こんにちは。ノブです。
ロードバイクを買ってからサイクリングにハマり、日本全国を旅してきました。そして、気付いたことがあります。どこもかしこもご飯が美味しい。自転車で走って腹ペコになった状態なら、その美味しさは無限大。空腹が最高のスパイスとはよく言ったものです。
以来、ご当地グルメや郷土料理など、その土地ならではの食べ物をいただくことが、旅の楽しみの一つとなりました。
今回は旅のまとめ記事。東北グルメ編です。
青森県の郷土料理・ご当地B級グルメ
青森市 『味の札幌 大西』で味噌カレー牛乳ラーメン
『味の札幌 大西』。店名を不思議に思ってしまいますが、青森で有名なご当地ラーメンのお店です。
名物は味噌カレー牛乳ラーメン。味噌とカレーと牛乳という、一見横暴な組み合わせに見えますが、そこは腕前。うまいこと調和してピリ辛でクリーミーな旨味を感じます。
中太の黄色いちぢれ麺という札幌ラーメンっぽさもありながら、独自に進化を遂げた青森のラーメンでした。
店舗情報
https://www.oonishi0024.co.jp/
大間崎 食堂『海峡荘』の『マグロの中落ち丼』
大間と言えばマグロ。本州最北端の碑のある大間崎には食堂がいくつかあり、そのうちのひとつ食堂『海峡荘』では『マグロの中落ち丼』を注文しました。
マグロの一番大きな骨である中骨の周りについている身を集めたこの丼は、赤身の旨味がしっかり味わえるし、脂も乗っていて美味かったです。
水温が低くなってくる秋から冬にかけてがマグロ漁の最盛期。 その時期のマグロは脂が乗っていて抜群に美味しいとのこと。最高のマグロを食べたいなら、マグロの旬の季節を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
https://oma-wide.net/menu/minshukukaikyousou/
横浜町 『トラベルプラザサンシャイン』でホタテ・ナマコアイス
菜の花で有名な横浜町は、ホタテやナマコも特産。はまなすライン沿いにある『トラベルプラザサンシャイン』ではナマコ料理が食べられます。写真はナマコのアイス。コリコリとした食感が新感覚なアイスでした。
ホタテアイスにも貝柱が入っていて、ほんのり貝の旨味を感じることができました。こちらもおすすめです。
店舗情報
横浜町 『湧水亭』の豆腐料理
陸奥半島を南北に走る国道279号線沿いにある豆腐茶屋『湧水亭』。湧き水を使った豆腐料理が絶品のお店です。田楽のように豆腐の味をしっかりと味わえるものから、お団子などの豆腐スイーツも豊富。1本から購入可能なので、手軽に食べられるのも良いですね。
お店の前にある小さな神社では、豆腐を作るのに使われている湧き水が無料でいただけますので、サイクリングの途中の補給にも打ってつけのグルメスポットです。
店舗情報
八戸市 陸奥湊駅前市場の朝市
八戸港の水揚げ高は全国10位(令和2年)。そんな大きな漁港なら朝市があってご飯が美味しいはず。そう考えて陸奥湊駅前市場を訪れました。
この市場では場内から総菜を買ってきて、奥のカウンターでごはんと味噌汁を注文して自分で定食を組み立てるようです。クラシックな和朝食から豪華な海鮮丼まで、組み合わせは自由自在。どれも美味しそうでしたが、甘エビの味噌汁は注文して正解でした。出汁が美味かった。
店舗情報
https://visithachinohe.com/stories/mutsuminato-ekimae-asaichi/
岩手県の郷土料理・ご当地B級グルメ
盛岡市 『東家 大手先店』で名物『わんこそば』
わんこそば。テレビ番組などで度々取り上げられるので全国的に有名な盛岡の名物です。「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん」という掛け声とともに、お給仕さんによって手元のお椀にひと口分ほどの蕎麦が投げ込まれます。
薬味で味を変えつつ蕎麦を掻き込み、食べ終えると何杯完食したかが書かれた証明書が貰えます。サイクリングでお腹を空かせた我こそはと思う方は是非チャレンジしてみてください。
店舗情報
盛岡市 冷麺発祥の店『食道園』
盛岡市のご当地グルメといえば冷麺が有名ですよね。盛岡市には冷麺発祥の店『食道園』があり、日本一周中に食べに行ってきました。
