こんにちは。ノブです。
秋冬用のサイクルグローブって選ぶのが難しくはないでしょうか? ノンブランドなものから有名メーカーのものまで様々で価格もピンキリです。
これまでグローブは消耗品と割り切っていたのでけっこう適当に選んでいましたが、あまりコストを掛けたくないと渋ると、防寒効果があまりなかったりしました。
そこで選んだのが、モンベル。アウトドアメーカーの老舗がここ数年、サイクリング用品にも力を入れてきています。きっと、これまで培ったノウハウを詰め込んだグローブがあるはずです。
今回は、モンベルから発売されている薄手の秋冬サイクルグローブの『ウインドストッパーサイクルグローブ』をレビューしていきたいと思います。
モンベル ウインドストッパーサイクルグローブ
出典:モンベル公式サイトより
購入動機
事の発端はブルベ。エントリーしたBRM1031東京600ぐるっと安曇野では、東京~埼玉~群馬~長野~山梨~神奈川と標高差のあるルートを昼夜関係なく走らなければならないため、5~15℃までの範囲で防寒対策を考える必要がありました。ですが、所持している中で、この気温幅に対応するグローブの性能が心許ない状態。ちょうどインナーグローブをモンベルで買う予定だったので、まとめて購入することにしました。
さて、モンベルでは、サイクリング用フルフィンガーグローブが防寒性能の高い順に、
ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブ
ウインドストッパーサイクルグローブ
サイクルトレーナー グローブ
と展開しています。厳密に適正温度の記載はありませんでしたが、機能説明や生地の厚さから、ウインドストッパーサイクルグローブが今回必要とした気温幅に対応できると考え購入することにしました。
外観レビュー
まずは外観レビューから。手の大きさは中指の先から手首まで16.5cmなので、1番小さなSサイズで購入。着けてみると5mmほど指先が余りますが、それ以外は全体的にぴったりな状態でした。写真は手の甲側。こちらには防風対策にゴアテックス素材が使われています。
手のひらは合成皮革でグリップ性の良いです。パッドありとパッドなしの商品展開があり、購入したのはパッドありです。
最後は横から。親指部分の素材が柔らかで汗を拭いたりできるようになっています。
実際に使ってみての感想
防寒・防風性能
BRM1031東京600ぐるっと安曇野で初使用。当日は寒波で0℃近くになる予報でしたが、インナーグローブとの2層対策で問題なしと判断しました。朝6時に神奈川県川崎市出発し、午後7時過ぎに長野県千曲市に辿り着くまでは特に寒さを感じませんでしたが、午後10時過ぎた安曇野では指先まで冷え、モンベルのオーバーグローブを重ねる3層で対策を講じましたが、残念ながら0℃以下となる状況では効果はありませんでした。
また、11月3連休に出かけた小諸を巡るスタンプラリー『コモロケ』や山梨を巡る『へやキャン△スタンプラリー』では、日中に走っていたことからインナーなしの単体で使用。手汗を掻きやすい体質なのですが、裏地がポリエステルであるためかグローブの中は不快に湿ることはありませんでした。さらに夕方から気温が下がっても、汗冷えして指先が凍えるようなことはなく、適切な気温の範囲内で使う分には汗冷えとは無縁でした。
個人の感想ではありますが、このグローブで対応可能な範囲は、単体で10℃前後、インナー併用で5℃くらいまでではないかと思われます。
ハンドル操作性
合成皮革のグリップ性が良く、ハンドルをしっかりと掴めます。インナーグローブを重ねた状態でも指はよく動きますし、変速やブレーキングに関しても、このグローブが影響することなく普段通りにライドができました。
タッチパネル対応
細かな操作までは難しいですが、ボタンの押下、スライドなどの簡単な操作は可能です。同社のジオラインL.Wグローブに比べるとスムーズに操作ができる印象がありました。
まとめ
防風効果も高く、インナーグローブを上手く組み合わせることで5~15℃くらいまでなら十分に対応できます。この気温幅に対応するグローブの選定は難しく、これまで満足の行く薄手の秋冬グローブに巡り合わなかったのですが、このグローブはヘビーユースしていきたいと思います。
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