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【PBP2023実走レポート④】PC2:フージェール~PC3:タンテニアック

ブルベレポート

こんにちは。ノブです。

ブルベの最高峰、パリブレストパリに参加してきました。PBP2023の実走レポート④では、PC2:フージェールからPC3:タンテニアックに到着までの60kmの様子をまとめています。

PC2(292km地点):フージェールを出発

午前7時半過ぎにフージェールを出発。滞在時間は40分ちょっとでした。なんとなくPC滞在時間の傾向が掴めてきた気がします。

ここで行ったことは、ブルベカードのチェック、カフェで食事、給水、トイレの4つ。ボトルネックはカフェとトイレでした。カフェはコントロールと同じ体育館にあるので、そのまま休憩に使う参加者が多かったこと。トイレも同様に体育館にあったのですが、規模が小さかったので列ができていました。

食事に関しては離れた場所にあるレストランへ行った方が快適だったかもと思いましたが、出発時にチラッと見たら混雑している様子が見えたので、どちらで休憩しても時間は持って行かれるようでした。

次の目的地は60㎞離れたPC3のタンテニアックです。小さなアップダウンはありますが、比較的起伏の少ないエリアです。

出発するとすぐに見えてくるのがフージェール城。教会は頻繁に見かけますが、お城は見る機会がありません。

フージェールは、かつてこの地域がブルターニュ公国と名乗っていた時代、フランスからの侵攻を阻止するための要所となっていました。そのお城が煌びやかさではなく要塞のような無骨さ際立つのも頷けます。

フージェールの街を抜ける最中にタンデム自転車を見かけました。2人分の体重と機材はやはり重いのか、坂はゆっくりでしたが、平坦は速かったです。バランス取るのも大変そうですね。

そして、明るくなって景色が楽しめるようになると、ついつい立ち止まってしまいます。ちょうど公式の写真撮影ポイントになっていたようで、写真撮って出発しようと前を向いたら、横に待機していたカメラマンと目が合いました。

町を過ぎれば、そこは見渡す限りの田園風景。酪農も盛んなようで放牧中の牛を頻繁に見かけました。どことなく北海道の根釧台地を思わせる風景です。開陽台から見た景色によく似ています。

明るくなれば肌寒さも一段落。出発時は防寒用のレインジャケットを着たままでしたが、途中で停車してジャケットは仕舞っています。

この区間では、走っているベロモービルの姿を見かけました。彼ら、登りは壊滅的に遅いですが、下りになると持ち前のフォルムを活かしてもの凄い速さで追い抜いていきます。

そして、町に入って教会を見つけると、またしても写真撮影。こうした場所では同じように写真を撮っている方と出会うのですが、大抵が日本人でした。欧州の方々は見慣れすぎているのでしょうね。

走り始めて2時間ほど経過した頃、比較的大きな集団に出くわます。脚も合いそうだったので、最後尾から乗車し、そのまましばらく彼らと一緒に走って行きました。

そんなときに見かけた、黄色の目立つ交通標識。この標識はけっこう頻繁に見るのですが、車が自転車を抜くときの車間について書かれているようです。

実際、車は標識の絵のように安全に抜いてくれていました。坂やカーブなど見通しの悪いところで無理に抜くこともありませんし、クラクションで煽られることもありません。対向車から小刻みに鳴らされることはありますが、それは声援代わりです。通り過ぎるときに「Allez!Allez !」と声をかけられてたりもします。

このPBP中、自動車がとにかく優しかった。そんな気がします。

PC3(353km地点):タンテニアックに到着

集団に混じって1時間ほど走行して、タンテニアックの町に入りました。お陰でこの区間では、だいぶ足を休ませることができました。

PC3には、午前10時5分頃に到着。『Middle School Théophile Briant(テオフィル・ブリアン)』という中学校のようです。

まずは、プレハブ小屋のコントロールへと向かい、ブルベカードに判子を押して貰います。

壁には各国の言葉で「ようこそ」と書かれていました。その中に日本語もありました。こうした歓迎がちょっと嬉しい。

予定よりも3時間近く前倒しで到着しているので、レストランへと立ち寄りました。フージェールではバゲットとコーラだけだったので、ここでしっかりと食べておきます。

並んでいる小皿料理は自分で取っていき、メイン料理はスタッフさんがお皿によそってくれます。お肉を選ぶと「ベジタブルもいる?」と聞かれるのですが、そこにあるのはパスタ、ジャガイモ、お米といった炭水化物です。穀物だって言われてみれば野菜だけど、今食べたいのはその野菜じゃない。もっとこう、繊維質が欲しい。いや、そもそもこれらをベジタブルで括るのか……。もしや、彼らはラーメン&ライス&餃子を注文しても罪悪感を感じないではないか。

なんだかカルチャーショックを受けた気分です。結局、ジャガイモを頼みましたが、納得できない気持ちでいっぱいでした。ベジタブル……便利な言葉過ぎます。

ここまで明らかにタンパク質が不足していたので、ポークとチキンを注文してがっつり食べます。あとはパリブレストもあったので、食後のおやつにいただきました。思っていたよりお腹が空いていて、食べてる途中で写真を撮っていないことに気付きました……。食べかけでごめんなさい。ジャガイモが美味しかったんです。

食事は先ほどまで集団で一緒にいた日本人の方と食べていたのですが、自分よりも1時間後にスタートしており、めちゃくちゃ速い方でした。

自分は次のルデアックで仮眠予定でしたが、彼は明るいうちに距離を稼ぎたいと、もっと先まで行くようです。ゴールは同じでもそこへ至る計画は各々違いますから、こうした休憩中に話を聞くのは面白いです。こうした休憩時に海外の方と話せたら、彼らの戦略を聞けてもっと面白いのだろうなと少し思ってしまいました。

今回はここまで。次回はPBPの要所となるPC4のルデアックまで走ります。

ブルベレポート
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この記事を書いた人
ノブ

ろんぐらいだぁす!をきっかけに'17年春からロードバイクを始めたキャンプ、登山、サブカル好きなサイクルツーリスト。
 
ウマ娘から競走馬に魅了され、引退馬支援活動を'22年から開始。馬産地巡りが最近の楽しみです。
 
◇出身地
北海道(現在は東京都在住)
 
◇自転車歴
'19年 日本一周約1.5万km完走(172日)
'20年 ブルベ挑戦
'20~'23年度SR獲得
'23年 PBP完走(86時間49分)
 
◇所有自転車
KhodaaBloom FARNA 700-105
KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
Birdy Standard Disc
 
◇引退馬支援活動
'22年~NPO法人引退馬協会のFP会員。タイキポーラ、ナイスゴールドの2頭を支援中。
 
  
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