ちょうどお昼時だったので半冷麺付カルビランチを注文。あっさり目の冷製スープは辛さと酸味を調節しつつ、コシの強い麺との相性も絶妙でした。
そして焼き肉屋だけあって、カルビも美味しかったです。昼ご飯から焼肉って贅沢ですよね。味付け肉を溶き卵に付けて食べるというのは初めてでしたが、すき焼き風のまろやかさが加わり絶品でした。
店舗情報
盛岡市 『じゃじゃめん家 羽琉』で盛岡名物『じゃじゃ麺』
盛岡には冷麺以外に名物麺料理の『じゃじゃ麺』があります。特製の肉味噌とキュウリとネギが添えられた冷麺に並ぶご当地麺です。
オススメの食べ方を見ながら食べてみましたが、ジャージャー麺とは別の麺料理ですね。お酢が効いてサッパリ食べられます。
残った具で作る『ちーたん』も優しい中華スープみたいで美味かった。
店舗情報
釜石市 『新華園 本店』で『釜石ラーメン』
釜石にはご当地ラーメンの釜石ラーメンが有名です。釜石ラーメン発祥の店として長年市民に親しまれてきたのが、新華園です。
細いちぢれ麺に透き通ったスープのあっさり系のラーメン。漁師を待たせない早く茹で上る細麺を使用したのがきっかけなのだとか。くどくないのでスルスル食が進み、程よい塩梅で美味しかったです。
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宮城県の郷土料理・ご当地B級グルメ
気仙沼市 道の駅『大谷海岸』で気仙沼B級グルメ『気仙沼ホルモン』
道の駅『大谷海岸』にあるレストラン『ビーチメモリー』はご当地グルメの宝庫です。
『ふかひれラーメン』にメカジキの入った『気仙沼カレー』、それに『気仙沼ホルモン丼』の3つで悩みましたが、今回は気仙沼B級グルメの『気仙沼ホルモン』が食べたくて丼にしてみました。コリコリのホルモンがどっさりで、タレがご飯にも染みてガッツリ系で美味かったです。
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石巻市 道の駅『上品の郷』の『金華サバ』
石巻市のブランドの金華サバ。その由来は、牡鹿半島の東に浮かぶ「3年続けて参拝すれば一生お金に困らない」される金華山から。その辺りは親潮と黒潮が出合う潮目で、脂の乗った鯖が育つ漁場となっています。
道の駅『上品の郷』ではブランド鯖『金華サバ』の漬け丼をいただきました。口の中に広がる脂の旨味を堪能できました。
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村田町 『森の芽ぶき たまご舎 ファームファクトリー』の『ふわもこスフレのオムライス』
道の駅『村田』に隣接する『森の芽ぶき たまご舎 ファームファクトリー』も、どの料理を食べようか真剣に悩んだお店のひとつです。
悩んだ末に『ふわもこスフレのオムライス』を注文。ふわっと消えるような卵の食感とケチャップライスがほどよいバランスです。底にはお焦げができていたりして、それもまた良し!
店舗情報
http://www.tamagoya.gr.jp/?tid=2&mode=f12
蔵王エコーライン 『こまくさ平』の芋の子汁
旅の道中、蔵王エコーラインを宮城県側からヒルクライムしたのですが、登るにつれて雲や霧に覆われとても寒く、残り3km地点のこまくさ平のレストハウスで休憩しました。
その際に注文したのが、味噌仕立ての芋の子汁。里芋の入った芋の子汁は、東北地方の冬の名物詩とされる家庭料理で、特に有名なのが山形の芋煮。里芋もホクホクで体の芯から温まりました。
店舗情報
秋田県の郷土料理・ご当地B級グルメ
にかほ市 道の駅『象潟ねむの丘』の『ハタハタの天丼』
秋田の県魚であるハタハタ。塩焼きや煮付けにしたりと調理法は様々ありますが、道の駅『象潟ねむの丘』で食べたのは、ハタハタ天丼です。淡白なハタハタの身はサクッと揚がっていて、甘辛い天つゆがよく合いました。
店舗情報
https://www.kisakata.nemunooka.jp/
秋田市 『佐藤養助』の『稲庭うどん』
秋田のご当地グルメには、日本三大うどんのひとつ稲庭うどんがあります。訪れた老舗の『佐藤養助』は、なんと万延元年(1860年)創業。いただいたのは稲庭うどんと比内地鶏の炊き込みご飯です。コシのある細いうどんは喉越しよく、ご飯も鶏の旨味がしっかり感じられ、漬物は『いぶりがっこ』と秋田名物を一度に三つ味わえました。
