こんにちは。ノブです。
初めてオリジナルサイクルジャージを作成しましたので、その過程と業者の特徴について紹介します。今回は、「Dream-brother」という業者を利用しました。
業者「Dream-brother」の特徴
オリジナルジャージを製作するメーカーはいくつもありますが、「Dream-brother」は次のような特徴を持つ業者です。
- 1着からの注文が可能: 小ロットでの製作が可能で、まずは1着から試せるのが大きな魅力でした。
- 安価: コストパフォーマンスが高く、リーズナブルな価格でオリジナルジャージを提供しています。
- 短納期: 注文から納品までのスピードが速く、すぐに手元に届くのも魅力に感じました。
業者名 | 注文 | 納期 |
Dream-brother | 1着から | 約21日 |
VALETTE | 3着から | 約25日 |
Champion System | 5着から | 約28日 |
ちどりざくら | 1着から | 約28日 |
SUNVOLT | 3着から | 約30日 |
ONYONE | 1着から | 約40日 |
WAVE ONE | 3着から | 約50日 |
Pearl Izumi | 3着から | 約60日 |
デザインと制作過程
続いてジャージのデザインについて。以下の方法で行いました。
デザイン案の作成:
各メーカーでオリジナルジャージのテンプレートを公開していて、その中でONYONEのテンプレートが使いやすかったので、それをベースにし、自分でデザインを起こしました。
ロゴは、当ブログのサムネイル画像でも利用しているCanvaで作成。素材が豊富で、組み合わせるだけで簡単にデザインを起こすことができ、それらをSVG形式で出力しています。
ロゴを作ったらテンプレートへ埋め込みます。当初はInkscapeを使用していましたが、入稿するにあたってレイヤー構造がAI形式に落とし込めなかったので、最終的にAdobeのIllustratorに切り替えました。
入稿とデザインの作成:
AI形式のファイルを業者に入稿後、業者のデザイナーが3Dモデルと本番用データを作成してくれました。その内容を確認して修正依頼を繰り返し、最終案を固めていきます。
注文内容と納品
発注:
SサイズとMサイズの2着を発注。注文前に試着サンプルを借りればサイズ感を確認することもできましたが、有料のため利用しませんでした。予備が1着欲しかったというのも、2着発注した理由の一つです。
納品:
注文から3週間ほどで出荷連絡がありました。納品されたジャージは肌触りが良く、発色も非常に良好です。また、サイズ感も一般的なサイクルジャージと比較しても差はありませんでした。
不具合と業者の対応
不具合内容:
納品されたジャージの2着のうち、Sサイズのバックポケットの右側が未縫製という思いも寄らない事態が発生。流石にこのままでは使用できないので、返品と修繕を希望しました。
業者の対応:
返品することなく、無料で1着分を再作成してくれました。この対応には満足しています。
「Dream-brother」を利用した感想
良かった点
作業のスピード:
注文から納品までの作業が非常に迅速でした。デザインの修正もすぐに行ってもらえ、発注から納品も早かったです。
- 7/9:申込
- 7/11:デザイン初稿完成
- ~:デザイン修正
- 7/16:発注
- 8/6:納品と不具合連絡
- 8/21:再納品
3Dでのデザイン確認:
デザインを3Dで前後左右の4方向から確認できるため、実際に着たイメージを連想しやすく、非常に便利でした。
不満だった点
デザイナーのクオリティ:
初稿では、ロゴの位置のズレ、レイヤー順序の違い、縫製ラインに文字が重なるといった、デザインの仕上がりに不満があり、非常にストレスでした。
品質の問題:
納品されたジャージには未縫製の部分がありました。ですが、無料で再作成して貰え、問題発生後の対応については満足しています。
まとめ
今回、初めてサイクルジャージを作成しました。「Dream-brother」はコストパフォーマンスや作業スピードの面で非常に優れた業者ですが、デザイナーのクオリティや製品の品質管理においては改善してもらいたいなと思いました。
それでも、問題が発生した際の対応が良かったため、全体的には満足。でも、商品やサービスおける「安かろう悪かろう」という諺どおりではあったので、業者の選定は大事だなと、良い教訓になりました。
次回、オリジナルジャージを作るなら、じっくり検討して選びたいですね。
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