こんにちは。ノブです。
2024年シーズンも200、300、400と順調に完走。今回は今年のSR獲得を目指して600㎞への挑戦です。『BRM1031東京600 ぐるっと安曇野』ライドレポート、前編のスタートです。
概要や装備については、準備編を参照ください。
BRM629東京600km ぐるっと安曇野 走行ルート
Garmin Edge 1030 走行データ
ブルベ走行レポート前編
スタート地点:等々力緑地とどろきアリーナ前
午前4時前に起床して朝食を済ませ、スタート地点の川崎アリーナに到着したのが、5時35分あたり。既に車検が始まっていたので早々に済ませ、Bフォームからスタート受付を行っておきます。
出発15分くらい前からブリーフィングを行い、その後、各々のタイミングでスタートしていきました。まずは、50㎞先の青梅を目指します。R東京の定番コースなため、もはや走り慣れた道のりです。
道中に登りなど難所はほぼないですが、信号が非常に多く、交通量の多い中で参加者が連なりやすいため、他の参加者を見送ってから出発しました。お陰で出会っても単独走の方が4~5人だったので、後発にしてよかったように思います。
50.5km地点:【Control1 7-Eleven青梅駅前店】
午前8時半頃にControl1のセブンイレブン青梅駅前店に到着。2時間半ほどで来られたので、まずまずのペースです。
それに曇り空なので、暑さもそこまで感じません。景観としては少し残念ですが、ブルべとしては走りやすく、体力の温存に繋がります。それでもじっとりと汗は掻くので、塩分やミネラルメインで補給をしておきました。
ここでは、にっくさんにお会いしました。互いにエールを送り、次は115.9km地点のControl2 FamilyMart児玉店を目指します。
コントロールを出発直後の小さな登りを終えたら、しばらくはダウンヒル。飯能市で埼玉県入りします。
飯能市街地や毛呂山町の中心部辺りは若干混みますが、そこを過ぎれば走りやすくなります。さらに進んで鳩山町と嵐山町の町境にある笛吹峠を通過。首都圏発着ブルベの定番ルートで度々通っていますが、丘のような小さな峠です。
寄居町の長閑な道を進んでいると、珍しくFORTUNAジャージを着た参加者に出会いました。ご夫婦で参加されている方だったのか、ふたりとも凄く速かったです。
ちょうど100㎞くらいで荒川を渡り深谷市に入ります。国道140号線と合流するため混みがちですが、合流点を過ぎれば再び走りやすくなります。
その後は、小前田駅前へ。ここを通ったときの「お前だ!」写真は定番ですね。
国道254号線に合流して北上すると、ガリガリ君で有名な赤城乳業の工場が見えます。
笛吹峠を過ぎた辺りから青空になっていましたので、冷たいものが欲しくなる気温にまで上がり、梅雨の晴れ間の蒸し暑さにやられてしまいそうでした。
115.9km地点:【Control2 FamilyMart児玉店】
赤城乳業の工場を過ぎて程なく、Control2のファミリーマート児玉店へとやってきました。
116km地点に5時間45分で到着。風向きも良かったので非常に良いペースです。ここまで平坦基調でしたが、ここから先は群馬県、長野県へと向かうため登りが多くなります。
出発して早々に神流川を渡って群馬県入り。藤岡市を走って行きます。
アップダウンをこなしつつ緩やかに登っていき、富岡市で小休止。ルート上に並木屋というお団子屋さんがあるので、寄っていきます。
一本80円と安く、焼きたてでふんわりしていて、みたらし団子のタレの甘辛さが絶妙でした。ちなみに、過去にアド街ック天国で紹介されたこともあるそうです。
グルメ補給を終えて再出発。緩やかな登りと強い日差しに掛水をしながら進んでいきます。安中市へ入って国道18号線に合流したら、ドリンク補給にコンビニ休憩を挟みました。
休憩後は軽井沢町へ向かう定番ルートの碓氷峠へと入っていきます。碓氷峠は14kmと距離がありますが、斜度はゆるゆる。序盤に名所の『めがね橋』もあり、そこを過ぎればギアを軽くして登っていくだけです。
それに、峠道は木々が日差しを遮ってくれるので、明らかに涼しく感じます。これまでは長い登りとカーブの連続に、早く終わってくれと思っていましたが、いつまでも碓氷峠に居たいと思える心地よさでした。
