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【200kmブルベ百周年記念】2022BRM911尾道・しまなみ・風和里【実走レポート】

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

BRM200百周年記念ブルベ。

本来は2021年開催だったのですが、コロナの影響で1年延期となってしまいました。今回はその記念ブルベの一つ、AJ広島主催のBRM911尾道・しまなみ・風和里に参加してきました。

走行データ

Ride With GPS

Relieve ライド動画

Garmin 走行データ

ブルベ走行レポート

午前5時にスマホのアラームの音で起床。昨日は22時前に就寝したので7時間近く眠れました。早速、体温を測定し平熱であることを確認して誓約書に記入します。

昨日のうちにコンビニで買ったおにぎりを食べつつ荷物をまとめ、去年購入した200kmブルベの百周年記念ジャージに袖を通します。ようやくこのジャージが着ることができたことで、今日のブルベに向け気合いが入りました。

午前5時45分にホテルをチェックアウト。すぐ近くの向島行き渡し船乗り場に到着すると、すでに大勢の参加者が集まっていました。

反射ベストを着た集団がいる光景はちょっと異質で、乗り場の係の人から「なにかのイベント?団体さんは10円安くなるよ」と声を掛けられるくらいです。ブルベは個人参加のイベントなので、やんわりとお断りしておきました。

この乗り場で、FORTUNAジャージの参加者に出会いました。Twitterでよく見かけたロードバイクだったので声を掛けると、やはり、そんじさんでした。ブルベ初参加とのことですが、先日は乗鞍を登って日本海まで走っていた方なので、まず間違いなく完走できることでしょう。

向島へ渡り、会場となる『有道ふれあいセンター』へやって来ると、スタート受付待ちの大行列ができていました。この光景はなかなか見る機会はありません。本当に大所帯なブルベなのだと実感します。

それでもAJ広島スタッフさんの人海戦術でみるみるうちに捌けていき、COCOAアプリと誓約書を提示してブルベカードを受け取ることができました。


ここまでは順調だったのですが、まさかの雨が降ってきました。昨日までは晴れ予報だったので完全に想定外です。雨はそこまで酷くならないようですが、台風12号が発生しているので、その流れ弾が飛んできたのかもしれません。

雨は降り続けていますが、予定通りにブリーフィングは行われます。走行における諸注意などを説明の中で、どでかい200km記念メダルが出てきたときは、会場が「おお!」と湧きました。

最後は記念撮影をして、ブリーフィングは終了。思えばブルベ出発前に記念撮影をしたのは初めてでした。

※写真はAJ広島スタッフさん撮影

小雨の降る中、午前7時にブルベスタートです。今治までは、主にしまなみ海道の主要ルートを通ることになります。過去に何度も通ってきた道ですし、道路にはブルーラインが引かれ案内表示も多いので迷うことはありません。

因島へ向かうため、因島大橋の入り口へ差しかかりました。緩やかな登り坂が続き、道幅が狭くなる区間です。懸念していた交通量ですが、午前7時過ぎだと一般サイクリストはほとんどおらず、かなり手前から参加者が上手くばらけたので、混み合うことなく橋を渡りきることができました。

因島に入ると、ここでメインルートを逸れて島の外周を走ります。短い坂が一つあるだけでそれ以外はド平坦。メインルートの方がダラダラ登るので、外周を走った方が楽な気さえしました。

因島からは生口橋を渡って生口島へと渡ります。序盤に降っていた雨も、橋に近づく頃には上がってくれました。

生口橋を渡ってからは島の北側を進み、瀬戸田の街並みを通り過ぎていきます。途中、トイレ休憩を挟みましたが、しまなみ海道は至る所に公衆トイレが設置されているので、安心してサイクリングができる環境が整っていることに改めて気付かされます。

生口島の次は大三島へと向かいます。多々羅大橋の入り口付近はレモン谷と呼ばれていて、辺り一面レモンの木だらけ。レモン怪獣なるオブジェも最近設置されました。

多々羅大橋を渡る途中で愛媛県へと入りました。最初のチェックポイントはこの橋を渡ったすぐそばです。

37.9km地点:フォトチェック1:道の駅 多々羅しまなみ

午前8時35分頃に、フォトチェック1の『道の駅 多々羅しまなみ』に到着。すでに先着していた参加者らが証跡となるサイクリストの聖地前で写真を撮っている様子が窺えました。


