こんにちは。ノブです。
2024年9月15日、AJたまがわ主催のブルベ「BRM915たまがわ200km木崎湖」に参加しました。
このブルベは、木崎湖キャンプ場をスタート地点とし、長野県の自然と町を巡る200kmのコースです。特に「ろんぐらいだぁすとーりーず!」の編集担当いしこうさんが担当するブルベです。
今回は、前日が300kmブルベから続けての出走となりましたが、楽しみにしていたこのブルベに挑戦しました。
走行データ
Relive ‘2024 BRM915たまがわ200km木崎湖’

実走レポート
早朝の準備とスタート
前日の長距離ライドの疲れもあって夜は早々に就寝しました。翌朝は午前5時半に起床し、約7時間の睡眠を確保。温泉に浸かってリラックスしたおかげで、筋肉痛もほとんどありませんでした。朝食には、前日購入したおにぎりをいただき、エネルギーを補給しました。
午前6時半頃にスタート受付の木崎湖キャンプ場に到着。受付後はブリーフィングを受け、車検を通過し、予定通りに午前7時にスタートしました。

天気予報では雨が予想されていたものの、スタート時点では晴れの空が広がっており、良いスタートを切ることができました。
コースの序盤は松本市を目指して、田園風景の中を南下する下り基調のルートです。しかし、午前8時を過ぎると、南風が向かい風に変わり、少しキツい展開に。

47.8km地点:Control1「セブン-イレブン 松本町神南店」
最初のチェックポイントであるControl1は、47.8km地点に位置する「セブン-イレブン 松本町神南店」です。到着時刻は午前8時55分頃でした。


ここからは北上に転じ、南風が追い風に変わって走りやすくなりました。松本市街地に入ると、信号や交通量が増え、小さな渋滞に遭遇することもありましたが、無理に進まず、落ち着いて対応していきます。
59.4km地点:Control2「あがたの森公園」
次のControl2は59.4km地点の「あがたの森公園」で、到着時刻は午前9時50分頃でした。ここでは、校舎を証跡として撮影しておきます。
ここでは、AJたまがわスタッフさんが歓迎の看板を掲げて応援に来てくれていました。


公園を過ぎると、市街地を離れて徐々に走りやすい道へと変わっていきました。国道19号線を北上し、再び安曇野市へと入る頃には、雲が重く垂れ込めてきていましたが、まだ雨は降らずに保ってくれています。
休憩とグルメ:国道19号線の道の駅巡り
国道19号線は長野市へと続く交通の要所ですが、交通量は穏やか。緩やかな下り基調の道が続くため走りやすいです。それに屑川沿いには15kmくらいの間隔で3つの道の駅があり、休憩やグルメを楽しむことができます。

最初の道の駅「いくさかの郷」は入場制限が掛かるくらいに大混雑。食べたかったおやきも整理券が終了していて1時間後も待つことになります。流石に個々での補給は諦めて、次に進むことにしました。


二つ目の道の駅「長野市大岡特産センター」へ。物産館には旬のフルーツがいっぱい並んでいて、お手頃価格なプルーンを購入。甘酸っぱくて非常に美味しかったです。


二つ目の道の駅を出る頃には、パラパラと雨が降り始めましたが、まだレインウェアを着るほどではありません。
そのまま走って信州新町へと入り、国道19号線は通称「ジンギスカン街道」と呼ばれるエリアになっていきます。ジンギスカンのお店がチラホラと出てきますが、お昼時なのため、どのお店も行列ができていました。
三つ目の道の駅でもジンギスカンが食べられるだろうと、道の駅「信州新町」まで走ることにします。

三つ目の道の駅「信州新町」は13時少し前に到着したのですが、食堂が非常に混雑して大行列。残念ですが、ジンギスカンは諦めて、おやきと雄宝というブドウを購入しました。
雄宝は初めて食べましたが、大ぶりで甘味がとても強い。非常に満足感のある品種でした。


三つ目の道の駅を出ると、雨が本格的に降り始めていましたが、まだお昼過ぎ。道路に設置された温度計でも28度前後あります。雨に打たれてもそれほど寒さは感じませんので、そのまま進んでいきます。
136.2km地点:Control3「セブン-イレブン 西長野店」
長野市街地に入ると、Control3である「セブン-イレブン 西長野店」(136.2km地点)には14時頃に到着しました。お昼を道の駅で済ませたため、すぐに出発しました。


長野市内で小康状態だった雨も、国道406号線を白馬村に向けて緩やかに登り始めると、次第に強くなってきました。気温が下がる前に防寒しておこうと、レインウェアを装着します。
鬼無里まで走って休息を入れ、いろは堂鬼無里本店では、季節限定の舞茸と栗あんのおやきを補給。やはり、いろは堂のおやきは段違いに美味しい。具材がぎっしり詰まっており、生地もモチモチで、大満足でした。


ここ鬼無里でも、あがたの森公園で応援カードを掲げていたAJたまがわスタッフさんの応援があり、雨の中でも心温まる瞬間でした。
補給を終えて鬼無里を後にし、山の中に入っていきます。雨はシトシトと降り続いていましたが、それでも昨日に比べたら脚はぜんぜん回るので、気持ちはかなり軽かったです。
嶺方峠を登り切ったら、あとは白馬村へダウンヒル。昨日は気持ちよく下れた道も、路面が非常に濡れているため、かなり慎重に下っていきました。

180.8km地点:Control4「八方交差点」
180.8km地点のControl4「八方交差点」には、17時15分頃に到着。「HAKUBA 八方尾根」看板を証跡として撮影し、近くのコンビニで休憩を取りました。ダウンヒルで体が冷えていたため、肉まんがとても美味しかったです。

その後、雨脚がさらに強くなっていき、土砂降りの中を走っていくことになりました。
暗くなってからは道路の白線が見えにくくなるほどの雨脚で、ライトの光量を最大にして白線の位置を確認しながら、キープレフトで慎重に走行しました。
ゴールと振り返り
ゴール地点のローソン大町木崎湖店には19時頃に到着。レシートを取得したら、木崎湖キャンプ場でゴール受付を済ませます。所要時間は11時間56分でした。

このブルベのコースは、ご当地グルメや絶景スポットが盛り込まれており、非常に楽しめるものでした。前半は晴天で快適な走行ができましたが、後半は雨に見舞われ、大変でした。
それでも、下りが多く、貯金も作りやすいコースであったため、初めてブルベに挑戦する方にもおすすめできるコースだと感じました。
また走ることができるなら、次は天候に恵まれた中で楽しめることを期待しています。ブルベの魅力もツラさも改めて実感できた一日でした。
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