こんにちは。ノブです。
今回はVCR横浜あおばのブルベに初参加。名物の「あおば酷い」を体感する1000kmブルベ実走レポート3日目です。
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ブルベ走行レポート
615km:ホテルアクア黒部~705.0km:TC8船見公園
起床は午前3時半。しっかり5時間寝られました。事前に買っておいた食事を取って、出発したのが午前4時10分。滞在時間は6時間10分でした。
走り出してみると、早朝の気温は少し肌寒いくらいで、夏用の長袖インナーでも十分に対応できます。昨日の茅野・伊那の寒さとは雲泥の差でした。
次の通過チェックは約90km先の上越市にある船見公園。直江津集合で有名なあの公園です。進路は日本海沿いを東へと向け、平坦区間を走っていきます。
午前5時半頃に新潟県の糸魚川市へ。道中に片道相互通行の小規模な道路工事が2箇所ありました。
そして、今日の難所の一つ、親不知にやってきました。糸魚川市の直前まで全くの平坦でしたが、ここにきて勾配キツめの小さなアップダウンが連続するようになります。
覆道が度々現れ、Qシートでも注意されていた5分ごとの片側相互通行工事区間は、到着直後に青信号になってすんなり通過。
交通量は気になるほどではなく、早朝に親不知を攻略することにして正解だった気がします。
親不知を過ぎれば、再び平坦区間が待っています。気温が上がってきたことで風も出てきましたが、南風で影響はそこまでありません。それでも巡航速度が上がらないのは、単に足に蓄積された疲労の影響で踏めなくなっているからに他なりません。
出発から55kmほど進んで、ローソン 糸魚川中宿店で休憩。ここまで670kmを走ってきましたが、チェーンには注油をしていません。もう少し走れそうな具合でしたが、このタイミングで油を差しておきます。
補給も終えて再出発。東西に伸びる国道8号線をずっと延々と走っていると、この道路に並走するように久比岐自転車道が伸びていて、そこをサイクリストが走っているのが見えました。
久比岐自転車道の上越側起点・終点で国道8号線と分かれ、海沿いをしばらく走ると次の通過チェックである『船見公園』が見えてきました。
ここの証跡はこの『日本海夕日ステーション』と書かれた看板。ただ、同じものを道中の国道8号線でも見かけていました。念の為、船見公園である事を示す案内板と合わせて撮っておくことにしました。
705.0km:TC8船見公園~779.6km:TC9川中島古戦場跡
次のチェックポイントとなる『川中島古戦場跡』は長野県長野市にあります。現在地は、日本海沿いの海抜7m。ここから長野県に至るまで、延々と登りが待っています。
その前に腹ごしらえ。船見公園のすぐ近く、ルート上に塚田そば店があります。ここは椅子席のある立ち食いそばスタイルのお店で、2019年にも訪れており、約3年10か月ぶりの訪問です。
ここの特徴はそば・うどんの他に中華麺が選べること。純和風のつゆですが、天ぷらが乗ることでコクがプラスされ、中華麺ともよく合います。美味しかった。
ここからは進路を南へ向け、上越市の市街地を抜けていきます。思ったよりも信号に引っかかりながら、国道18号線に合流しました。そして、ここからが約28kmにもなる長い長い登りの始まりです。
この国道18号線は長野と新潟を繋ぐ主要道であり、しかも今はGWです。交通量がとても多く、気を遣う区間でした。序盤は路肩も広いのですが、しばらく上ると路肩も狭くなったりを繰り返します。国道なのでキツイ斜度はないのですが、じわじわと足を削ってくる嫌な登りでした。
国道18号線の登りを終え、ダウンヒル。ですが、しばらく走ると、勾配のキツイ短めの登りがありました。
長野に入って大変だったのが風でした。南風が向かい風となって阻んできます。それに標高が上がったのに暑くて堪りません。
ちょうどソフトクリームの幟を見つけて、小休止することにしました。自家製のラベンダージャムが甘酸っぱく爽やかで美味しかったです。