スロープを降りて、サイクリストの聖地前に到着。ここが一番混み合うと見込んでいたのですが、写真はAJ広島スタッフさんに撮っていただけたお陰でサクッと終了。ありがとうございます。

予定では、この道の駅が営業開始する午前9時過ぎに到着し、フードコートで補給をするつもりでした。ですが営業時間前なので、休憩もそこそこに出発します。

道の駅からは島を時計回りに南下して大三島橋を渡り、次の伯方島を目指します。

伯方島では『道の駅 伯方S・Cパーク』に寄り道。ちょうど午前9時と営業時間だったので売店に向かってみたところ、がっつり系の食事はまだ準備中でできないが、ソフトクリームは作れるとのこと。

むしろソフトクリーム狙いで立ち寄ったので願ったり叶ったりです。この日最初のグルメ、伯方の塩ソフトクリームをいただくことができました。


伯方島を走る距離は短く、すぐに大島大橋が現れます。その橋を渡って、大島に入りました。

大島のブルーラインは島の中心部を通るようになっており、ここで初の峠道が待っています。宮窪峠の標高は79m。斜度も緩めですぐに登れてしまう峠ですが、レンタサイクルを押して登る観光客の方を多く目撃するところでもあります。

宮窪峠を下ってから平地が続き、そこから再び登って海沿いへ下るというルート構成。最後の下りでは、四国へ続く来島海峡大橋を望むことができます。

その来島海峡大橋ですが、長さは約4km。中央付近まで緩やかな登りが続いており、どうやらGarminのサイコンはこれをヒルクライムと認識したらしく、残りの距離や傾斜を伝えてきます。

確かに見ようによっては坂なのですが、橋を渡っている真っ最中なのでちょっと笑ってしまいました。

来島海峡大橋を渡りきると、そこは四国。しまなみ海道のブルーラインから逸れて、進路を西へ。今治から松山へ伸びる国道196号線、通称『はまかぜ海道』を走っていきます。

このブルベで唯一交通量の多い国道を通ります。ド平坦ですが、ところにより道が荒れている部分もあるので、通行には十分注意したい区間でした。

通行中、反対車線から反射ベストを着たサイクリストとすれ違うようになります。どうやら6時組が折り返しているようです。互いに手を振り合って、ここまでの健闘を称え合いました。折り返しのあるブルベはこの瞬間があるので、個人的にけっこう好きだったりします。

95 km地点PC1:道の駅 風早の郷 風和里

午前11時ちょうどに『道の駅 風早の郷 風和里』に到着。ここがブルベの折り返し地点となっています。


ここにもAJ広島スタッフさんがいて写真を撮ってくれていました。ありがとうございます。

※写真はAJ広島スタッフさん撮影

ここでの証跡は、時計塔と自転車を写真に収めること。PCですから時刻が分かることが重要となります。

ちなみに現在の時刻は午前11時1分なので、約95㎞を4時間で走るというハイペースです。信号の殆どないコース設計と追い風基調で進めたことが大きく影響しているのかも知れません。

せっかく貯金を大きく得て道の駅までやってきたのです。しっかりと補給をして後半戦に臨みましょう。サイクルラックに自転車を置いて、レストランへと向かいました。

注文したのは、北条鯛めし定食(1,350円)。注文して5分くらいで配膳されてきたのはブルベ中では有難い限りです。愛媛の鯛めしと言うと、卵を絡める宇和島鯛めしのイメージでしたが、ここの鯛めしは炊き込みご飯のようです。このオーソドックスな鯛めしももちろん美味いし、お吸い物も鯛の風味がします。刺身も新鮮で最高でした。

食事の後は物産展を覗いていきます。携帯できそうな補給食があったので購入。口当たりも良くさっぱりとした風味で美味しかったです。

道の駅で折り返して、反対車線から来る参加者とスライドしながら『はまかぜ海道』を北上します。これまで恩恵を受けていた風は向かい風に変わるのですが、もともとの風が微風だったためか、そこまで苦しい帰路にはならなそうです。

