。ギリギリな午前0時到着を見込んでいます。
2日目:616km地点(長野県茅野市~富山県黒部市)
2日目は340km走って富山県黒部市を仮眠場所としました。手前の魚津市に快活CLUBがありましたが、この段階で長めの休憩を入れて心身ともに回復させたく、ギリギリになってホテルを予約しました。
スタート直後から杖突峠を登る嫌な出だしで、道中に飯田峠・木曽峠が待ち構えています。ただ、高山市からは下り基調になりグロスを稼ぎやすい区間が多くあるため、この旅で一番長い移動距離にしました。
3日目:887.6km地点(富山県黒部市~群馬県富岡市)
3日目は群馬県の富岡市までの約270kmを走ります。仮眠場所は快活CLUB富岡店としました。早朝に親不知を抜けておき、平坦区間でグロスを稼いで後半の登りに備える算段です。
4日目:ゴール(群馬県富岡市~東京都稲城市)
最終日は123kmほど走行。山伏峠が最大の難所であとは下り基調となります。ただ、他にも細かな登りがあったり、都市部に近づくに連れて交通量が増えるので、疲れているときこそ注意しなければならない区間だと思います。
なお、1,006.9kmが正規の距離ですが、宿に向かう分が加算され1,010.6kmとなっています。
当日の天候について
開催日の5月3日(土)は東京都~神奈川~山梨~長野を走行しますが、全ての地域で天気は晴れ時々くもり。南風が吹くようですが、雨は降らない予報です。
4日(木)となる長野県~岐阜市~富山県も同様に雨は降らないようですが、6日(金)富山県~長野県~群馬県は雨予報。そして、最終日の群馬県~埼玉県~東京都も同様に雨が降る予報となっています。




補給・寄り道について
今回のルートはすべてがフォトチェックなため、各自のタイミングで休憩と補給を入れる必要があります。だいたい50km〜70kmに一度のペースで補給に立ち寄る予定ですが、具体的にどこに立ち寄るといったことは決めていません。
また、山岳コースのため仮眠用の貯金を作るのがやっとではないかと考え、時間の掛かる寄り道は考えないことにしました。貯金次第でルート上で見かけたコンビニやお店に入り食事をする予定です。
ただし、せっかく下呂温泉を通るので温泉には入りたい。ちょうどルート上に公衆浴場があるので、時間があれば立ち寄ろうと思っています。
今回の装備について
これらの事前調査を踏まえ、装備を選定していきます。
自転車に取り付ける基本装備は過去の200~600kmブルベでほぼ変化はありませんが、サドルバッグは一番大きなものを持っていきます。

続いて衣類についてです。寒暖差が激しくレイヤリングが難しいですが、ブリンヤのベースレイヤー+長袖インナー(気温に応じ薄手・裏起毛を使い分け)+サイクルジャージをメインに運用。寒かったら、モンベルのレインジャケットを羽織ります。
グローブは指抜き、フルフィンガーの2種を持っていく予定です。
雨対策は必須なので、モンベルのサイクル レインパンツやシューズカバーなど一式を持っていきます。
また、今回ドロップバッグは使いません。2日目の宿はホテルですが、もともとは快活CLUBにするつもりだったので、必要な物はすべて積載して走行する予定です。
以下に今回の装備リストを掲載。テンプレートは東京⇔大阪キャノンボール研究からダウンロードしました。ばるさんの書く記事は分かりやすくまとめられていて、いつも参考にさせていただいています。
以上が準備編。次回から走行レポートに入りたいと思います。
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