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【PBP2023実走レポート②】WP1:モルターニュ=オー=ペルシュ~PC1:ヴィレンヌ=ラ=ジュエル

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

ブルベの最高峰、パリブレストパリに参加してきました。PBP2023の実走レポート②では、WP1:モルターニュ=オー=ペルシュからPC1:ヴィレンヌ=ラ=ジュエルまでの83kmの様子をまとめています。

実走レポート①はこちらから。

WP1(119km地点):モルターニュ=オー=ペルシュを出発

WP1を出発したのは23時10分頃。滞在時間は約30分でした。計画表でも30分の滞在を見込んでいたので、予定通りと言えます。

ただ、これは偶然で、当初考えていた「スマホのタイマー設定で滞在時間のリミットを知らせる」という対策は実施していません。それに気付いた時には既にご飯を食べている最中。今後も忘れるだろうと諦めました。

WP1で行ったことは、トイレ、食堂での食事、水の補給の3つ。食堂は前回のレポートで書いたので割愛します。

なので、まずはトイレ。トイレは建物内のトイレが利用できました。このWPの本来の機能は文化センターです。なので、日本の公共施設にあるトイレの規模に近く、ある程度の人数は捌けるものの、PBPのように多くの参加者が詰めかけると行列ができるかもしれません。

また、水はミネラルウォーターを買うこともできますが、外にある水道で補給することにしました。

初めは若干抵抗のあった水道水ですが、以降、頻繁に使うようになります。私設エイドで提供される水も、恐らくは水道水。日中は暑さとの戦いですし、早めに慣れておいた方がよさそうと判断しました。

ここから先、飲み水にはパラチノースと麦茶の素を入れています。水を飲むだけでカロリーとミネラルが補給できるので重宝しました。

再出発の際、出口が分からなくて入口の方に向かって行ったら、観客やスタッフさんが「違う!違う!あっち!」と出口の方向を教えてくれ、慌てて引き返しています。

無事に出口のゲートを通過しリスタート。次は約83㎞先のPC1ヴィレンヌ=ラ=ジュエルです。獲得標高は約670mで、起伏の比較的少なめな平坦区間のようです。

WP1を出発し、少し走ると町灯りが消え、真っ暗な田舎道になります。それでも、点々とリアライトの灯りが見えますし、後方から足の速い人や小規模な集団が抜いていくので、心細さもありません。

大規模トレインに乗車

マイペースに進んでいたそんなとき、「あ、ノブさんだ」と声が聞こえ左側を見ると、日本人数名を含んだ集団が追い越していきました。速度もほどよい感じだったので、その最後尾からトレインに乗せてもらいます。

最初は10人くらいの集団だったかと思うのですが、あれよあれよと乗っかる参加者が増えていきました。

恐らく、1度だけ信号に捕まったことが理由と考えられますが、多いときは40~50人くらいの大集団になって走っていたように思えます。

ツール・ド・フランスのプロトンのような密集ではないものの、大きな集団の中にいると風の抵抗が段違いです。Zwiftのドラフティング効果よろしく想像以上に楽に走れてしまいます。上手く風を遮れれば、軽く漕いで後は惰性で進む、それを繰り返せるくらいです。その恩恵に一度でも預かると、離れがたくなりますね。

ただ、意図を持って集団になっている訳ではないので、しばしば集団の分裂は起こります。残るか前に追いつくかは各自の判断。集団が分かれたときは常に前に追いつく判断をしていました。

こうしてしばらくの間、大集団の中で走っていましたが、そもそも集団で走った経験がないため、その中での補給には気を使いました。万が一、ボトルを落とせば大惨事になりかねません。今回はボトルの飲み口が汚れないようキャップ付きにしたことで動作が一つ増えているので、その懸念はなおさらでした。

集団が落ち着いた頃に日本人の方と話をする機会があり、どうやら佐久400でお会いした方だったようです。このPBPでは「ブログ見てます」と言ってくれる方が多く、とてもモチベーションになりました。本当にありがとうございます。

約83㎞の行程のうち、50㎞くらいを集団内で過ごしたでしょうか。PC1に近づくにつれて散けていき、PC1手前の残り10kmくらいからは再びソロになりました。

集団の恩恵は素晴らしいですが、正直なところ、ソロの方が気が楽です。落車で人を巻き込む危険もなく補給も容易。町に入るとPBP関連のオブジェを見かけたとき、立ち止まって写真を撮ったりするのにも便利ですし。

PC1(203km地点):ヴィレンヌ=ラ=ジュエルに到着

走っている間にいつの間にか日を跨いでおり、8/21日(月)午前2時20分頃にPC1のヴィレンヌ=ラ=ジュエルに到着です。大集団によるドラフティング効果のためか、予定より1時間半も早くやってくることができました。

小規模トレインであれば交代で先頭を引いた方がよいのでしょうが、ごちゃごちゃの大集団の先頭で高い巡航速度を維持して引けるほどの力はありません。少し申し訳ない気持ちもありますが、乗せてもらったことに感謝しつつ、PCのゲートを通過します。

駐輪場は道の左右に別れてラックの設置された、細く縦長の構造でした。エリア毎にアルファベットが割り振られていたので、それを覚えておきます。

ラックに停められない特殊な自転車は、別に駐輪スペースが設けられています。ベロモービルがまとまって停まっている姿はPBPならでは、かもしれませんね。

200㎞走ってようやく1つ目のPCです。まずはコントロールとなっているテントへと向かいます。ここに10名近いスタッフさんが待機していて、ブルべカードをチェックしてくれるわけです。

その殆どがご年配の方。「ボンジュール(もしくはボンソワール)」と挨拶をしてカードを渡し、判を押して返してもらうときは「メルシー」とお礼を言うことを心がけています。些細なことですが、大事ですよね。

これを往路と復路で集めていくわけです。道のりはまだまだ長い……。

続いて、食堂へとやってきました。ここで休憩していく参加者が多いのか、WP1に比べ混み合っていました。

貯金は十分ありますので、ここでも食事をしていきます。ただ、積み上げられた大量のパンを見て「なるほど、そうきたか」と身構えます。WP1では肉や魚料理が選べましたが、ここはパンがメインのようです。しかも、甘いパンばかり。それに飲み物もコーラなど甘いものばかりでした。

結果、甘いパン2つとコーラとなりました。食堂で提供される食事はどこも同じようなメニュー構成と思っていましたが、各PC・WPで違うようです。仮にこれが続けば栄養が偏りますし、塩分不足になりますね。

とりあえずお腹を満たしたら、足りてない栄養素はサプリメントで補給。すでに1ブルベ(200km)を走っているので、ビタミンにミネラル、プロテイン、クエン酸、カルノシンを摂取し、体に対し回復を促しておきました。

出発の前に外にあった仮設のトイレへと立ち寄ります。コントロールに向かう途中に見かけていましたが、工事やイベントなどで使われるような簡易便所で、用を足したら、足元にあるボタンを踏むと水が流れる仕組みになっていました。

ここにはトイレットペーパーも備え付けがありましたが、今後、トイレではおしりセレブが活躍するようになります。

今回のレポートはここまで。次回はPC2のフージェールを目指します。

ブルベレポート
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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