道中にある太陽石油。ここを通ると写真を撮りたくなります。このダクトの感じが工場萌えですね。

同じ道を引き返して、しまなみ海道へと戻ってきました。まずは来島海峡大橋を渡って大島へと向かいます。

大島では次のフォトチェックポイントへ向かうべく、ブルーラインを外れて亀老山展望公園を目指します。

このヒルクライムが、このブルベ一番の難所です。序盤にいきなり10%前後がやってきて、一度緩まってから再び斜度があがります。観光地のため車が頻繁に行き来しますので、注意が必要です。

また周囲は木々で覆われていて終盤になるまで景観は期待できませんが、その分、ご褒美は格別。残り数百メートルのところにある展望スペースでは、先ほど通ってきた来島海峡大橋を望む大絶景が待っていました。

上の写真の少し手前でAJ広島のスタッフさんがスマホ片手に応援にきてくれていました。どうやら動画用の素材集めをしているようで、後半のキツい区間で待ち構えているというのは流石ですね。疲れた体にムチを打って激坂を登り切りました。

133.5km地点フォトチェック2:亀老山展望公園

13時20分に亀老山展望公園に到着。入り口の看板から約20分ほどで登ってこられました。これで3度目の登頂になりますが、一番キツかったのは日本一周中にパニア装備で登った時ですね。あのときは何度も足を着いて休憩しました。

ここの証跡は亀のオブジェと自転車を一緒に撮ること。もしくは来島海峡大橋と自転車でもOK。念のため証跡は2パターン確保しておきました。

そして、亀老山展望台には絶景以外にもう一つのご褒美があります。それが藻塩ジェラート。ジェラート自体は『しまなみドルチェ』のものですが、藻塩をかけたジェラートはここでしか味わえません。ヒルクライムのツラさが味にアクセントを加えてくれるので、なおさら絶品になります。


亀老山を下ったら、宮窪峠を登って大島の北側へと出ます。これで登りという登りはすべてクリア。後はラストのフォトチェックを済ませてゴールに向かうだけです。

行きとほぼ同じルートを通るため見慣れた景色が続くのですが、それでも飽きないのが瀬戸内の素晴らしいところです。それによく観察すると行きと違うと思えるところを見つけることができます。

例えば、村上海賊が根城にした鵜島の辺りは、思わず足を止めてしまうほど、行きに比べて潮の流れが速く複雑に入り組んでいました。船が折れてしまうほどの難所と言われたエリアで、引き潮や満ち潮で潮の流れも変わるのだそうです。

伯方島、大三島と走り、多々羅大橋までやってきて再び広島県へと入ります。この先はレモンが名産の生口島です。

生口島を時計回りに進み、島の北西の瀬戸田地区に入りました。ここにある耕三寺が最後のフォトチェックポイントですが、随分と余裕のあるペースなので、その前に『しおまち商店街』にある飲食店の一つ『さよ』で補給します。

注文したのは、レモンラーメン。ベースは尾道ラーメンですが、その上に瀬戸田レモンのスライスが乗っています。スープを飲むと醤油の奥からレモンが香ってきます。醤油と柑橘ってけっこう合うんですね。美味かったです。


168.7km地点フォトチェック3:耕三寺山門

食事を終えて、耕三寺山門に到着。山門と自転車を写真に収め、これですべてのチェックポイントをクリアです。時刻は15時25分なので、未だにグロス20km/h近いペースです。しまなみ海道は快適過ぎますね。

この山門前にもスタッフさんが待機していて、訪れた参加者の写真を撮ったりインタビューをされていました。ここまで熱心に撮影している姿が見られるのはAJ広島さんくらいな気がします。自分のインタビューが使われるか分かりませんが、どんな動画が出来上がるのか楽しみです。


耕三寺を出発し、生口島の北側を因島方面へと進んで行きます。その道中にあった『しまなみドルチェ』に立ち寄り、伯方の塩と瀬戸田レモンをいただきました。昨日も食べたのでスルーしてもよかったのですが、10時間切りは目指さずゆっくり進むことにしました。


