こんにちは。ノブです。
今回はランドヌール東京の定番200kmブルベ、曽我梅林の実走レポートです。実に3年ぶりにこのコースを走ることにしました。前回は梅も咲いていなかったので、梅林リベンジです。
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ブルベ走行レポート
スタート~67.9km地点:PC1
時刻は午前6時40分頃。防寒対策をしていても、早朝の放射冷却で手足に悴みを感じる寒さです。
集合場所は等々力緑地のとどろきアリーナ前。これまでN2BRMの無人受付だったため、ランドヌール東京でここがスタート地点になっているのも、スタッフさんに会うのも本当に久しぶりです。ブリーフィングは事前の案内のみで現地では実施せず、車検のみ有人受付となっていました。

車検を終えたら、スタッフさんの持つボードを写真に収め、Bフォームにアップロードしてスタート受付は完了。あとは各自の判断でスタートしていきます。
ただ、スタッフさん毎にボードとブルベカードと一緒に写したりと指示がバラバラで、新ルールになって1カ月が経過していますが、まだまだ試行錯誤しながら運用しているようでした。

今回の参加者はそこまで多くなく、恐らく20人弱でしょうか。皆さんがスタートしていく中、おにぎりを頬張って見送っていたので、最初からひとり旅状態でした。序盤に人が固まるのが嫌だったので、のんびり進む作戦です。
まずはランドヌール東京の定番ルートの県道45号線(中原街道)を西南へ。国道1号線に向けて信号峠と細かなアップダウンをこなしながら進んでいきます。日が昇るにつれて肌寒さは軽減されていきますが、その代わり交通量は多くなり、今回は大型車両が多く通っていた印象を受けました。

このコースの45km地点には、ランドヌール東京の定番PCとなっている『デイリーヤマザキ平塚北豊田店』がありますが、今回は設定されていないのでそのままスルー。休憩は一度も挟まずに国道1号線へとやってきました。

JR国府津駅を少し過ぎた辺りから国道1号線を右折。しばらく走ると梅の木がチラホラと出てきます。曽我梅林にやってきました。

曽我梅林の開花具合は3~5分咲きといったところでしょうか。三年前のブルベではまったく咲いてなく、そもそも景色を楽しむ余裕もなかったので、今回はちゃんと花見をしてタイトル回収ができました。

梅の花を眺めつつ、PC1の『ミニストップ小田原曽我原店』に到着。ここが折り返し地点となります。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
前半の方に小さなアップダウンはありますが、海沿いの国道1号線まで緩い下り区間です。ところどころ交通量は多かったですが、渋滞はほぼなく、比較的快適に進むことができました。

67.9km地点:PC1~130.9 km地点:通過チェック
曽我梅林で折り返し、次は三浦半島へと向かいます。まずは国道1号線をJR大磯駅まで走り、そこから海岸沿いの国道134号線を使って江ノ島方面へと向かいます。夕方に混雑する道ですが、朝だと交通量も少なく、さらに風向きも良くてかなり快適に進めました。

江ノ島を過ぎると片側1車線となる区間となりますが、車も比較的流れています。ただ、三浦半島へ向かう渚橋の交差点は渋滞が発生していて、少し我慢の時間がありました。

逗子・葉山の海沿いを走り、陸上自衛隊武山駐屯地前から三浦半島の内陸部へ入ると、緩やかながら登りがやってきます。それを登り切ると三浦市です。

そこからは、三浦半島らしい緑の広がる景色が広がっています。畑の緑と空の青のコントラストが素晴らしいですね。

東京湾側へと下り、三浦海岸へやってきました。遠くに千葉の房総半島が見えています。ここにやって来る途中に交通事故があり、警察が交通整理をしていました。この後、別の場所で再び交通事故現場に遭遇することになり、安全走行を心がけようと気が引き締まりました。

PC1からの道中一度も休憩すること無く、通過チェックポイントの『ヤマザキYショップ フジトモ商店』に到着。


このヤマザキYショップの手前には、短いですが登りがあり、そこがちょっとした難所でしょうか。でも、登ったお陰でコンビニ前の駐輪場からの景色は絶景でした。

130.9 km地点:通過チェック~138.2 km地点:PC2
通過チェックの休憩はそこそこにして出発し、8km先の三崎港を目指します。小さなアップダウンが続くコースですが、どの登りも距離は短く。ギアを軽くしてクルクル回せば楽にクリアできました。

宮川公園を越えた先からダウンヒルとなって、三崎港に到着。城ヶ島大橋を横目にマグロ料理屋さんを探しながら進んで行きます。

ちょうどPC2の手前にあったお寿司屋さんの看板が目に留まりました。お店の前に出ていたメニューに『マグロづくしセット』というものが見えて「今日はこれにしよう」と店内へ。

こちらが咲乃家さんのマグロづくしセットです。ネギトロ、漬け焼き、握り寿司、トロ饅頭、お吸い物が付いていて、3,500円。1品ずつ提供されていきますが、お客さんがあまりいなかったこともあり比較的早く料理が出てくれたので、サクッと食べられました。やはり握り寿司が絶品。トロの握りは最高でした。





食事を終えたら、すぐ側のPC2『ファミリーマート 三浦三崎店』へ。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
PC1から通過チェックポイント、さらにPC2までの推移をまとめています。国道1号線、国道134号線は風向きに恵まれてペダルを回すのが快適。三浦半島に入ると道が狭いこともあってペースが落ちますが、交通量もそこまで多くなく信号も少ないので、貯金の作りやすい区間でした。

138.2 km地点:PC2~203.4 km地点:GOAL
三崎港からは県道26線を登って、国道134号線に合流。葉山方面へと北上していきます。ところどころで距離の短い渋滞が発生していて抜けるのに苦労することもありますが、比較的快適に進むことができました。

渚橋交差点まで戻ってきたら、そのまま直進して金沢八景方面を目指して進んで行きます。ここからは狭い路地を通ったり信号峠に引っかかるため、巡航速度は低めになっていきます。

片側1車線の道を抜けて東京湾側へと出てきました。遠くに金沢シーサイドラインが見えています。

八景島を過ぎて、国道357号線の湾岸道路へ。しばらくシーサイドラインと首都高湾岸線の下を進んできます。交通量は多くなり大型車も増えますが、渋滞はなく快適に進むことができました。

根岸で首都高湾岸線を離れ、横浜の中心部へと進んで行きます。信号ストップが非常に多く、グロスがジワジワ削られていきます。

横浜中心部を抜けて、国道1号線を鶴見川まで走って、湘南新宿ラインに沿うように北上し川崎市へ。最後は路地を抜けたところにある『ファミリーマート 川崎苅宿店』がゴール地点です。到着が16時40分だったので、所要時間は10時間40分でした。


ここまでの平均速度・上昇下降量・気温推移
登りはほとんどありませんが、路地や信号ストップが非常に多くなるため、貯金はそこまで稼げなくなります。その中でも首都高湾岸線の高架下は、交通量は多いですが信号も少なめで快適でした。

まとめ
3年ぶりに曽我梅林を走りました。初めてのブルベだった3年前は、ブルベのルール自体にまったく慣れておらず、とにかくゴールすることに必死でした。今回は景色を楽しむ余裕もありましたし、それでいて3年前より40分近く早くゴールすることができています。
なによりペース配分が上手くなったような気がします。以前は40kmくらいで休憩を入れていたのが、今では60kmを一度に走ることができるようになっています。地道に積み重ねてきた3年間は、ちゃんとの経験となっていると実感することができたのは、良い収穫だったように思えます。
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