サイクリング中の怪我の応急処置にファーストエイドキットを携帯しよう!

旅のノウハウ・ガイド

こんにちは。ノブです。

何があっても生きて自力で帰還する。それは旅をする人が持つべき必要最低限のスキルです。それはサイクリストだって例外ではありません。
旅先で不測の事態が起こり、怪我や体調不良に見舞われた時に何をするべきでしょうか。まずは自身の状態を確認し、より悪い事態にならないよう応急処置を施すことが先決です。そのために持っておきたのが『ファーストエイドキット(First-Aid Kit)』、いわゆる救急箱です。

ファーストエイドキットを持つようになったきっかけ

主に登山やキャンプなどアウトドアユーザーが持つイメージで、サイクリングとは紐づきにくいように思われるかもしれません。きっかけとなったのは、2019年に行った日本一周自転車旅です。半年以上の長旅となれば、通常のサイクリングとは異なるサバイバルな事態が待っているはず、と用意したのがはじまりです。実際、風邪を引いたり、転んで怪我もしました。持っておいて正解だったと今は思えます。

以来、ロングライドをするときは、必ずと言っていいほど携帯するようになりました。

救急セットはどうやって携帯する?

救急セットを持ち運ぶ時、必要になるのがファーストエイドポーチです。普段使っているファーストエイドポーチは、Burton JPN ZIP PASS WALLET。ウインタースポーツ用のポーチでリフト券を入れたりするパスケースです。

たまたま家にあったものを流用しただけですが、細かく仕切りがあり、かつ止水ジッパー付きの撥水仕様となっていたので、薬の携帯に良さそうとファーストエイドポーチとして流用しました。

使ってみると丁度いいサイズ感で、今もサドルバックやサイクルジャージの背中ポケットにも入れられて重宝しています。

ただし、ファーストエイドキットは誰が見てもそれが救急箱だと分かることが重要なため、赤またはオレンジがベストです。

なので、複数人で走ることがメインの方は、自分以外でもそれが救急箱だと判別ができるよう工夫するか、一般に売られているファーストエイドポーチを利用した方が良いと思います。

一般に売られているものだと、ドイターのファーストエイド キット アクティブが小さく便利です。こちらのポーチも持っているので、BURTONのポーチとのサイズの比較してみます。ドイターの方が一回り大きい印象ですね。

大きな違いは奥行。ドイターの場合、生地も柔軟なので多くの物を入れることができます。逆にBURTONのポーチは固めでしっかりとしているので容量は少ないですが、型崩れしないのが良いところです。

ファーストエイドに求めるものって?

さて、いざファーストエイドキットを持ち歩くとして、どこへ、だれと、どのくらいの期間出かけ、どのような状況、症状に対応するべきなのか。それを決めなければ、どんな物を入れていけばよいか判断ができません。もちろん、どんな怪我や病気にも対応できればよいですが、サイクリングで持ち運べる物は限られています。ある程度の割り切りが必要です。自分の場合はひとり旅を前提に以下のように考えています。

擦り傷や切り傷などの軽い怪我や内臓系および風邪の初期症状の緩和させ、帰宅または最寄りの駅まで自走できる状態まで回復が見込めるようにすること。

ファーストエイドはあくまでも応急処置。これを前提に現在使用中のポーチ2種の持ち物を公開していきます。

ファーストエイドキットの中身公開

自走して帰ってこられる距離の場合

Burton JPN ZIP PASS WALLET

落車など事故の外傷対応

①消毒液付きガーゼ、②絆創膏(小)、③絆創膏(大)、④小型爪切り、⑤毛抜き、⑥小型ハサミ、⑦フルコートF(抗生物質軟膏)

体調不良時の内服薬

⑧葛根湯、⑨太田胃散、⑩トメダイン、⑪正露丸糖衣A、⑫トラベルミン(酔い止め)、⑬ロキソニン

収納方法

左はメッシュ構造で3層、右側はジッパー式と合わせて2層の区切りがあり、左に内服薬、右側に絆創膏などを入れています。

選定のポイント

怪我より内蔵系のトラブルの方が頻繁に起こると見込んで、どちらかというと内服薬がメインの構成になっています。最近は使うことがあまりないですが、フェリー移動用に酔い止めを常備しています。

このポーチなら必要最低限の物がコンパクトにまとまり、かつ防水仕様なのでサイクルジャージの背中ポケットに入れて走ることもできます。ただ、ポイズンリムーバーが入らない等、人里離れたところへ行くのはちょっと頼りない感じです。なので、このポーチはワンデーライドや1泊2日くらいで使用するようにしています。