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ババヘラアイス
秋田には名物のババヘラアイスがあります。おばあちゃんがヘラで作るからババヘラなのだそう。イチゴ味とバナナ味のシャーベット状のアイスでした。
露店販売が主で、観光地に行けば必ずおばあちゃんがこのアイスを売っていますので、見かけたら秋田のソールスイーツを食べてみてください。
店舗情報
http://babahera.net/index.html
男鹿市 『寒風山山頂の展望レストラン』にて『比内地鶏の親子丼』
秋田県の男鹿市にある寒風山をヒルクライムし、お昼に展望レストランで比内地鶏の親子丼をいただきました。地鶏の旨味がぎゅっと染み込んだご飯を口いっぱいに頬張るのって最高ですね。飲み水も寒風山の湧き水でキンキンに冷えていて美味しかったです。
店舗情報
https://www.akita-chuoukotsu.co.jp/kanpuzan/category02_004.html
山形県の郷土料理・ご当地B級グルメ
山形市 『ラーメン&カレーアッキー』で山形名物『冷やしラーメン』
山形県の名物『冷やしラーメン』は山形市内で食べられるB級グルメ。発祥はラーメン店の『栄屋本店』で、初代店主がお客さんの「夏に蕎麦のように冷たいラーメンを食べたい」の一言がきっかけで誕生。冷たいスープでも油が固まらない工夫が凝らされていて、スープは醤油味で、冷やし中華のように酸味は強くありません。
山形駅前の『ラーメン&カレーアッキー』で食べた冷やしラーメンは、冷製の醤油スープはあっさりだけど旨味やコクが感じられ、冷水で締められた縮れ麺の歯ごたえも良く、とても美味しかったです。
店舗情報
米沢市 道の駅『米沢』で『米沢牛の三種盛り丼』
米沢市の道の駅『米沢』でいただいたのは、地元のブランド米沢牛の三種盛り丼です。ローストビーフ、時雨煮、ステーキがどんぶりに乗り、肉の旨味をこれでもかと味わえます。この3つの中ではローストビーフが一番好みな味でした。
店舗情報
https://michinoeki-yonezawa.jp/
鶴岡市 『蕎麦きり風土』の『麦切り』
鶴岡市では、『蕎麦きり風土』で鶴岡名物の大麦粉を使った『麦切り』をいただきました。麦切りとは短い麺のことで、注文したのはスダチ入りの麦切り。口の中にスルッと入って、爽やかな酸味が広がる夏の麺は絶品でした。
店舗情報
https://www.bloom-net.jp/c-shoku/01fudo/fudo.html
福島県の郷土料理・ご当地B級グルメ
猪苗代町 道の駅『猪苗代』で『麗山高原豚のソースカツ丼』
猪苗代湖の湖畔にある道の駅『猪苗代』では、ブランド豚の麗山高原豚を使ったソースカツ丼を注文しましたが、これが大当たりでした。
ソースがしみしみな豚カツは分厚く、噛み締めるとソースと肉汁がじゅわっと口いっぱいに広がります。ご飯も猪苗代産でご当地グルメを堪能しました。
店舗情報
http://www.michinoeki-inawashiro.co.jp/
南相馬市 道の駅『南相馬』で『浪江やきそば』
第8回B-1グランプリで見事優勝した浪江町のB級グルメ『なみえ焼そば』。2019年に福島県を訪れたとき、その味をお隣の南相馬市でいただくことができました。
シンプルな見た目ですが、もっちりとした食感の太麺が食べ応えがあり、モヤシのシャキシャキ感も心地よく、美味しかったです。
店舗情報
http://www.nomaoinosato.co.jp/
福島市『まるせい果樹園農家カフェ森のガーデン』の桃パフェ
福島市の北部にある『まるせい果樹園農家カフェ森のガーデン』では、季節に合わせたフルーツパフェを提供しています。訪れた9月は桃が最盛期。大ボリュームな桃パフェを食べることができました。完熟の桃が丸々一つ使われて、中のアイスがまったく見えません。崩さないように食べるのに苦戦しましたが、秋の味覚を堪能しました。
店舗情報
https://www.maruseifukushima.com/
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