名残惜しい碓氷峠を越えて、長野県の軽井沢町へと入りました。
179.6km地点:【Control3 FamilyMartヤオトク軽井沢店】
Control3のFamilyMartヤオトク軽井沢店は、駅前を少し過ぎたところにあります。時刻は16時頃ですが、日差しはまだ強く、避暑地としての印象の強い軽井沢でもジリジリとした暑さを感じます。
軽井沢周辺は相変わらず渋滞していましたが、町を離れるにつれてゆっくりと流れ出し、しばらくすると緩和されて走りやすくなりました。
国道18号線から浅間サンラインに入ったら、小諸に向かってダウンヒルを進み、小諸駅前から懐古園を通り過ぎて千曲川沿いを進んでいくことになります。
東御市で見かけた巨大な蜂のオブジェ。ここは蜂天国という博物館があり、以前、コモロケという小諸市のサイクルイベントのついでに寄り道したことがあります。巨大な蜂の巣アートを観賞したり、蜂蜜の試食ができたりしました。
さらに千曲川沿いを進み、海野宿に到着。日本の道100選に選ばれた江戸情緒の残るエリアで、4年前は真っ暗な中を通過しましたが、今回は明るいうちに訪れることができました。
ここまでずっと下りか平坦でしたので、随分と楽ができました。日の暮れゆく千曲川沿いを進んでいると、X相互フォローのぶれすとさんに出会いました。お会いするのはPBPぶりでしょうか。峠越え前にコンビニで休憩した際、互いにエールを送って再出発します。
ここからは安曇野へ向けた山越えがあります。四十八曲峠(しじゅうはちまがりとうげ)の全体の長さは10kmくらいで、序盤は斜度が8%前後とキツく、そこを登り切れば緩やかな葛折りが連続していきます。
頂上のトンネルを通り抜けて、下った少し先からは4年前とは別ルートへ。筑北村を南に進んでいたのが西へと変わり、川沿いの真っ暗闇な林道を進んでいきます。
次のコントロールまで残り5kmほどのところで、なんと通行止めがありました。迂回路が書いてあったので、戻って迂回路を進みましたが、よく見ると歩行者用通路の文字があります。
どうやら自転車はそのまま通行OKだったようです。迂回に10分以上かかり、余計な時間をかける羽目になってしまいました……。
275.4km地点:【Control4 7-Eleven 安曇総合病院前店】
正規ルートに合流亭四人峠を越え、池田町のControl4に辿り着いたのは、21時15分頃。4年前は22時半頃の到着だったので、このまま行けば仮眠時間も十分に取ることができそうです。
ここでは、Xで相互フォローしている、だいさんが迎撃に来てくれていました。暗かったのとブルベ装備のようなロードバイクと一緒に待ち構えていたので、最初は参加者と見間違えました(笑)
以前は佐久400の道中でも迎撃を受けたので、お会いするのは2年ぶり。こうして再び会えるのは本当に貴重ですね。迎撃ありがとうございました!
あとは、40km先の仮眠ポイントの信州健康ランドへ向かうだけです。峠と名の付く登りはありませんが、松本盆地の麓をなめるように南下するので、小さなアップダウンがあります。
それらを攻略しながら安曇野市へと入りますが、ところどころ道が荒れているので、ダウンヒルは少し気を遣いながら下っていきます。斜度が落ち着いてきたら、車通りの少ない住宅街を進んで松本市へと入り、長野自動車道沿いを南下していきました。
すると、遠くから信州健康ランドのネオン看板を視認できるようになっていきます。「あと少し、あと少し」と言い聞かせながら、ペダルを漕いでいきます。
320km地点:クア・アンド・ホテル 信州健康ランドで仮眠
23時45分頃に、松本市と塩尻市の県境にあるクア・アンド・ホテル 信州健康ランドに辿り着きました。
カウンターで受付をしてホテルの個室に入ります。4年前は日付が変わって午前1時頃だったので、随分と早い到着となりました。
取り急ぎ、機器の充電だけは済ませて大浴場へ。少し股擦れしたのか、お湯がちょっぴり沁みましたが、温泉は最高。天にも昇る心地よさでした。長湯はせずに部屋に戻ったら、タイマーを3時間後にセットして早々に就寝します。
1日目はこれで終了。後編では、信州健康ランドをスタートし、ゴールの神奈川県川崎市までの約280㎞をレポートしていきます。
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