泊りがけの長旅の場合

ドイターのファーストエイド キット アクティブ

落車など事故の外傷対応

①ムヒアルファEX(虫刺され)、②フルコートF(抗生物質軟膏)、③ハッカ油(虫除けスプレー)、④ポイズンリムーバー、⑤小型爪切り、⑥毛抜き、⑦小型ハサミ、⑧消毒液付きガーゼ、⑨テーピング、⑩絆創膏(大)⑪絆創膏(小)

体調不良時の内服薬

⑫太田胃散、⑬ロキソニン、⑭トラベルミン(酔い止め)、⑮葛根湯、⑯正露丸糖衣A、⑰トメダイン

収納方法

ドイターのファーストエイドキットは左側は丸々1つの収納になっており、ポイズンリムーバーなど大きな物を詰められます。右側は上層と下層の2層構造で内服薬を入れています。ちなみに真ん中にある左右を区切る布には、緊急時の救助サインやエマージェンシーコールの仕方などが書かれています。

選定のポイント

泊りがけで出かけ、さらに人里離れた道を走ることも考慮し、擦り傷以外に捻挫等に対応できるようテーピング、虫刺され対策にポイズンリムーバーや軟膏を追加し、外傷系のトラブルに対応できるものを多めに入れています。ちなみに①②はどちらも虫刺されに使えます。日本一周中に①を買ってまだ残っているので、一緒に入れていました。

コンパクトながら容量が大き目なので、これなら長期間のソロライドも十分対応可能です。それにポーチ自体に視認性があり、グループライドでのトラブル時にも活用できます。ただ、防水仕様ではないので、包帯やテーピングが雨で濡れてしまう可能性がある点が残念。背中のポケットに入れておくことはできないのでサドルバッグ等に忍ばせるのが良いです。

水の重要性について

水もファーストエイドで必要な備えの一つです。サイクリングではボトルを持っていくことが多いと思いますが、夏場に掛水できるメリットとともに出血を伴う怪我をした場合に傷口を洗うこともできるので、いざという時に重宝しますよ。

エマージェンシーカードも携帯しよう

エマージェンシーカードも備えとして持っておいた方が良いものの一つ。意識不明や重症で話ができないような場合に、氏名や緊急連絡先、過去の病気歴などを書いておくと第三者が当人の情報を把握するのに役立ちます。このカードは、基本的に自身が身動き取れないような深刻な状態で役立つものなので、財布など常に携帯している物の中にしまっておいた方が、万が一の際に素早く見つけてもらえるかもしれません。

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自転車は危険と隣り合わせ。いつ転倒や事故に遭うかわかりません。 万が一事故に遭って意識がなくなってしまった時、自分の持病や服薬している薬、緊急時連絡先などを明記しておくのがエマージェンシーカード。 レースに参加する際やサークルなどの走行会に参加する際にも携帯が推奨・必須になっている場合もありますね。

まとめ

このようにどこへ、どの期間、誰といくかを考えながら選定すると、必要な道具をコンパクトにまとめることができます。最近はコロナ禍でソロライドをする方が増えてきていると思いますので、万が一に備え、自身に合ったファーストエイドキットの準備をしてみてはいかがでしょうか。

ファーストエイドキット購入リスト

最後に。上の写真だけだと効能等わかりくいものもあるかと思いますので、これまで紹介した応急手当グッズを列挙しておきます。ドラッグストアで買える物がほとんどで、それ以外ここに載っていない消毒液付きのガーゼ、テーピングは100均で揃えています。

外傷系

ムヒアルファEX

フルコートF

ハッカ油Pスプレー

ポイズンリムーバー
ワンタッチパッドLサイズ
バンドエイド
エチケットセット

※所持している物が見当たらなかったので、類似品です。エチケットセットだと小型のケア用品が入っていて便利です。

内服薬

トメダインフィルム

正露丸糖衣A

太田胃散

トラベルミン

葛根湯

ロキソニン

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ノブ

『ろんぐらいだぁす!』をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプとサブカル好きなサイクルツーリスト。
 
グルメと絶景を求め各地を巡るロングライド自転車旅行記にブルべ挑戦記、サイクリングの便利グッズやキャンプギアのインプレ、自転車関連の書籍や映像作品のレビューをブログ『ツール・ド・気ままに』で公開中。
 
'19年に日本一周15,594km(172日間)を完走。'20年はブルベ初参加とSR獲得。ブルベの最高峰PBP完走が今の目標です!
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
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