こんにちは。ノブです。
メスティン。専門の料理ブックが発売されるくらい、最近流行っていますよね。
日本では、スウェーデンのアウトドアギアメーカー『トランギア』のメスティンが有名ですが、そもそもメスティンは固有名詞ではなく英語で飯盒や携帯食器を意味する単語です。なので、トランギアだけがメスティンを販売しているわけでなく、様々なメーカーから販売されています。
今回は、その中でNeelacというメーカーのメスティンを購入しましたので、ご紹介したいと思います。
Neelac メスティンの商品紹介
スペック
容量:800ml
重量:165g
出典:楽天販売サイトより
Neelacメスティンを選んだ理由
Neelacというメーカー(ブランド?)、埼玉県加須市にあるらしいのですが、ホームページがあるわけでなく、残念ながらどのようなメーカーなのかさっぱり分かりませんでした。なので、商品の情報はAmazonや楽天などのサイトから仕入れるしかありません。
さて、本題のメスティンですが、人気で様々な料理ができる半面、怪我防止のためのバリ取りといった作業が必要だったりと使い始めるまでに一癖あります。
Neelacメスティンの場合、バリ取り済みですぐに使えること、内部に1合、1.5合、2合と目盛りが付いている点、コストパフォーマンスにも優れていたので、購入してみることにしました。
インプレ・フォトギャラリー
箱を空けると、メスティン本体、取っ手、収納袋が入っていました。
とりあえず、取っ手を取り付けましょう。特に苦労することもなく、メスティン本体の穴に差し込めました。
メスティン完成。この長方形のビーバーみたいな形が、子供の頃に見た飯盒とはまた違ったオシャレ感がありますね。
取っ手はこのようにふたの上まで移動できます。コンパクトになりますし、ふたが開きにくくなるので調味料や着火剤など入れて持ち運べます。
ふたを開けてみました。このNeelacメスティンはバリ(樹脂や金属の加工時に発生する不要な突起)の処理がすでにされているのが特徴。バリ取り作業をしなくてすむのは初心者には有り難い。
内側にはお米を量る目盛りまで付いていました。米文化のある日本ならではって感じがします。
収納袋に入れてみたところ。確かにメスティンは傷つきやすそうですから、あった方が便利かも。
使用前に米のとぎ汁でシーズニング
調理用のキャンプギアに欠かせないシーズニング。メスティンはアルミ製ですので、空気中の酸素と結びついて表面に酸化被膜という薄い膜を張るアルミの性質を利用します。
今回はお米のとぎ汁を入れて沸騰させました。これでメスティンの表面に被膜ができて、お米を炊いたときのこびり付きを防止してくれるようになります。鍋でメスティンごと煮ると外側もコーティングされるので、その方がより良いらしいのですが、これでもOK。
メスティンで白米を炊いてみた
早速お米を炊いてみました。と言っても一合炊くのは多すぎる。茶碗一杯分の0.4合くらいにしました。洗米後は最低30分間は米に吸水させておきます。
十分に水を吸わせたら、炊いていきます。水の量はお米の状態によって多少変化しますが、今回は半合なのでリベット(持ち手側の小さなポッチ)より少し下くらい。
最近、キャンプに出かけられていないのでガステーブルでやってみましたが、基本的にやることは一緒。火を点けたらしばらく放置。しばらくすると蒸気が出てきて吹きこぼれてくるので、上に重しを置いてしっかりと圧を掛けます。
グツグツといった蒸気の出が弱まったら、火を止めて10分ほど蒸らします。
そして、出来上がったお米。ふっくらツヤツヤに仕上がりました。
美味いぞ! お米がこんなに美味しいと感じたのは何時ぶりだろうと思わせる美味さです。
実際に使ってみての感想
とにかく米が美味い。メスティンは熱せられると内部に圧力が掛かるので、しっかりとお米に熱が入るためなんだとか。圧力IH式電気炊飯器のような感じなのでしょうか。
初めて炊いたときは水加減などが掴めていなかったのでちょっと固かったですが、3回もやればコツが掴めて美味しいご飯が食べられました。
メスティンは元々、お米文化のない海外の製品。パスタや一品料理などバリエーション豊かなレシピがあるので、そうしたメスティン料理にもチャレンジしたくなりました。メスティン、良いです!
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