ダウンヒルをこなしつつ、長野市の市街地に入ると気温はさらに上がり、それにGWの影響か交通量が多く、小規模の渋滞が幾つもできていました。
掛水をしながら走るくらいに気温が高くドリンクが切れかかっていたので、セブン-イレブン 長野大通り店に立ち寄り補給。ここまでポカリなどのスポーツ飲料水と水の組み合わせでしたが、温くても飲みやすい麦茶と水に変更しました。
市街地の信号峠に苦戦しつつ、通過チェック9の『川中島古戦場跡』に到着したのが、13時40分頃でした。公園前の看板を証跡として写真に収め、先に進みます。
779.6km:TC9川中島古戦場跡~883.9km:快活CLUB富岡店
これで今日の通過チェックポイントは全て通過。あとは今日の宿となる群馬県の富岡市の快活CLUBまで走るだけです。
ですが、このまま長野とお別れはもったいない。看板からすぐの所に『おやきファーム BY いろは堂』があります。ここの信州おやきを補給食にすることを楽しみにしていたのですが、店内に入ると長蛇の列。残念ながら買うのを諦め、次に進むことにしました。
おやき屋さんからは、すぐに千曲川に出ました。サイクリングロードをしばらく走って国道18号線に合流。ここから上田市までは平坦な一本道ですが、南から吹く向かい風が強く、速度が出ません。
また、道中ではスマホから緊急地震速報が……。何事かと路肩に寄って確認すると、どうやら石川県の方で強い揺れがあったようです。幸い長野の方は影響がなかったのでそのまま進みましたが、富山の様子が気がかりでした。
向かい風のまま辛抱強くペダルを回して上田市に入ると、進路は東となり風の影響から逃れることができました。さらに国道18号バイパスの登りを越え、ようやく浅間サンラインに到着。今日の最後の難所がやってきました。ここからは軽井沢へ向け、アップダウンしながらの登りが27kmほど続きます。
そのアップダウンの道中に『道の駅 雷電くるみの里』に立ち寄り、本日最後の補給をしていきます。ここはクルミが名物ということで、それをつけダレにした信州蕎麦が食べたかったのですが、残念ながら売り切れ。そこで胡桃味噌ダレと相性の良さそうなトンカツ定食をいただきました。カラッと揚がったカツと甘辛の味噌だれがとてもおいしかったです。
その後、浅間サンラインを終え、国道18号線に合流。碓氷峠を目指して進んでいきます。軽井沢周辺はいつも渋滞している印象ですが、車は程良く流れており、18時10分頃に群馬県の県境となる碓氷峠に到着しました。
ここからは下り基調です。ほとんどの車はバイパスを通るので交通量はほぼなく、安心して下れます。下る途中で、めがね橋が見えてきました。暗くなってから通ると予想していましたが、夜のダウンヒルは苦手なので、明るいうちにめがね橋が見られてホッとしました。
碓氷峠を下りきり、安中市を走行中に日が落ち暗くなっていきました。薄暗い道を富岡市に向けて進んでいきます。
小さな登りを一つ越え、再びのダウンヒル。しばらく緩やかに下っていき、19時40分に快活クラブ富岡店に到着しました。
GWなので混んでいるかと思いきや、鍵付き個室もすんなりと確保。シャワーを浴びて、バンテリンを足腰に塗って、サプリメントを飲んで就寝し明日に備えます。
3日目はこれで終了。最終日は残り123kmほどです。3時間ほど仮眠し、深夜に出発しようと思います。
■今日の休憩立ち寄りポイント
最後に。今回のブルベはフォトチェックのみでコンビニPCがありません。そのため、どこで休息を取ったのか分かりにくくなっているので、まとめておきます。
668.8km地点:ローソン 糸魚川中宿店
706.1km地点:塚田蕎麦店
753.7km地点:しなのブルーベリー農園
771.1km地点:セブン-イレブン 長野大通り店
824.2km地点:道の駅 雷電くるみの里
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