こんにちは。ノブです。
雨天ライドでは靴が濡れて、靴下が雨水でぐちゃぐちゃになり不快な思いをすることがよくあります。そうしたとき、役に立つのがレインシューズカバーです。シューズを防水加工された生地が覆うため、雨水の浸透を防いでくれます。
レインシューズカバーはサイクル用品メーカー各社が出していますが、今回は、アウトドアメーカーのモンベルが販売しているレインシューズカバーをレビューしていきたいと思います。
モンベル サイクルレインシューズカバー
出典 モンベル公式サイト
購入動機
急遽発生した台風14号が関東に接近することになり、雨天ブルべ対策としてシューズカバーの調達が急務となりました。当初は100均にあるビニール製のシューズカバーで十分と考えていて、近くの100円ショップを探したのですが、その日に限ってなぜか置いていない。3件ほど探し歩いたところで諦めてモンベルを訪れた際、このシューズカバーを発見し、防水グローブとまとめて購入することにしました。
外観レビュー
まずは外観レビューから。こちらのシューズカバーにはドライテックというモンベル独自のポリウレタン素材を使って防水性と浸湿性の両立を実現し、ストレッチ性も高いことが特徴のようです。
内側はこんな感じ。外側同様にストレッチ性がありサラサラとした質感です。右上にサイズタグがありますが、XSを購入。このサイズが後で面倒な事態を引き起こします。
靴底は前方と中央2か所にゴム製のグリップが付いていて、ビンディング・ペダルに対応したデザインになっています。
後ろには反射材がありました。ナイトライド時の視認性にも一役買っていますね。
足首部分は滑り止めが付いていて、ずり落ちにくくなっています。
このようなポーチも付属しています。収納して持ち歩けば、いざという時に役立つかも?
使ってみての感想
使う前にひとつやらかしました。サイズ(XS~XL)が靴底長で分かれていることを購入時に認識せずに自分の足のサイズで買ってしまいました。シューズに履かせてみるとキツすぎて左右のファスナーが引っかからない。力技でファスナーを締められるようになりましたが、ジッパーは最後まで上がらない状態。悪戦苦闘してどうにか使用できそうな形まで持っていくことができましたが、かなり引っ張ったので耐久性は下がっただろうなぁ……。
購入するなら、自分が使うシューズの靴底の長さを測ってからにしたほうが良いですね。
実際の防水性についてですが、流石はモンベル。足の甲や側面部分は雨を確実に弾いて浸透することはありません。また足首辺りまでカバーされるので、レインパンツを被せるように履けば足首からの浸水も防げました。
ですが、靴底にはクリートがあり、その隙間まではカバーされていないので、跳ねた雨水が靴底から浸透して靴下が濡れてしまいました。これはシューズカバーのせいというよりもクリート付きシューズの宿命みたいなものであり、靴底から浸透しないよう何らかの対策(靴の中敷との間に目張りとか?)をすれば防げるのかもしれません。
まとめ
今回、モンベルのレインシューズカバーを使ってみて、靴底から雨水が浸透したものの仕様通りの防水効果を体感することができました。ただ、ビニール製のレインシューズカバーでも同じような防水効果は得られたでしょうし、そちらの方がコストパフォーマンスも上です。
確かに見た目は良く、薄手のビニールよりも破れにくいというメリットはありますが、足が濡れる不快な思いから解放されるためにどれだけのコストを掛けられるかで、このシューズカバーの評価は変わりそうな気がします。
ともあれ、レインシューズカバーとして出来は良いですし、気になる方はチェックしてみてください。その際は、サイクルシューズの靴底の長さを測っておくことをお忘れないように。
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