その後、因島大橋を渡り、向島へと渡ります。

向島まで来ると、ブルーラインもあと少しです。しばらく走ると市街地となり、信号と交通量の多い区間に入ります。

最後の最後、渡し船乗り場の直前にあった『後藤飲料水工業所(後藤鉱泉所)』にも立ち寄りました。購入したのは岩子島産のトマトを使ったサイダー。炭酸と砂糖の甘味の中にほんのりトマトが香って美味しかったです。


船着き場に到着すると、ちょうど船が着いていたのでそのまま乗り込み、乗船料の110円を船頭さんに支払います。

Finish:セブンイレブン尾道土堂店

渡し船を降りてすぐのところにあるセブンイレブン尾道土堂店でゴール。レシートを取得して確認すると、打刻された時間は17時9分でした。所要時間は10時間と9分ですね。12時間でゴールする予定でしたが大幅に早く終えることができました。


その後、ゴール受付会場になっているゲストハウス『会雩(あっこ)』でゴール受付を済ませます。


ブリーフィングで見たデカメダルもあったので、記念に写真を撮ってもらいました。BRM200百周年記念のよい思い出になります。

帰路編

スタッフさんにお礼を言ってその場を後にし、まず向かったのは『天然温泉 尾道みなと館』です。ここはホテルですが日帰りで入浴もできるので、汗を流しておくことにしました。温度も程よくキュッと肌がしまる感覚。いい湯でした。

温泉 | 尾道 天然ラジウム温泉 宿泊 | 尾道みなと館
坂のまち尾道、瀬戸内の海と鳴滝山などの山々に囲まれた、自然豊かな土地に天然温泉施設ができました。しまなみ海道からのサイクリングや、観光の際の宿泊に、ちょっとした休憩にとぜひご利用ください。 皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

新幹線まで時間があったので、昨日泊まった『さくらホテル』1階のカフェでゆっくりくつろぎます。

19時44分発の新幹線に間に合うよう新尾道駅へ。

バイバイ尾道。 まずは山陽新幹線こだまに乗車し、岡山駅へ向かいます。

岡山駅で東京行き最終の新幹線のぞみに乗り換えます。3時間近くかかるので、『シンカンセンスゴイカタイアイス』を初めて買ってみました。確かに固いけど、20分くらいで食べられるようになりました。もっとカッチカチに固まってくれていてもよかったのですが……。

予定通りの時刻に品川駅に到着し、その後は京急線で最寄り駅へ。午前0時過ぎに無事に帰宅することができました。ちゃんとお家に帰るまでがブルベですね。

ブルベを終えて

今回、AJ広島主催のブルベに初参加しました。本来ならBRM320広島600が初のAJ広島ブルベになるはずが、東京都がまん延防止等重点措置期間に入ってしまったためにDNS。こうしてBRM200百周年記念ブルベが延期や中止にならず参加できてホッとしています。

ルートがしまなみ海道ということで、当初は「この参加人数で走って迷惑にならないのだろうか」と心配していました。特に橋の入り口付近は道が狭くなるため危険と考えていましたが、いざ走ってみると一般サイクリストもそこまで多くなく、参加者も序盤から程良くばらけてくれたので、自転車道が混雑するようなことはありませんでした。

そして、なんといっても、しまなみ海道は走りやすいです。平坦基調の信号のないルート、行きは追い風に助けられたこともあって、200kmブルベで初めて10時間切りができてしまうのでは?と思えるペースで完走することができました。

唯一惜しむらくは、天候だけです。台風の影響なのか、晴れ予報のはずが終盤まで太陽が顔を覗かせなかったのは残念です。しまなみ海道が初めての方もいたので、快晴の中を走ってもらいたかったです。

そして、AJ広島さんについて。YouTubeで公開されている動画はよく拝見していたので楽しみにしていました。BRM200百周年記念ということもあったので、スタッフの皆さんの盛り上げようという熱意が凄かったです。運営本当にお疲れさまでした。機会を見てまた参加しに行きます!

きっと、このBRM200百周年記念ブルベの動画も素晴らしいものになることでしょうし、いまから公開を楽しみに待ちたいと思います。

ブルベレポート
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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